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ドラマ『桜蘭高校ホスト部』は、2011年7月からTBS系列で放送された学園物語である。日本有数の超お金持ち高校に入学した庶民が、暇を持て余した美男子たちが集う「ホスト部」にあるきっかけで入部する。原作は葉鳥ビスコによる同名漫画。累計発行部数は、1,300万部を突破している。さまざまな系統のイケメンと、庶民である主人公とお金持ちの王子系イケメンとの恋の行方に目が離せない!良家のご子息やご令嬢が通う、超お金持ち高校・私立桜蘭学院。この学校に、特待生で入学した一般庶民の藤岡ハルヒ(川口春奈)は、特待生をキープするために毎日勉強に励んでいた。ある日の放課後、静かに勉強ができる場所を探そうと、南校舎にある第三音楽室へとたどり着くハルヒ。そこには、暇を持て余した美少年たちが女性をもてなす「ホスト部」なる集団がいた。不覚にも校内オークションに出品予定の、高価な花瓶を割ってしまったハルヒ。割ってしまった花瓶の返済のため、須王環(山本裕典)によってホスト部に勧誘されるのだが、女子だと知らないホスト部ではハルヒをめぐってさまざまな波乱が巻き起こる!
『君と世界が終わる日に』は、日本のテレビドラマシリーズ。日本テレビとHuluの共同制作となっており、「Season1」が2021年1月17日から日本テレビ系列日曜ドラマ枠にて放送。続編となる「Season2」が、2021年3月からHuluで配信が開始。主演は絶大な人気を誇る俳優の竹内涼真が、ヒロイン役は同性からの人気も高い女優の中条あやみが務める。ほかにも笠松将、飯豊まりえ、大谷亮平、滝藤賢一といった実力派の俳優陣が出演する。三浦半島の南端にある三浦市。自動車の整備工として働く間宮響(竹内涼真)は、同棲中の恋人・来美(中条あやみ)にプロポーズすることを決意していた。プロポーズの前日、いつものように仕事に向かう響はトンネルの崩落事故に巻き込まれる。閉じ込められた数日後、命からがら脱出した響の目の前には衝撃の光景が広がっていた。人気が消え、“何か”に襲われたように荒廃した街。そんな街でやっと人を見つけるが、それは人間ではない恐ろしい化け物だった!生き血を求めて襲い掛かってくるその化け物からなんとか逃げ出す響だったが、この街はすでにヤツらに占拠され警戒区域として封鎖されているという絶望の事実を知ることとなる。響はこの絶体絶命の窮地から、脱出することはできるのか!? そして響は、来美と再会できるのか!?
TBS日曜劇場で、2021年1月から放送開始のドラマ。ヒロインの刑事とサイコな殺人鬼の魂が入れ替わってしまう、奇想天外なストーリーを描き出すのは、大きな話題を呼んだドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』や名作ドラマ『JIN-仁-』など、数々の作品を手がけてきた脚本家・森下佳子。映画化もされた人気作『ホタルノヒカリ』やNHK大河ドラマ『八重の桜』、『義母と娘のブルース』など、数々の主演ドラマでさまざまな役を演じてきた綾瀬はるかが、今作で初めて刑事役に挑戦する。相手役は、ドラマ『民王』や『カルテット』でいくつもの助演男優賞を受賞し、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で一躍ブレイクした実力派俳優・高橋一生が演じる。見た目はイケメンの敏腕社長だが、心のなかは女性に入れ替わってしまうという複雑な役柄を演じる。正義感が強く、仕事への熱意はあるのだが、そそっかしい性格のため、失敗も多い警視庁捜査第一課の刑事・望月彩子(綾瀬はるか)。ある日、事件現場に急行した彩子は、猟奇的な殺人を匂わせる遺体とは裏腹に、キレイに掃除され、清涼感すら漂う殺人現場に妙な違和感を覚える。同居人の渡辺陸(柄本佑)から、無臭の業務用特殊洗浄剤があることを聞いた彩子は、その洗剤の製造元であるベンチャー企業のコ・アース社に関心を持つのだが…。
テレビ朝日の新たなドラマ枠「オシドラサタデー」の『書けないッ!? ~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』は、2021年1月16日より放送。主演は生田斗真。売れない脚本家・圭佑(生田斗真)のもとに、連続ドラマの仕事がきたけれど進行状況と締め切りが最悪だった!? 個性豊かな登場人物に振り回されながら、圭佑は家事に、連続ドラマ脚本の執筆に奔走する!物語の主人公は、吉丸家の大黒柱として妻や子どもの面倒に専念しながらも、細々とした執筆活動を続けるあまり売れない脚本家・圭佑。妻の奈美(吉瀬美智子)は、「香坂りり子」のペンネームでヒット作を生み出す売れっ子作家。圭佑はそんな妻や子どもの面倒を見ている日々を、何不自由なく暮らしていた。しかしそんなある日圭佑のもとへ、東西テレビのプロデューサー・東海林光夫(北村有起哉)から連続ドラマのメインライター依頼が電話でかかってきたのだ。喜んで仕事を受ける圭佑だったが、現場へ行って仰天。有名ライターが降板した結果のオファーだった上、作品内容やタイトルすら何も決まっていないというらしい。しかも、主演俳優にトップスターの八神隼人(岡田将生)が出演するのだとか。千載一遇のチャンスから、大ピンチとなった圭佑は、プレッシャーに襲われながらも「明日までに、ストーリー案考えてきて」という無茶な依頼に取り掛かる。
プロサッカー選手・長友佑都がアニメキャラに!?日本を代表するプロサッカー選手・長友佑都をモデルにした、ショートアニメ作品。元気いっぱいな少年が、サッカーと出会い、学生時代を経て、日本代表選手になるまでを描く。アニメーション制作は白組。長友選手自身が監修を務めた。幼稚園児のゆうとくん(竹内順子)は、ちょっぴりやんちゃで元気いっぱいな男の子。幼稚園のアイドル・カナちゃん(庄子裕衣)に想いを寄せるものの、そのカナちゃんはサッカー少年のマーくんに夢中。カナちゃんの気を引きたいゆうとくんは、自分もサッカーを始めることにする。ところがいざサッカーを始めてみたゆうとくんは、次第にサッカーの魅力にとりつかれていく。いつしかカナちゃんの注目を浴びようという目的も忘れて、ひたすらサッカーの練習に取り組むようになっていた。そんなゆうとくんの姿を見て、カナちゃんはこっそりとエールを送るのだった。ときが過ぎ、小学生になったゆうとくんは、弟とともにサッカーの練習を重ねていた。しかしセンスのある弟に嫉妬しては、ところかまわず弟と大ゲンカを繰り広げる。これにはコーチもあきれ果てるしかなかった。けれどもさすが兄弟というべきか、ピッチに立つと息もぴったりに協力プレイを繰り広げていた。そんななかゆうとくんのもとに、地元名門チームの入団テストを受けてみないかという誘いが届くのだった…。
アニメ『ホリデイラブ 〜夫婦間恋愛〜』は、2018年8月にアプリ「アニメビーンズ」で配信された恋愛物語である。夫の不倫をきっかけに、ごく普通の幸せな家族の生活が音を立てて崩れていく。かつてない胸騒ぎと感動が押し寄せる、新感覚のラブストーリーとなっている。原作・こやまゆかり、作画・草壁エリザが手掛けた同名漫画が原作で、マンガ雑誌アプリ「マンガボックス」で連載。純平の浮気相手・井筒里奈の声を担当するのは、ドラマでも同役を演じた松本まりか。自宅でネイルサロンを開業している高森杏寿(立石めぐみ)。大手ゼネコンに勤務している夫・純平(やまなか正之)とは仲が良く、幸せな家庭を築いていた。そんなある日、ネイルサロンに訪れた女性客から「夫に満足しているのか」と不躾なことを聞かれる。反論する安寿だったが、スマホに出会い系のアプリを入れられてしまう。数日後、安寿のもとに見知らぬ男性から1本の電話がかかってくる。それはなんと、旦那が不倫をしているという内容だった。この電話をきっかけに、2組の夫婦の歯車があらぬ方向へと回り始めてしまうのであった。
『最響カミズモード!』は、2020年10月9日よりTOKYO MXほかにて放送のテレビアニメ。企画・制作はBN Picturesで、リズムカードバトルゲームを題材とした作品である。主人公の夢幻ダイ(漆山ゆうき)が、石の神・ゴウテツ(新祐樹)を中心とした仲間たちとともに、太鼓を使用したリズムゲームを用いて、神様の争いであるカミズモウ大会で優勝するために戦っていくアニメ。コミカルなキャラクターが多く登場して、必殺技を交えた迫力のリズムバトルが楽しめる。また作品のイメージキャラクターとして、チョコレートプラネットやジョイマンなどのお笑い芸人が起用された。ドラムが好きな小学生・夢幻ダイは、大会に優勝できなかったことからドラムをやめてしまっていた。そのダイの前に突然石の神であるゴウテツが現れ、一緒にカミズモウをしようと頼んできた。ダイは断ろうとするが、ゴウテツは執拗につきまとってくる。その2人の前に、ワルダーク(勝杏里)という名の神が現れカミズモウをすることになってしまう。こうしてダイとゴウテツによる、さまざまなライバルや敵とのカミズモウが始まっていくのだった。
『よりぬき銀魂さん ポロリ篇』は、2020年10月より放送の『銀魂』アニメシリーズ。宇宙人から襲来した天人に敗れた江戸を舞台に、坂田銀時(杉田智和)とその仲間たちの活躍を描いたSFコメディアニメである。物語の合間にコメディネタを交えながら、2017年に放送された『銀魂 ポロリ篇』から選りすぐった作品を放送している。原作漫画は、累計発行部数5,500万部以上の大人気作品。2021年1月には、『銀魂』アニメ化15周年記念作品『銀魂 THE FINAL』も公開された。地球にきた星海坊主(速水奨)は、娘の神楽(釘宮理恵)が男の子からラブレターをもらう場面を目撃してしまう。星海坊主は怒り狂って万事屋を訪ねると、そこに神楽が現れて彼氏ができたと知らされ驚愕する。同じく彼氏ができたことに納得できない銀時と、彼氏のことを聞こうとするが、神楽は明日デートだという。2人は戸惑いながらも神楽の彼氏を迎えようとするが…。
『アクダマドライブ』は、2020年10月から12月まで放送されたオリジナルアニメ。科学は発達しているが歪んだ歴史を持つ世界を舞台に、個性的な犯罪者たちの活躍を描くSFサスペンスアニメである。謎に包まれた不思議な世界観のなか、犯罪者たちの華麗なアクションが魅力の作品になっている。アニメーション制作は、『NARUTO -ナルト-』や『BLEACH』を手掛けたstudioぴえろ。主要キャラクターの1人である医者の声を、『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジ役などで有名な緒方恵美が担当している。空に飛行船が飛び交う、進んだ科学技術を持つ都市・カンサイ。カンサイの住人である一般人(黒沢ともよ)は、たこ焼きのお金を払えなかった罪で捕まってしまい、警察のコウリュウ場に連れていかれてしまった。そこで一般人は、コウリュウ場を襲撃してきた犯罪者・アクダマたちの争いに巻き込まれてしまう。その窮地から逃れるため、自分も詐欺師というアクダマだと主張した一般人。アクダマの仲間になることになり、カンサイを揺るがす大きな事件に巻き込まれていくのだった…。
アニメ『ログ・ホライズン 円卓崩壊』は、2021年1月13日よりNHK Eテレにて放送の異世界ファンタジー作品である。人気オンラインゲームの世界に閉じ込められてしまった現代人が、異世界住民と結託して街に平和と秩序を取り戻していく。橙乃ままれの2番目に書籍化されたファンタジー小説が、もとになっている。アニメは1期が2013年10月、2期が2014年10月に放送されており、今作は第3期目となる。オンラインゲーム『エルダー・テイル』の世界に閉じ込められて約1年。シロエ(寺島拓篤)たち冒険者は、ギルド「ログ・ホライズン」を結成し、さらには攻略に関する知恵を武器に冒険者を集め、自治組織「円卓会議」の立ち上げに成功したのだ。円卓会議の発足により、徐々に平和を取り戻しつつあった。ゲーム内の住民である「大地人」との交流も進み、外交も徐々に活発化した矢先、冒険者の結束の象徴である円卓会議を巡り、新たな危機が訪れるのであった。
ドラマ『でっけぇ風呂場で待ってます』は、2021年1月から日本テレビ系深夜ドラマ枠「シンドラ」で放送のコメディ作品。下町の銭湯を舞台に、個性豊かなお客様によるハプニングを次々と切り抜けていく爽快さが魅力。Kis-My-Ft2の北山宏光と、Sexy Zoneの佐藤勝利のダブル主演。また、今作のドラマの脚本にはシソンヌ・じろう、ハナコ・秋山寛貴、かが屋・賀屋壮也、空気階段・水川かたまりの人気芸人たちが手掛けている。個性的なお客さんがやって来て、ハプニングが巻き起こる!ここは創業150年の歴史を誇る、下町の銭湯「鵬の湯」。古き良き銭湯を先代から譲り受けた第5代目番頭・松見芯(北山宏光)とその後輩・梅ヶ丘龍大(佐藤勝利)は、なんとか銭湯を切り盛りしていた。そんな鵬の湯に足を運ぶお客さんは、クセが強い個性豊かな人ばかり。しかも、次々とハプニングが発生するのだ! クセモノぞろいのお客様たちを相手に、今日も元気に営業中。
ドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』は、2021年1月23日から「土曜ナイトドラマ」枠で放送のヒューマンドラマである。ぬいぐるみや石など、一般的に感情を持たない「モノ」の気持ちがわかる、特殊な感覚を持つ女性。他人との関わりを避けてきた彼女が、広い世界に足を踏み出しさまざまな経験を積み重ねていく。主演には、ドラマ『美食探偵 明智五郎』や『妖怪シェアハウス』など、数々のヒロイン役を務めてきた若手人気女優・小芝風花が抜擢。さまざまなヒューマンドラマを手掛けてきた脚本家・橋部敦子との初タッグで、見る人を感動の渦へと巻きこむ作品となっている。これは、ある不思議な感覚を持ち合わせる女性と、その家族の物語である。一見、普通の女性である清水萌子美(小芝風花)。実は、ぬいぐるみや石など感情を持たないものの気持ちがわかるという、繊細な感覚を持ち合わせているのだ。この感覚は幼少期のころからあったが、周りからは理解されず問題児だと思われてきた。周囲との関わりを持たず、狭い世界に閉じこもっていた萌子美であったが、あるきっかけで広い世界へと足を踏み出すことに…!
