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結構前の作品ですがノンストップで見れました。先が気になって一気に見れます
😇
最高☆
何度でも見たくなる
『AKIRA』
1988年の作品。おれが産まれた年です。
初めて観ました!まず思った事が『主人公の名前がアキラでは無いんかーい!笑』
【ストーリーの考察】
●舞台の設定
・第三次世界大戦後であり2020年の東京オリンピック前という設定。
第二次世界大戦後で、1964年の東京オリンピックの前であった昭和と重ねた状況なのでしょう。過去に絶望があり、未来に希望がある。しかし希望は保証されたものでは無く、不安(オリンピック中止の動き)もある。そんな世の中。
●愛国心について
・アメリカ人や中国人が強い愛国心を持っていて団結しているのは戦争をするからでしょう。なので東京が崩壊した本作では、日本人も同じ状況にある。しかし同時に、貧富の差が激しく荒れた社会なので、その団結は暴力組織であり、内戦状態。
●大人の事情で苦しむ子供達
・そんな社会で、より良い未来を築く為に大人達は過ちを繰り返す。"未来=子供達"なのに、その子供達を兵器として利用している。
主人公達が孤児なのも戦争のせいでしょう。
●宗教や宇宙の真理
・アキラが神として崇められていたり、宇宙や生命の謎についての台詞もある。
それらは今の人間には理解の出来ないものでしょうね。なので、ラストの展開は一体、何が起きたのか理解し難いようにワザと作られているように感じる。
『死んだの?』と問い掛け、それに対して主人公が答えようとすると邪魔が入り会話は終了する!など、映画内に答えを用意しない事が素晴らしい!
● 『1人では無理だけど3人なら』
あの3人の子供達が主人公を助けようとする際に『あの人は関係無いもの』と言う。そもそも、彼ら3人も望んでそうなった訳では無く、上記したように大人によって人生を不幸にされた被害者。
そこに憎しみを抱くのでは無く、受け入れている事が悲しいです。泣けるわ。
そして『未来は1方向に進んでいる訳ではないわ。私達にも選べる未来があるはずよ』や3人なら出るなど、3人の子供達が、作品の示すメッセージ『団結する事』を観客に問いかける。
スケールの大きい物語で、全てを説明しない物語構成。はっきりしないラストが、その真実を考えさせるように、これからの未来について良く考えなければいけないのでしょうね。
【アニメの技術】
・爆発する炎の動きや人物の走り方など、80年代のアニメ感があって懐かしい♪
●バイクの暴走シーン
・ドライバー視点と走行するバイクの映像のカットの組み合わせや切り替えタイミングが絶妙!現代ではハリウッドのCG映像で同じ事をやっているけど、明らかに本作のアニメが起点なんだなと分かる!スピード感、スリルが最高。
●グロテスクな描写
・最高!臓器や肉の感じとか、変身する時の手の中に手があったりする不気味な描写がリアル!『鋼の錬金術師』でも似た感じでしたね!
【音響】
・『ドーン』とか『ダッダーン!ウーハーウーハー!』とか楽器では無く人の声てのが、不気味な雰囲気を演出していて良かった!
【まとめ】
ラスト間際、テツオの幼少期の記憶を観るけど、人の人格は幼少期の経験で形成されると思う。おれの場合、凄く太っていたので、自分では意識していないけど、見た目にコンプレックスがあるのでしょう。
だから、ホストの職業に憧れそこを目指したのだと思う。貧乏な人が経営者を目指す心理と同じ。そのように、テツオも力に執着して人が変わってしまったのでしょうね。
あと台詞がちょいちょい、笑える!笑
『理科の実験じゃねーんだよ』
『テメーもボスになったんだろ?この瓦礫の』
これだけスケールの大きな物語で、作品の質も高いのに、続編が製作されなかった事が理解出来ない。なぜ?
その他、本作について詳しい方、コメントでたくさん教えて下さい♪
今も古びることのない名作
https://filmarks.com/movies/34781/reviews/86026593
さいこー
よかった
映画公開時リアリタイム世代。コミケ行った翌日に観に行ったのに寝なかった(笑)劇場で2回、当時1万何千円もするビデオを買ってセリフを覚えてしまうくらい何十回も見た。映像もプレスコも全てが斬新で物凄い衝撃を受ける。芸能山城組のCDもミミタコ。テレビのBGMで流れたらすぐにわかる。ファミコンソフトもやって人類を滅亡させること数十回(笑)それだけでハマった作品。