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目次
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今作はカンヌ国際映画祭にて、パルムドールを受賞した恋愛映画だ。女性同士の恋愛を描いており、主演ふたりの演技も含め、世界中で大絶賛された。ベッドシーンも多くその過激さから、日本ではR18+に指定された。
主演は俳優として初のパルムドールを受賞した、アデル・エグザルコプロスと、レア・セドゥのふたり。劇中ではヌードも披露しており、ふたりが愛し合うシーンにも注目が集まった。
高校生のアデル(アデル・エグザルコプロス)は、男性との恋愛では満たされず、不安な気持ちを抱えていた。彼女の頭にあったのは、道ですれ違っただけの女性の姿であり、自分がレズビアンであることを疑いはじめる。
ある日、同性愛者の男友達とともに、ゲイバーへと遊びに行く。しかし、そこでも満たされないアデルは、興味本位から近所にあったレズビアンが集まるバーへと向かう。バーに入ると、そこには彼女が片想いをしていた女性・エマ(レア・セドゥ)の姿があった。
平凡な女子高生。彼氏がいたが、男性との恋愛に満足できず、すぐに別れてしまう。道ですれ違ったエマに一目惚れしており、いつも彼女のことばかり考えていた。偶然再会してからは、エマと付き合うようになり、自身がレズビアンであることを認めていく。
美術学校に通っている、青い髪の女性。男性との恋愛も経験しているが、レズビアンであることを認めている。バーで知り合ったアデルと意気投合し、付き合うようになった。やりたいことが見つからないアデルとは異なり、自分の進む道を明確にしている。
アデルに好意を寄せている青年。一時期は恋愛関係にあったが、アデルにフラれてしまう。
幼稚園で働いている、アデルの同僚。アデルを食事に誘うが、断られる。
エマと仲が良く、親密な様子の画家。アデルが開いたパーティーにやってくる。
パーティーに参加したアクション俳優。アデルと一緒に食事をした。
アデルの同級生。友達としてアデルにキスをするが、恋愛感情はなかった。
今作は約3時間の長尺な映画ですが、無駄な場面がいっさいありません。自身がレズビアンだと気がつくシーンから、はじめての恋愛まで、感情の変化が丁寧に描かれました。
中盤以降は、ふたりの恋愛模様がメインとなっており、性別を超えたラブストーリーが展開します。そこには同性愛、異性愛の違いなど存在せず、ほかの人たちと同じように愛し合う、アデルとエマがいます。
同性愛は映画の題材になることも多いテーマですが、今作はそのひとつの到達点といえるでしょう。
R指定作品なだけに、今作にはかなり踏み込んだベッドシーンが含まれています。どれも過激であり、男女かかわらず、強烈な印象を残すシーンとなっています。
しかし、ベッドシーンですら美しく描写しているため、下品さは皆無です。考え抜かれたカメラワークと女優たちの演技で、ついつい見惚れてしまうような、独特な魅力があります。
ベッドシーンが作品のすべてではありませんが、今作にとって必要不可欠な要素といえます。
主人公のアデルを演じたアデル・エグザルコプロスは、当時まだ新人の女優でした。しかし今作の演技は映画界から絶賛され、異例中の異例である、パルムドールを受賞しています。
彼女の演技力のすごさは、どのシーンも日常を切り取ったかのように錯覚させるほどです。常に自然体でありながら、揺れ動く心情を的確に表現しています。
またエマを演じた、レア・セドゥの演技も高く評価されました。エマは強烈なキャラクターながら、観客のなかにスッと入っていく、不思議な魅力を持っています。
もういい加減この手のLGBT🏳️🌈映画のラストはバッドエンドっつーのをやめない?
ネタバレを含むレビューです。
やっぱりハッピーエンドを求めてしまう私からすればモヤモヤだったけど本当の映画の素晴らしさってこーゆーのなんだろな!エマ役に虜になるよ!
主演ふたりの演技がとても自然で、撮影背景を知って納得。映画を観ていることを忘れそうになるぐらいリアルに感じた。
その扉を開けたら…もう引き返せない―「マミー・ポルノ」と呼ばれ世界的ベストセラーになった英国人女性作家E・L・ジェイムズの官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。本作は2015年に同名タイトルで映画化された作品で、のちに公開される『フィフティ・シェイズ・ダーカー』(2017)、『フィフティ・シェイズ・フリード』(2018)の全3部作の第1章。主人公の女子大生がサディストな性的嗜好をもつ大富豪男性と知り合い「BDSM」の主従契約を結び、歪んだ愛のカタチを描いていく。平凡な女子大生のアナスタシア・スティール(以下、アナ)は、親友の代理で学生新聞の記者として、大企業の若き創業者クリスチャン・グレイを取材することに。この取材を機にアナはクリスチャンに惹かれ、クリスチャンもアナに関心を持ち始める。しかし、クリスチャンは普通の恋愛ができない体質だった。アナの反応を見ながら「支配者」と「従属者」という奇妙な関係に引きずり込もうとする。だが、アナが処女だと知り、強引な誘いの手を緩める。クリスチャンの心に生まれて初めて「恋愛感情」のようなものが芽生え始める。やがて、アナはクリスチャンの自宅へ招かれ、「秘密保持契約書」にサインをさせられ、今後、クリスチャンとの間で起こる一切の出来事について他言しないことを約束する。そして、アナは「プレイルーム」と呼ばれる部屋へ案内される。
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オードリー・ヘプバーンの出世作になった不朽の名作。一国の王女と新聞記者のロマンスを描いた、王道のラブコメディであり、今もなお色あせることのない作品といえる。日本における人気も高く、地上波でも放送された。ヘプバーン以外にも、『アラバマ物語』などで知られるグレゴリー・ペックや、『史上最大の作戦』に出演したエディ・アルバートなどの名優が出演している。とある王国の王女・アン(オードリー・ヘプバーン)は、ローマを訪れ、要人たちと面会をしていた。しかし、あまりにも過酷なスケジュールだったため、アンは疲れ果ててしまう。ついには眠り薬を注射されてしまうが、周囲の目を盗んで大使館を抜け出すのだった。一方、スクープを狙っていた新聞記者のジョー(グレゴリー・ペック)は、ベンチで無防備に眠っていたアンを発見する。彼女こそ、国中から注目されている王女だと知ったジョーは、スクープ目当てにローマを案内するのだった。
アメリカ人青年ジェシーと、ソルボンヌ大学に通うセリーヌは、ユーロートレインの車内で出会った瞬間から心が通い合うのを感じる。ウィーンで途中下車した2人は、それから14時間、街を歩きながら語り合い…そんな自然な会話の中から、彼らの人生観、価値観、そして心の奥の微妙な揺れ動きが見え隠れする。でも別れのときはもう迫ってきていた…。 No Rating (C) 1995 Castle Rock Entertainement. (C) 1995 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
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愛する恋人のためにローラが走って走って走りまくる! 「クラウド・アトラス」の鬼才トム・ティクヴァの出世作となったラブロマンス。ハイテンションな語り口、ありとあらゆる技法を駆使したビジュアルは、いま観ても新鮮だ。 犯罪組織の運び屋をしている恋人マニから、ボスの金10万マルクを失くしたとの電話を受けたローラ。20分以内にボスに金を渡さなければ彼が殺されると知り、ローラは10万マルクの工面に走る。銀行頭取の父を頼ることに失敗した彼女は、マニと共に銀行を襲う。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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