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大切な人はみんな死んでいく…私は、どうする―観客動員数147万人を超え、韓国内外の映画祭で圧倒的評価を得て、多数の賞を受賞した。
仁川の暗黒街を舞台に裏社会に生きるふたりの女の血塗られた愛憎が渦巻く衝撃作。
期待の若手NO.1女優と絶対的大女優の魂を揺さぶる競演は観た者すべてに鮮烈な印象を植え付ける!
仁川を拠点とする裏組織の"オンマ"と呼ばれる女ボスは地下鉄のコインロッカーに放置された女の赤ん坊を拾う。
その娘の名前はイリョンと名付けられた。やがて成長したイリョンは、オンマの部下となり、違法な借金の取り立てや臓器売買などを冷酷に任務を遂行するようになる。
ある日、イリョンは借金の取り立て先で好青年のパク・ソッキョンに出会う。思いがけず親切にされ、いつものように借金を回収できないでいた。
何度か会っているうちにイリョンはソッキョンに淡い恋心を抱くのだが、そんなイリョンの変化にオンマは疑いを持ち始めるのだった。
やがて、ソッキョンに関わる事件をきっかけに、イリョンは組織を裏切り、オンマとの対決を余儀なくされていく…。
赤ん坊のとき、インチョンの地下鉄のコインロッカーに置き去りにされた孤児。「イリョン」という名はコインロッカーの番号「10」に由来する。子どもながら根性のあるところを中華街の裏組織のボスであるオンマに見込まれ、成長し次第に信頼できる部下となっていった。
インチョンの中華街の裏組織を牛耳る女ボス。孤児たちを部下として使っており、みんなから「オンマ(ママ)」と呼ばれている。密入国の手引きや身分証の偽造、人身売買のほか、闇金業を行っており、借金を返せない者の臓器売買も手掛けている。
借金の取り立て先でイリョンが出会った好青年。借金をした父親は、すでに外国に逃亡しており、一人取り残されていた。レストランの厨房で働いており、フランスに留学することを夢見ている。イリョンに料理を出したり、親切にしたため、イリョンは恋心を懐いてしまう。
オンマの部下でイリョンの兄のような人物。冷徹な男だか、密かにイリョンに対して好意を懐いている。
オンマの部下でイリョンを妹のように可愛がっている。ド派手なルックスでかわいい喋り方だが、凶暴性を秘める。寂しさを紛らわすように麻薬に溺れている。
オンマの下から独立して自分の組を持っている。生意気なイリョンを憎々しく思っており、イリョンもソンに麻薬を売る彼を嫌っている。
韓国映画では、朝鮮族が主人公の『哀しき獣』、華僑が主人公の『新しき世界』など、マイノリティーを扱った作品に多くの傑作が生まれてきました。
本作も原題は「チャイナタウン」で、舞台はインチョンの中華街の裏社会であり、登場人物は泥臭く、粗野な者たちばかりです。
彼らは社会から疎外され、身を寄せ合って生きているのでしょう。社会への恨みをぶつけるように、悪事に手を染めていきます。
オンマやイリョンたちがまさに家族のように団結しつつ、冷酷に仕事を進めていく犯罪シーンは、儚くもあり、切なくもあり、見所の一つです。
イリョンは、ショートカットに地味なジャンパー、ズボンという恰好で、ぶっきらぼうな性格、組織の仕事にしか興味がないようです。
そんな彼女が初めて会うタイプがパク・ソッキョンです。いつもなら暴力や脅しを使って借金を取り立てるのに、好青年の彼に親切にされ、イリョンは調子が狂ってしまいます。
そのうち彼のフランス留学の夢に同情し、淡い恋心を懐いてしまったようで、服屋でワンピースに興味を示したり、ソンにフランスについて聞いてみたりします。
思いもかけない感情に心が揺れる、ちょっと不器用なイリョンの可愛い姿は必見です。
何よりボスであるオンマの気迫が凄まじいです。髪を後ろに流したウルフカットのようなヘアスタイルが印象的で、黙っているだけで周りを威圧できる存在感があります。
警察や他のヤクザからも舐められないように、ひと時も気を休めることはないのでしょう。
ボスの地位は実力で奪い取ったようであり、いつ何時その地位を取って代わられようとも覚悟ができていることが伝わってきます。
根性が座っていることでは、イリョンも負けてはおらず、運命を嘆くことなく、現状を淡々と受け入れて進んでいきます。
そんなオンマとイリョンのヒリヒリするようなラストの対決は、目を離すことはできない屈指の名シーンです。
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3年ごとに武術トーナメントが開かれる香港の小島。そこは、かつて少林寺の修道僧であった麻薬密売組織の支配者ハンが麻薬と暴力で君臨していた。一方、少林寺で修行を続ける若者リーは、ハンの部下に殺された妹の復讐のため、ひとり悪の要塞島に乗り込む。麻薬と陰謀が渦巻く要塞島に、ブルース・リーの怒りが炸裂する! Rating R15 (C) 1973 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
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国会議員に立候補した新人政治家ジョンチャンの高校生の娘が選挙を15日後に控えたある日、失踪する。行方が分からなくなった娘を探すため手を尽くした妻のヨノンは娘が失踪したにもかかわらず、選挙しか頭にないジョンチャンと、事件をまともに調査しない人々に対し怒り、絶望する。誰も信じられない状況の中、一人で手がかりを探し、友人、教師たちに娘の学校での話を聞き始める。娘の行方を追う中、徐々に明らかになる衝撃的な真実にヨノンは直面する…。
世界三大映画祭を制したキム・ギドク監督による社会派ヒューマンドラマ あらゆるタブーを描いてきたキム・ギドクが、南北分断をテーマに現代社会の矛盾と闇に切り込んでいく。主演はアクション俳優としての評価も高いリュ・スンボム。 北朝鮮の寒村で妻子と暮らす漁師のナム・チョル。ある朝、彼は小さなモーターボートで漁に出るが、網がエンジンに絡まりボートが故障し、韓国側に流されてしまう。韓国警察に拘束された彼は、家族の下に帰りたい一心で過酷な拷問と亡命の強要に耐えるが…。
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