ドラマ『ドリームチーム』は、2021年1月22日から放送のヒューマンドラマである。高校時代、バスケ部のキャプテンとして熱き青春時代を過ごしてきた3人の女性。人生のどん底にいる彼女たちが、かつてのバスケ部の恩師の言葉により、逆境を乗り越えていく青春ドキュメンタリーとなっている。主演には、実力派女優として名高い山口紗弥加が抜擢され、そのほかに財前直見や桜庭ななみらが出演。高校バスケ部の恩師・安東勝仁(伊武雅刀)とのお別れ会に集まった、元女子バスケ部員たち。なかでも一際不幸なオーラを放っているのが、歴代のキャプテンである榎木香菜(山口紗弥加)、鶴賀優子(財前直見)、三代澤茜(桜庭ななみ)である。彼女たちは、別々のトラブルに見舞われており、口をそろえて「自分のピークは高校時代だった」とこぼした。そんな彼女たちを見た恩師の妻・佳恵(余貴美子)は、香菜たちに「バスケ部の寮に住まないか?」と提案。どん底の人生を歩んでいた3人が、恩師の「最後まで攻めろ」という言葉を後押しに這い上がっていく。
ドラマ『その女、ジルバ』は、2021年1月9日より「オトナの土ドラ」枠で放送のヒューマンドラマである。どこにでもいる40歳の女性が、ひょんなことから超高齢熟女バーの世界へ飛び込むという、ポジティブな気持ちになれる作品となっている。主演には、ドラマ『ほんまもん』や『風林火山』などに出演した池脇千鶴が抜擢された。約9年ぶりの連ドラ主演となるが、主人公の新米ホステスと伝説のママの2役を華麗に演じ、「完璧な役作りに感動した」など絶賛の声が上がっている。きらびやかなアパレル業界で、販売員として働いていた笛吹新(池脇千鶴)。結婚間近で絶頂期を迎えていた新であったが、婚約者に裏切られ、さらにはリストラで倉庫勤務に回され、一気にお先真っ暗に。しかも、その日は自分の40歳の誕生日。その上、職場の倉庫部門の新任課長として婚約破棄をした男・前園真琴(山崎樹範)が目の前に現れる。世界一会いたくない男と、この先毎日顔を合わせなければいけない地獄から逃げ出したかった新。そんなとき、偶然にも「ホステス求む! 40歳以上」の張り紙を目にするのであった。
『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』は、テレビ東京とTBSスパークルの共同制作によるテレビドラマシリーズの第3シリーズ。テレビ東京の深夜ドラマ・ドラマ24枠で2021年1月から放送開始された。日本の映画やドラマなど、エンタメ界に欠かせない名脇役の俳優陣が本人役で出演した人気シリーズだ。田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一の4人のほかにも、超豪華な俳優陣が本人役で数多く出演する。あの名脇役たちが、金曜日深夜に帰ってくる! 今回の彼らの舞台は、撮影所・バイプレウッド。ここで撮影が進められている7チャンの刑事ドラマ「チーム7」には、濱田岳、柄本時生、志田未来、杉野遥亮、勝村政信、渡辺いっけい、近藤芳正、西村まさ彦が出演していた。ところが、急に主演が突然降板をして!? これをきっかけに若手とベテランによる主演争いが勃発し、現場は大混乱! どんどん険悪な雰囲気になっていくが、この撮影現場に田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一の4人が入り込んでしまい!?バイプレウッドで巻き起こる、100日間の大騒動! テレビ東京史上、もっとも壮大なスケールの“バイプレ祭り”をご堪能あれ!
2021年1月、フジテレビ系で放送のドラマ。原作は、佐々木充郭の小説『スクールポリス』。学校内に警察官が常駐するという“スクールポリス制度”を試験的に導入した、東京都の公立中学校を舞台とする架空のストーリーである。主人公であり、日本初のスクールポリス(SP)に志願した元刑事・嶋田隆平を演じるのは、藤原竜也。15歳で初舞台『身毒丸』にて鮮烈なデビューを飾り、その後数々の舞台や映画で活躍してきた藤原竜也が、主演を務める。舞台となる公立中学校の国語教師であり、スクールポリス制度に異議を唱えるヒロインを演じるのは、真木よう子。藤原竜也との約18年ぶりとなる共演が話題となっている。脚本には『刑事7人』や『遺留捜査』シリーズを手がけた大石哲也、『GTO』シリーズや『家政夫のミタゾノ』などを手がけた山岡潤平らが名を連ねている。東京都立赤嶺中学校では、文科省の承認を得たスクールポリス制度の試験的な導入がついにスタートした。日本初のスクールポリスに志願したのは、かつて警視庁捜査一課に所属していた嶋田隆平(藤原竜也)。隆平の初登校日、3年1組で数学教師・一ノ瀬(石井正則)に授業態度の悪さを指摘された生徒が逆上してしまった。さっそく隆平は教室に乗り込み、器物損壊、かつ暴行罪で生徒を逮捕するのだが…!?
2017年に制作されたレバノン映画で、第74回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門でプレミア上映された。ヴェネツィア国際映画祭では、ヤーセルを演じたカメル・エル=バシャがパレスチナ人で、初めて男優賞を獲得し話題になった。また第90回アカデミー賞の外国語映画賞に、レバノン史上初めてノミネートされた作品だ。監督はクエンティン・タランティーノ監督の、アシスタントカメラマンを務めていたレバノン出身のジアド・ドゥエイリ。自動車修理工場を営むトニー(アデル・カラム)は、身重の妻と2人で暮らしている。彼はまた、レバノン国内のパレスチナ難民排除を訴えるキリスト教系の政党のメンバーだった。ある日、街の建物の修繕をおこなっていたパレスチナ人の現場監督・ヤーセル(カメル・エル=バシャ)とトニーは、ささいなことで口論になった。後日、謝罪に来たヤーセルにトニーは暴言を吐き、激昂した彼に殴られてしまう。トニーはヤーセルの暴行に対して起訴をする。「喧嘩両成敗」で解決するであろうと思われていた裁判は、当事者のふたりさえも予想していなかった意外な展開に発展していく。
イギリス・ロシアの共作で、日本では2015年8月に公開された。監督はドキュメンタリー作家としても有名な、ケヴィン・マクドナルド。ジュード・ロウが主人公のロビンソンを演じ、彼の役者としての新しい一面が見られる作品となっている。潜水艦を舞台に繰り広げられる金塊をめぐっての人間ドラマは、ラストまで何が起きるかわからず目が離せない。海洋サルベージの専門家のロビンソン(ジュード・ロウ)は、11年も勤めていたアゴラ社から、突如解雇をいい渡された。今まで仕事一筋で、妻子にも逃げられてしまったロビンソンは、突然の解雇に呆然とするばかりだった。30年近くも海で生きてきた彼にとって、陸で新しい職を持つことなんて考えられないことだったのだ。そんなとき、ロビンソンは同じくアゴラ社に解雇されたカーストン(ダニエル・ライアン)から、黒海に沈んでいる金塊を積んだUボートをサルベージするという一攫千金の儲け話を持ちかけられた。ロビンソンはその計画に乗り、イギリス人だけでなくロシア人も含めた12人の乗組員を集める。出発に向けて潜水艦のメンテナンスをおこなう乗組員たち。はじめは良好な関係が築き上げられているかのように見えたが、ロビンソンの「儲けは全員で山分け」という言葉がきっかけとなり、一攫千金に目がくらんだ乗組員たちが取り分をめぐって争いをはじめた。
アメリカで2015年6月に公開された、アクションコメディ映画。日本では劇場未公開作品だが、本国では高い評価を受けた作品である。監督は『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』や、リメイク版の『ゴーストバスターズ』で有名なポール・フェイグ。主演はドラマ『ギルモア・ガールズ』『サマンサ Who?』で人気と知名度を得て、2011年には『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』でアカデミー賞にノミネートされたメリッサ・マッカーシーが務め、その脇をジュード・ロウ、ジェイソン・ステイサムらが固めた。ただのスパイ映画やアクションコメディ映画にとどまらず、ひとりの女性の成長物語としても楽しめる映画である。また『007』のオマージュをしているような場面もある。CIAの内勤分析官のスーザン・クーパー(メリッサ・マッカーシー)は、現場エージェントのブラッドリー・ファイン(ジュード・ロウ)のパートナーとして彼のスパイ活動をサポートしていた。しかしスーツケース型核爆弾の行方を探っていたファインは、スーザンがオンラインでサポートをしている最中に、爆弾の隠し場所を知るレイナ(ローズ・バン)に射殺される。レイナは「CIAのトップエージェントの面々を知っている」と発言し、CIAのエージェントたちが戸惑うなか、身元がばれていないスーザンは現場エージェントになることを申し出る。
監督はフランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセルの3人で、彼らはROADKILL SUPERSTARSという映像制作集団として活動している面々でもある。『スキャナーズ』『ターミネータ4』などにも出演している、カナダの個性派俳優マイケル・アイアンサイドがゼウスを演じている。核戦争によって荒れ果てた地を、20インチのBMXが駆け抜けるなど、終始シュールな空気を醸し出している。またヒロインのアップルを演じたロランス・ルブーフの、チャーミングな魅力も話題になった。日本公開は2015年10月。1997年、核戦争によって文明は崩壊し、地上のあらゆるものが汚染され、水が大変貴重なものになっていた。そのため人々は、水をひとりで牛耳る首領ゼウス(マイケル・アイアンサイド)の支配に怯えながら暮らしていた。アメコミ『ターボライダー』の主人公に憧れるキッド(マンロー・チェンバーズ)もそのひとりだったが、ある日謎の少女アップル(ロランス・ルブーフ)との出会いがきっかけとなり、今までひとりで生きてきた彼の人生が大きく変わっていく。
『あの頃ペニー・レインと』は、若くして記者になった少年とグルーピーの少女の関係を描いた青春映画だ。劇中でもたびたび登場する「グルーピー」とは、バンドの追っかけをしている少女のことである。今作は15歳にして記者に抜擢された少年が主人公だが、これはキャメロン・クロウ監督の実体験をもとにしている。彼もまた、主人公と同じように15歳で多くのロックバンドの取材をおこなった。ロックが大好きな少年ウィリアム(パトリック・フュジット)は、自分が書いた記事を雑誌の編集長に送る。その腕を認めた編集長は、15歳のウィリアムを記者に抜擢。さっそくウィリアムはロック会場に取材に行くが、記者に見えないため関係者入り口から入ることができなかった。そんなウィリアムの前にグルーピーのペニー(ケイト・ハドソン)と、大人気バンドの「スティルウォーター」が現れる。バンドに気に入られたウィリアムは、会場に入ることに成功。同時に魅力的なペニーに心を奪われていく。
星の数ほどあるホラー映画のなかでも、『シャイニング』は名作として語り継がれている作品だ。特にジャック・ニコルソンがドアの隙間から顔を出すシーンは、あまりにも有名である。監督のスタンリー・キューブリックは、2秒しかないこのシーンを撮るためだけに何テイクもの撮り直しをおこなった。しかし、ストーリーラインはかなり複雑で難解そのもの。原作小説は存在しているものの、ほとんど変更されている。キューブリックの演出やニコルソンの演技は、高く評価された。家族3人で山奥のオーバールック・ホテルに引っ越してきたジャック(ジャック・ニコルソン)は、管理人としてホテルに暮らしはじめる。彼はアルコール中毒を患っており、たびたび不可解な行動をとることでも知られていた。息子のダニーは「シャイニング」と呼ばれる能力を持っており、ホテル内で何度も幽霊を目撃する。一方のジャックはホテルの異様な重圧に耐えきれず、精神に支障をきたしてしまう。ついには斧を持ち出し、妻子に襲い掛かるのだった。
『夢のチョコレート工場』は、ロアルド・ダールのファンタジー小説を映画化した作品。原作小説は2005年にも『チャーリーとチョコレート工場』として映画化されているが、今作は原作者自ら脚本を執筆している。そのため、より原作小説に近いストーリーとなった。主演を務めたのは、『俺たちに明日はない』に出演したジーン・ワイルダー。彼が劇中で披露する「Pure Imagination」は、後に多くのミュージシャンにカバーされた名曲である。『チャーリーとチョコレート工場』で同役を演じた、ジョニー・デップとの違いにも注目したい。世界的なショコラティエのウィリー・ワンカ(ジーン・ワイルダー)は、5人の子どもたちを自身の工場に招待する計画を立て、製造しているワンカチョコレートのなかに金のチケットを5枚だけ仕込み、世界中に流通させた。貧乏な家に生まれたチャーリー(ピーター・オストラム)も、ワンカの工場に行きたかったが、チョコを買ってもらえるのは年に1度だけ。もちろんチャーリ―にチケットが当たるはずもなく、世界中で裕福な子どもがチケットを当てていく。しかし偶然拾ったお金で買ったチョコに、最後の金のチケットが入っていた。
『パリの恋人』は名女優オードリー・ヘプバーンが、はじめてミュージカルに挑戦した作品だ。共演にはジーン・ケリーと並ぶミュージカル俳優として知られる、フレッド・アステア。初共演だったふたりのコンビネーションも話題となった。監督は後に『シャレード』で、ふたたびヘプバーンとタッグを組むことになるスタンリー・ドーネン。劇中の曲は、『雨に唄えば』『踊る大紐育』など多くのMGMミュージカル映画に参加してきた、ロジャー・イーデンスが作曲している。ニューヨークに住むジョー(オードリー・ヘプバーン)は流行物に疎く、地味な格好をしていた。しかし、彼女の住むニューヨークはファッションの中心地。ある雑誌の編集長が「時代はピンク」と発言したがために、街中がピンクの物であふれていた。ある日、ジョーの働く本屋にカメラマンのディック(フレッド・アステア)と、大勢のモデルが詰めかけてくる。ディックは流行に流されないロケ地を探していたのだった。ジョーの本屋は撮影のために荒らされてしまうが、彼女を気に入ったディックは新規のモデルに推薦する。
60年代のフランスでは、のちに「ヌーヴェルヴァーグ」と呼ばれる作品が多く作られた。「ニューウェーブ」を意味するこの作品群は、これまで培われてきた枠にとらわれず、新しい映画手法がふんだんに使われた。『気狂いピエロ』は、ヌーヴェルヴァーグ期のフランス映画を代表する作品だ。監督は『勝手にしやがれ』『軽蔑』などを手掛けた、ジャン=リュック・ゴダール。構成、脚本にとらわれず斬新な方法で撮影された今作は、何度見ても新しい発見ができる奥深さがある。フェルディナン・グリフォン(ジャン=ポール・ベルモンド)は、妻や子どもたちとの生活に限界を感じていた。妻との仲も冷え込み、愛情もほとんど残っていない。そんな彼の前に現れたのは、かつて関係を持っていたマリアンヌ(アンナ・カリーナ)だった。久しぶりに再会し、愛しあったふたりだったが、マリアンヌの家には男の死体が。一文無しで家を飛び出したふたりは、車に乗って南へと逃げ出すのだった。
ドラマ『3Bの恋人』は、2021年1月よりABCテレビで放送の恋愛物語である。恋愛に臆病な女性が、美容師・バーテンダー・バンドマンの3B男子と、ひょんなことから出会ってしまうという危険な恋が描かれている。原作は、横山もよが手掛けるLINEマンガで人気急上昇中の『3Bの恋人~付き合ってはいけない職業男子との恋遊戯~』。主演の馬場ふみかをはじめ、神谷健太やHIROSHI、桜田通、井上苑子、永尾まりやなど、今勢いのある若手俳優がキャストに選ばれている。トリマーとして働く小林はる(馬場ふみか)は、付き合って2年になる彼氏と結婚式に向けてドレスの試着をしていた。幸せ絶頂のはるだったが、なんと付き合っている彼氏が妻子持ちだという事実が発覚! あまりのショックに恋愛に臆病になってしまう。そんなはるのもとに、勤め先のペットサロンの常連客・杉崎(みひろ)から、空前のモテ期が到来していると予言されるも、出会う男は付き合ってはいけない3B男子ばかり! はるに待ち受ける運命に、目が離せない!
