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目次
是枝裕和脚本・監督による、クスッと笑えてちょっと不思議なホームドラマ
旅先で倒れた父の思いも寄らぬ行動を知り、価値観が揺らぎ始める主人公を阿部寛が演じる。人々のおかしみやぬくもり、心の痛みが爽快かつ奥深い味わいで描かれている。
坪井良多は、家でも会社でも板挟みのどこか居場所のないサラリーマン。ある日、疎遠になっていた父が倒れたことをきっかけに、彼の“それなりに幸せ”だった人生に異変が起きる。何と、倒れた父は生まれ故郷の伝説の“小さな生き物”を探していたといい…。
小心者の男に訪れた人生のヘンテコな転機 突然現れた美女&伝説の生き物クーナの謎≪前編≫
CM制作会社のプロデューサー・坪井良多(阿部寛)は、華やかな肩書とは裏腹に会社ではいつも板挟みの毎日。“俺がいないと何も進まない”と自負するも、実際は「まーまーまー」とその場をやり過ごすだけの彼を、人は陰で“マー君”と呼んでいた。 良多は家でも、人気フードスタイリストの妻・沙江(山口智子)には何かと頭が上がらない。小学4年生の娘・萌江(蒔田彩珠)が「うちに小人がいる」と話して担任教師から呼び出しを受け、父として威厳ある態度で叱ろうとしてもいつのまにか言い負かされる始末。 どこか憎めない存在の“体は大きいのに小っちゃい男”としてそれなりに幸せな毎日を送っていたが、疎遠になっていた父・栄輔(夏八木勲)が倒れ…(C)関西テレビ/テレビマンユニオン
小心者の男に訪れた人生のヘンテコな転機 突然現れた美女&伝説の生き物クーナの謎≪後編≫
折り合いの悪かった父・栄輔(夏八木勲)が故郷の長野で倒れ、母・敏子(吉行和子)に呼び出された良多(阿部寛)。姉・多希子(YOU)と義兄・健次(安田顕)と共に病院に駆けつけると、意識が戻らない父の病室に一人の美しい女性(宮?あおい)が見舞いに現れた。昔から母を泣かせてきた父に隠し子がいたのか?それとも愛人なのか…?渦巻く疑問が止まらない良多たちは、父のカバンを開けてしまう。 家族にも内緒で、父は生まれ故郷で一体何をしていたのか?謎の美女の正体を探ろうと長野を訪れた良多は、父の幼馴染だという男・治(西田敏行)に出会い思いもよらぬ事実を知らされる。(C)関西テレビ/テレビマンユニオン
妻は抜擢、夫は仕事干され逃亡?
栄輔(夏八木勲)が故郷の長野でクーナという伝説の生き物を探していたと知り、良多(阿部寛)は家族泣かせだった父ゆえに、どうせ金銭か女性目的だろうと勘ぐっていた。 ある日、企画したCMが採用された良多だったが、上司・陽(伊藤洋三郎)から部下の真田(新井浩文)に任せると言われ、さらに有給休暇を取るよう勧められる。 同じ頃、娘の萌江(蒔田彩珠)は沙江(山口智子)が作った弁当を小学校で友だちに売っていたことが発覚、1週間の謹慎になってしまう。 一方、沙江は良多がライバル視している映画監督・山中(宅間孝行)からの仕事で1週間の地方出張に行くことになった。嫉妬にかられる良多だが行くなとも言えず、萌江を連れて父が入院する長野へ再び向かうことに。 そこで父と一緒にクーナ探しをしていたという菜穂(宮?あおい)と再会し、クーナがいるとされる森へ初めて足を踏み入れる。(C)関西テレビ/テレビマンユニオン
良多、母には言えぬ父の秘密を知る
良多(阿部寛)は森で見つけた小さな赤い三角帽子が気になって仕方がない。こっそり一人で手がかりを探すが、治(西田敏行)に見つかり歯の治療をされるはめに。治はクーナの存在を否定し、栄輔(夏八木勲)のクーナ探しもお金目当てだったのだろうと言う。 そんな中、良多は表紙に「クーナ」と書かれた古いノートを見つける。そこには栄輔の字で、良多が森で拾ったものとそっくりな赤い帽子のイラストが描かれ、見覚えのない空き地の写真が一枚はさまっていた。神社や廃墟など父の来たであろう道を歩く良多。ふと顔を上げると、目の前に菜穂(宮?あおい)が現れ… その頃、治はひとりでやってきた萌江(蒔田彩珠)からクーナを見たかと問われ、素直に答える。さらに、探してみるか?と萌江にやさしくほほ笑む。 良多に対してとはまったく異なる態度をみせる治の心のうちは…(C)関西テレビ/テレビマンユニオン
