面白さが止まらない！キングダムのストーリー考察②【王弟の反乱鎮圧と初出兵】

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政、信らと、楊端和ら山の民一行は、王都への帰還、そして王弟の反乱鎮圧を狙います。王弟の反乱は政と王弟の直接対決により鎮圧を迎えることになり、これを機に、王弟や王弟側についていた側近たちは幽閉されることになります。政は、秦の王としての基盤を築くことに成功し、信は平民の身分を与えられ出兵への足掛かりを築くことになります。

王都咸陽への帰還
王弟との対峙
王弟の反乱鎮圧
信の初出兵

王都咸陽への帰還

政、信らと、楊端和ら山の民一行は、王都への帰還、そして王弟の反乱鎮圧を狙います。

作戦としては、一行が山の民に扮して、王弟に協力するために咸陽に訪れたことを偽装します。

政ら一行は王弟に比べて勢力は弱いものの、王弟にとってまだ警戒が必要であり、また他国の脅威もありました。そんな事情から、圧倒的な強さを誇る山の民一行を咸陽の城内に招き入れます。

咸陽は幾重にも城門が張り巡らされている構造となっており、正面から突破しようとすると、王弟勢力の中心に到達するのは困難を極めます。

それに対して、この作戦では、無傷で城門を突破し、咸陽の中枢に到達できるという利点がありました。

ただ、王弟勢力のなかには、李斯などの鋭い者もあり、この山の民の入城を警戒し、王弟の居住区に直通する地下路に大部隊を配置するなどの対応をとりました。

山の民らの一行のうち、信をはじめとした一部は、この地下路を通り王弟を狙い討つ計画を画策していました。

王弟との対峙

王弟たちの居住区に直接乗り込まんと地下路を進む信たちの前に、李斯が配置した最強の暗殺者が立ちはだかります。

圧倒的武力を誇る山の民ですら、簡単に倒してしまう暗殺者に対して、一向は大苦戦を強いられます。

信も深手を追い、意識が朦朧とします。敗北が濃厚かと思われた中、漂や政の強い想いに揺り動かされるように、信は少年とは思えない力を発揮し、傷ひとつつけるのに苦労した暗殺者を倒すことに成功します。

勢いそのままに、信達は王弟の居住区にたどり着きます。

絶対の信頼を置いていた地下路の警備を抜かれ、打つ手がないように思われた王弟ですが、秘密兵器とも呼べる戦力を隠し持っていました。

それが、王弟がペットとして飼っている大男のランカイです。ランカイは言葉も分からない獣のような存在で、常人の10倍はあるともされる巨人でもあります。

当初は、その巨大さから苦戦を強いられますが、山の民の精鋭であるバジオウの活躍や、信の最後の一撃もあり、ランカイは倒れます。

もはや、王弟を守るものがなくなり、王弟は自ら戦おうとします。

王弟の反乱鎮圧

しかし、戦いに不慣れであり、いつも守られてきた王弟はあっさりと逃げ出します。

地下路から、王宮の外へと助けを求めに出た王弟は、そこで政と対峙します。政と王弟がその剣を直接交えたのです。

王弟の護衛についていた周りの兵士は状況が呑み込めないまま、事の結末を見守ります。

これまで死線を潜り抜け、また王としての決意や覚悟のある政と、権力にものを言わせることだけをしてきた王弟との決着はあっという間につきました。

これにより、王弟の反乱は政の勝利によって終わりを迎えることになりました。

これを機に、王弟や王弟側についていた側近たちは幽閉されることになりました。政は、秦の王としての基盤を築くことに成功しました。

信の初出兵

この一連の反乱鎮圧の功績から、これまで奴隷であった信は平民の身分を得て、家や土地を与えられました。

そこで、行動を共にした河了貂と共に暮らすことになりました。(実は河了貂は女の子であるが、鈍感な信はしばらく気づきませんでした)

平民となった信は、正式に兵として秦国軍に参加できることになり、反乱から三ヵ月後の魏国軍との闘いから歩兵として参加することになるのです。

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