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アニメ『なるたる』は、2003年7月から9月にかけて放送された。原作は、「月刊アフタヌーン」にて連載されていた鬼頭莫宏による漫画。
主人公の玉依シイナ役を務めるのは、『銀河鉄道物語』でルイ・フォート・ドレイク役を演じた真田アサミ。内向的な少女である佐倉明役を、『藍より青し〜縁〜』で相澤千鶴の声を担当した能登麻美子が演じる。
とにかく元気で明るい小学6年生の玉依シイナ(真田アサミ)は、最後の夏休みにおじいちゃんとおばあちゃんが住む島へやってきた。おじいちゃん家のご飯はおいしく、自由で快適。そんななか、シイナは夜に自分の名を呼ぶ謎の声を聞く。
次の日、シイナは島の少年に誘われて、少年少女たちと海で水泳をすることになった。圧倒的身体能力で見事勝利したシイナ。さらにシイナは、遠方に見える海上の鳥居まで泳ぐことを宣言する。
途中、体力の限界を迎えそうになりながらも、気合いと根性で見事到達。潜った海の底で、謎の星型生物(ゆきのさつき)と出会った。息が続かず意識を失ってしまったシイナだったが、気づいたときには陸地に上げられており…?
星形生物が助けてくれたと思ったシイナは、夜になると海へ向かい、星形生物と再会。星形生物こと「ホシ丸」との出会いを機に、シイナは竜の子を巡る激動の大冒険へ巻き込まれていく。
明るい性格の小学6年生。おじいちゃんとおばあちゃんの家にやってきた際、竜の子「ホシ丸」と出会う。以来、竜の子を巡る事件や出来事、冒険に巻き込まれていく。リンク者でありながら、「ホシ丸」とのリンクは不可能。運動神経抜群。スポーツチャンバラの教室に通っている。
シイナが海の底で出会った、星の形をした竜の子。シイナを乗せて空を飛んで見せた後、シイナに「ホシ丸」と命名される。シイナをサポートする。
中学2年生の少女。内向的な性格で、対人恐怖症。容姿端麗。スポーツチャンバラ教室の体験入学の際に、シイナと出会う。いじめられっ子であり、不登校児。竜の子「エン・ソフ」とのリンク者。
竜の子について詳しく知っている、謎の青年。軽薄で言動がキツい。便利屋で生計を立てている。シイナがおじいちゃんとおばあちゃんが住む島から帰る際、飛行艇に同乗していた。
見た目は美少女の、中学2年生男子。鶴丸とともに、シイナの前に現れる。竜の子「ヴァギナデンタータ」のリンク者。人見知りであり、口調は攻撃的。
シイナの親友。三つ編みが特徴的な女の子であり、成績優秀。明るい性格だったのだが、親のスパルタ教育や学校でのいじめによって暗くなってしまっている。
シイナの父親。飛行艇を使った運輸業務をこなす、パイロット。航空自衛隊に所属していた。圧倒的な操縦センスの持ち主。タバコが好き。
シイナの母親。シイナに対しての態度がひどく冷たく、別居中である。仲も悪い。夫の俊二と同様、タバコ好き。
『なるたる』は、残酷な世界観が人気を集めたアニメです。今作の特徴といえば、人が簡単に死んでしまう残酷な世界観と、そんな世界を生き抜いていく少年少女たちの生きる強さといえます。
『なるたる』の序盤は非常にのどかであり、純粋にほのぼのとしたアニメとして楽しめます。しかし、竜の子やイカツチの乙姫といった浮世離れした生物の登場によって、徐々にシイナは争いの渦に巻き込まれていくのです。
世界の存続をかけた残酷な殺し合いのなかで、強く生きる少年少女たちは必見です。ラストに待ち受ける驚愕の真実も合わせ、非常に秀逸かつ魅惑のストーリーが展開していきます。
アニメ『なるたる』はキャストにも注目です。まず、元気が取り柄な主人公の玉依シイナ役を、『銀河鉄道物語』にてルイ・フォート・ドレイクを演じた真田アサミが担当しています。
また竜の子のリンク者で内向的な少女の佐倉明役を、柔らかい声が特徴的で、アニメや映画の声優に加え、ナレーターと幅広い活躍をする能登麻美子が演じています。
また、人気キャラである見た目は美少女の男子・古賀のり夫役を、赤石広樹が演じており、彼の演技力にも注目です。
『なるたる』のOPテーマは、兵庫県姫路市出身の4人組ロックバンド・THE NEUTRALによる「日曜日の太陽」です。作詞・作曲は、THE NEUTRALのボーカルである三木茂が担当しています。
陽気かつ、のんびりとした明るい曲調が印象的です。しかしサビの部分で雰囲気が変わり、「今はいない君」に対する熱い思いが感情を揺さぶる、激動の楽曲に仕上がっています。
EDテーマは、biniouの「回路」です。歌詞・曲調ともに、最初から最後まで切ないバラードとなっています。どちらも不思議な魅力のある『なるたる』に、ぴったりな楽曲です。
