まだ閲覧した作品がありません
作品詳細ページを閲覧すると「閲覧履歴」として残ります。
最近の見た作品が新しい順に最大20作品まで表示されます。
目次
現在、まだ配信されているサービスはありません。
近年めざましい発展を遂げているインド。なかでも映画産業はすさまじく、世界でも有数の映画大国となっている。『シークレット・スーパースター』はそんなインド映画のなかで、もっとも興行成績を上げた作品のひとつだ。
物語は貧困層の少女がネットを通じて成功していくサクセスストーリーとなっており、インド映画初心者でも十分に楽しめる。エンターテインメント作品ながら、社会風刺やミュージカルなど「インド映画らしさ」が盛り込まれた作品だ。
インドの地方都市に住むインシア(ザイラー・ワシーム)は、ミュージシャンを夢見る少女だ。しかし暴力的な父(ラージ・アルジュン)から音楽を禁止され、思う存分練習ができる環境ではなかった。母のナズマ(メヘル・ヴィジュ)は娘の夢を応援していたが、夫の制止を振り切れず、コンクールに出してあげることも叶わない。
ある日、ナズマがインシアにパソコンをプレゼントする。インシアは顔を隠し、動画サイトを通じて自身の歌を披露したところ、インド中で話題となってしまう。「シークレット・スーパースター」を名乗り、たちまちネットの人気者となるインシア。
ついにはプロデューサーのシャクティ・クマール(アーミル・カーン)からも声がかかり、デビューを打診されるのだった。
歌とギターが得意な少女。厳しい家庭で育っており、父からは歌手になることを反対される。ナズマからもらったパソコンを使い、自身の歌をネット上にアップする。歌と演奏が評価され、インドで話題となるが、父の転勤が決まってしまう。
落ちぶれた音楽プロデューサー。YouTubeにアップされたインシアの歌を聴き、彼女をスカウトする。担当弁護士が離婚問題のスペシャリストだったことから、インシアと利害関係が一致、協力して曲を制作していく。
インシアの母。娘の夢を応援する心優しい母親だが、暴力をふるう夫に疲弊している。離婚を成立させるために奮闘するインシアに対し、ナズマは女性としての立場から離婚を拒否してしまう。インシアにパソコンを与え、「シークレット・スーパースター」となるきっかけを作る。
インシアの父。女性を支配する典型的な亭主関白で、インシアの夢を妨害する。サウジアラビアへの赴任が決まり、インドを脱しようとしている。
インシアの夢を応援するクラスメイト。ムンバイに行こうとするインシアに協力し、アリバイ作りを手伝った。
インシアの弟。心優しい性格で、娘には厳しいファルークからも可愛がられている。
シャクティの弁護士。離婚問題のスペシャリストで、ナズマとファルークが離婚できるよう尽力する。
近代化が進んでいるインドですが、社会的な格差が生まれているのも事実です。インドの映画は圧倒的大多数の庶民が楽しめるよう、ミュージカルやエンタメ性に特化した作品が多く作られてきました。
近年はそんなインド映画独特の作風が、世界で受け入れられています。特に今作はインド社会への風刺、庶民から成りあがるサクセスストーリーが共感を呼び、インド国内でも高い評価を獲得しました。
そのほかにもミュージカルやコメディシーンなど、インド映画の魅力が詰めこまれた作品です。
今作は大きな部分ではサクセスストーリーを描く映画ですが、魅力はそれだけではありません。インドにおける女性の地位、DVの問題など、社会問題にも切り込んでいます。
主人公の母親・ナズマは、夫におびえる日々を過ごしている女性でした。しかし娘のインシアの働きかけもあって、夫と離婚する方向へと舵を切ります。
離婚調停はうまくいくかに思われましたが、宗教や女性としての立場を重んじるナズマは、最後の1歩が踏み出せません。今作は主人公の成長だけでなく、旧世代の女性が自分の足で歩き出すストーリーにもなっています。
主人公のインシアを演じたザイラー・ワシームは、『ダンガル きっと、つよくなる』で女性レスラーを演じた若手女優です。今作では歌声も披露しており、「シークレット・スーパースター」その人であることを実感させます。
また、インシアをサポートすることになるプロデューサーとして、アーミル・カーンが起用されました。彼は『きっと、うまくいく』への出演で知られる、インドを代表するスターです。
肉体改造で知られる彼ですが、今作ではプレイボーイな雰囲気をまとったプロデューサーを演じています。作品ごとに別人のように変わる、カーンの演技にも注目です。
