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目次
マザコン青年とその恋人、そして息子を溺愛する母親が織り成すハートフルコメディ
女性、男性ファンともに多い坂口憲二が、硬派なイメージとは違ったマザコン青年を熱演。チャーミングな母親役の松坂慶子や親子に翻弄される恋人役の篠原涼子もハマり役。
母親を大切に思い、敬うマザコン青年・岡崎真吾。そんな彼と恋に落ちた杉浦瞳は、恋人である自分以上に母親を大切にする真吾との結婚を考えていいか悩んでいた。一方、真吾の母親・マリアは、息子を親離れさせたいと思いながらも一抹の寂しさを抱えていた。
マザコンで何が悪い!?
岡崎真吾(坂口憲二)は、今どき珍しいマザコン青年。母親・マリア(松坂慶子)は女手ひとつで真吾を育ててきた。 真吾は小さな劇団で役者をしているが、生活費は人力車のアルバイトで稼いでいる。一緒に働いている中町恭介(金子貴俊)は同じ劇団の看板役者。劇団は次回公演に向けて稽古に余念がない。稽古が終われば一同は馴染みの居酒屋に自然と足が向く。その時、外国人窃盗団の被害が続出しているというニュースが流れ、それが実家と同じ区内とわかると真吾は店を飛び出して…。 ある日、真吾が人力車の客待ちをしていると、OLの杉浦瞳(篠原涼子)が書類を道にばらまいてしまった。真吾は一緒に拾い、人力車で瞳を送り届けた。真吾は瞳が仕事相手に怒鳴りつけられているのを見て黙っていられず、その相手に食ってかかった。仕事はできるが恋愛には縁がない瞳は、自分のために一生懸命になってくれた真吾に一目惚れした。(C)関西テレビ/MMJ
母か恋人かそれが問題だ
真吾(坂口憲二)のマザコンぶりに本気で怒ってしまった瞳(篠原涼子)だったが、結局は仲直りして飲みにいく約束をする。瞳はオフィスに戻っても夢見心地。 ところが連れて行かれたのは真吾の行きつけの小汚い居酒屋。くしくも瞳とマリア(松坂慶子)の誕生日が同じだと分かり、さらに干支と血液型まで一緒で、真吾は「俺たち絶対うまくいく」と大興奮。すると、真吾の劇団仲間がゾロゾロと店に入ってきた。 真吾は瞳に劇団の主宰者の圭(水上あさみ)はじめ、恭介(金子貴俊)や今日子(西丸優子)たちを紹介。なかでも圭の迫力に瞳は圧倒される。 真吾は早速マリアに瞳のことを打ち明け、誕生日が同じだから合同でお祝いしようと持ちかけたが、マリアに彼女と過ごすようにとたしなめられ、瞳に誕生日のデートを取り付けた。 誕生日当日、瞳が何気なくお母さんのことを尋ねると、真吾の顔色が一変し…(C)関西テレビ/MMJ
マザコン男、ふられる!
瞳(篠原涼子)は真吾(坂口憲二)と順調だったが、デートを重ねるにつれ明らかになる真吾のマザコンぶりに戸惑っていた。真吾はマリア(松坂慶子)のことを話し出したら止まらず、瞳がお愛想でお母さんに会ってみたいと口にすると、本気で3人で会おうと言い出す始末。 ある日、真吾は過労が原因で稽古場で倒れてしまった。真吾をアパートまで連れて行き付き添っていた恭介(金子貴俊)は、母親か恋人か、どちらを呼べばいいのか迷った末に両方に連絡してしまい、2人はアパートの前でバッタリ鉢合わせ。鈍感な真吾は、互いを紹介できたことを喜んでいたが、マリアは気を利かせて早々に部屋を出ていった。ところが瞳が帰ると、真吾は憤然とした面持ちで実家へ向かい、マリアに詰め寄った。 その頃、仕事を終えた瞳は再びアパートを訪れたが、寝込んでいるはずの真吾の姿がなく…(C)関西テレビ/MMJ
母の嫉妬