妻と娘よりも大切な女
栄輔(夏八木勲)の意識が戻った。敏子(吉行和子)、多希子(YOU)、健次(安田顕)、そして良多(阿部寛)と娘の萌江(蒔田彩珠)が集まり、沙江(山口智子)もついに病院に向かう。まだもうろうとしている栄輔は、良多の名前しか思い出せない。落ち込む多希子を敏子は慰めるが、良多はどうにも肩身が狭い。 そんな中、菜穂(宮?あおい)と息子の大地(大西利空)が見舞いにやって来る。栄輔の愛人とも疑われた菜穂との初対面にざわつく敏子と多希子。しかし栄輔は、虚ろな意識の中で別の女性の名前を口走り病室には微妙な空気が漂う。 その頃、治(西田敏行)はかつてクーナを見た森を一人訪れ、何かに話しかけるようにつぶやいていた。するとその背後に人影のようなものが現れ…(C)関西テレビ/テレビマンユニオン
クーナ探しに1億!?職場復帰で良多暴走
意識が戻った栄輔(夏八木勲)からクーナの話を聞いて以降、ますますクーナに夢中になる良多(阿部寛)。沙江(山口智子)に皮肉られても、萌江(蒔田彩珠)に突っ込まれても、長野行きを明言する。 1週間ぶりに仕事に復帰した良多は、自分が立案したCM撮影に立ち会う。しかし、既に現場は部下の真田(新井浩文)が仕切り、もはや居場所はなくなっていた。次の仕事の話にもすっかり関心を失った良多は、真田にクーナ探しイベントのスポンサーは見つからないかと相談を持ちかける。 一方、沙江は母・時子(りりィ)から呼び出され、仲良くなった男性とのデート用にお弁当を作ってほしいと頼まれる。フードスタイリストの忙しい仕事の合間にもかかわらず引き受ける沙江。しかし自分が幼い頃、時子の手料理の弁当など作ってもらった記憶のない沙江は、思わず本音をぶちまけてしまう。(C)関西テレビ/テレビマンユニオン
良多、良からぬ事をたくらみバチ当たる
クーナ探しイベントのスポンサーを獲得した良多(阿部寛)は、部下の真田(新井浩文)を連れ長野へ向かう。菜穂(宮?あおい)は1億円も出すというスポンサーの出現にとまどうが、過疎化が進む町のためになるならと了承する。良多がイベントを盛り上げるためクーナの目撃証言VTRをホームページにアップしようと提案すると、自らの体験や祖父母から聞いたというクーナ目撃談はかなり多く、熱がこもる良多。 その頃、沙江(山口智子)は新しいCM撮影の現場で、キレイな見た目より画面には映らない家族の背景や雰囲気を表現したいという、これまでのクライアントとは違う要望を受ける。戸惑いながらも“見せる料理”から“見えないものを感じさせる料理”づくりへと燃えてゆく沙江。 そんな折、栄輔(夏八木勲)を見舞った菜穂は、失踪中の夫・惠(加瀬亮)の居場所がわかったと知らされる。(C)関西テレビ/テレビマンユニオン
あなたには“故郷”がありますか?
栄輔(夏八木勲)の退院当日、病室にやってきた治(西田敏行)は二度とこの町に来ないでくれと苦しい胸の内を語る。たまたま部屋に入り、2人のただならぬ空気を感じる良多(阿部寛)。 その頃、沙江(山口智子)は萌江(蒔田彩珠)にせがまれて、亡くなったクラスメイトが好きだったというハンバーグの作り方を教えることに。萌江の話を聞くうち、同級生を突き飛ばしたり教室に机を勝手に運んだりした萌江の不思議な行動を理解してゆく沙江。 一方、菜穂(宮?あおい)はクーナ探しイベントの準備に取り組む真田(新井浩文)と記者の畠中(中村靖日)が、良多が東京へ戻って以降ちょっとしたことで口論しているのを見て、人間関係の潤滑油となっていた良多の存在を少し見直す。 栄輔の退院祝いの日、久しぶりの家族だんらん。ところが、栄輔が長野に土地を買った理由を聞いた良多は怒りを抑えきれず…(C)関西テレビ/テレビマンユニオン
人生で“後悔”してることは何ですか?
