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目次
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『ドゥ・ザ・ライト・シング』『マルコムX』など、アフリカ系アメリカ人が直面してきた差別問題を描いてきたスパイク・リー監督が、白人至上主義団体のKKK(クー・クラックス・クラン)に対する皮肉を痛烈に描いた作品。
主演は、元アメリカンフットボール選手で、名優・デンゼル・ワシントンを父に持つジョン・デヴィッド・ワシントン。その相棒の白人刑事・フリップ役に、『スター・ウォーズ』続3部作でカイロ・レンを演じたアダム・ドライバーが抜擢された。第91回アカデミー賞では、脚色賞を受賞した。
警察内でも人種差別が色濃く残る時代、1970年代のアメリカ・コロラド州コロラド・スプリングスの警察署で、初の黒人刑事として採用されたロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)。
情報部へと配属されたロンは、差別主義者の白人男性を装って白人至上主義団体のKKKへ電話をかけ、入会面接の約束を取り付けた。同僚の白人刑事フリップ(アダム・ドライバー)が面会へ向かうことになり、ロンとフリップは2人1役で、KKKへの潜入捜査を開始する。
巧みなコンビでKKKの内部へと入り込んでいく2人は、過激派メンバーのフェリックス(ヤスペル・ペーコネン)らが爆弾で黒人殺傷を狙っていることを知り、それを阻止しようと奮闘する。
今作の主人公で、黒人として初めて警察官に採用される。署内でも白人刑事から冷遇を受けるも、捜査に燃えて配属された情報部でKKKへの潜入捜査を開始する。白人訛りを器用に使いこなし、電話でKKKの指導者からの信頼を勝ち取っていく。
ロンのユダヤ系同僚刑事で、KKKへの潜入捜査で彼の相棒となる。ロンに代わって実際に潜入し、KKKのメンバーと行動をともにする。たびたび起こるトラブルにも動じることなく、徐々にメンバーから信頼されていく。
KKKの全国指導者。ロンからの電話を受け、彼の白人訛りにダマされる。
黒人解放活動家の女性。クワメ・トゥーレの演説集会でロンと出会い、親交を深めていく。
元ブラックパンサー党の主席で、彼の演説集会に潜入したロンは、そこでパトリスと出会う。
ロンたちが潜入したKKKの支部長。ロンに信頼を寄せ、支部長の座を継がせようとする。
KKKの過激派メンバー。新入りメンバーのロンに疑いの目を向ける。爆弾を手に入れ、パトリスたち黒人運動家の殺害を狙う。
フェリックスの妻。夫から爆弾を託され、集会場に仕掛けようとする。
フェリックスと同じく過激派のKKKメンバー。彼と行動をともにし、集会場爆破を企む。
「黒人刑事が電話で白人を装い、白人至上主義団体(KKK)に潜入する」というウソのような今作のストーリーは、なんと実話なのです。主人公・ロン・ストールワースも実在の人物で、映画の原作となる著書『ブラック・クランズマン』を2014年に出版しました。
劇中では、スリリングかつユーモラスに描かれている潜入劇ですが、実話をもとにしているだけに、そのディテールとリアリティーは確かなものです。
電話口の向こうで騙されるKKKの指導者の言動に、警察の面々が思わず吹き出してしまいそうになるコミカルなシーンも、実話と分かって観るとまた違った面白さがあります。
主人公・ロンを演じたジョン・デヴィッド・ワシントンは、実は彼の父親はあの名優・デンゼル・ワシントンなのです。
アメリカンフットボール選手から俳優へと転身した、異色のキャリアを持つワシントンの稀有な魅力は、クリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』でも存分に発揮されています。
また、相棒役の白人刑事役は、『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レン役で大ブレイクを果たしたアダム・ドライバーが演じています。彼の力の抜けたキャラクターは妙な説得力があり、それは今作の見やすさのひとつとなっています。
実話にもとづいたストーリーで、本編自体も強烈なインパクトを残す今作ですが、そのラストもまた印象深いものとなっています。KKKの事件が終わり、主人公とヒロインがともに過ごしていると、何者かが玄関をノックします。
そして映し出されるのは、なんと映画ではなく現実のドキュメンタリー映像です。2017年、シャーロッツビルでの暴動で、白人至上主義者とそれに抗議する人々が衝突、白人至上主義者の運転する車で抗議していた活動家の女性が亡くなった事件です。
それは、黒人差別問題は現在に至るまで何ら解決されていないということを訴える、スパイク・リー監督の思いが強く表れているものです。
黒人の潜入捜査官が白人至上主義団体に潜入捜査する設定が面白い。身バレしないかヒヤヒヤさせられる。
録画にて鑑賞〜
ブラムハウスやからホラーと思ってたら全然違った😂
黒人の人たちがみんなレトロでおしゃれでかっこよかったー。比較的、白人至上主義の人たちを‘悪者’に描いてた感じ。
逆差別が起きてるんだ!って白人の人が主張してたところでふと思い浮かんだのはフェミニスト運動かなー。女性の権利を主張しすぎてちょっとあれもこれも優遇しろみたいな流れになってるやんけ!って意見もありますやん。
人種差別は正直あんまり身近ではないので分かりにくい。愛国心とか家族感とか、日本人の私からすると、例えば中国や韓国、インドの文化のそれとか熱くて羨ましいっておもうし、それが移民の歴史的に見ても家族ごと海を渡り、人口増えてるから、生物として(純粋に子孫を繁栄させるって部分で言うと)正しいのかもしれない。
映画として音楽もかっこよかったし演出もかっこよかったしけっこう好き!!ほかの方のレビューでコメントが盛り上がってるのを見ると問題提起としては成功してるみたいですしね😆
こんなこというと元も子もないけど、何色でも何人でも嫌なやつもおるしいい人もおる!!
