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奴隷の苦闘
好みではないが、良作だった。
見るべき映画。
登場人物それぞれの感情をとても大事にしている映画。表情だけでも成り立つような、それくらい表現力に長けた方々だった。
これは人類の歩んだ歴史の負の面である。見るのはとても胸が締め付けられるような内容であった。しかし私たちはこの映画から目を逸らすべきではない。是非見て欲しいです。
人間としての尊厳は、
みんな平等にあるべきだと痛感する
さもありなんというか、現実にあった、そしてこれからもあり得ないとは言えない話なので、なんとも考えさせられる。
ともすれば環境に対応して、その枠の中での最善で満足してしまうところもあるのが、人間の強さであり弱さであり怖さ。
「そういうもの」として諦めて納得するのが自分を守る唯一の方法になってしまっているのは悲しい。
とにかく涙無くして最後まで観れない映画だった。
黒人奴隷についての映画で目を背けたくなる様な描写もたくさんあって当時の人種差別がリアルに描かれている。
ストーリーは、ある日奴隷じゃない自由黒人の主人公が誘拐されて奴隷として売られてしまったという実話を元にした映画。
タイトル"12 Years a Slave"の通り主人公Northupが奴隷として生き抜いた12年間の話で、今でも南部に差別的な考え方が根強く残っている地域もあることを思うとものすごく考えさせられる映画。
ちなみにこの映画、ブラッド・ピットがお金にならなくてもどうしても作りたいと言って作った映画らしく、出演する彼の役はカナリいいポジション笑
間違いなく2013年作品の中で最も良かった映画の中のひとつ。