『pupa(ピューパ)』は、2014年1月から3月まで全12話で放送された短編ホラーアニメである。カニバリズムや子どもの虐待など、倫理的な面で問題が多いシーンを、アニメで表現した衝撃作。人を食べる化け物になった妹・長谷川夢(木戸衣吹)と妹の生き餌になった兄・長谷川現(島﨑信長)との禁断の関係を、謎多き展開を交えながら印象的に描いている。またアニメーション制作を担当するのは、『らんま1/2』や『ひぐらしのなく頃に』などを手掛けたスタジオディーン。あるところに仲の良い兄弟である妹・夢と兄・現がいた。夢が兄を公園で待っていると、そこにはたくさんの真っ赤な蝶が飛んでいた。そこで夢は怪我をして弱った犬を見つけ、近寄っていくと、突然犬が化け物へと変貌する。その後、現が公園に着くと夢が倒れていた。現が夢に駆け寄ると、夢の体からなにかが飛び出し血が飛び散る。そして夢が気がつくと、兄が自分を恐怖の表情で見ている。なんと夢は犬と同じように、醜い化け物に変貌したのだった。
17歳の高校生ながらプロの棋士として活躍する少年・桐山零の深い孤独と戦い、そして成長を描いた心に染みる人間ドラマ!孤高の少年棋士が、将棋、そして周囲の人々との交流を通して少しづつ成長していく姿をみずみずしく描く。東京の下町に一人で暮らす、17歳のプロ将棋棋士・桐山零。史上5人目の中学生プロデビュー棋士として周りから期待される零だが、彼は幼い頃に事故で家族を失っており深い孤独を背負っていた。ある日零は、ひょんなことから「川本家」の三姉妹、あかり、ひなた、モモと知り合いになる。母に先立たれながらも明るく健気に生きる彼女たちと接するうち、零は少しずつ温かな気持ちを取り戻していくことに。孤独な少年・零は、様々な人との触れ合いやプロ棋士としての熾烈な戦いを通し、果たしてどのように成長していくのか…。
十二支の物の怪が付いた草摩一族と、ひとりの少女とのハートフルコメディが再び――。2020年4月6日より放送開始のTVアニメ『フルーツバスケット 2nd season』は、2019年に放送された『フルーツバスケット』の続編。原作は白泉社「花とゆめ」で連載されていた高屋奈月の同名漫画で、累計発行部数は3,000万部を超えている大人気作品だ。2001年に一度TVアニメ化された本作だが、2019年に新たなスタッフ・キャストを迎えて全編をTVアニメ化。2期目の本作も監督は井端義秀、シリーズ構成は岸本卓、キャラクターデザインは進藤優、アニメーション制作はトムス・エンタテインメントが担当する。猫憑きの男性・草摩夾(内田雄馬)に宿る本当の姿を見た本田透(石見舞菜香)。はじめはあまりの異様な姿に驚き恐怖を感じるも、その姿を受け止めて夾の心を溶かし呪いを収めた。その様子を見て、夾の育ての親である草摩藉真(森川智之)は安心し夾を透に託した――。疲れ果てて眠りについた夾。目覚めると藉真の姿はなかった。どうやら挨拶もせず帰ってしまったらしい。夾は藉真を追いかけ、胸の内を拳と拳で語り合う。そんな彼らを見た草摩由希(島﨑信長)は、閉ざしていた心を少しずつ広げようとし、ついに草摩家の呪いと向き合おうと覚悟する――。
中沢啓治が自身の被爆体験を描いた自伝的漫画をアニメ映画化。広島で被爆した主人公の少年・ゲンが、家族を亡くしながらもたくましく生き抜く姿を描く。戦争の悲惨さとともに、深い人間愛が映し出された名作。出演は宮崎一成、島村佳江。太平洋戦争に突入した日本。連夜空襲警報が鳴り響く広島で、少年・ゲン(宮崎一成)は父の大吉(井上孝雄)、母の君江(島村佳江)、姉の英子(中野聖子)、弟の進次(甲田将樹)らと仲よく暮らしていた。お腹に子どものいる母は、自分の分のさつまいもを腹を空かせた息子たちにあげようとするが、英子は弟たちを諫めて母に食べさせる。母親のお腹に耳を当て、少年たちは子どもが生まれる日を心待ちにしていた。ある日栄養失調で倒れた母のために、ゲンと進次は鯉を持ち帰る。母は泣きながら食べ、元気を取り戻していった。大吉は戦争反対を口にし、命の大切さを子どもたちに教える。そんななか、原爆が広島に投下された。真っ白な光をあびた町は一瞬にして崩れ落ちる。爆風に吹き飛ばされたゲンが目を覚ますと、言葉を失う惨状が目の前に広がっていた。火が燃え盛る自宅に駆けつけると、父と姉と弟が柱の下敷きになっていた。母と力を合わせて助け出そうとするが、重たい柱はびくともしなかった。瀕死の父から、母とお腹の子を守るように頼まれたゲンは、母を連れて必死で逃げるが…。
鬼の手を持つ霊能教師・ぬ〜べ〜が、悪霊たちの魔の手から生徒を守る! 普段は頼りないぬ〜べ〜が、生徒を守るために見せる熱血漢な一面に惚れる。コメディ、バトル、シリアス、ハートフル、オカルトにお色気描写までさまざまな要素が満載。 童守小学校5年3組の担任・鵺野鳴介は、生徒たちから「ぬ〜べ〜」として親しまれる愛すべき教師。普段はおっちょこちょいでドジなところもあるが、実は彼は日本で唯一の霊能力教師だった。左手に封印した最強の鬼の手で、生徒たちを守るため闇の住人を祓う!