ドラマ『直ちゃんは小学三年生』は、2021年1月からテレビ東京系で放送のヒューマンコメディである。リアルな小学3年生の少年となった4人の大人が、子どもならではの視点で短くも濃い放課後を過ごすという、クスっと笑える作品に仕上がっている。主演には、ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』で俳優デビューをした杉野遥亮が抜擢された。ほかにも渡邊圭祐、前原滉、竹原ピストルなど実力派俳優たちが友達役として出演している。小学3年生の直ちゃん(杉野遥亮)はある日の放課後、公園で見知らぬカードで友達のてつちん(前原滉)、山ちょ(竹原ピストル)とめんこ遊びをしていた。そこへ、お金持ちで賢い少年・きんべ(渡邊圭祐)が加わり、見知らぬカードがICカードであることに気付く。「もしかしたら大金が入っているかもしれない」と、ちょっとすごいものを手に入れた4人は、恐る恐るICカードを使ってみようと試みるのであった。
『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』は、2021年1月から日本テレビ系で放送開始の水曜ドラマ。主演・菅野美穂、脚本・北川悦吏子による、“エキサイティング・ラブストーリー”となっている。菅野美穂演じる水無瀬碧の、娘・水無瀬空を演じるのは浜辺美波。そのほかにもロックバンド[Alexandros]の川上洋平や、お笑いタレントの有田哲平がドラマに登場する。主題歌は家入レオの「空と青」。水無瀬碧(菅野美穂)は、恋愛小説家で少女のような天然な性格のシングルマザー。大学生の娘・水無瀬空(浜辺美波)は、しっかりものだがオタクだ。そんな母と子は、2人暮らしをしている。そんなとき2人は、ある理由から「恋をしよう!」と決意する。オタクの娘に恋愛してほしい母親の気持ちが届いたのか、空は別世界の人間だと思っていた同級生の光(岡田健史)と距離が近づいていき…? 一方で恋愛小説の連載が打ち切りになった碧は、どうなってしまうのか…!?
入社した職場は戦場のようだった!?2021年1月12日から放送開始のTBS系火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』は、上白石萌音主演のドラマ。TBS系火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』でヒットを飛ばした上白石萌音が、火曜ドラマに帰ってくる!主題歌はKis-My-Ft2の「Luv Bias」。演出を務めるのは、『恋はつづくよどこまでも』を担当した田中健太、『花より男子』シリーズを担当した石井康晴、『私の家政夫ナギサさん』を担当した山本剛義。地方から上京した鈴木奈未(上白石萌音)は、大手出版社の音羽堂出版の面接を受け、無事、採用される。しかし配属されたのは、希望していないファッション雑誌編集部で激務だった…。初出社では社内で何もわからないなか、上司の宇賀神慎一(ユースケ・サンタマリア)に助けてもらい、編集部にたどり着く。そこで上司の半田進(なだぎ武)に、青山へ行けといわれる。事態が飲み込めない奈未に与えられた仕事は、「MIYAVI」編集長・宝来麗子(菜々緒)の雑用係だった。
幕末から明治初期を駆け抜け、「近代大阪経済の父」と呼ばれた五代友厚を主人公とした青春群像劇。2020年12月11日に公開された。監督は、『利休にたずねよ』『海難1890』などで知られる田中光敏。主人公の五代友厚を三浦春馬が前半は生き生きと、後半はすさまじい熱量で演じている。五代の仲間である坂本龍馬を三浦翔平、岩崎弥太郎を西川貴教、そして伊藤博文を森永悠希が演じており、微笑ましい若者たちの友情をスクリーンからも感じられる。今作は三浦春馬の最後の映画主演作でもあり、エンドロール後には未公開のメイキング映像も追加された。尺は短いものの、彼の人柄や役者としての魅力が十分に見受けられ、ファンならずしても必見の映像だ。時代は激動の江戸末期。薩摩藩士の五代才助(三浦春馬)は、攘夷か開国かと揺らぐ国内の意見には目もくれず、ひとり世界に目を向けていた。そんな彼の理想は、同じ薩摩藩士だけでなく、家族からも理解されずにいた。しかし同じ志を持つ、坂本龍馬(三浦翔平)や伊藤博文(森永悠希)、岩崎弥太郎(西川貴教)と出会い、行動をともにする。「誰もが夢を見ることのできる国」を作るため、五代はさまざまな人の力と知恵を借りてイギリスにまでも飛び立つ。ときは明治に変わり、名を才助から友厚に変えた五代は、大阪で実業家として活躍していた。
ほとんどの人が所持しているスマホは、個人情報の宝庫ともいえる。スマホのなかには誰にも知られたくない情報があり、誰しも秘密を持って生きているのだ。『おとなの事情 スマホをのぞいたら』は、スマホを見せ合うことになった男女を描くコメディ映画である。もとになったのは、イタリアで制作された映画『おとなの事情』だ。同作は世界中でリメイクされており、「世界で最もリメイクされた映画」として知られている。日本版では約10年ぶりの映画主演となった東山紀之や、木南晴夏、常盤貴子などが出演した。ある出来事をきっかけに知り合った、3組の夫婦とひとりの独身男性。彼らは年1回集まることにしており、今回もそれぞれが料理や酒を持ち込み、食事会が催された。しかしメンバーのひとりで、夫婦間の問題を抱えている杏(木南晴夏)が、「夫婦の間に嘘や隠しごとはないんですか?」という疑問を投げかける。その発言がきっかけで、メンバーは「お互いのスマホにかかってくる着信、メールを公開する」というゲームをはじめるのだった。
『WIXOSS DIVA(A)LIVE』は、2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、バーチャル空間「WIXOSSLAND」でおこなうカードバトルやライブなどで、少女たちが競い合っていくという物語。原作はタカラトミーが発売するトレーディングカードゲーム『WIXOSS』であり、『selector』シリーズ、『Lostorage』シリーズに続いて3年ぶり5度目のアニメ化となる。制作はJ.C.STAFFで、キャラクターデザインはバーチャルYouTuberとしても活躍しているしぐれういが担当している。舞台は、カードゲーム・WIXOSSが大流行し、WIXOSSLANDというバーチャル空間でプレイヤーが仮想バトルをおこなえるという世界。そこでは、3人組でバトルの勝敗とセレクターポイントを競い合う「ディーヴァバトル」が人気を博していた。「夢限少女」という伝説的ディーヴァに憧れる少女・明日平和(福積沙耶)は、トップディーヴァを夢見てチームメンバーを募集。そこで、初心者狩りをおこなう卑劣なディーヴァがいることに憤りを示し、一緒にいた友人・温故昭乃(星ノ谷しずく)とともに対決を申し込む。そしてもうひとり、WIXOSSLANDでは名の知れたファイター・魁令(白石晴香)が平和に協力し、戦いに挑んでいく…!
『SK∞ エスケーエイト』は2021年1月から放送開始となったオリジナル・テレビアニメ作品で、閉鎖された鉱山でルール無用のスケボーレースがおこなわれるというストーリー。制作は『鋼の錬金術師』『僕のヒーローアカデミア』など、大ヒット作を次々と生み出しているボンズ。シリーズ構成は、『コードギアス』シリーズでおなじみの大河内一楼。監督は『Free!』を手掛けた内海紘子と、豪華なスタッフが揃った。声優陣も畠中祐、小林千晃、緑川光、子安武人と人気声優がズラリと並んでいる。高校2年生の少年・レキ(畠中祐)はスケートボードに夢中な毎日を送っていたが、なかでも閉鎖した鉱山でおこなわれる「S」という極秘レースにハマッていた。それはどんな妨害も許される危険なレースで、レキはシャドウ(三宅健太)との決闘で腕に怪我をしてしまう。そんなとき、カナダから転校してきたランガ(小林千晃)が偶然レキがアルバイトしている店を手伝うことになり、レキとともに「S」の会場へ客注のボードを届けることに。ところがレキのミスでボードを取り違えてしまい、客は怒り心頭。シャドウとの決闘が決まっていた客はレキに「代わりに走れ」というが、レキは怪我をしている身。すると、ランガがレキのボードに自分の足をガムテープで固定しはじめる。急遽シャドウとの決闘をおこなうことになった、ランガの実力とは…!?
『オルタンシア・サーガ』は、2021年1月から放送開始となったファンタジーアニメ。原作はf4samuraiから配信されている、スマートフォン・タブレット向けゲームアプリ『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』。アニメ版の制作は、『アルスラーン戦記』などファンタジー戦記ものには定評があるライデンフィルムが担当。また、オープニングテーマはMY FIRST STORY、エンディングテーマはまふまふと、ともにゲームの楽曲を担当していたミュージシャンが引き続き手掛ける。舞台はイエペタス半島の大国・オルタンシア王国。その地は、長い間オリヴィエ公国とカメリア公国によって周辺の脅威から守られてきた。ところが聖王歴767年、突如としてカメリア公国が反乱を起こした。オルタンシア王国の城に攻め入る、カメリアの兵士たち。そして国王(矢野正明)は殺害され、最後まで身体を張った王国騎士団のフェルナンド・オーベル(子安武人)も命を落とす。それからときが経ちフェルナンドの息子・アルフレッド(細谷佳正)は、叔父のモーリス・ボードレール(津田健次郎)に鍛えられ、従者のマリユス(堀江由衣)とともにカメリア公国との戦闘に参加していく…。
『魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編』は、主人公のはぐれ魔術士オーフェン(森久保祥太郎)が、仲間とともに冒険を繰り広げる姿を描いたダークファンタジーアニメ。『魔術士オーフェン』シリーズ25周年を記念して作られたアニメで、2020年に制作されたリメイクアニメの続編だ。さまざまな謎が張り巡らされた展開に、魔法を交えた激しいバトルが魅力の作品になっている。原作はライトノベルで、シリーズ累計1,400万部を突破している大人気作品。姉弟子であるアザリー(日笠陽子)を追って、魔術師と対立するキムラック教の聖都・キムラックへ向かうオーフェンたち。その途中、山のなかで謎の怪物たちに襲われてしまう。オーフェンたちは、そこで同じく襲われていた女剣士メッチェン(鬼頭明里)とともに怪物たちを殲滅し、メッチェンにキムラックの案内を頼む。しかしメッチェンは案内の対価として、遺跡探索の手伝いをオーフェンたちに依頼するのだった。オーフェンたちは依頼を達成し、陰謀が渦巻くキムラックに向かうことができるのだろうか?
『怪物事変』は、2021年1月よりTOKYO MXなどで放送のオカルトアニメ。半妖の主人公・日下夏羽(藤原夏海)を中心に、人間の社会で暮らすさまざまな怪物たちが活躍する物語だ。原作は、「ジャンプスクエア」にて2017年1月号より連載中の人気漫画。原作者の藍本松は、ジャンプ十二傑新人漫画賞を受賞した。アニメーション制作は『忍たま乱太郎』シリーズのアニメーションを担当している、亜細亜堂がおこなっている。夏羽の声を藤原夏海、飯生の声を『鬼滅の刃』の甘露寺蜜璃役などで知られる花澤香菜が務めている。ある田舎に東京から、オカルト専門の探偵・隠神(諏訪部順一)が訪れた。その地域では家畜が次々と変死する奇妙な事件が多発しており、隠神はその捜査のために呼ばれたのだ。そこで隠神は、村人から「泥田坊」と呼ばれて嫌われている少年・夏羽に出会う。隠神はその夏羽に興味を覚えて、一緒に行動するようになる。しかし夏羽には、屍鬼と人間の血を引いた半妖の子であるという秘密があった。夏羽は自分を怪物だと自覚しており、今回の事件も自分が原因だと考えるのだが…。
『ゲキドル』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、「演劇」と「アイドル」をモチーフとした物語。大災害を受けた世界を舞台に、3Dホログラム演劇に魅せられた少女たちの姿を描いている。オッドエンタテインメントが手掛けるメディアミックスプロジェクトであり、キャラクター原案は漫画家の関谷あさみ。『ゲキドル アライヴ』のタイトルで、2017年2月号から「電撃マオウ」にて漫画版が連載されている。アニメ版の制作は、『聖痕のクェイサー』『3D彼女 リアルガール』などを手掛けたフッズエンタテインメント。劇中劇として描かれる、『アリスインデッドリースクール』も注目ポイント。世界同時都市消失という未曽有の災害から5年。世界はまだまだ復興の過程であった。そこで注目されているのは、「シアトリカルマテリアルシステム」という3Dホログラムを利用した特殊な演劇。この舞台劇に憧れる少女・守野せりあ(赤尾ひかる)は、街で「アリスインシアター」の演出家兼女優である榊原かをる(花澤香菜)に劇団の案内チラシを渡されたことをきっかけに、演劇の世界へと飛び込む決心をする。まずは見学しようとアリスインシアターの稽古場へ赴くせりあだが、成り行きで劇団員・各務あいり(持田千妃来)の稽古相手を務めることに。そこで見せたせりあの実力とは…!
