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好き
思ってたより観やすかった。
ポップでありながら犯罪の本質が描かれている。
世界一好き
本作は、原作者のアンソニー・バージェス自身が”危険な本”と語った同名の小説を映画化した作品です😁
暴力やセックスなど、欲望の限りを尽くす荒廃し自由放任と、管理された全体主義社会のジレンマを描いた、サタイヤ(風刺)的作品で、近未来を舞台設定にしていますが、あくまでも普遍的な社会をモチーフににしているみたいですね🤔
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露骨な性描写、暴力表現から、アメリカ合衆国カトリック司教協議会の映画審査部門はレーティングをC(Condemned、有害)として鑑賞を禁じているそうです😱笑
やばい作品ですね!!
ですが、アカデミー賞では、監督賞、編集賞、作品賞、脚色賞をノミネートするなど、作品自体はかなり評価されたみたいです😁
ということで、早速レビューしていきたいと思います😎
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【レビュー】
この映画を観た感想として一言で言うと、「残忍な世界観に嫌悪感を覚えると共に、魅力的且つリアルに体感させられるような重い力を持つネガティブで芸術的な作品」と言う印象です😱
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まず良かったところは、社会を風刺するテーマですね🤔
今作では主に、「性」「暴力」「欲望」が描かれますが、これを基に現世の人間と社会を表しているんですよね😱
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「人の恨みは強く悪事はそのまま自分に返ってくること」
「治安を守る職員や権力者が人格的に良い人間ばかりではないということ」
「教育課程で人は権力者が治めやすいように思想の選択を奪われてしまっていること」「それに気づいて行動してもなお、権力者の手のひらで転がされてしまうということ」
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これらが今作にはテーマとして描かれているように思いました😖
非常にネガティブで救いようのないテーマとなっていて、重い気持ちにさせられます😂
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次に世界観ですね🤨
スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」では非常に美しい映像による世界感を演出していましたが、今作でも同様に素晴らしかったです😆
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未来的又はエロを彷彿とさせる衣装やインテリア、幻想的に雰囲気を作り上げる音楽、不思議と引き込まれるカメラワーク、それらにより嫌悪感を覚える性暴力や暴力さえも、美しく魅力的とも感じられてしまう不思議な世界観が表現されていました😌
ここはかなり個人差があるかもしれませんが😂 笑
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そしてベートーベンの「交響曲第九番」ですね!!
この曲の印象は強く、まるで自分までもが主人公の状態になってしまったかのような感覚を覚え、恐怖をも感じました😭
それだけ今作にはパワーがあるんですね😭
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ただ、良くなかったのは「分かりづらさ」ですよね😅
最近公開された「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」と同様に伝えたいことやテーマが明確に示されない為、人を選ぶ作品だと思いました😭
セリフ自体も若者語のような意味の分からない言葉を多数使用しているので、理解するまでには少々時間がかかります😭
まあ、この点は良き味でもありますけどね🤔
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また、上映が禁止されるところもあるように表現がエロと暴力という人間の汚れた部分を大胆に見せてくる為、その点からも人を選ぶものとなっているように思いましたね😖
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【総評】
総評として、分かりづらさや表現の仕方から観る人を選ぶ作品だと思いましたが、ネガティブな社会の風刺や映像や音楽に魅せる世界観は素晴らしく、余韻の強い芸術的な作品だと思いました😂
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この映画はとにかく表現がストレートなので、過激な表現が苦手な方と家族と観る方には強くオススメしません😅笑
名作とも名高い観る価値のある作品ですので、気になる方は是非🤨
最も好きな映画
Amazonプライム・ビデオにて。
すごい作品だとは思うけど、好みではないかな。
昔の作品とは思えないほどオシャレ。
インアウト!インアウト!
ネタバレを含むレビューです。
なんと表現したらいいのかわからない…独特の世界観の作品。鬼才キューブリック監督の中毒性は感じました。一度観たら忘れられない今作。アート性が高く、とくに画面の配色や構図のクオリティは逸脱!
主人公アレックスは人の狂気や欲望にまみれた少年。序盤から不快になる要素が満載です。アレックスが人体実験を受けさせられるあたりから展開が気になり始めるかも?