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再会を果たした3人の繊細な恋情と友情が胸に迫る、センチメンタルラブストーリー 『いま、会いにゆきます』の市川拓司のロングセラー小説を、長澤まさみ、山田孝之、塚本高史の共演で映画化。みずみずしい心の動きや、純愛の奇跡が心を揺さぶる。 ささやかながらも美しい水草の店を経営している智史の前に、ある日突然、スーパーモデルの鈴音が現れる。実は彼女は智史の幼馴染み・滝川花梨で、2人は再会の喜びを分かち合う。その後2人は、もう1人の親友で画家志望の佑司のもとへと向かうのだが…。

三浦大輔が手掛けた、同名の舞台作品を映画化した作品。乱交パーティーのために集まった、8人の男女をコミカルに描いていく。ストーリーの性質上、俳優たちはほとんどのシーンを裸で過ごしており、服を着ているシーンはほぼない。今作には『横道世之介』などで知られる池松壮亮や、門脇麦が出演した。どちらもベッドシーンに挑戦しており、大胆な演技を披露した。セックスをするために集まった、8人の男女。彼らは店長(田中哲司)の説明を受け、朝5時までの制限つきで乱交パーティーがスタートする。しかし初対面の彼らは、なかなか手が出せない。全員が欲望を内に隠してしまい、会話が弾むこともなかった。気まずい空気のまま時間が経過していく中、ついにフリーター(新井浩文)が動き出す。彼は目についた女性・OL(三津谷葉子)に声をかけ、ベッドルームに下りてセックスを開始する。その行動に触発され、ほかの参加者たちもペアを作ってベッドルームへ向かうのだった。

死と向き合い、愛する人への一途な気持ちを描いた、時をかけめぐる恋愛ストーリー。 大学のバンド仲間で幼馴じみの葵海と陸はメンバーとともに音楽祭でのライブに向けて練習の日々を送っていた。葵海が1ヶ月後に留学することが決まっていたため、メンバーにとって特別なライブでもあった。 そんなあるとき、葵海が交通事故にあってしまう。 しかし、気がつくと葵海は教室にいた。なんと、時間が戻っていたのだ。 過去に戻り同じ時間を繰り返しているのは葵海だけであり、周りは何も気がついていない。そう思っていた葵海だったが、実は葵海が過去に戻ったのには、陸が関係していたのだ。陸は葵海の運命を変え、二度と事故に合わせないと誓い、葵海に想いを伝える。 そして、時間を戻すことができる秘密が明らかになっていくとともに、次第に恋も発展し幸せな時間を過ごすふたり。だか、いつしか葵海は本当の事実に気づいてしまい…。 ふたりの間に生まれる亀裂。愛し合うふたりにとって本当に大切なこととは何なのか？

後に『君の名は。』や『天気の子』を手掛ける、新海誠が監督したアニメ映画。今作は3つのエピソードで構成されており、1組の男女の関係を切なさたっぷりに描いていく。新海監督ならではの、美しいアニメーションにも注目だ。転校をくり返していた遠野貴樹(水橋研二)と篠原明里(近藤好美)は、東京の小学校で同じクラスになり、絆を深めていく。ふたりは周囲からカップルと認知され、からかわれることもあったが、ふたりだけの幸せな時間を過ごしていた。しかし、明里が栃木に引っ越すことが決まってしまう。ふたりは別々の中学校に通いはじめるが、手紙をとおして交流は続いていた。そんなある日、貴樹も鹿児島に引っ越すことが決まる。簡単に会える距離ではなくなってしまうため、貴樹は最後に明里に会おうと、ひとりで栃木へと向かうのだった。それから数年が経過し、貴樹は種子島の高校へと進学する。明里への想いを忘れられない貴樹に、クラスメイトの澄田花苗(花村怜美)は好意を抱いていくのだが…。

ミュージシャンと不思議な少女のひと夏の出会いを描いたピュアラブストーリー 篠原哲雄監督が鶴間香の「眠れない夜の終わり」を原案に映画化した、シンガーソングライター・山崎まさよしの俳優デビュー作。劇中で披露された山崎の楽曲も秀逸。 カリスマ的人気を博すミュージシャンだった花火。ところが、独立してからは創作意欲を失い、人里離れた田舎町でキャベツを育てながら隠とん生活を送っていた。そんな花火の前にヒバナという少女が突然現れ、その出会いが彼の音楽の情熱に再び火をつける。

