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今作はジェニファー・ローレンスが主演を務めた、スパイ映画だ。流血表現が多用されており、スト－リーも大人向けな作品となっている。スパイとしてミッションだけでなく、一流になるための訓練をおこなうシーンにも注目だ。ロシアに住むバレリーナのドミニカ(ジェニファー・ローレンス)は、演技中の事故で足を骨折。二度と舞台に立てない身体になってしまう。そんな彼女のもとに、ロシア情報庁の幹部である叔父・ワーニャ(マティアス・スーナールツ)がやってくる。彼は事故が共演者の裏切りで起きたことを、ドミニカに教えるのだった。真実を知ったドミニカはすぐに劇場に向かい、裏切りを起こしたバレリーナに暴行。復讐を果たすことに成功するが、ワーニャに弱みを握られ、暗殺の片棒を担がされることになる。暗殺現場にいたドミニカは、口封じされそうになるが、ワーニャとの取引により、自身がスパイになることで命を救われる。流されるように養成所に入ったドミニカだったが、スパイの過酷な現場を目撃するのだった。

トム・ハーディ1人2役！60年代ロンドンを牛耳った双子ギャングの実録ドラマ 頭脳と暴力で街を支配したギャングの実話を、B・ヘルゲランドの監督・脚本で映画化。“自分vs自分”の肉弾戦も交えて双子を演じ分けたトム・ハーディは、さすがの貫禄。 1960年代初頭のロンドン。頭脳派のレジーと命知らずのロンによる双子のギャング、クレイ兄弟が裏社会を支配していた。だがレジーが部下の妹フランシスと恋に落ち、彼女のために悪事から距離を置いてナイトクラブの経営に注力し始めると、兄弟間に溝が生じ…。

ナイジェリアからアメリカに夢を抱いてやってきたベネット・オマル（ウィル・スミス）は、検死官も務める真面目で誠実な医師。2005年、彼はアメリカンフットボールのNFLを引退した花形選手マイク・ウェブスター（デヴィッド・モース）の解剖に携わり、頭部への激しいタックルが原因である脳の病気を発見する。しかし、国民的スポーツにメスに入れたオマル医師の見解をNFLは全面否定し、絶大な権力で彼とその周りに圧力をかけていく。巨大組織と、真実の持つ力を信じる不屈の男の、一歩も譲らない戦いが始まった─。

南米のチリには、かつて宗教団体が建設した「コロニア・ディグニダ」と呼ばれる施設があった。政権に反抗的な人物はこの場所に送られ、拷問されていたのだ。『コロニア』はチリのクーデターと、「コロニア・ディグニダ」の内部を描いた作品である。主演は『ハリー・ポッター』シリーズでハーマイオニーを演じた、エマ・ワトソン。相手役として『グッバイ、レーニン！』などで知られる、ダニエル・ブリュールが出演した。1970年代初頭。ジャーナリストであるダニエル(ダニエル・ブリュール)は、取材のためチリに潜伏。反政府デモにも参加し、数々の工作をおこなっていた。しかし、突如としてクーデターが発生。ダニエルは拷問施設でもある「コロニア・ディグニダ」に囚われてしまう。ダニエルの恋人であるレナ(エマ・ワトソン)は、ダニエルを助けるため「コロニア・ディグニダ」に向かう。教祖のパウル(ミカエル・ニクヴィスト)の面接を突破し、潜入したレナはダニエルと再会。ふたりで脱出の方法を考えるが…。

消えた死体をめぐりさまざまな人々の思惑が交錯するサスペンスホラー 死体安置所から忽然と消えた資産家女性の死体。その謎をめぐり夫やその愛人、そして警察のストーリーが複雑に絡みあう。ホラー色強めのスリリングな展開から目が離せない。 ある夜、死体安置所の警備員が何らかの原因でパニックになり、車にはねられて事故死する。同じ頃、死体安置所からマイカという女性の死体が姿を消していた。警察は死体失踪事件として捜査を開始、その過程でマイカの夫に愛人がいることを突き止める。

人の顔を識別できない病に陥った女性を主人公に描くサスペンススリラー 「バイオハザード」シリーズなど戦う女性のイメージが強いミラ・ジョヴォヴィッチ。本作では一転して、病気の不安や殺人鬼の恐怖におびえる、か弱きヒロインを好演。 連続殺人犯「涙のジャック」の犯行現場を目撃したアンナは、逃げる際に負ったケガにより、人の顔を識別できない「相貌（そうぼう）失認」という脳障害を抱えてしまう。自分の命を狙って接近してくるジャックの存在に、アンナは恐怖心を募らせていく…。

ボタンを押せば1億円。ただし誰かが死にます。キャメロン・ディアス主演のサスペンス 『ドニー・ダーコ』のリチャード・ケリー監督が、リチャード・マシスンの短編小説を映画化。究極の選択を迫るミステリアスなストーリーと衝撃の結末に目が離せない。 ある日、ノーマとアーサー夫妻のもとに赤いボタン付きの装置が入った箱が届いた。すると謎の人物がノーマを訪ね、「このボタンを押せば、あなたは1億円を受け取る。ただし見知らぬ誰かが死ぬ」と告げる。夫婦は葛藤の末、ボタンを押してしまい…。

原始宗教が行きわたった島の奇習に翻弄される男の恐怖を描いたサスペンスホラー カルト映画の古典とも言うべき作品。異様な雰囲気、奔放な性の在りさま、宗教観の相違などを通して、主人公の戸惑いや怒りが、恐怖と絶望へ変わっていくさまは必見。 行方不明の娘を探すために、白バイ警官のエドワードは孤島サマーズアイルを訪れ、同島で娘が生活していた形跡を発見する。しかし、島民たちは娘の存在を否定し、真実を語ろうとはしなかった。

恋の情熱は、やがて妄執に変わる。トップを目指す新進モデルの危険なサスペンス デンマーク人モデルのマリア・パームがヒロインを激しくも繊細に演じ、英国期待の男優エド・スクラインがセクシーに共演。欲望と官能渦巻くモデル業界の様相はスリリング。 新人ファッションモデルのエマは、トップを目指して故郷デンマークから単身パリへ移住。ほどなく写真撮影で魅力的なフォトグラファーのシェーン・ホワイトと出会い、恋に落ちる。だがふたりの関係は、エマの危うい執着心を生み出すことに…。

一軒家に住む孤独な老人。冷静ながらも常軌を逸した彼の行動には秘密があった！ 若者たちにはただの悪ふざけでも、老人にとってはそれで済むことではなかった。虚を突く展開と、「ゴッドファーザー」のジェームズ・カーンの怪演が見どころ。 ショーンとイーサンのふたりは、ある老人の家に侵入してさまざまなドッキリを仕掛けた。驚かせて反応を楽しもうとしたのだが、老人は冷静な反応を返すばかりで、逆に奇妙さを感じてしまう。ある日の夜、イーサンはカメラを回収するため老人の家に侵入し…。