『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』は、2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品。中年で無職の男性が、中世ヨーロッパ風の異世界に転生してしまうという異世界ファンタジーである。原作は理不尽な孫の手のライトノベルで、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載され、その後MFブックスにより書籍化。サイト上では、2013年10月から2019年2月まで累計ランキング1位を維持した大人気作である。アニメ版の制作はスタジオバインドで、今作を制作するために設立された。高校時代のいじめが原因で34歳まで引きこもっていた男(杉田智和)が、ある日トラックに轢かれそうになった高校生をたちを助けようとして事故死してしまう。そして男が再び目覚めると、その身体がルーデウス・グレイラット(内山夕実)なる赤ん坊になっていることに気づく。さらには、剣術を使う父・パウロ(森川智之)、魔法を使う母・ゼニス(金元寿子)を見て、そこが異世界であり、自分が転生したのだと自覚する。ルーデウスは次第に成長していくなかで独学で魔法を学び、やがて魔術師のロキシー・ミグルディア(小原好美)が魔法の先生として雇われる。ロキシーのもとで魔法を教わり、家族の温かみに触れたルーデウスは、前世でのトラウマを克服して懸命に生きていく…。
『スケートリーディング☆スターズ』は、2021年1月から放送開始となったオリジナル・テレビアニメ作品。高校生のフィギュアスケーターたちが、架空のフィギュアスケート団体競技「スケートリーディング」に打ち込んでいく物語である。制作はJ.C.STAFFで、総監督は『無限のリヴァイアス』『スクライド』などを手掛けた谷口悟朗が務めている。内田雄馬、花江夏樹、小野友樹、前野智昭、神谷浩史など、人気男性声優が多数出演することでも話題。男子フィギュアスケートで活躍していた前島絢晴(内田雄馬)は、ジュニア時代にどうしても超えられない篠崎怜鳳(神谷浩史)という人物がいた。その篠崎に「君は一生僕には勝てない」といわれたことをきっかけに前島はフィギュアスケートを辞め、高校生になってもいろいろな運動部の助っ人をしながらも、何かに打ち込むことのない生活を送っていた。そんなとき、篠崎がシングルから団体競技であるスケートリーディングへの転向を発表。一方、前島も実は隠れてフィギュアスケートの練習を続けており、篠崎の演技を何度も見ていた。そこへ、流石井隼人(古川慎)という同じ高校1年生の少年が現れ、前島に「篠崎を倒すため、一緒にスケートリーディングをやろう」と持ち掛けられる。悩む前島だったが、篠崎が出場する大会会場へと向かい…。
『ホリミヤ』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、さまざまな友情や恋愛の形を描いた青春学園もの。原作は『堀さんと宮村くん』のタイトルで、ウェブサイト「読解アヘン」に公開されていたHEROのウェブコミック。後に「月刊Gファンタジー」で、萩原ダイスケが作画を担当した『ホリミヤ』としても連載。アニメ版の制作は『PERSONA5 the Animation』『約束のネバーランド』などを手掛けたCloverWorksで、監督は石浜真史が務める。女子高校生・堀京子(戸松遥)は、学校では美人で成績優秀、誰にでも好かれる人気者だが、実は共働きの両親に代わって家事や弟たちの面倒をみることに忙しく、家ではぶっきらぼうな一面もあった。一方、同じクラスの宮村伊澄(内山昂輝)は、学校では地味で目立たない眼鏡男子だが、実は耳や口に9つもピアスを付けていたり腕や背中に刺青を施したりと、まったく別の一面を持っていた。ある日、怪我をした京子の弟・創太(寺崎裕香)を家まで送り届けたことをきっかけに、ふたりはお互いの別の一面を認識し合う。それからは、伊澄は学校でも京子と親しく話すようになり、石川透(山下誠一郎)、吉川由紀(小坂井祐莉絵)などのクラスメイトとも次第に打ち解けていき…。
『はたらく細胞BLACK』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメで、『はたらく細胞』のスピンオフ作品。原田重光が原作、初嘉屋一生が作画を務めた漫画がもとであり、不健康な人間の体内をブラック企業になぞらえ、胃潰瘍、心筋梗塞など深刻な病気をシリアスに扱っている。メインキャラクターの性別が、本編とは逆になっているのも特徴。アニメ版の制作はライデンフィルムが務め、シリーズ構成・脚本を元コントグループ「WAGE」の森ハヤシが担当している。本編の『はたらく細胞』がふいに襲ってきた病気や怪我を扱っているのに対し、今作では不健康・不摂生な成人男性の肉体を舞台としているため、その体内は細胞が働くには劣悪な環境となっている。主人公の赤血球・AA2153(榎木淳弥)は、新人研修のビデオで各所の細胞たちが爽やかに働いている姿を見せられるが、実際に現場に入ると、そこは人手不足で休む間もなく働かねばならないさながらブラック企業の有り様だった。さらには「喫煙」という魔物が襲い、血管内は荒れ放題。先輩赤血球がどんどん倒れていくなか、働くことに疑問を持ちはじめてしまう赤血球・AA2153。そこへ現れた白血球・1196(日笠陽子)が細菌たちを倒していき、そんな赤血球・AA2153を諭していくが、これはまだまだ苦難の第一歩でしかなかった…。
『はたらく細胞!!』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、2018年7月から9月にかけて放送された第1期『はたらく細胞』の続編となる。とある人間の体内を舞台に、年中無休で働いている数十兆個もの細胞を擬人化した物語。原作は清水茜の漫画で、2015年から「月刊少年シリウス」にて連載している。アニメ版の制作は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズや『あんさんぶるスターズ!』などを手掛けたdavid productionで、監督は小倉宏文が務める。前作に続いて、エンディングテーマを担当するのはClariS。人間の身体のなかでは、常に数十兆個もの細胞が日々働き続けている。体内の隅々に酸素を運搬する赤血球・AE3803(花澤香菜)は、頼りないながらも後輩を持ち、今日も元気に酸素や二酸化炭素を運んでいる。体内に侵入したウイルスや細菌を駆除する白血球・1146番(前野智昭)は、日々血管内をパトロールして侵入者と戦闘。攻撃的な反面、面倒見がよくお人好しなところもある。第1話では「たんこぶ」を題材とし、内出血した患部で血小板のリーダーちゃん(長縄まりあ)やうしろまえちゃん(石見舞菜香)などが、協力して傷口を塞いでいく様子が描かれている。
『弱キャラ友崎くん』は2021年1月に放送開始となった学園ラブコメアニメで、さえないゲーマーがふとしたことから実際の人生で「リア充」を目指して攻略していくという物語。原作は屋久ユウキによるライトノベルで、2016年5月よりガガガ文庫から刊行。千田衛人による作画で、コミカライズもされている。アニメ版の制作は『ロウきゅーぶ!』『りゅうおうのおしごと!』などを手掛けたproject No.9。主題歌は新人女性声優ユニット・DIALOGUE+が担当している。高校2年生の友崎文也(佐藤元)はあらゆるゲームを攻略し尽くしたゲーマーで、特に「神ゲー」とあがめる『アタックファミリーズ(通称:アタファミ)』という格闘ゲームでは「nanashi」のハンドルネームでランキング日本一に君臨している。しかし実生活では自らを弱キャラと評し、人生はもともとのキャラ設定で勝敗が決まってしまう「クソゲー」だと感じていた。そんなある日、アタファミで2位に位置する「NO NAME」なる人物に会いたいといわれる。そして対面した人物は、なんと文也と同じクラスで才色兼備のヒロイン・日南葵(金元寿子)だった。葵は尊敬するnanashiが人生をクソゲーと罵ることを許せず、人生は神ゲーであり努力で攻略できると説教。葵の言葉にゲーマーの血が騒いだ文也は、葵を師として「人生」というゲームを攻略していくことを決心する。
『ゆるキャン△ 第2期』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、2018年1月から3月にかけて放送された第1期『ゆるキャン△』の続編。アウトドア好きの女子高生たちが、身の丈に合ったゆるいキャンプを楽しむ内容となっている。原作はあfろによる漫画で、2015年から「まんがタイムきららフォワード」にて連載がはじまり、その後「COMIC FUZ」に移籍。2020年にはテレビドラマ化もされている。アニメ版の制作は『スタミュ』を手掛けたC-Stationで、監督は京極義昭が務めている。今作は、主人公のひとりである志摩リン(東山奈央)が中学生時代に祖父からキャンプ道具を譲り受け、はじめてのキャンプをする過去描写からはじまる。今では仲間たちのなかでもっともキャンプノウハウに長けているリンだが、さすがにはじめてのときは失敗続き。それでもキャンプの魅力にすっかりハマッてしまう。そして現在。1期では11月から12月の様子が描かれ、今作ではその続きとして年末から物語がはじまっていく。もうひとりの主人公・各務原なでしこ(花守ゆみり)は、キャンプ道具を買うお金を貯めるために郵便局でアルバイト。野外活動サークルの仲間・大垣千明(原紗友里)や犬山あおい(豊崎愛生)もアルバイトで忙しい。そして、リンは大晦日から遠方へソロキャンプに出掛けていく…。
『天地創造デザイン部』は、2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品。神様からの依頼を受けて、さまざまな動物たちをデザインしていくというファンタジーギャグとなっている。原作は、蛇蔵・鈴木ツタの共同原案、たら子の作画による漫画で、2017年から「月刊モーニングtwo」に連載されている。アニメ版の制作は旭プロダクションで、監督は『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』などを手掛けた増井壮一が務めている。天地を創造した神様(龍田直樹)は次に生き物を造る段階に入るが、ここで面倒になって下請け業者に委任することにした。この下請け業者が「天地創造社」であり、そのデザイン部の面々が神様からのオーダーを踏まえて、さまざまな動物を造っていくことになった。室長の土屋(井上和彦)は馬、動物の試食に目がない木村(梅原裕一郎)は牛、女言葉で話す中性的な金森(岸尾だいすけ)は鳥など代表的な動物が採用されていくなか、神様との連絡役として新人天使の下田(榎木淳弥)が加入。この下田の頭に神様からのオーダーが届き、デザイナーが素案を考え、エンジニアである火口(泊明日菜)が試作品を造り、採用か不採用かの是非を問うのである。そして、斬新な発想がウリの水島(諏訪部順一)が、新たに手も足もない造形の「蛇」を考案するなど、多種多様な生き物がハプニングとともに生まれていく…。
『装甲娘戦機』は2021年1月から放送開始となったテレビアニメ作品で、『ダンボール戦機』のテレビ新シリーズ。「装甲娘PROJECT」のアニメ版となり、選ばれし少女たちが転送先で謎の金属生命体と戦うというストーリー。制作はstidio A-CATで、監督は『ヨルムンガンド』や『超可動ガール1/6』などを手掛けた、元永慶太郎が務めている。鹿乃が歌うエンディングテーマ「コンパスソング」も話題。東京へは滅多に出てこない埼玉県在住の少女・リコ(逢田梨香子)は、ある日友人とともにLBXという人型ホビーロボットの新作イベントへ赴いた。そこで父へのお土産として、LBXの福袋を買ったリコ。何とはなしにそのひとつ「アサシン」のLBXに触れた途端、リコはその全身にLBXを纏った姿で別次元の世界へと転移してしまった。そこは荒れ果てた廃墟世界となっており、ミメシスという金属生命体が多数徘徊していた。VRゲームだと勘違いしたリコはミメシスに向かっていくが、銃弾はまったく当たらず、身体にダメージを受けて「現実の戦闘」であることを認識する。幸い帰還途中だった装甲娘たち、キョウカ(大西沙織)やユイ(村川梨衣)らに助けられ、この世界で戦い続けるしかないことを告げられるリコだった…。
『ワールドトリガー 2ndシーズン』は、異世界からの侵略者・近界民(ネイバー)と、ネイバーの防衛組織・ボーダーとの戦いを描いたSFアクションアニメ。特殊な道具であるトリガーを使用した、緻密な戦略を交えた能力バトルが魅力の作品だ。第1期は、2014年から2016年まで放送された。今作はアニメの第2期で2021年1月から放送開始され、第3期もすでに制作が決定している人気作品である。原作は「週刊少年ジャンプ」から「ジャンプスクエア」に移籍して、現在も連載中の人気漫画。また主人公の1人である三雲修の声を、『進撃の巨人』のエレン役など多くの作品で活躍する有名声優・梶裕貴が務めている。そしてアニメーション制作を、『ONE PIECE』や『ドラゴンボール』など多くの有名なアニメーションを担当している、東映アニメーションが手掛ける。ボーダー本部では、本部を襲撃してきたガロプラと、それを迎え撃つボーダーの精鋭たちとの激しい戦いが繰り広げられていた。それを察知したヒュース(島﨑信長)は、ガロプラの動きに応じて不審な動きを見せる。一方で、それを知らされていないB級ランカーたちによるB級ランク戦がおこなわれていた。さまざまな思惑が入り混じるなか、物語は転換期を迎える。
『夢中さ、きみに。』は、2021年1月から毎日放送の深夜ドラマ枠「ドラマ特区」で放送のテレビドラマ。和山やまの同名漫画短編集が原作。今作が単独で初の主演となる大西流星が、不思議な魅力を持った男子高校生役を演じる。ほかにも高橋文哉、福本莉子、坂東龍汰、楽駆、横田真悠、前田旺志郎、河合優実などが出演する。主題歌は、主演の大西流星が所属するなにわ男子の楽曲「夜這星」。都内の名門女子高に通う、松屋めぐみ(福本莉子)。本の世界にどっぷりと浸かる小説オタクのめぐみは、いつものようにSNSに読書感想の投稿していた。すると、「仮釈放」というアカウントから、返事が届く。仮釈放が投稿しているのは、拾い文字の画像で単語を作ったものだけ。なぜか仮釈放のくだらない投稿に心を惹かれるめぐみは、仮釈放のあげる画像から同じ街に住んでいることに気づく。ある日、偶然にも仮釈放の正体である林美良(大西流星)と出会う。また、別の日。二階堂明(高橋文哉)は、学園で都市伝説化されているちょっとした有名人。関わると必ず不吉な目にあうとされているのだ。偶然が重なり、二階堂との関わりが多くなった目高優一(坂東龍汰)は、おそるおそる二階堂に話しかけてみることに。ミステリアスな魅力を持つ林と、逆高校デビューを果たした二階堂が織りなす青春群像劇。
『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』は、2021年1月から日本テレビ系の深夜ドラマ「木曜ドラマF」枠で放送のテレビドラマ。製作は読売テレビで、江戸キリエの漫画『江戸モアゼル』が原作。女優としても活躍しているタレントの岡田結実が主演を務め、江戸時代から令和にタイムスリップした花魁役を熱演する。ほかにも葉山奨之、吉谷彩子、前田公輝、田中直樹、山口まゆなどが出演。フリーターの蔵地俊輔(葉山奨之)はある晩、謎の光から現れた花魁姿の女性・仙夏(岡田結実)を目撃する。急な出来事に驚く蔵地だったが、幻覚を見たのだといい聞かせ、家路につく。しかし、蔵地の居候する叔父・雄彦(田中直樹)の家に帰ると、そこにはさっき見た仙夏の姿が…! 新手の詐欺じゃないかと怪しむ蔵地だったが、雄彦の娘で歴女・江戸マニアの寿乃(山口まゆ)の調査によって、仙夏が江戸時代に吉原で伝説を残した本物の花魁だということがわかる。江戸に帰れるまでしばらくは令和の時代を生きるしかないと腹をくくった仙夏は、蔵地が働くカフェで一緒に働くことに!?しかも、蔵地が泉美(吉谷彩子)に恋心を抱いていることを知ると、2人の仲を取りもつことを宣言し…。令和に舞い降りた伝説の花魁が、令和の時代で新しい恋の嵐を巻き起こす!
『あなた犯人じゃありません』は、2021年1月からテレビ東京系の深夜ドラマ・木ドラ25枠で放送のテレビドラマ。同局で人気のバラエティー番組『青春高校3年C組』に出演中の生徒たちが、テレビドラマに挑戦。AKB48や乃木坂46などのプロデューサーとしても知られる、秋元康が監修を務める。主演は、青春高校3年C組の学級委員長・日比野芽奈。ほかに刑事役として山崎樹範、3年C組の担任役として北乃きいが出演する。主題歌は、青春高校3年C組アイドル部の楽曲「自分のことがわからない」。ある日、高校のプールで3年C組の担任である泉(北乃きい)が、刺殺体となって発見された。この事件を担当することになったのは、刑事の五島ケイジ(山崎樹範)。事件解決のために、3年C組の生徒ひとりひとりから話を聞いていく。そしてひょんなことから、クイズが大好きな学級委員長・日比野芽奈(日比野芽奈)が事件の捜査に協力することに。調査を進めていくと、演劇部員の前川歌音(前川歌音)が突然、「私が先生を殺しました」と自白をはじめて!?次々に自白してくる犯人たちを、クイズ好きの委員長が「あなた、犯人じゃありません」と大論破!? 日比野と五島の凸凹コンビが、学校で起きた殺人事件の解決に奔走する!
