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『ステップ』は、2020年7月に公開された日本の映画作品。原作は重松清の同名小説で、2012年に文庫化された作品が今回映画化された。『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』『虹色デイズ』で知られる飯塚健が監督、脚本、編集を務める。
主演は、これまで数々のヒット作で主演を務めてきた、人気俳優の山田孝之。ほかにも広末涼子、川栄李奈、角田晃広(東京03)、余貴美子、國村隼といった実力派俳優が共演する。
結婚3年目の妻・朋子に先立たれた武田健一(山田孝之)。トップセールスマンとしてのプライドを捨て、時短勤務できる総務部に異動し、娘の美紀(中野翠咲)と2人だけの生活をスタートさせる。今まで子育てや家事は朋子に任せっきりだった健一にとって、仕事をしながら2歳半の娘を育てることは何もかも想定外で落ち込む毎日…。
しかし義理の両親・明(國村隼)と美千代(余貴美子)が、美紀を引き取るという提案を断り、娘の美紀を男手ひとつで育てる決意を固めていた。それは天国から見守ってくれているであろう妻と、一緒に幸せな家庭を築いていきたいという彼の強い想いがあってのことだった。
それから10年。さまざまなことがありながらも美紀(田中里念)が立派に成長し、それを噛みしめる健一。そんな彼らに、健一と美紀を見守ってくれていた義父が倒れたとの連絡が入る。これは、妻が残してくれた「大切な絆」の物語。
今作の主人公。最愛の妻・朋子と愛娘・美紀と3人で幸せに暮らしていたが、妻が急逝しシングルファーザーとなる。トップセールスマンとして活躍していた営業部から、時短勤務できる総務部に異動し、美紀を育てるために奔走する。妻を亡くした心の傷から、協力的な亡き妻の両親に壁を作ってしまっていたが…。
健一の愛娘。2歳半のときに母親の朋子が急逝し、健一と2人の生活がスタートする。不器用ながらも男手一つで美紀を育てる健一の苦労の甲斐もあって、聡明で優しい子に成長した。健一の幸せを願っており、健一が奈々恵を紹介した際には、奈々恵に気を使いながら受け入れた。
健一の亡き妻の父親。美紀を1人で育てると決意した健一のことを、温かく見守る。孫娘である美紀のことはもちろん、健一のことも自分の息子のように大切に想っており、奈々恵との再婚も後押しした。
健一の亡き妻の母親。夫の明とともに、健一と美紀のことを常に考え、優しく見守っている。
健一の亡き妻の兄。義両親と一緒で健一と美紀のことを心配しており、一緒に遊んだりと気にかけている。
良彦の妻であり、健一にとっての義兄嫁にあたる。義両親・良彦とともに、健一と美紀のことを気にかける。
健一の同僚。営業部に復帰した健一と、新規プロジェクトで一緒になる。過去に息子を事故で亡くしており、そのことがきっかけで離婚をした経験を持つ。
美紀が通っていた保育園の先生。母親を亡くしてしまった美紀の心に寄り添い、優しく接する。
健一の行きつけのカフェで働く店員。亡くなった妻・朋子に似ており、健一からの頼みで美紀と一緒に遊んだ。
映画『ステップ』では、若くして妻に先立たれた父親と娘の、保育園から小学校卒業までの10年間の軌跡が描かれています。最愛の妻が急逝してしまった健一に、悲しみに暮れる余裕はありません。なぜなら、2歳半の娘がいるからです。
娘を育てていくためには働かなければならないし、子育ても家事も、すべて自分でしなければなりません。娘のために時短勤務できる部署に異動したものの、それでも定時に帰るのは気が引けるし、保育園からの突然の呼び出しもあります。
そんな大変な状況に奮闘した甲斐あってか、娘の美紀は健やかに成長していきます。子どもを育てるのは、こんなにも大変なんだと感じることができる作品です。
映画『ステップ』で一番注目していただきたいのは、出演者の演技力の高さです。実力派俳優が多く出演しており、その素晴らしい演技を遺憾なく発揮しています。
主演の山田孝之や相手役の広末涼子、美紀役を演じる田中里念の演技ももちろん良いのですが、特に素晴らしい演技をしているのは、義理の父親・村松明を演じる國村隼です。『アウトレイジ』や『シン・ゴジラ』といった作品に出演している國村隼ですが、今回の役はまさにはまり役です。
孫娘のことだけでなく、その父親である健一のことも心配している、義理の父親を見事に演じています。明の存在が、物語のラストに大きく関係していくのでぜひご注目ください!
