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出典:amazon

2017/03/23
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早実の清宮幸太郎など野手に好選手が揃う! 甲子園に春を運ぶ選抜高校野球の見所①

甲子園に春を運ぶ第89回選抜高校野球大会が3月19日から12日間の日程で開催されます。今年は一昨年にフィーバーを巻き起こした早稲田実業の清宮幸太郎など野手に好選手が揃うことでも話題です。そして、1回戦から早稲田実業は夏の甲子園で優勝経験のある強豪の明徳義塾と対戦するなど、好カードが目白押しで高校野球ファンのボルテージも上がっています。

目次

夏の甲子園と春の選抜高校野球の違い①

高校球児にとって夢の舞台である甲子園ですが、春に開催される”選抜高校野球”の名前で知られる「選抜高等学校野球大会」と、夏に開催される”夏の甲子園”の「全国高等学校野球選手権大会」の2つの大きな大会があります。

この2つの大会の違いは、”夏の甲子園”は全国47都道府県で開催される負けたら終わりのトーナメントを争います。

各都道府県大会のチャンピオン、合計49チームが”夏の甲子園”に出場します(北海道は北北海道と南北海道、東京は西東京と東東京の2チームが出場)。

このように”夏の甲子園”では1度も負けることなしに都道府県代表チームは甲子園にやってきます。

一方で、”選抜高校野球”では、まずは秋に都道府県大会を戦います。
そして、各都道府県の上位チームが集う地区大会を争って、その地区大会の結果をもとに出場校を選びます。

このように、”春の甲子園”は都道府県大会や地区大会で負けたチームも甲子園に出場することが可能で、1回でも負けたら終わりの”夏の甲子園”とは異なります。

夏の甲子園と春の選抜高校野球の違い②

また、”夏の甲子園”は各都道府県大会が開催されて代表が決まってから、すぐに全国大会へと突入していきます。

しかし選抜高校野球”は、秋の都道府県大会・地区大会の後に、冬の間、時間が空きます。

2年生はもちろんのこと、特に1年生は夏から秋にかけての実戦で高校野球に慣れ、冬の間に力を蓄えて成長します。
秋に力を出せなかったチームも、冬を越えてチーム力を高めているため、必ずしも秋の結果が反映されると限らない魅力があります。

ちなみに、2017年”春の甲子園”東日本の代表は、北海道から1校、東北から2校、関東からは4校、東京からは2校、東海から2校、北信越から2校選出されています。
一方で西日本の代表は近畿から7校、中国からは3校、四国から2校、九州から4校です。

そうして選ばれた代表校に21世紀枠の3校を加えた合計32チームで”選抜高校野球”は優勝が争われます。

代表枠が32チームということもあり、”夏の甲子園”と異なり、”選抜高校野球”では代表を1チームも甲子園に送り込めない都道府県もあります。

”春の選抜高校野球”特有の21世紀枠

”選抜高校野球”の代表選考で特徴的なのが、21世紀枠の存在です。

これは、その名の通り21世紀に入った2001年の第73大会から、高校野球の改革の一つとして導入されたものです。
部員不足などの困難を克服して頑張る高校や、文武両道を実践して他校の模範となる高校などを、通常の代表とは別枠で”選抜高校野球”に出場させるものです。
ただし、一定以上の力をもつチームを選ぶために「秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上」という基準はあります。

そんな21世紀枠から今年は、岩手県の不来方(こずかた)高校、岐阜県の多治見高校、高知県の中村高校の3チームが”選抜高校野球”に出場します。

その中でも特に話題なのが、部員10名で甲子園にのぞむ不来方高校です。
野球は9人で行うのですが、10人ということは2人選手が怪我をすると試合ができません。

そうしたハンデを乗り越えて”選抜高校野球”に挑むこともあり、このチームは注目を集めています。

選抜高校野球の優勝の行方①

今年の”選抜高校野球”の優勝候補筆頭は、秋の近畿地区大会で優勝、そして、各地区大会のチャンピオンが集まった”明治神宮大会”覇者・大阪の履正社高校です。

このチームは、昨年、エース・寺島成輝(現ヤクルト)らを擁しており、”夏の甲子園”でも優勝候補に挙げられていました。
そして、今年の履正社はプロ注目の強打者3番安田尚憲(3年)、4番若林 将平(3年)、5番筒井太成(2年)と続く打線が強力なのが特徴です。

チームの中心としては安田・若林がいますが、下位の打者にも長打力があり、どこからでも点が取れる魅力があります。
また、投手陣も優秀で、最速145キロの球速を誇るエースの竹田祐を軸に、複数の投手がいるため層が厚く、戦力が充実しています。

今年の履正社は投打に軸となる選手がいるだけでなく、選手層も厚く、バランスが取れた好チームであり、優勝候補の筆頭と言えます。

選抜高校野球の優勝の行方②

そんな履正社のライバルとしては、東京代表の早稲田実業と日大三高も注目です。

明治神宮大会の準優勝の早稲田実業は、決勝では履正社に11対6で敗れましたが、プロ注目の打者・清宮幸太郎(3年)、野村大樹(2年)と続く中軸打線は迫力満点です。

ただし、投手陣は強力な打線と比べると、一人で9回まで抑えきれるようなプロ注目の選手こそいませんが、複数の投手を継投して勝ち上がるのが、今年の早稲田実業のスタイルです。

そして、早稲田実業に秋の東京都大会で敗れましたが、日大三高もエースの左腕・好投手の櫻井周斗と、強打者の金成麗生(かなりれお)という投打の軸が揃う好チームです。

そして近畿からは、侍ジャパンでも活躍する中田翔など、好選手を次々に排出し、近年の高校野球をリードしている大阪桐蔭も優勝を狙うチームです。

特に今年の大阪桐蔭は、投手・打者の二刀流選手としても注目の根尾昂(ねおあきら)をはじめ、2年生に好選手が多く、冬を越えて、今まで以上に力を発揮してくるのが楽しみと言えます。

選抜高校野球の優勝の行方③

また、昨年度の”選抜高校野球”のチャンピオン・奈良の智弁学園も、昨年の甲子園でホームランを放った太田英毅、福元悠真という強打者を擁する強豪です。

そして、九州地区大会のチャンピオン・福岡大大濠
は安定感抜群のエース・三浦銀二と、プロ注目の捕手・古賀悠斗というバッテリーの能力が高く、2人が中心となり、優勝を狙います。

その他にも、昨年の”夏の甲子園”チャンピオンで関東地区大会覇者の栃木・作新学園、四国地区大会覇者の高知・明徳義塾、秋の東北地区大会覇者の宮城・東北などのチームもまた、優勝候補と言えます。

参考元

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