『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』など、数々の名作アニメーションを世に送り出してきたピクサー。『ソウルフル・ワールド』はピクサーの最新作であり、23本目となるアニメーション映画だ。監督を務めたのは、『カールじいさんの空飛ぶ家』を監督したピート・ドクター。名監督ともいわれる彼が、今作で描き出したのは「生きる意味」という、かなり難解なテーマだ。しかしピクサーが得意とする柔らかく、なじみやすい世界観を構築し、子どもにも理解できる作品に仕上がっている。中学校でジャズを教えているジョー・ガードナー(ジェイミー・フォックス)は、憧れだったジャズシンガーとセッションをする。ピアノの腕が評価され、ジョーはカルテットの仲間入りを決めるが、その帰り道に工事中のマンホールに落下してしまう。目が覚めると、そこはソウルたちが暮らす世界だった。なんとか地上に戻ろうとするジョーは、生まれる前のソウルが集まる場所「ユー・セミナー」に迷い込む。そこで迷えるソウルの22番(ティナ・フェイ)と出会い、生きるための「きらめき」を見つけるため、奮闘していくことになるのだが…。
2021年1月7日から、フジテレビの木曜劇場で放送開始のドラマ。関ジャニ∞のメンバーで、俳優としても活躍の幅を広げている大倉忠義が、フジテレビ系のゴールデンプライム帯連続ドラマで初めての主演を務める。さらにヒロインを演じる人気女優・広瀬アリスとは、夫婦役で初共演する。原作は、韓国のケーブル放送tvNで2018年に放送され、同時間帯に放送されたドラマのなかで視聴率トップの座を獲得した大ヒットドラマ『知ってるワイフ』。日本版リメイクとなる今作では、結婚5年目を迎えた恐妻家の主人公・剣崎元春を大倉忠義が演じる。剣崎元春(大倉忠義)は、銀行に勤める2児の父親。職場では業績を上げられずに上司から怒鳴られ、家に帰れば妻・澪(広瀬アリス)から不満をぶつけられ、おびえながら肩身の狭い日々を送り続けている元春。ある日、元春が大学生のときに周囲から「女神」と呼ばれていた美人の後輩・江川沙也佳(瀧本美織)と再会し、大学時代に実は彼女が自分のことを好きだったと知らされる。「もし沙也佳と結婚していたら…」と今さら後悔をしてしまう元春に、思いもよらない出来事が!
ドラマ『電車男』は、2005年7月から放送された。オタクで彼女いない歴23年の「電車男」と、容姿端麗で英語も堪能の仕事ができる才色兼備の「エルメス」が、あるきっかけで電車内で出会い、恋へと発展していく軌跡が描かれている。恋に臆病な青年が、ネット上の仲間たちからの大きな声援によって、純粋に恋と向き合っていく。主演は、伊藤淳史と伊東美咲が務めている。ほかにも、白石美帆や速水もこみち、小栗旬など豪華キャストが勢ぞろいしている。東京にある外資系貿易会社グレースフル・トレーディングに勤務している、青山沙織(伊東美咲)。容姿端麗で英語も堪能と、才色兼備の女性である。その日は、会社の同僚である沢崎果歩(佐藤江梨子)たちと、会社が主催する船上パーティーに駆り出されていた。同じ日、人材派遣会社「ワーカホリック」の営業マンである山田剛司(伊藤淳史)は、友人の松永勇作(劇団ひとり)たちとともに、秋葉原で開催されていた声優イベントに参加していた。接点のないふたりはその日の夜、電車内で酔っぱらいに絡まれた沙織を、山田が勇気を振り絞って助けたことで出会う。「お礼がしたい」という彼女の気持ちに応え、住所を教えた山田。そのことを、Aちゃんねるの毒男スレッドに書き込むのであった。
ドラマ『Stand Up!!』は、2003年の7月からTBS系列で放送された青春コメディ作品である。高校の学年内で最後の童貞である4人の男子高校生たち。童貞卒業を目指し、日々葛藤する彼らの青春を描いている。二宮和也や山下智久、鈴木杏、成宮寛貴、小栗旬が出演。脚本は、ドラマ『ナースのお仕事』シリーズで脚光を浴びた金子ありさが担当。性に興味のある複雑な青年の気持ちが丁寧に描かれており、青春時代を彷彿させる作品に仕上がっている。戸越高校に通う浅井正平(二宮和也)。彼は、ある朝図書室で女性ものの下着を発見! 校内中大騒ぎになるも、同級生の田中守(菊田高之)が彼女と性行為をしたことを自白する。これで正平の学年で童貞なのは、岩崎健吾(山下智久)・宇田川隼人(成宮寛貴)・江波功司(小栗旬)・正平の4人だけである。同学年のギャルたちからは「ラスト4」と呼ばれ、童貞であることをバカにされるのであった。童貞を卒業したいけれど、個々にさまざまな悩みを抱えている正平たち。そんな彼らの前に、幼なじみでかつてみんなのマドンナであった大和田千絵(鈴木杏)が、突然目の前に現れたのだった。
アニメ『名探偵コナン』の10周年を記念して制作された、初の実写化ドラマ『名探偵コナン 工藤新一への挑戦状 〜さよならまでの序章 (プロローグ)〜』。2006年10月に第1作が放送され、視聴率は13.4%を記録した。今作はアニメ『名探偵コナン』では見られない、主人公・江戸川コナンが小さくなる前の姿を描いた「エピソード0」のような物語となっている。10周年記念作品だけに豪華キャストが揃っており、主人公の工藤新一役には国民的人気俳優・小栗旬が抜擢された。これは、まだ工藤新一(小栗旬)が江戸川コナンになる前の出来事である。数々の難事件を解決し、警視庁捜査一課の目暮警部(西村雅彦)からも一目置かれるほどの推理力を持つ高校生探偵・新一。そんなある日、新一の学校では3日間の修学旅行を控えていた。幼なじみの毛利蘭(黒川智花)も、新一と過ごす修学旅行を楽しみにしていたのだが、事件以外には興味がない新一。パスしようとするも、玄関に置かれた謎の挑戦状を目にし、修学旅行へと挑むのであった。挑戦状を送った犯人は? その目的はなにか? 難事件が新一たちを待ち受けている!
今作は「究極の映画愛。」とのキャッチコピーがつけられているように、映画への愛情であふれた作品だ。B級スプラッター映画を基本としながらも、映画制作の現場への皮肉、映画ネタを織り交ぜたコメディを内包している。監督は、今作が初長編作品となるヤングポール。主演を務めるのは、実力派俳優・三浦貴大。そのほかに成海璃子や板垣瑞生、永尾まりや、手塚とおる、麿赤兒が出演。黒沢明(三浦貴大)は、過酷な映画制作現場で働く助監督だ。わがままなキャストのご機嫌をとり、監督の要望を逐一実行するなど、雑用として扱われている。想像と違う撮影現場で黒沢の精神は消耗していたが、魂をこめて書いた脚本、『ゴーストマスター』だけは手放さなかった。しかし、“ゴーストマスター”は黒沢がため込んでいた「映画への執念」を吸収し、命を持ちはじめてしまう。ついには壁ドンの練習をしていた俳優・桜庭勇也(板垣瑞生)にゴーストマスターが憑りつき、モンスターへと変貌。現場は大混乱に陥るのだった。
自動車工場のある下町に住む22歳の若者たち。男女の若者たちが抱える葛藤や夢、希望が描かれる。『若者のすべて』は、1994年10月から12月までフジテレビで放送されたドラマ。脚本は、ドラマ『ちゅらさん』や『ひよっこ』、映画『いま、会いにゆきます』を手掛けた岡田惠和が担当。主題歌はMr.Childrenの「Tomorrow never knows」、挿入歌は「星になれたら」「CHILDREN'S WORLD」「ジェラシー」。第3回ザテレビジョンドラマアカデミー賞では、撮影賞、キャスティング賞のほかMr.Childrenが主題歌賞、木村拓哉がベストドレッサー賞を獲得。亡くなった両親が残した自動車工場を、借金を抱えながらも営むのは原島哲生(萩原聖人)。守(EBI)は、事件で殴られて寝たきりの植物人間になってしまった。その守が植物人間になったことで自分を責め、姿を消した武志(木村拓哉)。医者になりたくて医学部を受けるが、4浪している圭介(武田真治)。女優を目指してオーディションを受ける、亮子(深津絵里)。商社に勤めて、結婚間近な薫(鈴木杏樹)。同じ街で暮らして、仲間として成長してきた22歳の男女たちが抱える思いや生き方とは?
『SHOW BY ROCK!! STARS!!』は、2021年1月よりTOKYO MXなどで放送のテレビアニメ。サンリオによるバンドがテーマのプロジェクト『SHOW BY ROCK!!』シリーズの最新作で、今までテレビシリーズで登場したキャラクターたちが勢揃いする作品だ。また2020年の「サンリオキャラクター大賞」では、ハローキティやマイメロディなどの有名キャラクターがランクインするなか、作品名である『SHOW BY ROCK!!』としてエントリーして総合8位を受賞した。腕試しとして、音楽都市MIDICITY(ミディシティ)の音楽フェスティバルへ出場するために旅立った、「Mashumairesh!!(ましゅまいれっしゅ!!)」のメンバーたち。車に乗り意気揚々と出発するが、その途中で暴走する車に遭遇。警察に囲まれるほどの事態になってしまった。その場をMIDICITYのバンドグループである「Plasmagica(プラズマジカ)」などの協力で、なんとか乗り切ったMashumairesh!!。Mashumairesh!!は、どんなバンドチームと出会っていくのか!?
『BEASTARS(ビースターズ) 第2期』は、ある学園を舞台に擬人化された動物たちの姿を描いたダークファンタジーアニメ。大人気を博した第1期アニメの続編で、2021年1月より放送。前作に続きハイイロオオカミのレゴシ(小林親弘)を中心とした、多くの動物たちの心の葛藤が魅力的に表現されている作品だ。原作は「週刊少年チャンピオン」で連載された、大人気漫画。原作漫画の累計発行部数は500万部を突破しており、第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞や第11回マンガ大賞など、数々の漫画賞を受賞している。また原作者・板垣巴留は、『グラップラー刃牙』シリーズで有名な漫画家・板垣恵介の娘であり、親子2代で人気漫画家になっている。ウサギのハル(千本木彩花)に想いを告げたレゴシはその後、普段の学園生活を取り戻していた。そんなある日、レゴシは半年前に起こった食殺事件の犯人探しを依頼される。レゴシは悩みながらも、愛するハルやそのほかの草食動物たちを守るため、犯人を捕まえようとする。しかし犯人から襲撃され、手も足も出なかった。果たしてレゴシは、食殺事件の犯人を捕まえることができるのだろうか?
『七つの大罪 憤怒の審判』は、中世ヨーロッパ風の世界・ブリタニアを舞台に、七つの大罪とその仲間たちの活躍を描いたファンタジーアニメ。アニメ『七つの大罪』シリーズの、最終章となる作品だ。テレビ東京系列で2021年1月より放送。魔神族との戦いのなかエリザベス(雨宮天)や七つの大罪たちが、大罪のリーダーであるメリオダス(梶裕貴)を救うために奔走するストーリーとなっている。原作は鈴木央による、累計発行部数が3,700万部以上の大人気漫画。またテレビアニメ以外にも、劇場版アニメや舞台、ゲームに小説など、幅広くメディア展開している。エリザベスを連れ去ったエスタロッサ(東地宏樹)を追って、キング(福山潤)やゴウセル(髙木裕平)たちは天空演舞場跡地に辿り着いた。一方、キャメロット城に侵入したマーリン(坂本真綾)やエスカノール(杉田智和)たちの前には、魔神王の繭に形を変えたメリオダスがおり、その前にはゼルドリス(梶裕貴)たち魔人族が立ちはだかる。そしてそれぞれで、激しい戦いがはじまった。またバン(鈴木達央)は、メリオダスの魂を取り戻すために煉獄へと身を投じた。さまざまな思惑が入り混じるなか、七つの大罪たちはメリオダスを救い出し、魔神族との戦いに終止符を打つことができるのか?