(無理やり終わる)
良い
テンポよく見飽きない
https://filmarks.com/movies/79339/reviews/89268106
アカデミー賞で4つの部門にノミネートされた、ご存知ブルース・ウィリスの出世作。普通の警察官が、ボヤき、ナゲきながら、力と知恵を振り絞り悪と戦う。「スーパーマン」や「ランボー」とは一味違った全く新しいヒーローを誕生させた名作。ニューヨーク市警のジョン・マクレーン刑事は、別居中の妻ホリーに会うため、ロサンゼルスにあるナカトミ商事のビルに向かう。しかし、突如そのビルが元テロリスト・ハンス率いる武装集団に占拠されてしまった。彼らが狙うのは金庫に保管されている6億4千万ドルの無記名債権だ。ホリー以下全社員が人質にされ、運良く難を逃れたのはマクレーンただひとり。しかも通報した警察は役に立たない上、人質の中には迷惑な人物もいて、報道記者まで余計なことをする始末…。そんな絶体絶命のピンチに囲まれてもなお、なかなか死なない男、ジョン・マクレーンが死闘を繰り広げる!
最強の鬼刑事が凶悪犯逮捕のために幼稚園の先生に成り済ますヒューマンコメディ 『ツインズ』のアーノルド・シュワルツネッガーとアイバン・ライトマン監督が再びタッグを組んだ傑作。ユーモラスの中にも感動要素が盛り込まれ、観る者の胸を打つ。 鋭い視線をサングラスで隠し、ショットガン片手に凶悪犯を震え上がらせる鬼刑事、ジョン・キンブル。麻薬殺人犯を追っていたキンブルは、事件解決のために犯人の息子が通う幼稚園で自ら先生に成り済ますことに。しかし、子供たちのパワーは凶悪犯以上で…。
ジョン・マクレーンが活躍する「ダイ・ハード」シリーズ第2弾。この作品で「なかなか死なない男」の代名詞を確立し、人気を不動のものにしたマクレーン。今回舞台となったのは、冬のワシントンD.C・ダレス空港だった。ナカトミ商事の事件から1年後のクリスマスの日、妻・ホリーを迎えるためダレス空港にやって来たジョン・マクレーン。そこでふたりの怪しい男を見つける。彼は刑事としての習性から荷物室で職務質問をしようとしたところ、いきなり発砲され、銃撃戦になってしまう。空港警察に訴えるもまったく取り合ってもらえず、その後、空港が乗っ取られてしまう。その犯人は、元アメリカ陸軍特殊部隊大佐のスチュアートをリーダーとするテロリスト集団だった。彼らはダレス空港に護送される麻薬王・エスペランザを奪還しようとしていたのだ。我が身の不運と無能な空港警察をボヤきながら、マクレーンは再びひとりテロリストたちに立ち向かう!
1977年公開の、クリント・イーストウッド主演・監督のガンアクション映画。銃撃シーンや爆破シーンなど、1977年制作とは思えないぐらいの迫力に圧倒される作品だ。また今作はアクション作品にとどまらず、ロードムービーとしての魅力もふんだんに散りばめられている。ヒロインのソンドラ・ロックとイーストウッドは、今作公開の約1年前から交際を始め、その関係が13年という長期にもわたって続いたことは有名だ。ふたりが公私ともに息のあったパートナーだったことは、この作中からも伺える。派手なガンアクション、波乱万丈な道中、そして惹かれ合う男女と、まさにハリウッドのあふれんばかりの魅力が楽しめる。アリゾナ州のフェニックス市警察のベン・ショックリー(クリント・イーストウッド)は、朝まで酒場で飲んでいるような落ちぶれた警官だ。彼自身若かりしころは、それなりの大志もあったものの、これまで大きな事件を担当したこともない上に、今では昇進さえも期待していない。ある日、ベンは市警察委員長ブレークロック(ウィリアム・プリンス)から、ある事件の検察側証人をラスベガスからフェニックスまで護送するように命じられる。何てことない仕事だと思っていたベンだったが、証人のマリーとの道中、組織ぐるみの大きな存在から狙われる羽目になる。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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