映画『ステップ』は、主題歌もとても素晴らしい曲となっています。シンガーソングライターの秦基博が、今作のために「在る」というバラードナンバーを書き下ろしました。
大切な人や自分が“存在する”ということを考えさせられる、切ない1曲になっています。「今はそこにはいないけれども、僕のなかに君は“在る”」というメッセージが込められた歌詞は、まさに健一の気持ちとリンクしています。
亡くなった母親の分まで、一緒に子育てをしていこうという健一の決意が感じられて、映画を観た後にこの曲を聴くと、歌詞のひとつひとつが心に響いてきます。
『窮鼠はチーズの夢を見る』は、『世界の中心で愛を叫ぶ』や『GO』『劇場』といった、名だたる映画作品を手がけた行定勲監督による「胸が苦しくなるほどの忘れられない恋の物語」。2020年9月11日に公開された。原作は『失恋ショコラティエ』などでも知られる、水城せとなの同名漫画。広告代理店に勤めるサラリーマン・大伴恭一(大倉忠義)と、浮気調査員として働く今ヶ瀬渉(成田凌)のラブストーリーが描かれる。恋愛に受け身で常に優柔不断の恭一は、女性から関係を迫られるとすぐに応じてしまう。恭一は既婚者だったが、不倫を繰り返してきたのだ。恭一の妻・知佳子(咲妃みゆ)から浮気調査の依頼を受けた、浮気調査員の今ヶ瀬。大学卒業以来、会うことがなかった2人。不倫の事実を隠す条件の代わりに、「カラダと引きかえにしないか」と今ヶ瀬は恭一に詰め寄る。最初は拒絶していた恭一だったが、大学のころから好きだったという一途な思いに、恭一自身の気持ちも変わっていく。しかし恭一の元カノ・夏生(さとうほなみ)の存在により、恭一と今ヶ瀬の関係に変化が起こる…。
空前絶後の大ヒットを記録した『君の名は。』から3年。世界的に注目されるアニメーション監督・新海誠の最新作がいよいよ公開!東京にやってきた家出少年と不思議な能力を持つ少女。ふたりが運命に左右されながらも自らの生き方を“選択”していく、美しくも儚いラブストーリーに全世界が圧倒される! 離島に住む男子高校生・帆高は、ある思いを抱いて家出同然で上京してきた。しかし、すぐに生活は苦しくなり…孤独の果てに見つけたのは、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。なかなか思うようにいかない…帆高の心を表すかのように降り注ぐ雨。そんな憂鬱な日々が続くある日、帆高はひとりの少女と出会う。とても明るい性格で、弟と暮らしているという陽菜。彼女には、ある特殊な能力が備わっていたのだった…! 帆高と陽菜、ふたりだけが知る、“世界の秘密”についての物語がいま、幕を開ける。
「逃げちゃダメだ!」など数多くの名ゼリフを生んで社会現象となったテレビアニメシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』。物議を醸した第弐拾五話と最終話の第弐拾六話をリメイクし、完全新作を制作。庵野秀明が総監督を務め、劇場版完結編として上映した作品。第12回日本アカデミー賞話題賞を受賞した。特務機関NERVと決裂した秘密結社ゼーレは、戦略自衛隊による攻撃をNERV本部に仕掛けた。ここから使徒ではなくヒト同志の戦いに移行していく。サードインパクトをヒトの手で発動させようと仕掛けるゼーレ、アダムとリリスの融合で人類の補完を遂行させようとする碇ゲンドウ、それを阻止しようとする葛城ミサト達の戦い。綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレーそして、フィフスチルドレンとして登場した渚カヲル。彼らとの出会いや裏切りを経験し、碇シンジは何を望み、何を願うのか。
2018年にフジテレビ系列で放送された、人気ドラマ『コンフィデンスマンJP』の映画化第2弾。おなじみのダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)はもちろんのこと、ドラマにゲスト出演していたキャラクター達も勢ぞろい。脚本はドラマ、映画第1弾『コンフィデンスマンJP ロマンス編』と同じく古沢良太。監督はドラマでも演出を担当し、第1弾も監督した田中亮。2020年7月23日公開。世界有数の富豪であるレイモンド・フウ(北大路欣也)が亡くなった。残された遺言により、莫大な遺産の相続人、そしてフウ家の当主には、レイモンドが最後に愛した女性との子どもであるミシェル・フウが指名されたが、レイモンドの3人の子ども達、そして執事のトニー・ティン(柴田恭兵)の誰もミシェルの存在を知らなかった。このお家騒動を知ったダー子は、街で助けた少女コックリをミシェルに仕立て上げ、フウ家に潜り込むことを計画。巧みな工作でトニーにコックリを本物のミシェルと認めさせ、フウ家への潜入に成功したダー子たち。ランカウイでおこなわれるフウ家のパーティで、コックリ扮するミシェルがフウ家の当主となる発表がされることになったが、そのパーティには多数の詐欺師、そしてダー子たちの宿敵も現れて、絶体絶命のピンチに。果たして、ダー子たちはシリーズ史上最大のオサカナを無事にゲットできるのか!?