『おじさまと猫』は、2021年1月6日からテレビ東京系列で放送のテレビドラマ。主演は、テレビ東京では初主演となる俳優の草刈正雄。相棒となる猫・ふくまるの声優は人気俳優の神木隆之介が務め、ほかにも小関裕太、武田玲奈、平山浩行、高橋ひとみ、升毅が出演する。原作はインターネットを中心に話題となった、桜井海による同名コミック。おじさまと猫の、ハートフルストーリーが描かれる。とあるペットショップに、1匹だけ売れ残った成猫がいた。日に日につけられていた値段は下がっていくが、訪れるお客さんには見向きもされない。いつしか、この猫は人から愛されることを諦めてしまっていた。そんなある日、ペットショップに1人の男性がやってくる。彼は、世界的に有名なピアニスト・神田冬樹(草刈正雄)。愛する妻に先立たれてしまってから立ち直れずにいた神田は、この売れ残っていた猫にひとめぼれをする。もともと動物が苦手で、このペットショップにも亡き妻との会話を思い出してたまたま立ち寄っただけだったが、思いがけずに「この猫をください」という言葉を口にする。こうして、ブサ猫・ふくまるを新しい家族として迎え入れた神田。孤独でふさぎこんでいたおじさまと、人から愛されることを諦めたブサ猫の、1人と1匹の心温まる日常がはじまる。
『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』は、2021年1月から放送開始となったハイファンタジーアニメ作品。ある村の少年が、軍人を目指して都会へ出ていく物語である。原作はサトウとシオによるライトノベルで、2017年2月からGA文庫より刊行されており、臥待始の作画でコミカライズもされている。アニメ版の制作は『アルスラーン戦記』『魔法少女特殊戦あすか』などを手掛けたライデンフィルムで、監督はmigmiが務めている。辺境にあるコンロン村に住む少年・ロイド(花守ゆみり)は、村で最も弱いといわれているが軍人になることを夢見て王都へ出ていく。王都に着いたロイドは、コンロン村の村長の弟子であるマリー(茅野愛衣)を訪ねる。はじめは相手にしていなかったマリーだが、ロイドの出身がコンロン村と聞いて驚愕。コンロン村とは魔王を倒した勇者たちの子孫が住む人外魔境の村で、自分にまったく自信を持っていないロイドも、実は巨大なモンスターをあっさり倒したり高等魔法を使いこなす強者だったのだ。さらには、ロイドが持ってきた水晶玉から、マリーの師匠であるアルカ(日岡なつみ)も現れて大騒動。結局、ロイドは士官学校の試験までマリーの家に居候することになる。そして、いよいよ士官学校試験の日。街でロイドと偶然出会ったセレン(朝日奈丸佳)などとともに、ロイドは試験を受けるが…。
『裏世界ピクニック』は2021年1月から放送開始となったSFホラーアニメで、インターネット上に蔓延る実話怪談をモチーフに、女子大生たちが現実とは別の世界を探索する物語。原作は宮澤伊織による小説で、2017年2月からハヤワカ文庫JAにて刊行されており、水野英多の作画でコミカライズもされている。アニメ版の制作はLIDENFILMS×FelixFilmで、監督は『Fate/stay night』のシリーズ構成・脚本で知られる佐藤卓哉。SFを核にしたストーリーだが、一方で「百合」の要素がベースにもなっている。ネットロアや実話怪談が好きな女子大生・紙越空魚(花守ゆみり)は、あるとき偶然〈裏世界〉への扉を発見する。〈裏世界〉では怪しげな怪物が徘徊しており、空魚は「くねくね」という怪生物の攻撃で死にかけていた。それを助けたのは、同じく女子大生の仁科鳥子(茅野愛衣)だった。鳥子はある人を探して〈裏世界〉を彷徨っていたが、偶然助けた空魚に現実世界でも近づくようになっていく。まったく性格の異なるふたりだったが次第に惹かれ合うようになっていき、〈裏世界〉での探索が本格化していく…。
2018年に深夜帯で放送されていた、ドラマ『宮本から君へ』。サラリーマンとして生きる男の苦悩や挫折、そして成功を描いており、多くの共感を呼んだ。2019年に公開された劇場版では、原作でもっとも盛り上がる「決闘」のストーリーを映像化し、原作ファンからも好意的に受け止められている。主演は、『ラスト サムライ』に子役として出演した池松壮亮。共演は蒼井優やピエール瀧、井浦新など多くの著名な俳優が出演した。特に蒼井優は池松とのベッドシーンにも挑戦しており、今作の見所のひとつとなっている。サラリーマンの宮本(池松壮亮)は、会社の先輩を通じて知り合った靖子(蒼井優)に恋をする。ふたりは一夜をともにし、幸せな生活が続くかに思われた。しかし、宮本が営業先で知り合った男の息子である拓馬(一ノ瀬ワタル)が、靖子を強姦してしまう。そのとき宮本は泥酔していたため、靖子を助けることができなかった。復讐心に燃え拓馬のもとへ向かう宮本だったが、巨漢の拓馬には敵わず、あっという間に返り討ちにされる。さらに靖子の妊娠が発覚。父親もわからなかったが、宮本は靖子とその子どもを守ると心に決めるのだった。
近年めざましい発展を遂げているインド。なかでも映画産業はすさまじく、世界でも有数の映画大国となっている。『シークレット・スーパースター』はそんなインド映画のなかで、もっとも興行成績を上げた作品のひとつだ。物語は貧困層の少女がネットを通じて成功していくサクセスストーリーとなっており、インド映画初心者でも十分に楽しめる。エンターテインメント作品ながら、社会風刺やミュージカルなど「インド映画らしさ」が盛り込まれた作品だ。インドの地方都市に住むインシア(ザイラー・ワシーム)は、ミュージシャンを夢見る少女だ。しかし暴力的な父(ラージ・アルジュン)から音楽を禁止され、思う存分練習ができる環境ではなかった。母のナズマ(メヘル・ヴィジュ)は娘の夢を応援していたが、夫の制止を振り切れず、コンクールに出してあげることも叶わない。ある日、ナズマがインシアにパソコンをプレゼントする。インシアは顔を隠し、動画サイトを通じて自身の歌を披露したところ、インド中で話題となってしまう。「シークレット・スーパースター」を名乗り、たちまちネットの人気者となるインシア。ついにはプロデューサーのシャクティ・クマール(アーミル・カーン)からも声がかかり、デビューを打診されるのだった。
ビジネス界から、サッカーの世界へ華麗に転身!?葦プロダクション制作による、テレビアニメ作品。ビジネススクールに通っていた大財閥の御曹司が、さまざまな困難を乗り越えながら、プロサッカーの世界へと転身する。テレビ放送は1992年4月から1993年4月。全52話。サッカーが盛んなリゾート地・ゴダイリゾート。この地に、ふたりの青年がやってきた。ひとりは、伍代財閥の御曹司・伍代隼(草尾毅)。もうひとりは、その親友・ロベルト・バゼッティーニ(佐々木望)である。実業界での活躍を期待されるふたりは、現地のビジネススクールに入学する予定であった。船から降りたふたりは、隼のいとこ・香苗の高級車を借りて、この美しいリゾート地を散策する。そのなかで、隼は伍代財閥のプロサッカーチーム入りを目指すユースチームの面々と出会う。そして、ひょんなことから彼らとともに、ゴダイリゾートを訪れていた天才サッカープレイヤーのスーパープレイを目の当たりにする。そのプレイを見て、サッカーに興味を持ち始めた隼は、自分でも見よう見まねでプレイするうちに、次第にサッカーの楽しさにのめり込んでいく。それは、これまでいわれるがままに勉強してきた彼にとって、初めて真剣になれるものを見つけた瞬間でもあった。しかし、大のサッカー嫌いである曽祖父のカルロ・フェリーニは、そんな隼の変化を快く思わないのだった…。
突然やって来た転校生は、不思議な宇宙人!?ながとしやすなりのギャグ漫画『うちゅう人 田中太郎』をもとにした、テレビアニメ作品。ごく普通の小学校に通う男子が、転校してきた水色の宇宙人・田中太郎とかかわるなかで、さまざまなトラブルに巻き込まれていく。原作は、小学館の「月刊コロコロコミック」や「別冊コロコロコミック」で連載されていた。どこにでもあるようなごく平凡な学校、戸成町小学校。そこに通う元気な男子小学生、堀町タカシ(松本さち)は、今日も遅刻ぎりぎりで全力ダッシュ。なんとかチャイムが鳴る前に、教室にすべり込むことに成功する。ホームルームが始まると、担任の先生から転校生が来ることを知らされる。どんな転校生が来るのかとわくわくしながら待っていたタカシだったが、そこに現れたのはなんと水色の宇宙人。光る目ととんがった耳、頭についている謎の突起は、明らかに人間のものではなかった。「田中太郎」と名乗るその宇宙人は、タカシの隣の席になる。タカシは田中の正体を暴いてやろうと躍起になるものの、なかなかしっぽをつかむことができない。それどころか、田中とかかわるうちに、タカシは常識では考えられないさまざまなハプニングに巻き込まれていくことになる。いったい田中太郎とは何者なのか。次々と明らかになる田中の秘密により、その謎はますます深まっていくのだった。
ついに始まる異世界大河ファンタジー!?原作・春原ロビンソンの、異世界ファンタジー系ギャグ漫画『戦勇。』をもとにしたテレビアニメ作品。剣と魔法の世界を舞台に、ヘタレ勇者とお供のドS戦士のコンビが、復活した魔王を倒すために冒険の旅に出る! 各話4分30秒のショートアニメで、監督は山本寛。ある日、世界に巨大な穴が空いた。その穴からおびただしい数の魔物たちが現れ、人間の世界を脅かすようになった。これは、千年前に勇者によって封印された魔王ルキメデスが復活したに違いない――。そう考えた国王は、魔王討伐を果たすために、勇者の子孫を王宮に呼ぶのだった。だがそうして集まった勇者は、なんと75人もいた! それを見た国王は予想外の多さにとまどうものの、千年も経てば子孫がわからなくなるのは当然かとなぜか納得。とりあえず勇者の子孫を名乗る者たち全員に、魔王討伐を命じることにする。そんな自称・勇者の子孫のひとりであるアルバ(下野紘)は、ごく平凡なヘタレ少年。けれども、国王の命を受けた彼は、お供のドS戦士・ロス(中村悠一)とともに、勇んで魔王討伐の旅に出発する。しかし迫り来る魔物たちに対して、これといった活躍もできないまま、ときが過ぎていく。そんななか、アルバたちはひとりの幼女・ルキ(茅野愛衣)と出会う。驚いたことに、ルキは自らを魔王と自称するのだった…。
テレビアニメ『ポケットモンスター』の劇場版第23作品目となる『劇場版ポケットモンスター ココ』は、「種族間を超える親子愛」がテーマ。2020年12月25日に公開。監督を務めるのは、『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』を手掛けた矢嶋哲生。少年ココ役で上白石萌歌、ココを育てたザルード役で中村勘九郎が声優として出演する。少年・ココ(上白石萌歌)は、1匹のザルード(中村勘九郎)に育てられた。ポケモンが大好きなココは、傷ついたポケモンのために「癒しの水」を利用し、縄張りを占領するザルードたちと問題を起こしていた。「無茶をするな」と親ザルードに叱られるココは、「いつになったら、技が使えるのか」と自分がザルードでないことに気付き始めている発言をする。そんなある日、意識を失っていたところをサトシ(松本梨香)に助けられたココは、人間の街で目を覚ました。そこで初めて自分と同じ姿をした人間という存在たちと、人間と仲良く暮らすポケモンたちの姿を目にする。ポケモンのために一生懸命なサトシの姿に、彼を信用することにしたココは、親ザルードのもとにサトシを連れていった。「どう生きていくかはお前次第だ、ココ」と親ザルードにいきさつを聞いたココは、本当の親を探し求めて「ビオトープ・カンパニー」を訪れるのだが…?
旧校舎にすみつく妖怪たちを退治せよ!民俗学者・文筆家である常光徹の小説『学校の怪談』をもとにした、テレビアニメ作品。母を亡くした小学生の姉弟が、転校先の学校の旧校舎でさまざまな妖怪と遭遇し、知恵を絞って退治していく。アニメーション制作は、スタジオぴえろ。大好きな母を病気で亡くした小学生の姉弟、宮ノ下さつき(川上とも子)と敬一郎(間宮くるみ)は、父とともに祖母の旧宅に引っ越してきた。転校先となるのは、かつて父と母のふたりが通っていた天の川小学校。とはいってもさつきたちが通うのは、父や母が通った旧校舎ではなく、その隣に建つ新校舎である。転入初日の朝、登校しようとしていたさつきと敬一郎は、飼い猫のカーヤを追って、立ち入り禁止の旧校舎に足を踏み入れてしまう。そこで出会った同級生の青山ハジメ(本田貴子)と柿ノ木レオ(津村まこと)、そして上級生の恋ヶ窪桃子(佐久間紅美)とともに、カーヤを探すことになる。ところが、その旧校舎には、歩く二宮金次郎像、人面犬、トイレの花子さん、首なしライダーをはじめ、得体の知れない妖怪たちがうごめいていた。そうこうするうちに、さつきたちは天邪鬼に見つかり、追いかけられることになる。窮地に陥ったさつきたちだったが、偶然飛び込んだ校長室で1冊の日記を見つけるのだった。それは、さつきの母が小学生のころに記した「オバケ日記」であった。
アニメ『Dr.STONE 第2期』は、2021年1月14日より放送のアクション作品。全人類が、謎の現象で石化してしまってから数千年後の世界を舞台に、科学の力で世界を再び取り戻そうと奮起する物語である。2019年7月に放送されたアニメ『Dr.STONE』の続編で、原作・稲垣理一郎、作画・Boichiによる漫画作品が原作となっている。今作では、科学王国チームと、武力帝国チームの交戦がメインビジュアルとして公開された。ここは、全人類が謎の閃光によって石化された時代。石化から数千年、目覚めた石神千空(小林裕介)の科学の力によって、原始に戻った世界が再び文明を築き上げたのだ。その後も、新たな仲間を集めて「科学王国」を作り上げようと、石器時代から現代文明まで駆け上がっていく千空たち。しかし、そんな文明の発展を妨げるのが霊長類最強と謳われている高校生・獅子王司(中村悠一)率いる「武力帝国」である。果たして、科学王国と武力帝国のどちらが勝利を手にするのか。今、壮絶な戦いが幕を開ける。
アニメ『約束のネバーランド 第2期』は、2021年1月7日よりフジテレビのノイタミナなどで放送のダーク・ファンタジー作品である。さまざまな孤児が集まる「グレイス=フィールドハウス」を舞台に、「鬼」の存在を知った主人公・エマ(諸星すみれ)たちが孤児院を脱出する頭脳戦が繰り広げられる。原作の同名漫画は、原作・白井カイウ、作画・出水ぽすかが手掛けており、「週刊少年ジャンプ」で連載されていた。2020年12月の時点で、世界累計発行部数2,600万部を突破するほどの人気作品である。舞台は、さまざまな孤児が集まる「グレイス=フィールドハウス」。院のシスターであり、みんなのママであるマム・イザベラ(甲斐田裕子)との生活は、幸せそのものであった。しかし、鬼の存在を知ったエマとノーマン(内田真礼)は、自分たちが鬼の食糧になっていることに気付いてしまう。さまざまな頭脳戦を繰り広げ、エマたちは最低2年は出荷されないことを見越し、5歳以上の総勢15名で脱出をする。偽りだらけの世界から抜けだすも、鬼がはびこる外の世界はあまりに残酷だった。しかし、図書館で見つけた「ミネルヴァ」からのメッセージを頼りに、希望への道を探して突き進んでいく。
アニメ『真・中華一番! 第2期』は、2021年1月より深夜枠で放送の料理バトル作品。1990年代に人気を集めた、小川悦司が手掛ける漫画『中華一番!』シリーズのアニメである。今作では、中華料理界を守護する「伝説の厨具」を巡り、マオこと劉昴星(リュウ・マオシン)と裏料理界最高幹部・五虎星との全面対決がはじまる。主人公のマオ役には、アニメ『アイカツスターズ!』などさまざまな作品に出演している藤原夏海が抜擢。そのほかにも、茅野愛衣や中村悠一など人気声優陣たちが登場している。舞台は、19世紀の中国。四川にある「菊下楼」の料理長のひとり息子で、史上最年少で中国の頂点である料理人資格・特級厨師試験に合格した劉昴星(藤原夏海)。その超人離れした味覚と発想力で、さらなる高みを目指してシロウ(藤井ゆきよ)とメイリィ(茅野愛衣)と西南中国を旅していた。そんななか、料理で人を支配しようと企む「裏料理界」の存在を知り、立ち向かおうと奮起する。亡き母の遺志を継ぎ、伝説の厨具を魔の手から守る闘いが今、幕を開ける。
アニメ『転生したらスライムだった件(第2期/第1部)』は、2021年1月より放送の異世界アクション物語である。今作は2部構成となっており、第2期の第2部は2021年7月から放送。人間界で通り魔に刺されて亡くなった男が、異世界でスライムに転生!多種多様な種族が集まる異世界で、身に着けたスキルを使い仲間を増やしていく。原作は、川上泰樹・伏瀬・みっつばーが手掛けており、コミックス・ライトノベルで展開されている。シリーズ累計2,000万部を超える人気作である。これは、ドワーフやゴブリンなど多種多様な種族が入り混じる異世界の物語。人間界で亡くなり、この異世界にスライムとして転生してきたリムル=テンペスト(岡咲美保)。「大賢者」の能力を持つ最強のスライムで、この地の魔王と恐れられてきた暴風之王ヴェルドラ(前野智昭)と友達になり、「捕食者」のスキルで体内に取り込むことで魔王に近い力を秘めたのだ。その後、さまざまな仲間たちと出会い、仲間を守るために王として建国。リムルの人間の姿の土台となっているシズエ・イザワ(花守ゆみり)の心残りであった教え子のケンヤ・ミサキ(朝井彩加)たちには、上位精霊を宿らせ死を回避することに成功した。そんなリムルたちの目の前に、新たなる刺客が現れるのであった。
『ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画』はインドで実際に起きた、火星探査機打上げを描いた作品である。主役となるのは少ない予算で火星への航行を可能にした、女性主体の科学者チームだ。彼女たちはアイデアと技術力で、予算と開発期間をカバーし、ロケットに搭載できる火星探査機を作り上げた。また、主演と制作スタッフは2018年に大ヒットした『パッドマン 5億人の女性を救った男』から引き継いでいる。主演のアクシャイ・クマールはインドを代表するアクションスターだが、今作ではチームを指揮する科学者を演じた。インドの宇宙事業の命運をかけた大プロジェクトが失敗に終わり、科学者のラケーシュ(アクシャイ・クマール)は左遷をいい渡される。彼の次の任務は不可能ともいわれていた、火星探査をおこなうことだった。一方、ラケーシュのチームにいた科学者のタラ(ヴィディヤ・バラン)は、揚げパンを作る過程で新たなアイデアを思いつく。それは少ない燃料と、月探査に使うはずだったロケット技術で、火星探査を可能にする画期的なアイデアだった。
「深刻なSNSトラブルを専門に捜査する部署が、警視庁に新設されたら」という架空の設定で、現代の日本が抱えるさまざまな社会問題に大きく切り込んでいく。タイトルにある “指殺人”とはインターネット上で簡単に人を傷つけてしまう“キーボードによる殺人”のこと。2021年1月からテレビ東京系で放送開始。この深刻な犯罪に立ち向かう主人公の捜査官・万丞渉を演じるのは、民放ドラマに約5年ぶりの出演となる香取慎吾。SMAPのメンバーとしてデビュー後、俳優として多数の作品に出演し、さらにアーティストとして個展も開催するなど、多彩な才能を発揮してきた香取慎吾が主演を務める。また、万丞のライバルとなる刑事・羽鳥賢三を演じるのは、数多くのドラマや映画、舞台で活躍し続けてきた実力派俳優・山本耕史である。警視庁では、世間にあふれかえる深刻なSNSトラブルに対応すべく、試験的に「警視庁指殺人対策室」を新設することになった。SNSにおける誹謗中傷問題を撲滅するという、大きな理念を掲げてはいるものの、通称「指対」に集められたメンバーは、万丞渉(香取慎吾)をはじめ、ひとクセもふたクセもあるワケあり人物ばかりだった。そんな指対に、ある夫婦が訪ねてきた。ファッションモデルをしていた娘が自殺したのだが、捜査が早々に打ち切られてしまったため、死の真相を詳しく調べて欲しいと指対に依頼し…。
『ここは今から倫理です。』は、2021年1月からNHKの「よるドラ」で放送。高校で倫理を教える教師・高柳が、さまざまな問題を抱える生徒たちに寄り添っていく姿を描く。原作は雨瀬シオリによる漫画であり、2016年に「グランドジャンプPREMIUM」で連載がスタートした作品。亡くなった叔母が遺した倫理の教科書や日記などに、深く感銘を受けた作者が丁寧に描き上げたストーリーには、偉大な哲学者たちの名言が多数散りばめられており、読者の心を大きく突き動かす。脚本を担当するのは、早稲田大学在学中に「タカハ劇団」を旗揚げし、その後10年以上にわたって劇団の上演作品すべての脚本と演出を手がけてきた、演劇界でその名の知られている高羽彩である。主人公の教師・高柳役を演じるのは、『海賊戦隊ゴーカイジャー』でデビューし、舞台や映画、大河ドラマ『おんな城主 直虎』やNHK連続テレビ小説『なつぞら』など、多数の作品で活躍してきた山田裕貴。演技の幅が広く、カメレオン俳優とも呼ばれている山田裕貴が、一風変わったミステリアスな主人公・高柳を演じる。高校3年生になった逢沢いち子(茅島みずき)たちは、選択科目として倫理の授業を受けることになった。どこかミステリアスな雰囲気を漂わせている担当教師・高柳(山田裕貴)は、さまざまな悩みを抱えている生徒に倫理と哲学の言葉を投げかけていく。
『ゲキカラドウ』は、2021年1月6日からテレビ東京系列の「ドラマホリック!」枠で放送開始のテレビドラマ。主演はジャニーズWESTの桐山照史で、テレビドラマの単独主演は今作がはじめて。ほかにも泉里香、平田満、中村嶺亜、森田甘路、前川泰之が出演する。これまで『孤独のグルメ』『忘却のサチコ』『きのう何食べた?』といった、人気グルメドラマを生み出してきたテレビ東京が、完全オリジナル脚本で新感覚のグルメドラマを手がける。飲料メーカー・ロンロンで働く猿川健太(桐山照史)は、仕事での実力が認められ、大阪本社から東京支社の営業促進室に異動となった。東京への栄転でやる気に満ちあふれる猿川だったが、異動初日、営業先である老舗酒店の店主を怒らせてしまうという大失態をおかしてしまう。その日の夜、営業促進室のメンバーにより猿川の歓迎会が開かれた。室長の⾕岡和彦(平田満)、⼤河内友⿇(泉里香)らに歓迎される猿川だったが、目の前に出てきたのは驚愕の激辛料理! その辛さに圧倒される猿川に向かって、谷岡は自身の唱える“ゲキカラドウ”なるものを語りだす…。「激辛道=ゲキカラドウ」を突き進むことで、男として、仕事人として、大きく成長をしていく! 超激辛料理をとおして、猿川がどのように成長していくのか!?