瞳(篠原涼子)は真吾(坂口憲二)からゲーム機でとったおもちゃの腕時計を贈られた。初めてのプレゼントにご機嫌な瞳は、翌日時計を着けて出社したが、部長にからかわれ、着けるのは真吾と会う時だけにしようとバッグにしまった。 真吾は稽古場で相変わらず圭(水上あさみ)から芝居のダメ出しをされていた。恭介(金子貴俊)相手にボヤいていると、中学生らしき少年が母親に冷たく当たっている光景に出くわした。その日実家に帰った真吾は、マリア(松坂慶子)に瞳とのことを聞かれ、3人で会おうと持ちかけた。 翌日真吾は瞳を実家に連れて来た。手土産を差し出した瞳はかなり緊張気味。ふと真吾の目はマリアの胸に釘付けになった。マリアは真吾が小学1年生のときに図工の授業で作った紙粘土のブローチを付けていたのだ。瞳は思い出のいっぱい詰まった写真を見て、母と息子の絆の強さにショックを受けた。(C)関西テレビ/MMJ
涙のパーティー
瞳(篠原涼子)は仕事が忙しく、真吾(坂口憲二)とデートする時間がなかなか取れない。真吾もドラマの仕事が決まった。といっても他の劇団員と一緒にエキストラだ。スタジオでは今日子(西丸優子)がスタッフに売り込みをかける一方で、恭介(金子貴俊)は年下の売れっ子俳優を見てため息をもらしていた。 一方、マリア(松坂慶子)は音大時代の同級生の受賞パーティーに誘われるが、気が重いから行かないと真吾に話す。そんなマリアを連れて真吾はパーティー用の服を選びに行く。嬉々として試着を繰り返す2人の姿は、まるで恋人のようだった。 その頃、瞳は多忙を極めていた。それでも心の中は真吾の事でいっぱいだから、つい物思いにふけっては麻衣子(矢沢心)にからかわれていた。たまたま仕事が早く終わった瞳が稽古場をこっそり覗いてみると、真吾は圭(水上あさみ)から頭ごなしにダメ出しをされていた。(C)関西テレビ/MMJ
秘密の合コン
瞳(篠原涼子)は麻衣子(矢沢心)から合コンに誘われた。真吾(坂口憲二)という恋人がいるのだから瞳は気乗りしなかったが、麻衣子にそそのかされて参加することに。 そんなこととは知らない真吾は劇団仲間といつもの居酒屋で盛り上がっていた。話題は圭(水川あさみ)が持って来た連続ドラマのオーディション。恭介(金子貴俊)をはじめ役者たちは興味津々。 その頃、瞳は合コンに参加したことを後悔していた。相手はつまらない男ばかりで、ため息を愛想笑いでごまかしていたが、店を出て行こうとしている女性客と目が合い、瞳は凍りついた。なんと、たまたま音大時代の友人・紀子(上村香子)と会っていたマリア(松坂慶子)だったのだ。マリアは瞳に気づくと、ナゾめいた微笑を浮かべて頷いた…。(C)関西テレビ/MMJ
母さんに恋人!?
瞳(篠原涼子)のマンションで真吾(坂口憲二)が料理を作ることになった。手際のいい真吾をうっとり見ていた瞳は、さりげなく同棲をちらつかせる。 ある日、マリア(松坂慶子)のもとに紀子(上村香子)から山盛りのカニが届いた。庄二(蛍原徹)におすそ分けしたが、まだたくさん残っている。そこでマリアは真吾に劇団員を連れて来るよう連絡をしたが、真吾は瞳も連れて行くと勝手に決めてしまい、マリアは面白くない。 マリアが料理の支度をしていると、「ピアノを教えて欲しい」とマリアと同世代の男・重松啓一(篠田三郎)が訪ねて来た。 その頃、劇団の稽古場では圭(水川あさみ)の怒鳴り声が響いていた。貧しい食生活を送っている劇団員たちはカニのことが気になり、稽古に身が入らない。そこへ瞳も現れ、真吾は仲間を引き連れて実家に帰った。そこで見知らぬ男・重松の姿を見た真吾は憮然としてため息をつく。(C)関西テレビ/MMJ
母さん 同居する!
