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Mission.1 潜入者たち Infiltrators

ウエストブロックの諜報組織<ゼロゼロ機関>のサイボーグスパイ〜コードネーム009-1ことミレーヌ･ホフマンは､イーストブロックの老科学者･Dr.ソユーズの行方を追っていた｡Dr.ソユーズは､近年発見された新元素から凄まじいエネルギーを生み出す理論を発見していたのだ｡もしそれがイーストの手によって兵器に転用されれば､両ブロック間の軍事バランスは大きく崩れ､情勢は更に緊張を高める事となる｡ミレーヌは核廃絶条約の調印式までに､イーストに軟禁されているというソユーズを奪還すべく､仲間と共にイーストへと潜入する｡

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  ：24分

Mission.2 聖夜 Holy night

ミレーヌは､ゼロゼロ機関の同僚を殺した被疑者を､対超能力者スナイパーチームと共に追っていた｡その殺し方の異常な手口から､被疑者がミュータント(=超能力者)であるという事が断定されたのだ｡ ウエストブロックの<遺伝変種絶滅法>では､ミュータントを卑しきものとして封じ込め､イーストでは､彼らの力を軍事利用するための研究が続けられていた｡<遺伝変種絶滅法>にのっとり､被疑者を抹殺しようとするスナイパーチーム｡だが､皆一様に意識をのっとられ､次々に倒れてしまう｡

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  ：24分

Mission.3 ハードボイルド Hard boiled

殺しの哲学ともいうべき自分のポリシーをかたくなに守り､それを遂行する事に美学を感じる男エッグ｡彼はイーストブロックに所属する腕利きのスパイであり､これまでにウエストのスパイ4人がその銃弾に倒れていた｡エッグの始末を任されたミレーヌは､孤島のリゾート地にエッグを誘い込み彼と対峙する｡｢夜は標的を狙わない｣というエッグのポリシーによって､朝は狙い狙われ､そして夜は食事を共にするという2人の奇妙な関係が始まる｡

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  ：24分

Mission.4 古城よりの招待状 Invitation from an old castle

ウエストブロックが誇る人工知能研究の権威､Dr.サトナカが何者かによって拉致された｡その後ファントムと名乗る男からゼロゼロ機関に1通の招待状が届く｡そこには､Dr.サトナカについて重要な話があるいう内容と､ドイツのとある古城の場所が記されていた｡古城に招かれたのはミレーヌの他に､ウエストのスパイが2人､そして何故かイーストのスパイも3人招かれていた｡

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  ：24分

Mission.5 黄金の女 Woman of gold

つかの間の休日を与えられたミレーヌは､1人バカンスでイタリアに来ていた｡観光を終え次の行き先を考えていると､路上で見知らぬ女性と遭遇｡トレビまで乗せて行ってくれないかと頼まれるのだが､その時､突然2人は黒い車に襲われてしまう｡どうやら彼女はその車に追われているらしいのだ｡既に旅に飽きていたミレーヌは､僅かな好奇心とともに､彼女を乗せて逃避行に付き合うことに｡

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  ：24分

Mission.6 ポップ POP

遺伝変種絶滅法により超能力者の弾圧が続くウエストブロック｡その一方､イーストブロックでは､超能力研究施設内で､ある試薬を使った凄惨な研究が行われていた｡そんな中､ウエストブロックの老スパイ･Mr.アイアンハートは､イーストブロックのDrグリーンが開発した試薬研究情報奪取の命を受けたまま行方を眩ましてしまった｡ミレーヌは彼の行方を追い､試薬を入手するというミッションを与えられる｡アイアンハートは､ミレーヌにとって師とも言える存在である｡しかし､彼が試薬とその情報を持ち､それらの提供を拒むのであれば､ミレーヌは彼を始末しなければならなかった｡

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  ：24分

Mission.7 港 Port

ミレーヌがミッションを受けて向かったのは､ある軍港｡その港の片隅に棄てられた小屋に､ビリーという少年が祖父と2人きりで住んでいた｡ビリーと知り合いになり､彼の家へ行くミレーヌ｡ビリーに両親は無く､たった1人の肉親である祖父は酒びたりの毎日だった｡そんなビリーが子供に戻れる唯一の瞬間は､メアリーという母親代わりの女性と会う事であった｡ミレーヌがこの港に来たミッションと､ビリー､メアリーの関係とは?

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  ：24分

Mission.8 昨日の暦 Calendar of the Past

かつて､幼いミレーヌは弟のポール､そして優しい両親と共に幸せな日々を過ごしていた｡しかし紛争によって､幸せな家庭は無惨にも引き裂かれることになる｡ただ1人取り残されたミレーヌは､ネルソンと名乗るウエストブロックのスパイに助けられた｡ イーストの追手が迫る中､ネルソンはミレーヌを連れウエストを目指す｡道中でネルソンはミレーヌに説く｡｢スパイにだけはなるな｣と｡しかし､ミレーヌはネルソンと同じ道をたどることとなる｡

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  ：24分

Mission.9 復讐 Revenge

ミッションで傷を負ったミレーヌは､休暇を兼ねた1カ月の入院と調整を余儀なくされる｡そして退院の日､帰路の途中で車が故障してしまい､通りかかったカウチ･ノーマン一家の車に同乗させてもらう事となる｡ノーマンの一家はミレーヌが目指していた街と同じ場所を目指しており､そこに住む兄･デクスターを訪ねる途中だと言う｡ごく普通のありふれた一家であったが､次第にノーマンは心より尊敬する兄のことをとくとくと語り始める｡ノーマンの兄への思い入れに､尋常でないものをミレーヌは感じる｡

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  ：24分

Mission.10 逆爆発 Reverse-explosion

冷戦下の東西において､その中立施設であるルナポート｡そこで､突然地震の様な激しい振動が起こった｡ルナポートがある場所･･･月の丁度裏側で､大規模な核爆発が起きたのだ｡爆心は核廃絶条約が締結される前､月の地質調査の名目で両陣営が配備し､その後凍結されていたものだが､その爆発原因は全く不明だった｡ミレーヌは研究の情報収集のため､スタッフとして施設に潜入し､Drグリーンの下についていた｡数日後､ウエストブロックA国大統領とイーストブロックB国首相の元に､月の核爆発事件の主犯らしき人物より犯行声明が届けられる｡

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  ：24分

Mission.11 脱出 Exodus

犯行声明の文面が｢超能力者の解放｣に言及されていた事から､イーストの首相はDr.グリーンの研究施設へ攻撃を仕掛けた｡主犯格に関わる最も黒に近い存在であったため､イーストブロックは主犯が超能力者の中にいると判断｡施設ごとこれを葬ろうとしたのだ｡ミレーヌはDr.グリーンの指示に従い､火の海に包まれる施設を無事脱出する｡脱出の手引きをしたのは､グリーンと親交深いと思われる男･ネルコフスキー｡倒しても倒してもきりがないほどの兵士の物量に､ミレーヌはおとりとなってDr.グリーンと脱出者の乗るヘリを飛ばす｡

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  ：24分

Mission.12 夜明け Daybreak

ミレーヌはDr.グリーンを追ってルナシャトルに搭乗｡月に向かうのだが､その機中でイーストのスパイに襲われてしまう｡スパイを倒し月に到着したミレーヌは､Dr.グリーンの手がかりを追いはじめる｡Dr.グリーンの目的は?果たして｢逆爆発｣の首謀者は? 戦いに翻ろうされた人々の人生が､集約して行く･･･｡

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  ：24分