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目次
ベトナム戦争の闇を壮大なスケールで描いた戦争映画の金字塔が40年の時を経て甦る!
コッポラ監督自ら、1979年の劇場公開版より30分長く、2001年の特別完全版より20分短く再編集した最終版。本物のナパーム弾を使った戦闘シーンなど、CGなしの映像は圧巻だ。
1960年代末、ベトナム戦争が激化するなか、アメリカ陸軍のウィラード大尉は特殊任務を命じられる。その任務とはカンボジアの奥地で自らの王国を築くカーツ大佐の暗殺だった。哨戒艇でヌン川をさかのぼるウィラードは、そこで戦場の狂気を目の当たりにする。
ネタバレを含むレビューです。
牛さん空中 お舟も空へ 進撃ラッパ
キルゴア中佐のサーフボード!かっぱらう
フランス農園の一夜
2022年9月20日(火) BSプレミアム
『地獄の黙示録』
1979年作品。前半はベトナム戦争ツアー!主人公と共に戦地の様々な場所を訪れる。
後半は作風が変わって、哲学の話に変わる。そこで語られるのは、根本的な人の心理なので、それは兵士では無くても、例えば現代のサラリーマンにでも当てはまるでしょう。
と言う事で、本作で描かれている人の心理について考察してみます。
【前半はベトナム戦争ツアー】
・町を爆破する映像は大迫力!それだけでも本作を観る価値は十分にある!
恐怖を与える為にトランプを遺体に配る、サーフィンの為に町を破壊するなど、狂った司令官だが、主人公の台詞にある通り彼は罰せられず、カーツ大佐は罰せられる。どれどけカーツはヤバイの?となる。
つまりベトナム戦争の実態を映す物語の中で、常にカーツ大佐の存在を膨らませている。
主人公の語り(ナレーション)はまさにそうですよね。写真だけを見せ、後半まで大佐が全く姿を出さない事も想像力を掻き立てるポイント!
【カーツ大佐】
・そして大佐が登場!なんか思っていたよりカッコよく無い。笑
大佐を暗殺する事に疑問を抱きはじめていた主人公。更には大佐の話を聴く事で、大佐と自分の考え方が似ている事を知る。
会うまでは大佐暗殺に迷いがあった主人公だが、暗殺を実行する。しかしそれは自らの意思を押し殺し、上司の命令に従った訳では無い。殺して欲しい大佐の気持ちを理解したからこその行動。
実際に会う事で大佐への尊敬が確実なものとなった主人公は大佐の気持ちを理解する。『恐怖』と表現された"心理"に主人公もたどり着いたのでしょう。
【たどり着いた真理】
『地獄を経験していない者に言葉でそれを説明するのは不可能』と大佐の台詞にある通り、経験して悟った者にのみ見える世界なのでしょう。
『彼らは残虐行為をするのに、完璧で純粋で明確で一切、迷いがない。そんな彼らは我々より強い。何の感情も興奮もない原始的な殺人反応で人を殺せて、理性的判断を持たない。理性的判断は敗北を招く。』
『残虐』とは人が判断するもの。なので、そもそも残虐という概念は自然界(人間社会の外の世界)に存在しない。
例えば善悪など、人は理性によって何らかの判断をし、それによって行動を制限する。
文明人だから当然だと思うが、それこそ人間社会という枠内で生きており、枠外にある広い世界が見えていない証拠なのだと思う。
大佐は理性を持たない相手ベトコンと遭遇した事で枠外の世界を認識し、その精神は人間社会の外の世界(世界の真理)に到達したのでしょう。
しかし文明人であり理性を持ち合わせているので、その世界は恐怖でしか無い。(死ぬ間際、最期の台詞は"恐怖"だった)
それから逃れたい心理(自分に都合の良い世界を作り、そこ逃げ込む)が、原住民を従えて自分の王国を築いていた事に繋がるのでしょう。
それでも『恐怖』からは逃れられないので、死を望んでた。それを主人公は理解した。
【まとめ】
なんか宗教みたいな話になってしまったけど、おれの解釈はこんな感じです。主人公も大佐と同じ領域に到達しつつあったと思うので、人間社会に戻って行った彼の今後の人生が気になります。
その他の要素で言うと"ベトコン"が何か分からず調べました。それに、フランス人達の会食シーンで戦争が起きた経緯について語られていたので、あらゆる戦争がなぜ起きたのか、それに至るまでの各国の関係性を調べるキッカケにもなりました!