いよいよ迫ったクーナ探しイベントに向け、沙江(山口智子)は参加者にふるまうメニューを検討中。早めに現地入りして食材を調達すると話す沙江に、良多(阿部寛)も仕事だと言い訳しつつ、やけに楽しそうに作業を進めていた。 すると、良多の携帯電話に健次(安田顕)から多希子(YOU)が家出したという連絡が入った。急ぎ健次のもとを訪れると、多希子は数日家に帰っておらず連絡もとれないという。面倒なことが起きたと思いつつも、ようやく多希子をつかまえ理由を聞くと… その後、長野入りした良多と沙江は、萌江(蒔田彩珠)も連れて菜穂(宮?あおい)らと打ち合わせを行うため事務局へ。仲良さげに帰っていく親子3人の後ろ姿を見送った菜穂は、ふと夫が失踪する前の自分たち親子に思いをはせる。栄輔(夏八木勲)から手渡された夫・惠(加瀬亮)の居場所が書かれたメモを手に、ついに会う決意を固める。(C)関西テレビ/テレビマンユニオン
クーナの森で起きた美しく“青い”奇跡
クーナ探しイベントの前日、良多(阿部寛)と沙江(山口智子)は本番に備えてクーナを捕まえるワナを作っていた。すると以前、クーナの目撃取材の時にもらった小さな赤い帽子から、ケモノくさい臭いがすることに気付く。しかし、良多が森で見つけた赤い帽子にはそんな臭いはなく、不思議に思いクーナ研究家のもとへ帽子を持っていくと、研究家は「これは私がまいた帽子じゃない」と断言。もしかしたら本物のクーナの帽子ではないかと期待が膨らむ良多。 興奮冷めやらぬままクーナ事務局に立ち寄ると、ずっと行方不明だったクーナの人形が事務局に戻ってきていた。 いよいよイベント当日。良多、沙江、菜穂(宮?あおい)、治(西田敏行)、萌江(蒔田彩珠)…皆さまざまな思いを胸にクーナが住むといわれる森へ出発する。 すると、良多が仕掛けたワナに驚くべき事件が起こり…(C)関西テレビ/テレビマンユニオン
あなたの、いなくなったあとに
栄輔(夏八木勲)の葬儀が営まれ、栄輔の弟にあたる叔父(小野武彦)や良多(阿部寛)の同級生など懐かしい顔ぶれが集まる。「親父さんとは仲直りできたのか?」と問われ、「ケンカしてたわけじゃないからさ」と答える良多。しかし、父との間にまだ何か言葉にならぬものがつっかえたままだったことを自分でも感じていた。 沙江(山口智子)は栄輔との約束どおり精進料理を作り、それを手伝う萌江(蒔田彩珠)と時子(りりィ)。菜穂(宮?あおい)と治(西田敏行)も長野からやってくる。 弔問客の対応に追われる中、ふと、一人になった良多が棺の中をのぞいてみると、栄輔が大きく口を開けているのに気づく。 ついにくる父との別れの時。良多は父との絆をとり戻すことができるのか。(C)関西テレビ/テレビマンユニオン
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これは、日本一の資産家にして政界財界裏社会に絶大なる影響力を持つ「金神」在全無量 (ざいぜんむりょう) が建設中の、「ドリームキングダム」に極秘裏に集められた若者たちが賞金1000億円を賭け、知力・体力・時の運を試される特別なゲームに挑む物語である。それは常に土俵際での心理戦であり、時に仲間をも蹴落とすことが必須とされる壮絶なサバイバルゲーム。若者たちが「ゲームに勝てば人生一発逆転できる」という千載一遇のチャンスに溢れたテーマパークに集められる。彼らにとって本当に大切なのは金か? 友か? それとも、命か? 原作:福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
若くして両親を亡くした元暴走族総長で、現少女漫画家のケンジ。妹・ヤスコを守ることに命をかけ、ヤスコに関することすべてに口を出す―そんな過剰に妹思いのケンジと、彼を取り巻く人々との恋と人間模様を描く。高校生のヤスコは、12歳年上で、まるで父親のように過干渉なケンジに辟易する毎日で、兄妹ゲンカは絶えることがない。そんな2人の前に現れたのは、元レディース総長で花屋を切り盛りするエリカと、その弟で超優秀なイケメン高校生の純。エリカはレディース時代からケンジを思い続けているが素直になれず、ケンジと顔を合わせるたび、心とは裏腹の言葉で罵倒してしまう。一方、ヤスコはイケメンの純に一目惚れして―。果たして、不器用ながら真っ直ぐなケンジと、素直になれないエリカの恋の行方は? そして、ヤスコと純の初恋は?
