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日本が誇る製鉄技術「たたら吹き」と、それを守る侍の気高い精神を描いた時代劇 「渾身 KON-SHIN」の錦織良成監督と劇団EXILEの青柳翔が再タッグ。当時の人たちの暮らしぶりなどを丁寧に作り込み、迫力ある殺陣を躍動的に映し出す。 出雲の山深い里に、1000年錆びない鉄を生み出すという幻の村「たたら村」があった。村下の長男である伍介は、その製鉄技術「たたら吹き」を受け継ぐ宿命にあったが、鉄を狙う者たちから村を守るため、侍になるための旅に出るのだった。

運命の恋人は、最強の敵…切なく激しい歌舞伎風アクション時代劇 「陰陽師」の滝田洋二郎監督が、劇団☆新感線の人気演目を映画化。主演は歌舞伎界のサラブレッド・7代目市川染五郎。ケレン味あふれる世界観とせりふ回しが心地よい。 時は文化文政、所は江戸。華やかな町の裏には、人の姿をしながら人を食う鬼がはびこっていた。対抗するは、鬼を見分けて退治するつわもの集団「鬼御門」。そこを5年前に抜けて舞台役者をしている病葉出門は、記憶喪失の渡り巫女・つばきに一目惚れする。

吉原遊郭を描いた安野モヨコの原作を、蜷川実花監督、土屋アンナ主演で映画化！ 遊郭に連れてこられたひとりの少女が、やがて江戸の花街・吉原一の花魁へと成長していく姿がエネルギッシュに描かれる。椎名林檎が音楽監督に挑戦したことも話題に。 吉原遊郭・玉菊屋に売られてきた8歳の少女・きよ葉は、逃亡を試みるが即座に捕まってしまう。トップ花魁・粧ひの挑発に乗せられ吉原一の花魁になる決意を固めたきよ葉は、人気遊女への道を駆け上がっていくが、ある日、客の惣次郎と激しい恋に落ちる。

るろうに剣心 実写シリーズ

邦画

最狂の敵、あらわる―1994年～1999年まで『週刊少年ジャンプ』（集英社）にて連載され、コミック累計5800万部を突破した和月伸宏原作の人気時代劇漫画『るろうに剣心』。2012年に実写映画化第1作が公開され、今作は第2作となる『るろうに剣心　京都大火編』で、第3作『るろうに剣心 伝説の最期編』と前後編の2部作で構成され、前編として2014年8月に公開（後編は2014年9月）された。主演は前作同様に佐藤健、ヒロインも武井咲が演じる。作中でも特に人気が高く見どころ満載の「京都大火編」の実写化は、幕末時代最強と謳われた「人斬り抜刀斎」こと緋村剣心の最凶のライバルでもうひとりの「人斬り抜刀斎」・志々雄誠が登場。志々雄の京都暗躍を阻止しなければ、この国は滅びてしまう。壮絶なバトルが今、繰り広げられる—。明治初頭。流浪人の緋村剣心は、仲間である神谷薫・相楽左之助たちと穏やかな日々を送っていた。ある日、明治政府のトップ・大久保利通から全身包帯だらけの異様な男・志々雄誠が勢力を上げ、京都で暗躍していることを聞かされる。新政府によって切り捨てられたもうひとりの「人斬り抜刀斎」である志々雄を止められるのは、かつての「人斬り抜刀斎」である剣心ただひとり…。人斬りを捨てた剣心がまた人斬りに戻ってしまうのではないかと心配する薫をおいて、大切な人を守るため剣心は京都へと向かう。

エロス全開、アクション満載！美しきくノ一が敵を斬って斬って斬りまくる!! 『ツングースカ・バタフライ〜 ―サキとマリの物語―』を最後に女優業を引退した亜紗美が主演を務めた時代劇。妖艶なくノ一が魅せる本格アクションはさすがのひと言。 娼婦として大名に近づき暗殺、密書を奪取し逃亡したくノ一・紅丸。過酷な逃亡生活のなか、紅丸は忍び一族として経験した地獄のような修行の日々を回想し、同時に里に残してきたくノ一・桔梗のことを想う。だが追っ手はすぐそこまで迫っていた。

三船敏郎主演、仲代達矢共演、黒澤明監督の傑作娯楽時代劇 「用心棒」に引き続き、三船敏郎と仲代達矢が共演。凄腕の浪人、頼りない9人の若侍、朗らかな城代家老の奥方と娘の個性が光る。ラストの三船VS仲代の一騎討ちは壮絶。 森の中の社殿で、9人の若侍たちが密談していた。次席家老の汚職を城代家老・睦田に告げるも相手にされず、ただし大目付・菊井の賛同を得られたらしい。しかし、突如現れた浪人が「菊井こそが黒幕だ」と言う。案の定、菊井の手勢が社殿を取り囲み…。

幕末に生きる下級武士の生き様を描出！巨匠・山田洋次が贈る滋味深き時代劇 時代小説の大家・藤沢周平の3つの短編をもとに、妻を亡くし、子育てしながら慎ましく生きる武士の姿を描出。情緒あふれる演出やリアリティに満ちた剣戟シーンが見どころ。 庄内・海坂藩の下級藩士・井口清兵衛は、妻を病気で亡くし、ふたりの娘と年老いた母の世話に明け暮れていた。「たそがれ清兵衛」と呼ばれながら慎ましく生きていた彼は、ふとしたきっかけで剣の腕が立つことを知られ、上意討ちの討ち手に選ばれてしまう。

近松門左衛門による人形浄瑠璃の名作を梶芽衣子と宇崎竜童共演で映画化 抑圧的な日本社会に対抗して生きる女性像を追求し続けた増村保造監督が、男女の激情と“女の意地”を描く。主演の梶芽衣子は本作で高い評価を得て、数多くの賞を受賞した。 元禄16年、大阪。醤油問屋・平野屋に奉公する徳兵衛は、主人で伯父の久右衛門が勧める縁談を断った。徳兵衛には天満屋の女郎・お初という夫婦約束を交わした相手がいた。怒った久右衛門は徳兵衛に、渡した持参金銀2貫を翌月7日までに返せと言い…。

山田洋次監督が江戸庶民の姿をコミカルに生き生きと描いた時代劇 ハナ肇が存在感たっぷりに演じる、左官屋・熊の破天荒ぶりに周囲の人々が巻き込まれながら物語が進んでいく。山田監督が好む古典落語を取り入れた人情喜劇だ。 時は天明、満開の桜の下で花見客が浮かれるなか、酒なしの熊と八がしょぼくれていた。長屋に帰れば熊とは似ても似つかない美人の妹・せいが待っている。そんなある日、せいが5万石の大名に見初められ、結婚話まで持ち上がるが、酔った熊は話をぶち壊し...。

後に“淀君”と呼ばれた茶々の知られざる生涯と血脈の戦いを描いた戦国時代絵巻 元宝塚の男役トップスター・和央ようかの映画デビュー作。愛する人を守るため、家族すらも犠牲にして運命を受け入れ、波乱の戦国時代を駆け抜ける茶々の姿が胸を打つ。 戦国武将・織田信長の妹・お市と武将・浅井長政の長女として生まれた茶々。長政が信長に攻め滅ぼされた後、母と2人の妹たちと織田家の重臣・柴田勝家のもとに身を寄せた茶々だが、羽柴秀吉に攻められ、母は勝家と共に自害。3姉妹は秀吉のとらわれ人となり…。