瞳(篠原涼子)が真吾(坂口憲二)と街を歩いていると鉢植えが目に留まり、この花を自分だと思って部屋に置いて欲しいと、真吾にプレゼントする。 瞳は真吾に合わせて服装をカジュアルにしてみようと思いつき、古着のネルシャツを買うことに。ところが瞳が古着屋に着くと、前から真吾とマリア(松坂慶子)が歩いて来た。とっさに物陰に隠れた瞳に2人の会話が聞こえてきた。なんと実家の水道が壊れたので、マリアは今夜真吾の部屋に泊まるらしい。 真吾はマリアに留守を頼むと、劇団の稽古に出かけた。早速マリアは嬉しそうに部屋の片付けを始めるが、うっかりあの花の茎を折ってしまう。 稽古が終わり部屋に戻った真吾は、きれいになった室内を見て大喜びするが、マリアから花の事を詫びられて、つい表情に出てしまうが笑ってごまかす。 翌日、真吾は瞳と会おうとしたが、マリアが部屋に泊まっている事を口にした途端…(C)関西テレビ/MMJ
息子より犬
真吾(坂口憲二)は間もなく29歳の誕生日。しかし連日合宿さながらの稽古続きで浮かれてはいられない。マリア(松坂慶子)はちらし寿司と豚汁を作り、陣中見舞いに駆けつけた。真吾はじめ劇団員は、思わぬ差し入れに大喜び。ところがタイミング悪く、瞳(篠原涼子)もちらし寿司と豚汁を持って現れた。劇団員たちは瞳の料理は味がしないと言い、マリアのおいしい料理ばかり食べていく。 悔しくて仕方がない瞳は、真吾からの電話には平静を装ったが、麻衣子(矢沢心)には「絶対おいしいって言わせてやる」と誓っていた。 瞳はやっと自信作のちらし寿司と豚汁を完成させた。今度は劇団員たちもホメてくれた。ところが瞳がホッとしたのも束の間、今日子(西丸優子)が口を滑らせ、圭(水川あさみ)が真吾の元カノだったと聞いてしまう。 そして真吾の誕生日がやってきた…。(C)関西テレビ/MMJ
温泉卓球対決!
真吾(坂口憲二)は一人前の役者になったらプロポーズすると約束してくれたが、瞳(篠原涼子)はそれがプレッシャーになっているのではないかと気になっていた。 マリア(松坂慶子)から、お肉をもらったので一緒に来るよう言われた真吾と瞳が、すき焼きの材料を買っているとばったりマリアと出くわした。商店街の福引券をもらった3人が抽選会場に向かうと、庄二(蛍原徹)が係をしていた。真吾が回すと、なんと温泉一泊旅行が当たり大喜びする3人。しかし、庄二が真吾にどちらと行くのかと尋ねた一言で、3人は思わず顔を見合わせてしまった。 せっかくのすき焼きも温泉旅行のことが気になって仕方ない。マリアと瞳が互いに譲り合っていると真吾が、自分は芝居の稽古があるからとマリアと瞳で行くことを提案。 そしてついに旅行当日。真吾の笑顔に見送られて、瞳とマリアはブルーな気分で出かけるのであった…。(C)関西テレビ/MMJ
最後のクリスマス
瞳(篠原涼子)は仕事中もついにやけてしまう。何しろ恋人のいるクリスマスは久しぶりなのだ。いくら真吾(坂口憲二)でもクリスマスまでマリア(松坂慶子)と過ごすとは言わないはず。 一方、真吾は恭介(金子貴俊)からどちらと過ごすのかと聞かれ、圭(水川あさみ)からは「3人はダメ」とクギを刺されていた。圭も予定があるらしく、クリスマスは稽古を早めに切り上げてくれるらしい。それでもイブの夜を1人きりで過ごすマリアのことを思い、真吾はじっと考え込んでしまった。 そのマリアは浮かない表情の紀子(上村香子)のグチに付き合っていた。楽しい思い出にふけるマリアだったが、紀子の一言で現実に引き戻された。 一方、瞳の浮かれ気分は高まるばかりだったが、突然マリアから呼び出され「クリスマス、真吾と2人で過ごさせて欲しい」と切り出されてしまう。(C)関西テレビ/MMJ
母と恋人、最終決戦!!マザコン男 運命の選択!?
真吾(坂口憲二)はマリア(松坂慶子)から、今までのように実家に帰って来るのはやめるよう言われ、大きなショックを受けていた。マリアも真吾に会えないのは寂しいが、今こそ息子離れをするチャンスだと自分に言い聞かせた。 一方、何も知らない瞳(篠原涼子)は劇団のポスター張りを手伝っていた。劇団員達ともすっかり打ち解け、馴染みの居酒屋で盛り上がっていたが、恭介(金子貴俊)の一言で真吾の表情が変わった。真吾がマザコンから卒業したと思い喜んでいた瞳だったが、真吾がマリアのことを気にしないように我慢していただけだと知り、マリアの気持ちが分かっていないと一方的にまくしたてた。 その頃、瞳は真吾の子供を宿していることに気づいた。瞳が妊娠の事を告げる決意をすると、真吾からも伝えたいことがあると連絡があった。そして、向かい合った2人は…(C)関西テレビ/MMJ
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