司馬遼太郎の代表的長編歴史小説を原作に、3年にわたって放送された壮大な人間ドラマ 司馬遼太郎が、明治という時代に立ち向かった男たちを10年かけて描いた青春群像劇。秋山好古・真之と正岡子規を、阿部寛、本木雅弘、香川照之という演技派3人が熱演! 日本が近代国家として歩み出したばかりの明治の初め、伊予・松山に3人の男がいた。後に、日露戦争で大きな役割を担った秋山好古・真之兄弟と、明治を代表する文学者・正岡子規。彼らはただ前のみを見つめ、明治と言う時代の坂を上ってゆく。
『明日、ママがいない』は2014年に放送された日本テレビ系列のテレビドラマ。主演は芦田愛菜。これまでもさまざまな作品に出演してきた芦田だが、今作が連続テレビドラマ初単独主演作品となる。児童養護施設「コガモの家」を舞台に、さまざまな事情で親と離れて暮らす子どもたちの葛藤と絆が描かれている。芦田のほかにも、鈴木梨央、桜田ひより、渡邉このみといった演技力の高い子役が出演。子役以外にも、三上博史、木村文乃、三浦翔平、城田優、鈴木砂羽といった実力派の俳優陣が脇を固める。横浜にある児童相談所。そこにある少女が預けられた。彼女の名前は渡辺真希(鈴木梨央)。たったひとりの肉親である母親が傷害事件を起こし、身寄りのない真希は児童相談所に保護されたのだ。怪しげな男性・佐々木(三上博史)に児童相談所から連れていかれたのは、グループホーム「コガモの家」。ここではさまざまな事情で父親・母親と離ればなれになった子どもたちが、みんなで支えあって暮らしていた。真希はその場所で、3人の少女たちと出会う。本当の名前で呼び合うことをしない彼女たちは、ポスト(芦田愛菜)、ピア美(桜田ひより)、ボンビ(渡邉このみ)と名乗り、真希のことを「ドンキ」と名付けるのだった。その中でもリーダー格のポストは、新入りの真希に容赦ない言葉を投げかけ、それに対して真希も反発していく。
エリート夫妻の殺人現場に居合わせた4人の男女。過去と現実とを交差させながら、それぞれが想いを寄せる「N」のために、4人の証言は驚くべき真実を浮かび上がらせていく…。Nとは果たして誰のことなのか? ベストセラー作家の湊かなえが紡ぐ、究極の愛を描いた純愛ミステリーのドラマ化!杉下希美は香川県の小さな島の裕福な家庭に育つ。しかしある日、父のとある行動により生活は一変し、希美は生きていくことすら危ぶまれる生活を送ることになる。そんな希美を温かく見守る高校のクラスメイトの成瀬慎司もまた、家業の急変により人生の転機に立たされていた。そしてふたりはある事件に巻き込まれてしまう。年月は経ち、東京の高層タワーマンションの48階に住むセレブ夫妻が殺害された。その現場にいたのは、ある計画を立てていた希美、成瀬、そして希美のアパートの住人である安藤望と西崎真人だった。その場で西崎は逮捕され、その後西崎は有罪が確定、懲役10年の刑を言いわたされる…。事件は終わったかのように見えた。しかし、刑期を終えた西崎が刑務所を出る頃、元警察官の高野はこの事件の本当の真実を追いはじめていた。高野が勤務していた、あの島の事件の隠された真実とともに…。
沖田×華(ばっか)さん原作の漫画『透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記』をベースに、今までの医療ドラマにはなかった産婦人科医院の「影」の部分にスポットを当てた感動の物語。 青田アオイは高校の准看護学科に通う高校生。由比が院長を務める由比産婦人科医院に看護師見習いという形で働きはじめる。 産婦人科医院は新しい命が生まれる場所と認識していたアオイだが、由比から「日本人の死亡原因の本当の1位はアウス(中絶)である」事実を聞いて唖然とする。 中絶、流産、死産、性的虐待、DVなど…毎日さまざまな事情を抱えた女性や赤ちゃんたちに出会っていく過程で、光がある命だけではなく、スポットが当たらずに消えていく命もある現実を知ることになる。 中絶手術後の小さな「命のカケラ」を小瓶に詰めて、業者にわたすことが日課になったアオイだが、「輝く命」と「透明な命」とが絶えず交差する場所で、「命とはなんなのか?」を問いかけながら成長をしていく。