『青天を衝け』は、NHKで2021年2月14日から放送のテレビドラマ。1963年から放送が始まった大河ドラマシリーズとしては、第60作の作品となる。主演は、連続テレビ小説『なつぞら』や映画『キングダム』への出演などで、演技力も高く評価されるイケメン俳優の吉沢亮。ほかにも小林薫、和久井映見、竹中直人、草彅剛、堤真一、成海璃子、田辺誠一、平泉成、木村佳乃、玉木宏、川栄李奈といった豪華な俳優陣が出演する。幕末から明治にかけて活躍した、「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一の生涯を描く。1840年(天保11年)、武蔵国・血洗島村に渋沢栄一(吉沢亮)は生を受けた。藍玉づくりと養蚕を営む百姓の家で、おしゃべりでやんちゃな栄一は、父・市郎右衛門(小林薫)の影響を受けながら商売の面白さに感化されていく。そんなある日、栄一の人生の行く末を変える、事件が発生する。御用金の取り立ての代官に盾突いたことが原因で、理不尽な罵倒を受けたのだ。いまだはびこる官尊民卑の身分制度に怒りを覚えた栄一は、「虐げられる百姓のままでは終われない」と武士になることを決意するのだった!百姓から武士を志した青年が、どのような挑戦と挫折を経て、日本を代表する実業家となっていったのか? のちに「日本資本主義の父」と称されるほどになった、渋沢栄一の激動の人生から目が離せない!
『レッドアイズ 監視捜査班』は、2021年1月23日から日本テレビ系土曜ドラマ枠で放送のテレビドラマ。主演は歌手や俳優として、幅広い活躍をみせるKAT-TUNの亀梨和也。ほかにも松下奈緒、趣里、シシド・カフカ、松村北斗、木村祐一といった俳優陣が出演する。元犯罪者の捜査官たちが、最新の監視システムを駆使し凶悪犯を追い詰めていく。日本全国に存在する防犯カメラ。その数はなんと500万台。この防犯カメラの映像を駆使した最新の監視システムによって、犯罪捜査をおこなう特殊部隊が神奈川県警に新設される。その名は、神奈川県警捜査分析センター、通称・KSBC。元神奈川県警捜査一課の刑事であった伏見響介(亀梨和也)は、愛する恋人を殺した連続殺人犯を探すためにKSBCの特別捜査官に転身する。伏見がKSBCに集めた民間捜査官は、一癖も二癖もある個性的なメンバーばかり。元大学教授で優秀なプロファイラー、元自衛官のシングルマザー、若くして天才的な知能を持つハッカー。超人的能力で凶悪犯を追う彼らだったが、実はそれぞれが暗い“過去”を持っていた。最新の監視機器を搭載した監視の塔を拠点に、捜査官たちがリアルタイムで犯罪者を追跡し追い詰めていく! 伏見は連続殺人犯を見つけだし、最愛の恋人の仇をとることができるのか!?
インドネシア制作のNetflix独占配信映画で、日本では劇場上映されていない。『ヘッド・ショット』『KILLERS キラーズ』で知られるティモ・ジャヤントが、監督・脚本を手がけた本格バイオレンスアクション映画である。格闘技アクション映画『ザ・レイド』に出演していたジョー・タスリムとイコ・ウワイスの2人が、今作でも主要キャラクターとして出演している。劇中の大半が、本格的なアクションシーンで構成されている。アジアを牛耳る巨大犯罪組織「トライアッド」の幹部で殺し屋だったイトウ(ジョー・タスリム)は、業務中に少女・レイナ(アシャ・クニェリ・ベルムデス)を見逃したことが原因で組織から追われる身となる。イトウは少女を連れて昔の友人たちのもとに身を寄せるが、トライアッドはすぐに彼の居場所を突き止めてしまう。少女を守りながら、次々に襲いかかる刺客たちを倒していくイトウ。そんな彼の前に、3年前に一緒に組織に入った幼なじみのアリアン(イコ・ウワイス)が殺し屋として差し向けられる。
1959年に初演され大ヒットした同名ミュージカルの映画版で、1965年に公開された。原作は主人公のモデルであるマリア・フォン・トラップの自叙伝『トラップ・ファミリー合唱団物語』である。原作の自叙伝、ミュージカル、そして映画ともに世界中で大ヒットし、今もなお世界中の老若男女から愛されている名作だ。劇中では「エーデルワイス」「私のお気に入り」「ドレミの歌」など、誰もが一度は聞いたことがある名曲が使用されている。物語も主人公の成長ストーリー、恋愛、そして子どもたちとのふれあいなど、ほのぼのする展開から、迫り来る戦争の影や緊張感あふれる脱出劇まで幅広く展開する。歌うことが大好きで自由に憧れる修道女見習いのマリア(ジュリー・アンドリュース)は、そのおてんばぶりから、ほかの修道女たちにからかわれつつも愛される存在だった。ある日、修道院長(ペギー・ウッド)から、トラップ大佐(クリストファー・プラマー)の子どもたちの家庭教師になるようにすすめられる。修道院長のすすめを最初は断るマリアだったが、最終的にトラップ邸に向かう。そこでマリアを待っていたのは、何人もの家庭教師がさじを投げた7人の子どもたちだった。子どもたちからの「手厚い」歓迎もマリアは動揺せず受け入れ、次第に子どもたちもそんな彼女に心を開き始めていくのだが…。
『俺の家の話』は、2021年1月22日からTBSテレビ系金曜ドラマ枠で放送のテレビドラマ。主演は、高い演技力で俳優としての評価も高い長瀬智也が務め、脚本は人気脚本家の宮藤官九郎によるオリジナルストーリーとなる。これまで『池袋ウエストゲートパーク』や、『タイガー&ドラゴン』といった人気作を生みだしてきた長瀬智也と宮藤官九郎のふたりが、再びタッグを組む。共演者にも西田敏行、戸田恵梨香、桐谷健太、永山絢斗といった実力派の人気俳優が顔をそろえる。かつて人気プロレスラーとして名を馳せた、ブリザード寿こと観山寿一(長瀬智也)。けがや年齢もあって昔の人気も衰え、現在では小規模なプロレス団体で試合を続けていた寿一のもとに、父であり重要無形文化財「能楽」の保持者でもある、観山寿三郎(西田敏行)の危篤の知らせが届く。20年以上ぶりに家族と再会する寿一だったが、弟の踊介(永山絢斗)と妹の舞(江口のりこ)は冷ややかな反応…。それに激昂した寿一はプロレスラーを引退し、二十八世観山流宗家を継承することを決意する。その後、一命を取りとめ無事退院した寿三郎だったが、かつての威厳はどこへやら、デイケアサービスのヘルパー・志田さくら(戸田恵梨香)と結婚してすべての遺産をさくらに相続するといいだして…!? 介護と遺産相続をめぐる激しいバトルに、寿一と家族、さくらが巻き込まれていく!
第72回カンヌ国際映画祭の最優秀ドキュメンタリー賞を受賞し、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にもノミネートされた作品である。批評サイトのロッテントマトで批評家99%、観客97%といった驚異の高評価を記録し、世界各国でさまざまな賞を受賞している話題作だ。アメリカでは2019年3月に、日本では2020年2月29日に公開された。2012年から2016年の、シリアにある都市アレッポが舞台である。激化していくアレッポの内戦の様子をカメラが隠すことなく捕らえており、目が離せない。ただ戦場の悲劇だけをクローズアップしたのではなく、死と隣り合わせで生きる人々の生活、そして戦場の地で妻として母として生きる主人公の思いも隠すことなく映し出したドキュメンタリー作品だ。アレッポ大学に通うワアド(ワアド・アルカティーブ)は、ジャーナリストに憧れている学生だった。独裁政権へのデモ行進に参加したことがきっかけとなり、ワアドはスマホを使って反体制派の活動の撮影を始める。内戦が激化していくなか、ワアドは反体制派の仲間であり親友でもある医師のハムザ(ハムザ・アルカティーブ)と結婚し、新しい命を授かる。戦場で妻となり、母となった彼女は、生まれてきた娘のためにも、戦場で生きる自分たちの姿を記録に残すことを決意するのだった。
『おんなのこきらい』は「かわいい」に憑りつかれてしまったOLを描く、ヒューマンドラマだ。恋愛要素も含まれているが、全編をとおしてひとりの女性の成長物語に仕上がっている。厳しい女社会をリアリティーたっぷりに描き出し、特に女性からの共感を集める作品だ。主演は、『賭ケグルイ』での怪演が記憶に新しい森川葵。「かわいい」状態から、少しずつ落ちぶれていくまでを体当たりで表現した。彼女は今作の演技で、「MOOSIC LAB 2014」の最優秀女優賞を受賞している。和泉キリコ(森川葵)は、かわいい物が大好きなOLだ。自分のかわいさを自覚し、会社では男に取り入り、手玉に取ることで自分を保っている。しかし男に媚を売るような言動から、同性の社員たちにはことごとく嫌われてしまう。そんなキリコにも好きな人がいた。行きつけのバーで働いているユウト(谷啓吾)だ。ふたりは友達以上の関係であるが、なかなか恋人関係には発展しなかった。諦めずユウトにアタックを続けるキリコだったが、バーの新人店員のさやか(井上早紀)が現れてから状況が一変する。
『ブライダル・ウォーズ』は結婚式のブッキングをめぐって、親友同士が争いあうコメディ映画である。『プラダを着た悪魔』に出演したアン・ハサウェイと、『あの頃ペニーレインと』で熱狂的な支持を集めたケイト・ハドソンの共演作。監督は『シャーロットのおくりもの』を手がけた、ゲイリー・ウィニック。また、後年に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でアクションスターの地位を確立する、クリス・プラットが出演している。大親友のリヴ(ケイト・ハドソン)とエマ(アン・ハサウェイ)は、大人になったらプラザホテルで結婚式をすることを約束していた。大人になったふたりは、それぞれの恋人からプロポーズされ、結婚式の準備をはじめる。場所はもちろん、子どものころから思いをはせてきたプラザホテルだ。しかし、ふたりは同じブライダルプランナーに依頼してしまい、結婚式が同日の同じ場所となってしまう。自分の結婚式にこだわりを見せるふたりには、合同結婚式などもってのほか。お互い1歩も譲らず、プライドをかけた「戦争」がスタートすることに…。
『ダークナイト』や『ブロークバック・マウンテン』など、映画界に多大な功績を遺した名優・ヒース・レジャー。彼は28歳という若さでこの世を去ってしまうが、死後もアカデミー賞を受賞するなど、映画界の伝説的な存在となっている。そんな彼が、最期に遺した作品が『Dr.パルナサスの鏡』だ。主演を務めたヒースが撮影中に亡くなったため、彼の役は3人の友人に引き継がれた。それぞれジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが代役を務め、お蔵入りの可能性もあった今作を完成させている。悪魔との賭けに勝利し、不死身の体となったパルナサス(クリストファー・プラマー)は、仲間たちとショーを開催しながら旅をしていた。彼は不思議な鏡を持っており、その鏡に入った見物客を誘惑し、悪魔と勝負していたのだ。ある日、娘のヴァレンティナ(リリー・コール)たちが橋の下で首を吊っていた男を助ける。トニー(ヒース・レジャー)と名乗るその男は記憶を失っていたが、話術の才能があり、ショーは大盛況。悪魔との勝負にも勝てると思われたが…。
『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』は、小津安二郎が監督したサイレント映画だ。のちに『東京物語』で世界中に注目される安二郎の、初期の代表作のひとつである。30年代に製作された作品だが、デジタル修復が施され、現代でも美しい状態で鑑賞することができる。劇中で描かれるのは、地に足をつけて生きる民衆の姿だ。サイレントではあるが、ストーリーも用意されており、現代にも通じる「サラリーマンとして生きる辛さ」が描かれる。吉井一家は父の仕事のため、上司の家の近くに引っ越しをする。長男の良一(菅原秀雄)と弟の啓二(青木富夫)は、仕事熱心な父(斎藤達雄)を尊敬していた。そんなふたりは新しい学校のガキ大将と喧嘩ばかり。学校も休んでしまうが、そのことが父の耳に入り、ふたりはこっぴどく叱られてしまう。しかし、厳格だった父が仕事先の上司にぺこぺこ頭を下げているのを目撃。しかも上司がガキ大将の父親というのだから、兄弟は面白くない。ふたりは父への反抗心をしめすため、食事のボイコットを始めるのだった。
忘れられた旧都を舞台に繰り広げられる、謎解きアクションストーリー!原作・万城めいと、作画・若山晴司の漫画『素敵探偵☆ラビリンス』をもとにした、テレビアニメ作品。旧都の洋館に住む金髪の少年が、人智を超えた力を駆使して、都市で起こる怪事件の数々を見事に解決していく。原作の漫画は、全8巻が刊行されている。かつて日本の首都として栄えていた街・東京は、30年前に起きた「大崩壊」と呼ばれる巨大地震により、壊滅的な被害を受けた。大多数の人々は新都に移住し、東京は捨てられた街と化した。それでも少数の人々は、住み慣れたその街を捨てることができず、今もなお住み続けるのだった。ところが、廃墟がそのまま残された旧都・東京では、ちまたで「幻夢事件」とうわさされる怪事件が頻発するようになった。人智を超えた不可解な事件の数々には、警察ももて余すしかなく、住民たちは不安を抱えながら生活していた。そんなとき、警察に1本の電話がかかってきた。電話の主は、旧都の大邸宅に住む金髪の少年、日向マユキ(沢城みゆき)。人智を超えた力を持つ彼は、わずかな手がかりを再構成して、怪事件を見事に解決してみせるのだった。その電話の主に興味を持った警察は、マユキの居場所を特定し、彼のもとを訪れる。それをきっかけに、マユキとメイドの三重野初実(植田佳奈)らが、次々と起こる怪事件に挑むことになる。