腐女子の実態を知らずに恋した大学生が大奮闘！笑いあり、涙ありのスウィートドラマ 人気ブログを若手人気俳優の共演で映画化したラブコメディ。いざという時には男らしいヒナタと、超ポジティブな腐女子・ヨリコの微笑ましい恋愛模様に元気をもらえる1作。 純朴で気の優しい大学生・ヒナタの彼女は、バイト先の2歳年上の社員・ヨリコ。面倒見が良く仕事もできる彼女に惹かれたヒナタだったが、実はヨリコがアニメやボーイズラブの世界を全力で愛する“腐女子”であることを付き合い始めてから知る。

『銀座の恋の物語』は、1961年にリリースされた石原裕次郎と牧村旬子のデュエット曲。その歌詞を題材に映画化されたのが本作だ。1962年に上映された映画版『銀座の恋の物語』は、石原裕次郎と浅丘ルリ子が2年半ぶりに共演したことも相まって大ヒットとなった。主演は、本作の主題歌を歌っている昭和の大スター・石原裕次郎。結婚を約束した恋人が交通事故に遭い、記憶喪失になってしまうつらい境遇にいる主人公・伴次郎を演じる。また、共演には浅丘ルリ子、江利チエミ、ジェリー藤尾、清川虹子たちが顔を並べている。銀座で貧しい生活を送りながらも、画家を目指している青年・伴次郎(石原裕次郎)。彼が住む建物の向かいには、高級洋装店「銀座屋」の針子である恋人・秋山久子(浅丘ルリ子)がいた。ふたりは一緒に考えた「銀座の恋の物語」を胸に秘めて毎日を過ごしていた。ある日、久子は次郎がもらっていた美術会社の内定を蹴ったのを知る。あまりのショックに久子は次郎と別れを決意するが、次郎が久子のために就職と結婚することを決意したためその場は収まる。そして、結婚するためにふたりは次郎の故郷へ向かおうと新宿駅で待ち合わせをする。しかし、その途中で久子は交通事故に遭い記憶を失ってしまう――。

“待っていられない未来がある”　時間を戻せる能力を手に入れた真琴のひと夏の素敵で不思議な物語。 名作『時をかける少女』の原作から20年後の未来を舞台に描いた青春SFストーリー。『サマーウォーズ』や『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督作。 高校2年生で元気なお調子者の紺野真琴・やんちゃな間宮千昭・しっかり者の津田功介の3人はいつも一緒に遊ぶ気の合う友達だった。 ある日、理科実験室でクルミのようなものを拾ってしまったことから、タイムリープ能力を身につけてしまった真琴。 能力に気づいた真琴はちょっとした失敗や日常のどうでもいいことにタイムリープを使い、日々を満喫していた。 何度でもリセットできると調子に乗っていた真琴だったが、ずっと3人でいられると思っていた友情関係に変化が訪れたことから、事態は大きな事件に発展していく。 真琴はタイムリープをきっかけに、自分にはかけがえのない大切な時間があったことに気づくのだった…。

是枝裕和監督、ぺ・ドゥナ主演によるファンタジック・ラブストーリー 「人形と人間」、「空気と空虚」、「生と性」をめぐる切ない愛の物語に心を揺さぶられる。韓国の人気女優ぺ・ドゥナが、心を持ってしまう空っぽの人形役を好演。 古びたアパートで持ち主である秀雄と暮らす空気人形は、ある朝、本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。秀雄が仕事に出掛けると、洋服を着て靴を履いて、街へと歩き出す。初めて見る外の世界で、空気人形はいろいろな人間とつながっていくが…。

小悪魔・加賀まりこ！港町ヨコハマで少女ユカがキュートに笑い、泣き、愛する フランスのヌーべルバーグにも影響を与えた異才・中平康監督が、モノクロでスタイリッシュに描く少女の寓話。バービー人形のような小悪魔キュートの加賀まりこにメロメロ！ 横浜の上流クラブで人気を集める18歳のユカは、平気で男と寝るがキスはさせず、教会にも通う、異彩を放つ女の子。ユカには修というボーイフレンドと、船荷会社の社長である初老の“パパ”がいる。パパを喜ばせようと、ユカは月曜日に着飾って出かけるが…。