新たなチームの台頭。そしてムゲンの誕生と解散の真実が明らかになる 過去編から物語がスタートし、シーズン1を補完しつつ、新たな展開でストーリーを盛り上げる。激しいアクションや、各チームにもスポットが当てられる点が見どころ。 かつて、親友同士だった琥珀と龍也が作り出したチーム・ムゲン。仲間たちと幸せな時間を過ごすなか、龍也は脱退を決意する。琥珀の心境は複雑だった。そんななか、強者揃いのチーム「MIGHTY WARRIORS」が現れる。街全体へと広がる騒乱が起ころうとしていた。
『ROOKIES』は2008年4月より放送された、青春スポーツドラマである。二子玉川学園高校へ赴任してきた教師が、暴力事件で活動休止になっている野球部を立て直していく。不器用だが真っ直ぐな性格を持つ教師・川藤が、野球部の不良たちと真剣に向き合い、一緒に成長していく姿が魅力のドラマになっている。佐藤隆太や市原隼人、佐藤健、城田優らが出演した。原作漫画は、1998年から2003年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載され、累計発行部数は2,100万部を越える大人気作品だ。ドラマ主題歌となったGReeeeNの「キセキ」も人気を集めた。川藤幸一(佐藤隆太)は、二子玉川学園高校に新任教師として赴任し、野球部員たちの乱闘を目の当たりにする。二子玉川学園高校の野球部は、夏の大会で暴力事件を起こして休部状態だったのだ。そんななか野球部の生徒・御子柴徹(小出恵介)は、退学届けを提出する。それを必死で止めた川藤は、御子柴から今の部員たちの怠惰な現状を教えられた。御子柴の野球をやりたいという気持ちを聞いた川藤は、野球部の顧問となり、野球部を立て直すために奮闘していくのだった。
松岡圭祐による推理小説を原作としたサスペンスドラマ。探偵を探偵する新人調査員のヒロインの活躍が、スリリングに描かれる。主演の北川景子が本格アクションに初挑戦。日本の連続ドラマ初出演となるディーン・フジオカも登場する。共演は川口春奈、三浦貴大、ユースケ・サンタマリア、高岡早紀、井浦新。2009年。紗崎玲奈(北川景子)は妹の咲良(芳根京子)を惨殺される。犯人が探偵に依頼して妹の情報を集めていたことを知った玲奈は、探偵のすべてを知りたいという思いから、須磨康臣(井浦新)が社長を務める探偵養成所に入所する。2年間の訓練の後、玲奈は探偵社「スマ・リサーチ」で探偵を調査する「対探偵課」の厳しい職務に就く。道場で厳しいトレーニングに励んでいた彼女に、須磨は新人の峰森琴葉(川口春奈)を助手に付けるように命じる。しかし玲奈は受け入れず、同僚の桐嶋颯太(ディーン・フジオカ)から依頼された仕事に、琴葉を置いてひとりで出かけていくのだった。一方、警視庁捜査一課では会議がおこなわれていた。探偵の阿比留佳則(ユースケ・サンタマリア)に調査を依頼する係長の坂東志郎(相島一之)。民間に頼まなければならない現状を、一課の窪塚悠馬(三浦貴大)は憂うが…。
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