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恋愛コメディを撮らせたら右に出るものはいない巨匠エルンスト・ルビッチの代表作。原因不明のしゃっくりに悩まされていたジル(マール・オベロン)は、精神科医から夫婦生活に問題があるのではないかと言われる。その医院の待合室でピアニストで芸術家のセバスチャン(バージェス・メレディス)と知り合う。急接近する2人。ジルの夫のラリー(メルビン・ダグラス)はある策を練るが…。 【出演者】 マール・オベロン／メルヴィン・ダグラス／バージェス・メレディス ■監督：エルンスト・ルビッチ (C)モーションプロ

人気絶頂のキャロル・ロンバードとフレドリック・マーチを主演に、ソフィスティケイテッド・コメディを得意とするウィリアム・A・ウェルマンが監督した社会風刺コメディ。大嘘が平気で真実になる大都会ニューヨークで、ジャーナリズムのいい加減さと恐ろしさを皮肉一杯に笑い飛ばす。不治の病だと診断された女性を担ぎ上げ、世紀のヒロインに仕立て上げる新聞記者の七転八倒を描く。 【出演者】 キャロル・ロンバード／フレドリック・マーチ ■監督：ウィリアム・A・ウェルマン (C)モーションプロ

時間を停止できるようになった美大生の恋を描いた、一風変わった恋愛映画。女性の裸体を非常に美しく描いており、ヌード描写も多々あるが、アーティスティックな作品となっている。美大生のベン(ショーン・ビガースタッフ)は、恋人のスージー(ミシェル・ライアン)と別れて以来、眠ることができなくなってしまう。いつも頭に思い浮かぶのはスージーのことばかりで、別れたことを激しく後悔していた。眠れない夜の時間を有効活用するため、ベンはスーパーで夜勤の仕事をはじめる。しかし、不眠が続いていたベンの体力は限界に達しており、ついに時間の感覚がなくなってしまう。それ以来、ベンには時間を止められる能力が身についた。ベンだけが動ける時間の中、彼は女性客の服を脱がしていき、美しい裸体を観察する。そのままデッサンをはじめ、無我夢中で鉛筆を動かした。その中でもひときわベンの目を引いたのは、同僚のシャロン(エミリア・フォックス)だった。

2006年公開のアメリカ映画で、日本では2007年3月に公開された。休暇中に、それぞれの家を交換する「ホーム・エクスチェンジ」を題材に、見知らぬ土地で繰り広げられる失恋した女性たちの新しい出会いや成長を描いた作品だ。まったくタイプの違う女性ふたりが、お互いの家を交換するという設定に加え、それぞれの役柄をキャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレットがとびっきりキュートに演じている。相手役となる男性陣も魅力的で、まさに王道のラブストーリーといえる1本だ。LAで映画の予告編を制作する会社を経営しているアマンダ(キャメロン・ディアス)は、相手の浮気が原因で恋人と破局。同じころ、ロンドンの新聞社に勤めるコラムニストのアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、恋人の婚約を社内のパーティで知り、絶望に暮れていた。失恋で気が晴れないアマンダは、休暇中に旅を出ることを決意し「ホーム・エクスチェンジ」のページでロンドン郊外のお洒落なコテージを見つける。そのコテージは、同じく失恋したばかりのアイリスの家だった。恋に破れたばかりのふたりは、すぐさま家を交換。それぞれ交換した家で、お互いに思いがけない休暇を過ごすことになるのだった。

思春期を迎えた13歳の少女の揺れ動く感情を描いた青春ドラマ 大人でもないし子供でもない、優等生でもないし不良でもない、微妙な少女の夏物語。シャルロット・ゲンズブールが何かもうまくいかない思春期真っ盛りの少女を好演。 夏休み前日、シャルロットはTV中継で同じ13歳の天才ピアニスト、クララ・ボーマンの演奏を目にし、彼女の美しさに魅了される。夏休みに入り、シャルロットと病気がちの少女・ルルは、父の使いで工場に向かう途中、クララとマネジャーに道を尋ねられる。

ユアン・マクレガー演じるさえない水産学者が、前代未聞の国家プロジェクトに大奮闘！ 砂漠の国イエメンにサケを泳がせるという荒唐無稽の企画に挑むことで、人生を再発見していく水産学者の姿を描く。「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレム監督作。 夢とは無縁の生活を送っていたジョーンズ博士は、イエメンでサケ釣りがしたいという大富豪の無茶な依頼にあきれる。しかし、中東との緊張緩和のためにプロジェクトに参加させられた彼は、大富豪の代理人ハリエットと事業を進めるうちにのめり込んでいく。

イギリスのさびれたスーパーマーケットで働くホリーは同僚のロブというナイーブな青年に恋をする。ニーナという恋人を突然起こった交通事故で失って以来、言動に問題があり、周りに対してもふさぎ込んでいるロブをなんとか元気づけようとするホリー。そして心を開いたロブとホリーは初めてベッドで愛を交わす。その時信じられないことに、二人のベッドがだんだん血で染まり、血だらけのニーナが姿を現した。まだ自分は死んでいないと思っているニーナは、自分以外の彼女を作ったロブに対して怒り、問い詰める。あまりにも想像できない現場に立ちすくむロブとホリー。とっさに逃げ出したホリーだったが、どうしてもロブを忘れることができず意を決して再び彼の家を訪れる。再びベッドに現れたニーナに対して、ホリーは“ある取引”をしようと持ちかけるのだが・・・。ストーリーは思いがけないクライマックスを迎える･･･。

都筑道夫の原作「飢えた遺産」の映画化。元ナチスの将校、義眼に毒針を仕込んだ女など登場人物がくせものばかりで、次の展開が読めない面白さを持った異色の傑作。大学講師・桔梗の背中の傷に埋め込まれているヒトラーのダイヤモンド"クレオパトラの涙"をめぐって、人口調節のため殺人を行う奇妙な団体"大日本人口調節審議会"と、講師の仲間たちが争奪戦を繰り広げていくスリリングで奇怪なコメディ。岡本喜八監督が「理屈抜きに面白いものを」として発表し、カルト的人気を誇る。(C)1967 東宝

誰にでも美しい青春の思い出があり、その愛に熱い思いを寄せる。 高校時代、恋人同志だったグッシーとヘンリーの愛は15年ぶりに蘇った。 国際的なフォト・ジャーナリスト、グッシーは故郷の町と恋人ヘンリーに別れを告げ、富と名声を求めて世界中を飛び回った。 ヘンリーは町に残り結婚。地方紙の編集長を務めていた。 15年ぶりに故郷に戻ったグッシーは、そんなヘンリーと再会した。会った途端2人はいまもお互いを忘れられないことに気づき、あの素晴らしかった愛を蘇えらせたのだった。 だか、ヘンリーには家族があり、グッシーと世界的なジャーナリストへの道を歩むかどうか苦しい選択を迫られるのだった。

ニューヨークで繰り広げられる、イケナイ恋だけど心ときめくオシャレで大人な恋愛映画 駆け出しの小説家と自由奔放な美しい人妻パリジェンヌが恋に落ちるラブロマンス。アントン・イェルチンとベレニス・マルローが恋に落ちる二人をキュートに演じる。 ニューヨークのマンハッタン地区。小説家を志す青年・ブライアンは、街角でフランス人のアリエルに一目ぼれする。後日デートしていると、ブライアンは彼女から2人の子供がいる人妻だと告げられる。さらに「5時から7時の関係にならない」と誘われ…。