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とにかく銃撃戦が起きまくる絶えず緊迫感の絶えない映画だった。実際のテロ事件をテーマにしているだけあって「重み」が違う。
面白い
面白い
ずーーっと緊張感がすごい。
【レビュー】
この映画を観た感想として一言で言うと、「死と隣り合わせの恐怖を体感でき、宗教についても考えさせられるスリラー映画」という印象です😖
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まず良かったところは、「死に直面する恐怖演出」ですね🤔
「ムンバイに突然訪れる地獄」
殺されてしまうかもしれないという恐怖は、心拍数のあがる映像が詰め込まれていました😱
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死を目の当たりにし、隠れ、逃げ、祈る。
助けはこない。見つかれば殺されてしまう。そんな想像も容易な恐怖のシチュエーションに迫り、ショッキングな残酷さを隠さず表現していることで、思わずこの恐怖に飲み込まれました。。
非常に見応えがありますね😂
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次に「宗教と金について考えさせられる描写」ですね🤔
今作ではホテルムンバイで起きたテロ事件の恐怖を描いていますが、それに対して「イスラム教徒のテロは怖い」ということだけを宗教に関心の低い我々日本人は表面に感じとってしまうかもしれません。
しかし、そうではないんですね。
宗教に対して、「ただ怖いもの」と思ってはなりません。
宗教は道徳であり、心を支えるものですからね🤔
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ですが、権力者は昔から宗教によって人を統治してきた闇の歴史があり、人間は一つのものを信じることで自らを肯定する弱い生き物であるという事実もあります。
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また、その弱い人間達を使う権力者は、ただの紙切れともいえるお金という道具によってコントロールし、お金に欲張りと苦しみを与えられる、歪められた宗教を信じる人達は身を捨ててしまうこともあります。
その歪められた宗教を信じる彼らには彼らなりの道徳心があり、曲がらない信念を貫いている。
だから怖いんですよね😖
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イスラム圏(中東)では戦争が多く、第二次世界大戦後には、ソ連とアメリカの争いによって軍事介入が激しかった歴史があり、その国と国との戦いが、宗教観や貧富の差を歪ませ、それにより、今なお人の命が落ちています。
これは現実に起きたてきることなのです。
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つまりこの作品では「テロの恐怖」だけではなく、利益を求めた大国の介入による国家間の戦争によって起きた「弱さのある人間が、すがらざるを得ない歪められた宗教の力によって生み出された恐怖」や「暗い歴史から国レベルの貧富の差が憎しみが生む恐怖」が分かるんですね😣
「宗教は人を救うものではないのか。」
「お金はこの世界に何をもたらしているのか。」
この2点にはとても考えさせられます。
「宗教」「貧富の差」「戦争」これらのキーワードをしっかりと埋め込んでおり、深く観ることができて良かったです😌
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後は、「従業員の勇気と仕事観に対する感動」もありました😭
自分の命だけを守ることは出来る、でも客は神様であり、必ず守らなければならない。
そこに見える彼らの勇気と仕事観観には感動せざるを得ません😭
素晴らしかったです😭
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【総評】
総評として、「死に直面する恐怖」、「宗教と金について考えさせられる描写」、「従業員の勇気と仕事観に対する感動」これらは素晴らしく、ノンフィクションスリラー 映画として完全度の高い作品だと思いました😌
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恐怖は尽きず、テンポも良く、宗教などの社会問題も深く観ることができる為、ライトな方から映画好きの方まで、全ての方にオススメできます😊
ただ、ショッキングな描写は多く残酷ですので、苦手な方はご控え下さいね!!
旅行好きは必見!
こんな悲惨なことが実際に起きたとかしんどすぎる。
しんど過ぎた。でも、だからこそ観るべき。