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近年めざましい発展を遂げているインド。なかでも映画産業はすさまじく、世界でも有数の映画大国となっている。『シークレット・スーパースター』はそんなインド映画のなかで、もっとも興行成績を上げた作品のひとつだ。
物語は貧困層の少女がネットを通じて成功していくサクセスストーリーとなっており、インド映画初心者でも十分に楽しめる。エンターテインメント作品ながら、社会風刺やミュージカルなど「インド映画らしさ」が盛り込まれた作品だ。
インドの地方都市に住むインシア(ザイラー・ワシーム)は、ミュージシャンを夢見る少女だ。しかし暴力的な父(ラージ・アルジュン)から音楽を禁止され、思う存分練習ができる環境ではなかった。母のナズマ(メヘル・ヴィジュ)は娘の夢を応援していたが、夫の制止を振り切れず、コンクールに出してあげることも叶わない。
ある日、ナズマがインシアにパソコンをプレゼントする。インシアは顔を隠し、動画サイトを通じて自身の歌を披露したところ、インド中で話題となってしまう。「シークレット・スーパースター」を名乗り、たちまちネットの人気者となるインシア。
ついにはプロデューサーのシャクティ・クマール(アーミル・カーン)からも声がかかり、デビューを打診されるのだった。
歌とギターが得意な少女。厳しい家庭で育っており、父からは歌手になることを反対される。ナズマからもらったパソコンを使い、自身の歌をネット上にアップする。歌と演奏が評価され、インドで話題となるが、父の転勤が決まってしまう。
落ちぶれた音楽プロデューサー。YouTubeにアップされたインシアの歌を聴き、彼女をスカウトする。担当弁護士が離婚問題のスペシャリストだったことから、インシアと利害関係が一致、協力して曲を制作していく。
インシアの母。娘の夢を応援する心優しい母親だが、暴力をふるう夫に疲弊している。離婚を成立させるために奮闘するインシアに対し、ナズマは女性としての立場から離婚を拒否してしまう。インシアにパソコンを与え、「シークレット・スーパースター」となるきっかけを作る。
インシアの父。女性を支配する典型的な亭主関白で、インシアの夢を妨害する。サウジアラビアへの赴任が決まり、インドを脱しようとしている。
インシアの夢を応援するクラスメイト。ムンバイに行こうとするインシアに協力し、アリバイ作りを手伝った。
インシアの弟。心優しい性格で、娘には厳しいファルークからも可愛がられている。
シャクティの弁護士。離婚問題のスペシャリストで、ナズマとファルークが離婚できるよう尽力する。
近代化が進んでいるインドですが、社会的な格差が生まれているのも事実です。インドの映画は圧倒的大多数の庶民が楽しめるよう、ミュージカルやエンタメ性に特化した作品が多く作られてきました。
近年はそんなインド映画独特の作風が、世界で受け入れられています。特に今作はインド社会への風刺、庶民から成りあがるサクセスストーリーが共感を呼び、インド国内でも高い評価を獲得しました。
そのほかにもミュージカルやコメディシーンなど、インド映画の魅力が詰めこまれた作品です。
今作は大きな部分ではサクセスストーリーを描く映画ですが、魅力はそれだけではありません。インドにおける女性の地位、DVの問題など、社会問題にも切り込んでいます。
主人公の母親・ナズマは、夫におびえる日々を過ごしている女性でした。しかし娘のインシアの働きかけもあって、夫と離婚する方向へと舵を切ります。
離婚調停はうまくいくかに思われましたが、宗教や女性としての立場を重んじるナズマは、最後の1歩が踏み出せません。今作は主人公の成長だけでなく、旧世代の女性が自分の足で歩き出すストーリーにもなっています。
主人公のインシアを演じたザイラー・ワシームは、『ダンガル きっと、つよくなる』で女性レスラーを演じた若手女優です。今作では歌声も披露しており、「シークレット・スーパースター」その人であることを実感させます。
また、インシアをサポートすることになるプロデューサーとして、アーミル・カーンが起用されました。彼は『きっと、うまくいく』への出演で知られる、インドを代表するスターです。
肉体改造で知られる彼ですが、今作ではプレイボーイな雰囲気をまとったプロデューサーを演じています。作品ごとに別人のように変わる、カーンの演技にも注目です。
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