【ウォルト・ディズニー】の動画を配信しているサービスはある??視聴したい人におすすめの動画配信サービス！

ミッキーマウスの誕生

１本目の本作は、ウォルトが第一次大戦後、フランスから帰還し、アニメーターとしての第一歩をカンザスシティで踏み出し、「ミッキーマウス」で成功するまでを描く。時系列での出来事だけでなく、ウォルトの内面に大きな影響を与えた父イライアス・ディズニーとの関係にも着目。幼少時代のディズニーがどんな子どもだったか、父との葛藤が大人になったウォルトの原動力になったことも明らかになる。「（工場を経営していた）父とは違った人生を歩むのだ」と考えたディズニーは、厳格な父とは違うキャリアを選択していく。２０代はじめに立ち上げた会社はわずか１年で倒産するが、一念発起して移り住んだロサンゼルスで兄・ロイとディズニー・ブラザーズ・スタジオを立ちあげる。ディズニーが生み出したキャラクター“ミッキーマウス”を描いた「蒸気船ウィリー（1928）」は、多くの人の心をつかんだ。音楽を効果的に使ったこの映画はアメリカだけでなくヨーロッパ各国でヒットし、キャラクターの商品化へとつながっていく。当時のディズニー・スタジオには、アニメーターを1人の芸術家として扱い経済的な保証と勉強の場を与える最高の環境があり、ウォルトは社員を家族や友人のように接していたのである。

• 再生時間

  ：50分

アニメーションのパイオニア

ミッキーマウスという大スターを作り出したウォルト・ディズニーの新しい挑戦は、それまで誰も挑戦してこなかったこと、長編アニメーション映画の制作だった。しかも、 彼は観客をただ笑わせるのではなく、感動で涙を流させようと考えていた。 夢の実現のため、ウォルトは時間と予算を惜しむことなくつぎ込んだ。そして、アニメーターたちにリアルな描写を徹底させた。その結果、映画「白雪姫」の制作作業は遅々として進まず、彼の挑戦は「ディズニーの道楽」と揶揄されるが、最終的には大成功を収める。 新進の芸術家として社会的地位を確立したウォルトは、半年に一本のペースで長編ア ニメーションを世に送り出していくことを新たな目標にし、「バンビ」「ピノキオ」「ファンタジア」と次々に長編アニメーションの制作に取り掛かっていく。 その一方、ウォルトのこだわりもあって、こうした長編アニメーションづくりには膨大な作業を要した。そのため、スタジオの人員は膨れ上がり、ディズニー・スタジオは ハイペリオンからバーバンクへと引っ越すことになる。しかし、このころからスタジオはかつての家族的な雰囲気を失っていく。そして下働きのスタッフたちの間から、社員 間の待遇の格差に対する不満の声が聞こえはじめ、やがてそれは、労使間の争いへと発展していく。

• 再生時間

  ：50分

戦争と混乱の時代

ウォルト・ディズニーの生涯をたどる４回シリーズ。第３章は「戦争と混乱の時代」 1941年、社員のストライキに直面したウォルトは、大きな失望と衝撃を味わい、後年、共産主義者をあぶり出 す下院非米活動委員会の聴聞会で組合指導者を名指しで非難する。第２次世界大戦の最中、スタジオは接収 され、ヒット作が出ないディズニーからは投資家が逃げ出す。経費を抑えるため実写とアニメーションを組 み合わせた『南部の唄』を制作したウォルトは、アメリカ独自の物語をようやく上映できると喜んでいたが、 題材は人種差別的だとして非難を浴びることとなった。『シンデレラ』の大ヒットにより、会社の財政を立 て直すことができたが、ウォルト自身は、映画制作への興味を失い、ミニチュア鉄道建設に熱中していく。 やがて、テレビへと目を向け始めたウォルトは、その番組制作で建設資金を調達し、家族連れが楽しめる遊 園地の建設にまい進するようになる。

• 再生時間

  ：50分

“夢の国”ディズニーランド

ウォルト・ディズニーが新たに挑んだ「ディズニーランド」は、映画の世界を具現化するだけでなく、ア メリカのシンボル的存在となっていく。「メリー・ポピンズ」の成功で、さらに飛躍を遂げた彼は、実験的 未来型都市「エプコット」計画に没頭するも、その実現を見ることなく病に倒れ、６５歳でこの世を去った。 しかし、ウォルトが残した「遺産」は、今なお世界中の人々に影響を及ぼし続けている。

• 再生時間

  ：51分