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被害者

台湾で起きた大量殺戮事件から2年が経過し、犯人に死刑が求刑された。死刑前に真相を明かすべきとする弁護士王赦(ワンシャー)は社会から避難を浴びていた。この事件で息子を失った母親宋喬安(ソンチャオアン)は、悲しみを紛らわせる為、仕事に没頭し、家では酒に溺れる日々が続いていた。

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  ：51分

母の日

幼稚園に精神異常者の侵入事件が発生。その幼稚園に愛娘を預けていた弁護士王赦(ワンシャー)の妻・美媚(メイメイ)は恐怖に慄く。一方、李大芝(リーダージー)はSBCニュースの上司宋喬安(ソンチャオアン)の九歳の息子が、兄に殺された被害者だと知り、会社に辞表を提出することに。

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  ：47分

亀裂

幼稚園へ侵入したと報道された容疑者は、将来を嘱望された若手映画監督・應思聡(イン・スーツォン)だった。初監督作が失敗に終わった彼は、精神に異常を来たし始めていた。一方的な報道に怒る姉・思悦(スーユエ)は、SBCニュースで働いてる大芝(ダージー)に報道の異常性を責めてしまう。

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  ：49分

病識

医師の診断の結果、應思聡(イン・スーツォン)は、統合失調症と診断される。投薬治療が始まり、その変わり果てた姿に涙する家族。一方、美媚(メイメイ)は、殺人犯の弁護だけを担当する弁護士の妻として社会から嫌がらせを受け始め、夫の王赦(ワンシャー)に家庭か仕事かの選択を迫る。

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  ：51分

罪人

実家に戻った美媚(メイメイ)に、何故弱者の人権を擁護するか語る弁護士王赦(ワンシャー)。彼は李大芝(リーダージー)を説得し、家族と兄が面会する段どりまで取り付けていた。そんな折、急遽、李大芝の兄の死刑が執行されるとSBCニュースに伝えられ、激しく動揺する大芝。

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  ：52分

銃声のあと

死刑が執行され、事件の真相を明らかにできなくなった弁護士王赦(ワンシャー)は絶望を感じる。一方、遺体を引き取りに向かった李大芝(リーダージー)の家族は、突然SBCニュースから取材攻勢を受けてしまう。そして、被害者の遺族や社会からも一斉に非難を浴びる。

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  ：52分

いじめ

息子を失った心の闇が徐々に癒え始めた宋喬安(ソンチャオアン)の前に、メディアに煽られた模倣事件が発生する。そして、当事者家族は集中砲火を浴びて行方不明になってしまう。思悦(スーユエ)は、心の病に苦しむ弟・思聡(スーツォン)や迫害を受ける大芝(ダージー)を必死に守ろうとする。

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  ：52分

人は皆 病んでいる

ネットで脅迫を受けていた妻が早産をしてしまった弁護士王赦(ワンシャー)は、自分の行いを悔いて今までの弁護方針を一変させる。病から社会復帰しようとする思聡(スーツォン)の前には多くの苦難があり、それを姉として支える思悦(スーユエ)。

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  ：51分

夜明け前

雑誌記事の掲載を契機に、大芝(ダージー)も両親もメディアに囲まれ集中取材をうける。遺族から弾劾され謝罪を要求される大芝を思聡(スーツォン)がそっと励ます。宋喬安(ソンチャオアン)は報道方針を改める試みをSBCニュースで始めることに。

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  ：52分

未来に向かって

新たなSBCニュースの幹部との編成方針の違いにより、宋喬安(ソンチャオアン)は編成部から左遷されてしまう。一方、本来の志を取り戻した弁護士王赦(ワンシャー)は、2年前の無差別殺人事件でそれぞれが悲しみを負った被害者と加害者の家族同士を向き合わせることに。

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  ：54分

メイキング

ヒューマンドラマ『悪との距離』の誕生の過程を、プロデューサー、監督、脚本家などのスタッフや出演者のそれぞれの熱い想いを語るメイキング集。

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  ：53分