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csbs
可愛かったダニーの40年後。前半はシャイニング異能バトルで後半はホテルの皆さんが大集合するファンムービー。終盤のノリがもはやハロウィン。
シャイニングを観てから観てね。すこぶる良かった。
https://filmarks.com/movies/80052/reviews/77292262
前作と比べビビらせる描写が多かった。痛い描写も多かったので精神的にきた…答え合わせみたいな感じなので、ずっと考察していたい人は微妙かも…?
超能力バトル
ネタバレを含むレビューです。
劇場でシャイニングのあの曲を聞けて鳥肌でした。
ラストまでは超能力バトルでシャイニング感もなく続編なのかとは思いましたがこれはこれで楽しめました。
敵はもう少し強くてもよかったのではと思いました。アブラの超能力が凄すぎてローズを罠にかけるシーンは怖かったです。
シャイニングではわからなかったshiningの力やホテルの謎などが判明しもう一度シャイニングを見直したいと思いました。
続編としてはまあまあでしたが映画としては楽しめました。
シャイニングの続編だけど、ほとんど新しい映画。展開や演出が今っぽくて前作で感じたモヤモヤした恐怖はなかったけど、ちゃんと完結してくれた感じ。
シャイニングを観ていなくても観れる作品ではあるが事前に観ているとより作品にのめり込めるのではないかと思う。
『ドクタースリープ』
映画化する時期はまさに今だったでしょう!何故なら『イット』が大ヒットして続編が公開されたばかり。その流れに本作を被せる事が出来る。大ヒットシリーズと同じ原作者とあれば名作『シャイニング』を知らない若い世代をも劇場に引き込める。
もちろん映画ファンなら『シャイニング』の続編なのて注目をする。
【『シャイニング』の続編?】
・主人公はアル中で人生ボロボロ。しかし『ターミネーター3』のジョンの様に過去の経験から廃人になってしまった事が感じられない。
2時間20分たってようやく、あのホテルに到着。すんなり入場するダニーに過去のトラウマは無い。ひょんな事から少女と繋がったダニー。また少女が繋がった特殊能力集団のリーダーである女と闘う事に。
お互いに刺激し合い、気がついたら敵討ち状態。敵は強い生気が必要なのは分かるけど、途中からは仲間が殺された復讐心に支配されている。
元々、闘う理由が曖昧だった上にラストは誰もが損しかしない闘いに。しかもそこに主人公の乗り越えるべきドラマが2時間20分もたっているのに何1つ無い。
人生を棒に振ってきたのはあの事件がきっかけでは無く特殊能力を持っているせい。それなら主人公がダニーである必要は無い。『シャイニング』の続編である必要も無い。
【オビ=ワン ケノービ?】
・『シャイニング』で出会った黒人のおじさんが霊体となりダニーに助言している。
まさに『スターウォーズ』のオビワンですね。
主演がユアンマクレガーてのがジョークなの?てくらい不要な設定。
幽霊を封じる術を教えたのは黒人おじさんだけどストーリー上、必要な助言はしていない。
ただストーリー進行における必要なアイテムを提示しただけに過ぎない。そもそも『シャイニング』ではそこまで親しい関係では無かった。
ラストはまさにオビワンになってしまったダニー。あれが主人公に取って何を意味するのか。この映画で主人公がやってきた事は何なのか?
彼の人生に与えられた課題とそれを乗り越える為の行動、そしてなぜ、あの結果を選択したのか描かれていない。
【不要なキャラ】
①ダニーの下の部屋に住む良いおじさん
・不自然"親切心"でダニーに全て与える。主人公に携わる一般人(観客視点)を配置している。
②敵の一味に加わった15歳の少女
・一味に加わる際の儀式や仲間が死ぬ時の質問など無知の者(観客視点)を配置している。
③大勢の敵キャラ
・魂を吸い取る際に群がる様子が不気味でホラー感がある。ただそれだけの為に大勢いる設定。
そんな①〜③のキャラは後半に差し掛かる前に不要と判断されます。そこで不自然な銃撃戦により皆殺しにします。
まず、能力者同士なのに銃って。笑
一般人はラストにこそ必要では?能力者同士の闘いに巻き込まれた一般人が、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされるから観客はスリルを味わうのでは?
【不要なシーン】
●野球少年を埋めて掘る
・悲鳴をあげる少年に群がって魂を吸い取る能力者達!ホラーなシーンです!
なのに次の場面では普通にスコップでせっせと遺体を埋めている。特殊能力後に、人間的な肉体労働をさせている。恐怖の対象として描いた敵に何故か親近感を持たせる演出。
そして後にダニー達が現場を訪れスコップで掘り起こす。埋めるシーンを観たから観客はそこに遺体が埋まっている事をすでに知っている。同じシーンを2度も繰り返す必要は無い。
●部屋の黒板
・もちろん『レッドラム』と文字を出して続編感を出す為でしょう。しかし後にホテルで登場します。実はストーリー上、関係のない事です。なら登場は1回で良い。
同時に前に住んでいたのが数学者だったから部屋に黒板がある!なんて説明シーンも不要になる。
【『シャイニング』シーン】
・病院で働くダニー。廊下の構図、ドアの部屋番号が『シャイニング』のホテルを連想させる。しかしラストに実際に現場に行きます!
なのでこのシーンも不要。
死者を看取るシーンは素晴らしい!だけど、それがストーリー上の主人公の行動や思考の変化に繋がってはいない。
・『シャイニング』のオープニングと同じ構図で湖や山が映され、あのホテル!あの曲!あそこはもちろん良かった♪
・『シャイニング』の表紙であるあのドアのシーン!今回はダニーがかつて父が覗いたようにドアの割れ目から顔を出す!それは良い!
しかしそこで母親の回想シーンを投入。
これは不自然!なぜなら『シャイニング』で子供のダニーは窓から外に逃げていた訳だから、あの場面を目の当たりにはしていないんです。
明らかに観客が理解できるように愛の手を差し伸べている事が分かる。そういう謎の優しさは作品の質を下げます。
【まとめ】
映画『シャイニング』を原作者は気に入っていないらしい!なので映画の補足として続編を出版したのでは?
映画ではホテルの幽霊達の仕業でジャックニコルソン演じる父親が狂ってしまったのか曖昧だった部分を、本作ではハッキリと幽霊達の仕業でダニーが狂ってしまう、操られてしまうようになっている。