あと『シャロンテート殺人事件』が出てきましたね!それと『キングコング髑髏等の巨神』は本作のオマージュである事も分かりました!
最後の暗殺シーンは、牛を殺す何かの儀式と同時進行で語られていました。『ゴッドファーザー』と同じ表現方法でしたね♪他の映画とも関連づけて楽しむ事が出来ました!
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配信状況 | 料金(税込) | ||
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定額見放題
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レンタル
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30日間無料 1,958円/月 | ||
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無料配信無料で配信中のサービス
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タイトルにもある「シックス・センス」とは、人間が持っている第6感のことである。今作は第6感によって死者が見えるようになった少年と、精神科医の交流を描いた映画だ。そのため、幽霊が登場するものの、一般的なホラー映画とは異なった作風である。今作は後に『ミスター・ガラス』や、『スプリット』など数々のホラー映画を手掛けることになる、M・ナイト・シャマラン監督の出世作だ。芯の通ったストーリーと、ラストのサプライズが見どころである。ベテラン小児精神科医のマルコム(ブルース・ウィリス)は、多くの少年たちを救ってきた名医だった。しかし、患者であるヴィンセントに家を襲撃されてしまう。自信をなくしたマルコムは、その事件以来、一緒に暮らしていた妻からも無視されるようになってしまう。事件からしばらくして、少年のコール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)がマルコムのもとにやってくる。コールは「死者が見える」と語り、ひどいトラウマを抱えていたのだった。
今作は実話をもとに制作された2000年公開の映画作品。原作は米在住の物理学者でコンピューターセキュリティ専門家の下村努と、NYタイムズ記者ジョン・マーコフの共著『テイク・ダウンー若き天才日本人学者VS超大物ハッカー』。制作したアメリカや日本などでは劇場公開されずDVDスルーされた作品。ある日、天才ハッカーであるミトニック(スキート・ウーリッチ)は、”アイスブレーカー”と名乗るハッカーから情報交換を持ちかけられる。ミトニックは別人を装い、不正に情報を手に入れ続ける。2年後、ミトニックの不正行為が記者のマーコフによって報じられ、FBIはミトニックに対する捜査を強化する。一方、ハッカー対策の専門家として物理学者の下村努(ラッセル・ウォン)が連邦聴聞会へ呼ばれる。下村の発言をテレビで見ていたミトニックは下村に対し敵意を覚え、下村の研究データを盗みだす。下村の研究はコンピューターセキュリティに重要なもので、それを悪用すると大都市が大パニックに陥るものだった。下村はデータを盗んだのはミトニックだと睨み、FBIとともに共同捜査を始める…。
今作はウィル・スミスが主演を務めた、SF映画である。ロボットが一般的に使用されるようになった時代を舞台に、ロボットが起こしたとされる殺人事件を追う刑事の活躍を描く。ロボット開発の是非を問う哲学的なストーリーで、人間そっくりなロボットが不気味に表現された。2035年。ロボットが日常生活に浸透し、人間たちはその恩恵を受けていた。ある日、刑事のスプーナー(ウィル・スミス)は、アルフレッド・ラニング博士(ジェームズ・クロムウェル)の墜落事故を捜査する。ラニング博士は自殺と断定されたが、ロボット嫌いのスプーナーは他殺の可能性を捨てきれないでいた。捜査を進めていくうちに、スプーナーは「サニー(アラン・テュディック)」と名乗る人型ロボットを発見する。サニーは一般的なロボット以上に発達した思考回路を持っていたが、スプーナーの追及を逃れるため、逃亡してしまう。サニーがラニング博士を殺害したと考えるスプーナーだったが、世間は制御されたロボットによる犯罪を認めず…。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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