ソウォン／願い

悲恋を綴った古いラブレターが、現代で思わぬ奇跡を生む 「セデック・バレ」二部作のウェイ・ダーションのデビュー作となったドラマ。日本統治下と現代と巧みに繋いだ物語はもちろん、舞台となる恒春の美しい風景も見どころだ。 恒春で郵便配達のバイトをするアガ。日本統治時代の住所に当てられた届け先不明の小包から、敗戦で台湾から去った日本人教師が台湾人の恋人へ送ったラブレターが。そんななか、彼は日本人歌手を招いたイベント・ライブの前座バンドでボーカルを務めることに。

仕事一筋の医者の夫（キム・ガプス）と痴呆にかかった姑（キム・ジヨン）、しっかり者だが不倫をしている娘（パク・ハソン）、医大に合格できず酒に溺れる息子（リュ・ドックァン）、借金を重ねる弟夫婦…。問題の多い自分勝手な家族全員をいつも見守ってきた母イニ（ペ・ジョンオク）。しかしその体が末期ガンに侵されていると知らされた時から、それぞれがイニの病と向き合い、家族と向き合うことを始める…。

原田マハのベストセラー小説を、台湾のスタッフ・キャストにより映画化した感動作 家族として過ごしてきた愛犬との絆と悲しい別れが涙を誘う。主演は台湾を代表する人気俳優、ピーター・ホーとチャン・チュンニン。チェン・フイリンの映画初監督作。 ファッション雑誌編集者のワンチェンと、彼女を支える同棲中の恋人・ハオジエは、ある日ゴールデンレトリバーのリラを飼うことに。二人で一緒に育て始めるが、少しずつ言い争いや擦れ違いが多くなる。そんな中、リラが余命わずかな病に侵されてしまう。

三流音楽監督と歌声以外はまるでダメな少年が、奇跡を巻き起こす！感動の音楽ドラマ 落ちぶれた音楽監督が天使のような歌声を持つ少年と出会い、成功を夢見てミュージカルのオーディションに挑戦！次第に絆を結んでゆくふたりの奮闘が感動的に綴られる。 小さな児童ミュージカル劇団の音楽監督に落ちぶれたユ・イルハンの元に、超大作ミュージカル挑戦の話が舞い込む。それは、音楽監督と子役のペアがオーディションに挑む企画で、彼が出会ったのは、天使のような歌声以外はさっぱりの少年ヨングァンだった…。

2011年に韓国で公開され、国内で740万人もの動員を記録した大ヒット映画。2018年には『SUNNY 強い気持ち・強い愛』というタイトルで日本でリメイクされた。 ときは2011年、40代のナミは夫と子供と暮らす平凡な主婦。母の見舞いで訪れた病院で、高校時代の同級生であるチュナに25年ぶりに再会する。ナミとチュナは「サニー」というグループの仲間だった。 再会に喜ぶふたりだったが、チュナは余命2ヶ月の末期ガンに侵されていた。彼女の最後の願いは、死ぬ前に「サニー」のみんなともう一度会うこと。ナミはチュナの願いを叶えるべく「サニー」の仲間たちを探しはじめる。 時間は過去にさかのぼり、1986年。 田舎から都会のソウルに引っ越してきたナミは、同級生たちに馴じめない高校生活を送っていた。そんなある日、とあることがきっかけで、クラスで目立つ存在のチュナに気に入られ、彼女が率いるクラスのグループ「サニー」に仲間入りをする。 「サニー」の個性的なクラスメイトたちと交流を重ねるうちに、次第にナミの高校生活にも光が差し込んでいく。 自分たちがキラキラ輝いていた青春時代を思い出させる、心温まる感動作。

「超新星」のユナク&グァンス主演。小さな島を舞台にした切ないラブストーリー 人気K-POPグループ「超新星」のユナクとグァンスが主演した切ないラブストーリー。1人の女性との出会いをきっかけに、裏社会で生きてきた男たちが葛藤する。 興信所の社長から、心臓移植の提供者となる女性の拉致を命じられたドングォンとヒョックンは、標的の女性が暮らす小さな島を訪れる。ところが、島の分校で子供たちを可愛がるその女性に一目ぼれしたドングォンは、彼女を助けてほしいと社長に頼み込むが…。

建設会社の社長令嬢キム・スジンは、不倫相手で会社の上司でもあるソ・ヨンミンと駆け落ちするために駅のホームで彼を待つが、彼は現れなかった。仕方なく駅を後にしたスジンはコンビニでコーラを買うが、レジに置いたまま出てきてしまう。慌てて戻ったスジンは、コーラを手にコンビニから出てきた下請け大工のチェ・チョルスを見て自分のコーラを取られたと思い、彼から奪って飲み干しゲップする。後で勘違いに気づきチョルスを探すが既にいなくなっていた。 最悪な出会いをした２人だったが、ある日スジンは仕事を通じてチョルスと再会し、互いに惹かれあっていく。しかし社長令嬢と下請け大工という身分の差や、チョルスが抱える暗い過去が２人の結婚を阻む。さらにスジンの物忘れが日に日に酷くなり…。日本で公開された韓国映画史上No.1の興行収入を誇る大ヒット作！

在日2世のヤン・ヨンヒが、10年にわたり自身の家族を撮り続けたドキュメンタリー 北朝鮮に帰国した3人の兄と、朝鮮総連の活動に人生をささげた両親を克明に記録。さまざまな問題を前にしながらも、明るく生きるヤン家の人々の絆に感動する。 大阪市生野区で両親と暮らすヤン。朝鮮総連の中心メンバーとして活動してきた父は、30数年前に3人の息子たちを祖国・北朝鮮へ送り出した。人一倍家族思いの父が、なぜ息子たちを祖国に送ったのか。ヤンはその行動を理解しようと父にカメラを向ける。