小さい頃から、他の人には見えない妖(あやかし)を目に映すことができた夏目貴志。亡き祖母レイコが勝負をしかけ、負かした妖に名前を書かせた契約書の束「友人帳」を継いで以来、自称用心棒・ニャンコ先生とともに、妖たちに名を返す日々――人と妖の間で忙しい毎日を送る夏目は、偶然昔の同級生・結城と再会したことで、妖にまつわる苦い記憶を思い出す。そんな頃、夏目は、名前を返した妖の記憶に出てきた女性・津村容莉枝と知り合う。レイコのことを知る彼女は、いまは一人息子の椋雄とともに穏やかに暮らしていた。彼らとの交流に心が和む夏目。だが、親子の住む町には謎の妖が潜んでいるらしかった。そのことを調べに行った帰り、ニャンコ先生の体についてきた“妖の種”が、藤原家の庭先で、一夜のうちに木となって実をつける。どことなく自分に似た形のその実を食べてしまったニャンコ先生が、なんと3つに分裂してしまう――!?(C)緑川ゆき・白泉社/夏目友人帳プロジェクト
『ジョゼと虎と魚たち』は2003年に公開された実写映画で、原作は田辺聖子の同名小説。監督は『メゾン・ド・ヒミコ』『のぼうの城』『眉山』『黄泉がえり』など、数々のヒット作を手がけた犬童一心。第27回モントリオール世界映画祭、第39回シカゴ国際映画祭、第16回東京国際映画祭などに正式出品。第46回ブルーリボン賞を受賞したほか、恒夫を演じた妻夫木聡氏は第77回キネマ旬報の最優秀主演男優賞を受賞。2020年には劇場アニメ化が公開予定で、韓国でも映画がリメイクされた。主題歌のくるりによる「ハイウェイ」も人気で、2019年には映画公開から16年にしてLP版も発売した、音楽も秀逸な作品。足の不自由な女の子・ジョゼと大学生・恒夫のラブストーリー。これは純愛なのか?足が悪く、幼少期は児童福祉施設で暮らしていたくみ子、愛称はジョゼ。ジョゼのおいしい手料理を食べたことがきっかけで、女性にちょっとだらしない恒夫との純愛がはじまる。読書家でフランソワーズ・サガンが好きなジョゼと、大学生で雀荘でアルバイトをしながらセフレがいて、性に奔放な生活を送っている恒夫。麻雀屋の客たちが不気味だと噂する、大きな乳母車を押す老婆に興味を持っていたところ、足の不自由なジョゼと出会った。ふたりの恋愛のゆくえは…?
累計発行部数が3000万部を超えた人気漫画『黒子のバスケ』の原作者・藤巻忠俊氏が描いた続編をアニメ映画化。 かつて無敗を誇った名門、帝光中学校バスケ部。10年に1人といわれる逸材が奇跡的に5人揃った世代は「キセキの世代」と呼ばれ、伝説のように語られていた。 そんな「キセキの世代」とともに戦い「幻のシックスマン」と呼ばれていた黒子テツヤは誠凛高校に入学し、アメリカからの帰国子女である火神大我と出会う。 黒子は「光」である火神の「影」として戦い、かつての「キセキの世代」たちを倒し全国大会で優勝を果たす。 その翌年、アメリカからストリートバスケのチームJabberwock(ジャバウォック)が招待され、日本のチームと親善試合をすることになった。しかしJabberwockはその圧倒的な力で日本チームをねじ伏せ、日本のバスケのレベルの低さを嘲笑う。 リベンジを果たすため、黒子や火神そしてかつては敵だった「キセキの世代」たちが集結し、ドリームチームを結成。彼らは強敵に立ち向かうのだった。
『ミッドナイトスワン』は、2020年9月25日公開された日本映画。監督は内田英治で、監督自身が脚本や小説『ミッドナイトスワン』を執筆した。世界初の最長925秒の予告編が、話題になった作品でもある。2020年10月末で、興行収入5億円を突破。音楽は、渋谷慶一郎が書き下ろした曲を再構成している。そのほか映画内では、バレエピアニストの蛭崎あゆみの曲を起用しているほか、チャイコフスキーの有名バレエ音楽「白鳥の湖」も使われている。一果役は、今作が女優デビュー作で、4歳からバレエ経験のある服部樹咲が務めた。ふるさとの広島を離れ、東京の新宿でトランスジェンダーとして生きる凪沙(草彅剛)。親にカミングアウトをしていないため、電話では男の声で受け答えをしている。そんな凪沙のもとに、親戚の女子中学生・一果(服部樹咲)がやってくる。一果は母親の桜田早織(水川あさみ)から虐待されていたため、最初は心を閉ざしていた。しかし凪沙との生活が始まり、近所のバレエ教室に通い始めたことによって、バレエに興味を持つようになっていく。凪沙も一果のことを実の娘のように思い、バレエ教室の月謝を払う。バレエが上手になり、ライバルのりん(上野鈴華)もできた一果だが…。凪沙の貯金も少なくなり、タイで性転換手術をするものの、凪沙の体調も悪くなってしまう。