運命で結ばれた者たちが繰り広げる、超常バトル!高河ゆんの漫画『LOVELESS』をもとにした、テレビアニメ作品。兄を亡くした少年が、兄の知り合いだったという美男子と出会い、超常バトルの世界に巻き込まれていく。原作は、一迅社の女性向け漫画雑誌「コミックZERO-SUM」で連載された。猫耳としっぽがついた小学6年生の少年・青柳立夏(皆川純子)は、唯一の理解者だった兄・清明(成田剣)が殺されて以来、すっかり心を閉ざしていた。転校先の学校でも、クラスメイトとなれ合うことなく、それどころか立夏に興味を持った少女・羽渡唯子(植田佳奈)をすげなくあしらうのだった。立夏にとって、清明のいない世界には、もはや灰色の日常しか残されていなかったのである。しかしそんな立夏は、下校時に校門でひとりの美男子と出会う。我妻草灯(小西克幸)と名乗る彼は、なんと亡くなった清明の知り合いだという。慕っていた兄の知り合いということで、草灯に心を許した立夏は、ふたりで思い出づくりをするのだった。だが、その途中で立夏は草灯に唇を奪われ、彼から自分のすべてを捧げると告げられることになる。いったいどういう意味なのかと、立夏は突然の事態にとまどってしまう。しかし草灯の口から事情を聞く暇もなく、ふたり組の追っ手に襲われ、超常バトルに巻き込まれることになる。こうして立夏と草灯の運命が大きく動き出すのだった。
今作は、見た目がそっくりな王女と菓子職人の入れ替わりを描いた、ラブコメディーである。前作『スイッチング・プリンセス』では、ふたりの入れ替わりがおこなわれたが、今作では3人に増え、コメディ要素もパワーアップした。主演は『ハイスクール・ミュージカル』などに出演した、ヴァネッサ・ハジェンズ。今作では1人3役を演じており、それぞれの演じ分けにも注目だ。王女と入れ替わり、エドワード王子(サム・パラディオ)と結婚したステイシー(ヴァネッサ・ハジェンズ)は幸せな生活を送っていた。しかし、本来の王女であるはずのマーガレット(ヴァネッサ・ハジェンズ)は、恋人のケビン(ニック・サガル)と別れてしまう。ステイシーはそんなマーガレットを気にかけ、ケビンとの仲を修復しようと決意する。マーガレットの戴冠式にケビンを招待し、ふたりの関係は修復するかに思えた。しかし、マーガレットの親戚であるフィオナ(ヴァネッサ・ハジェンズ)が、ある計画を企てていて…。
『それでも夜は明ける』は1800年代のアメリカを舞台に、奴隷制度の残酷さを描いた伝記映画である。実際に奴隷だったソロモン・ノーサップの体験記をもとにしており、当時の奴隷たちの暮らしをそのまま描き出した。また、今作は2013年のアカデミー賞で作品賞を受賞するなど、多大な評価を受けている。主演は『ドクター・ストレンジ』などの大作映画にも出演する、キウェテル・イジョフォー。そのほかにも今作でアカデミー賞助演女優賞を受賞したルピタ・ニョンゴ、『X-MEN』シリーズのマイケル・ファスベンダー、プロデューサーとしても名を連ねるブラッド・ピットが出演した。自由黒人のソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、友人だった男に奴隷として売られてしまう。自分の立場を奴隷商人に説明するが聞き入れてもらえず、ついに白人のフォード(ベネディクト・カンバーバッチ)の「所有物」となる。故郷に残してきた妻子に会うため、脱出する方法を考えるソロモン。読み書きができることを隠しチャンスを狙っていたが、フォードは知り合いのエップス(マイケル・ファスベンダー)にソロモンを売ってしまうのだった。
タイトルにもなっている「リリー」は、人類ではじめて性転換手術を受けた女性の、リリー・エルベからきている。今作は男性の体に生まれながらも、本当の自分を求め続けたひとりの女性の物語だ。監督は『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を獲得している、トム・フーパ―。主演は『博士と彼女のセオリー』でオスカーを受賞した、エディ・レッドメインが務めた。画家のアイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は、同じく画家である妻のゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)と仲睦まじく、幸せな生活を送っていた。しかし、アイナ―の内側には「リリー」という女性がいて、肉体と心の差に違和感を感じはじめる。ある日、ゲルダの作品のモデルになるため、アイナ―は女性用ストッキングを穿く。それ以降、アイナ―はリリーと名乗り、女性として生活をはじめるのだった。ゲルダの協力もあり、社交の場でもリリーの姿で溶け込むことに成功する。リリーが認められたことに喜ぶゲルダだったが、彼女が美しくなるにつれて、少しずつ夫婦の関係に溝が生まれていく。
「AWAKE」とは、実在するAI将棋プログラムの名前である。近年は人工知能の発達にともなって、AI将棋といえど棋士をも打ち負かすソフトも登場している。AWAKEは、棋士とAIが対戦する「電王戦」で戦い、華々しい功績を残したソフトだ。そんなAWAKEを開発する大学生を演じたのは、若手俳優の吉沢亮。共演は子役出身の若葉竜也や、ベテラン俳優を父に持つ寛 一 郎、話題作『糸』に出演した馬場ふみかが名を連ねる。若くして奨励会に入った清田英一(吉沢亮)は、ライバルの浅川陸(若葉竜也)と腕を高めあっていた。しかし年齢を重ねるにつれ、ふたりの実力差は開いていく。ついに浅川はプロ棋士に、英一は自分の実力に限界を感じ、奨励会を辞めることになる。将棋一筋で生きてきた英一は社交性もなく、入学した大学でも浮いてしまう。そんなときに、父のプレイしていた「AI将棋」を目にする。プロ棋士でも思いつかない手を打つAIに興味を抱いた英一は、大学で人工知能研究会に参加。プログラミングを学び、最強のAI将棋ソフトAWAKEを作っていく。
キュートなへんてこ女子小学生が、さまざまなトラブルを巻き起こす!?『サイボーグ009』や『仮面ライダー』で知られる石ノ森章太郎が原作を務める、漫画『さるとびエッちゃん』のテレビアニメ化作品。人間離れした特技を持つ不思議な女の子・エッちゃんが、周囲の人たちを巻き込み、ハプニングを引き起こしていく! 原作は、「週刊マーガレット」(集英社)にて連載された。テレビアニメ放送は1971年10月から1972年3月。大都会の片隅にある三つ葉小学校。自動車が頻繁に行き交うなか、朝の通学路には元気な小学生たちがあふれていた。仲良し女子グループのリーダー的存在であるミコ(千々松幸子)も、そのひとり。友達と楽しい雑談をしながら、学校へと向かうのだった。ところが、その日はいつもと少し違っていた。なんとガキ大将の同級生・大山タケシ(田中亮一)とその子分たちが、ミコたちを通せんぼする嫌がらせをしてきたのだ。その状況を見かねた床屋の息子・天下大平(野島昭生)が、悪ガキたちに立ち向かうものの、タケシが手なずけた猛犬に震え上がってしまう。そんなとき、ミコたちの前にひとりの女の子が現れた。彼女の名は、猿飛エツ子(野村道子)。「エッちゃん」という愛称を持つ彼女は、なんと猛犬と会話して説得し、逆にその猛犬をタケシにけしかけるのだった。こうしてエッちゃんをめぐるドタバタな学校生活が始まることになる。
2012年3月10日に公開された日本映画で、監督は本木克英。JAXA宇宙航空研究開発機構の全面協力のもと、撮影された。2010年にはやぶさが無事に帰還すると、翌年の2011年10月には『はやぶさ/HAYABUSA』、2012年2月には『はやぶさ 遥かなる帰還』と続けて、はやぶさ関連の映画が公開された。今作は、そんなはやぶさ映画の3作品目として知られている。先に公開された2本と大きく異なるのは、当時最新の3Dが駆使されていることだ。そのため映画のキャッチコピーは、「宇宙体感の3Dで贈る、機械と人の冒険の旅」となっている。主演を務めるのは藤原竜也で、優秀だが少々生意気なJAXAエンジニア助手を演じている。2003年5月9日に小惑星探査機はやぶさが、「小惑星イトカワのカケラを拾って地球に持ち帰る」というミッションのもと打ち上げられた。打ち上げから2年が経ち、はやぶさはついに小惑星イトカワの付近に到着する。しかし着地の失敗や燃料漏れなどの、さまざまなトラブルがはやぶさとJAXA職員に襲いかかる。
現代でもマスコミによる過剰な取材が問題となっているが、戦後期を生きた黒澤明監督もマスコミに憤りを感じていた。そんな黒澤の思想が反映された作品が、『醜聞』だ。劇中では雑誌記者にでたらめな記事を書かれた画家が登場し、現代人でも共感できるテーマが盛り込まれている。主演は世界的な役者である三船敏郎。共演には、『生きる』で主演を務めた伝説的な俳優・志村喬が名を連ねた。また、黒澤映画の常連俳優である左卜全、千石規子、三井弘次なども出演している。画家の一郎(三船敏郎)は、画になる風景を求めてバイクで旅をしていた。一郎が絵を描いていると、偶然その場に居合わせた声楽家の美也子(山口淑子)と意気投合。ふたりで同じ宿に向かい、部屋で会話を楽しんでいた。しかし、その場の写真を雑誌記者に撮られてしまい、「スキャンダル」として雑誌に載せられてしまう。ふたりの関係は世間の知るところとなったが、当の一郎は嘘まみれの記事に怒り、出版社を襲撃。その結果、さらに事態は悪化。取り返しのつかない状況となってしまい…。
『晩春』は、戦後期の日本映画を代表する傑作。監督・小津安二郎の作家性が反映され、「小津映画」の特徴を決定づけた作品でもある。また『東京物語』や『麦秋』など、その後の小津映画にも立て続けに出演した原節子は、今作が小津との初タッグとなった。主演は、『秋刀魚の味』『東京物語』に出演した笠智衆。「娘とふたり暮らしの父親役」と、笠の代名詞ともいえる役を演じた。そのほかにも、『ひろしま』に出演した月丘夢路、小津作品常連の杉村春子など多くの昭和スターが出演している。大学教授の周吉(笠智衆)は、娘の紀子(原節子)とふたりで暮らしていた。紀子は25歳を過ぎていたが、結婚の予定はなく、妻を亡くした父を支えている。しかし、父の再婚の話を知り、ふたりの間に溝が生まれてしまう。父への心配がなくなった紀子は、お見合い相手との結婚を決める。父との間には依然として気まずい空気が流れていたが、ふたりは結婚前最後の旅行として京都に向かうのだった。
NHK連続テレビ小説『ひよっこ』『ちゅらさん』などの人気作で知られる、脚本家・岡田惠和の初医療ドラマ『にじいろカルテ』は、2021年1月21日から放送。主演を務めるのは、『とと姉ちゃん』『過保護のカホコ』などに出演してきた高畑充希。そのほかに井浦新、北村匠海、安達祐実、眞島秀和、水野美紀らが脇を固める。女性内科医・真空(高畑充希)は、東京にある大きな病院にて救急救命の仕事に携わっていた。とある病気を患ってしまったが、それでも内科医の仕事を続けたいと思い、病気であることを隠して虹ノ村診療所の募集に応募し合格する。虹ノ村診療所へ向かった真空は、まず「にじいろ商店」にて虹ノ村に住む個性豊かな村人たちと遭遇した。さらに虹ノ村診療所に案内され、「本業は農家だ」と豪語する外科医の朔(井浦新)や、いじられキャラだが仕事ぶりは優秀な男性看護師・太陽(北村匠海)と出会う。病気を隠しながら働くものの、そのうち病気のことがバレてしまい…? 曲者だらけの診療所と個性豊かな虹ノ村の人間たち。真空はそこに新たな居場所を見つけられるのか…?
記憶喪失から始まる、ボーイズラブストーリー!女性向けゲームブランド・プラチナれーべるから発売された、BLゲーム『好きなものは好きだからしょうがない!!』をもとにしたテレビアニメ作品。部分的な記憶喪失である少年が、幼なじみで二重人格のルームメイトの少年に振り回される! 原作ゲームは、2000年にPC版が発売された。とある男子校に通う少年・羽柴空(緑川光)は、ある日4階の校舎から転落し、しばらくの間入院することになってしまう。しかし、奇跡的に大きなけがはなかったため無事退院し、学園の寮に戻ることになる。退院したその夜、空が自室で寝ていると、「らん」と名乗る美少年に襲われそうになる。驚いた空は、その美少年を突き飛ばして拒絶し、自室から逃げ出す。次の日の朝、空と親しい寮長の本城祭(千葉進歩)から、その美少年が空の幼なじみ・藤守直(保志総一朗)であることを告げられる。祭は粋な計らいから、久しぶりに再会したふたりをルームメイトにしていたのだった。ところが記憶喪失の空は、直を目の前にしてまったく覚えていないと告げる。怒りが爆発した直は、空を思い切り殴ってしまう。その一方、空はまるで別人格のように自分に迫ってきた昨夜の直の様子を気にかけるのだった。
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