バカ騒ぎと初恋に彩られた“あの頃”を、ノスタルジックに綴る青春ストーリー 台湾の作家ギデンズ・コーが自伝的小説を自らのメガホンで映画化。1994年から2005年、高校・大学を経て社会人へ至る主人公らの恋と交友の模様は、切なく胸を締めつける。 台湾中西部の町・彰化。悪友らと能天気な高校生活を送るコートンに怒った教師は、優等生・チアイーを彼のお目つけ役に任命する。2人は初めこそ反発しあうも、あるきっかけで急接近。しかし自信のないコートンは告白できず、やがて2人は別々の大学へ…。
かつて将来を嘱望されたオペラ歌手だったが、今は音楽教師として片田舎の高校で漫然と過ごしているサンジン(ハン・ソッキュ)。ある日、歌がうまいと評判のジャンホ(イ・ジェフン)が転校してくる。初日から子分を引き連れて黒塗りの車で登校したり、授業中でも兄貴分からの電話に出るジャンホに、サンジンは眉をひそめる。オペラ歌手になる夢を持ちながらも、唯一の肉親である祖母を亡くしたジャンホは、行き場を失った自分を家族として受け入れてくれたヤクザの世界で生きていた。そんな彼をコンクールで入賞させろと校長は息巻くが、サンジンは彼の歌声を一度も聴こうとはしない。そんな中、ジャンホは一人でコンクールに挑むが・・・。
チュ・ジンモ&キム・サランが演じる、20年にわたる切ない大人のラブストーリー 20年間、初恋の相手を捜し続ける男の純愛が胸を打つ。交通事故、記憶喪失、四角関係の行方など「冬のソナタ」を彷彿とさせる王道ラブストーリーに心を洗われる。 高校生のヒョンスは4歳年下の少女ウンドンと惹かれ合うが、彼女は突然姿を消してしまう。10年後、運命的な再会を果たした2人は再び離ればなれになる。それから10年、人気俳優となりウンドンを捜し続けるヒョンスの前にジョンウンという女性が現れる。
チュ・ジフン主演。170万部セールスのよしながふみ原作コミックス「西洋骨董洋菓子店」が韓国で完全映画化。──甘いものが苦手なジニョクは、会社を辞めて“女性客が多い”という理由で洋菓子店を開く。パティシエとなったのは、とびきり腕がいいにも関わらず働く店ごとに恋愛トラブルを起こしてしまう”魔性のゲイ”ソヌ。元ボクサーで甘いものに目がないギボムや、ジニョクの幼なじみのスヨンも加わり、“アンティーク”での毎日が始まる。しかし、多くの人が極上のスイーツと美しい男たちに魅了されてゆく中、町では連続誘拐事件が発生する。そして次第にジニョクの隠された過去が明らかになり始め、幼い頃の悲しい記憶が蘇える・・・。
大切な人はみんな死んでいく…私は、どうする―観客動員数147万人を超え、韓国内外の映画祭で圧倒的評価を得て、多数の賞を受賞した。 仁川の暗黒街を舞台に裏社会に生きるふたりの女の血塗られた愛憎が渦巻く衝撃作。 期待の若手NO.1女優と絶対的大女優の魂を揺さぶる競演は観た者すべてに鮮烈な印象を植え付ける! 仁川を拠点とする裏組織の"オンマ"と呼ばれる女ボスは地下鉄のコインロッカーに放置された女の赤ん坊を拾う。 その娘の名前はイリョンと名付けられた。やがて成長したイリョンは、オンマの部下となり、違法な借金の取り立てや臓器売買などを冷酷に任務を遂行するようになる。 ある日、イリョンは借金の取り立て先で好青年のパク・ソッキョンに出会う。思いがけず親切にされ、いつものように借金を回収できないでいた。 何度か会っているうちにイリョンはソッキョンに淡い恋心を抱くのだが、そんなイリョンの変化にオンマは疑いを持ち始めるのだった。 やがて、ソッキョンに関わる事件をきっかけに、イリョンは組織を裏切り、オンマとの対決を余儀なくされていく…。
妹のために工作員となった高校生を、BIGBANGのT.O.Pが熱演したサスペンス 昨今の韓国映画の定番ともいえる工作員ものの中でもまれな、「高校に潜入」という設定が新鮮。現在27歳のT.O.Pが高校生役をなんの違和感もなく演じたことにも驚き! 父が汚名を着せられ処刑されたことで、妹と共に北朝鮮の収容所に監禁されたミョンフンは、そこで「妹を助けたければ工作員となり韓国で暗殺を遂行しろ」と迫られる。妹のために承諾した彼は、カン・デホという名で韓国の高校に入学し潜入を開始するのだが…。
3世代にわたる裏社会の男たちの悲しき生き様を描く、名作「友へ チング」の正統続編 韓国青春ノワール「友へ チング」から12年。前作の主演ユ・オソンとクァク・キョンテク監督が再び組み、あれから17年後の釜山の裏社会に生きる男たちの姿を描き出す。 幼なじみのドンスを殺害した罪で服役していたジュンソクが出所する。しかし所属していた釜山の組織に、彼の居場所はもはやなかった。ジュンソクは、服役中に知り合った、どこか若い頃の自分たちを思わせる若者ソンフンと行動を共にしていくのだが…。
開店時間は真夜中から夜明けまで。メニューは3つだけ。そんな風変わりな"深夜食堂"に、今夜も1人の客が訪れた。派手なロリータ風ファッションに身を包み、どこか浮世離れした"エリザベス"は、いつも即席麺ばかりを注文する学者の?(ユン)と、キャリアウーマンの"エルメス"と意...