虚実の狭間で歪んだ妄想が揺らめく…人気ゲーム原作の新感覚サイコサスペンスホラー。 同一の世界観を持つ人気ゲームシリーズ「科学アドベンチャーシリーズ」の第4弾。TVアニメ化もされた「CHAOS;HEAD」の6年後を舞台に、猟奇殺人事件を追う少年たちを描く。 2015年、渋谷。6年前の大災害・渋谷地震から復興した街に新設された私立高校・碧朋学園に通う少年・宮代拓留は、自身が設立した新聞部の活動の一環として「ニュージェネレーションの狂気の再来」と称される連続殺人事件を追っていた…。
高校生プロ棋士として活躍する少年・桐山零の戦いと成長の日々を描く、心に染みる人間ドラマ「第2シーズン」! 本作では零の孤独な心を癒してくれていた「ひなた」のいじめ問題が発覚し、第1シーズンよりさらに深くシリアスな人間ドラマが展開していく。 東京の下町に一人で暮らす高校生プロ棋士の桐山零は、幼い頃に家族を亡くし、心に深い傷を負っている孤独な少年。 しかし、川本家の三姉妹、あかり、ひなた、モモや、高校で所属している「将科部」のメンバーたちとの関わりを通して、彼は少しずつあたたかい気持ちを取り戻していた。 そんなある日、川本家の次女・ひなたの学校でいじめが起こっていることを知り、零はなんとかひなたの力になりたいともがくのだが…。 また自身も名人との対局などを通し、プロ棋士としても大きく成長していく。
少年が目覚めた時…世界は地獄と化していた!TVシリーズを再構成したSFアクション 謎の生命体と人類の戦いを描く「BLUE GENDER」を再構成したOVA。迫力を増した戦闘シーンなど新作カットを多数追加、TVシリーズとは印象を異にする作品となった。 現代の医学では治せない奇病にかかった海堂祐司は、未来の医学にかけて冬眠者(スリーパー)となった。祐司が眠りについてから32年後の2031年。何者かに運び出される途中、目を覚ました祐司が目にしたものは謎の生命体・BLUE。そして荒廃した地上だった…。
忘れられない記憶…、それは衝撃と禁断の愛のはじまりだった!『絶愛-1989-』は、1992年に発売されたボーイズラブOVA作品。原作は尾崎南の漫画であり、「マーガレット」で連載されていた。アニメ版の制作はマッドハウスで、監督はTRPGデザイナーとして知られる遠藤卓司。ふたりの少年の壮絶な過去と現在を描いたラブストーリーであり、OVAのほか、ドラマCDやノベライズなど幅広くメディア展開されている。主役の南条晃司を演じた速水奨が歌う挿入歌も、大きな見所。人気歌手・南條晃司(速水奨)は、16歳にして乱れた生活をしている男。ある夜、酒に酔って路上に倒れているところを、同じく16歳である泉拓人(子安武人)という少年に助けられる。拓人は、高熱を出していた晃司を自宅アパートへと連れ帰って看病することに。やがて回復した晃司は、学校では天才的なサッカープレイヤーであり、私生活ではいくつものアルバイトでハードな生活をしている拓人に興味を持ち、ある事実を知る。その事実こそがまさに、晃司と拓人、ふたりの運命を変えていく…!
生徒たちを乗せた旅客機が謎の事故によって墜落し、ヒロインの織部睦美(オリベムツミ)たちはとある島へと流れ着く。生き残った同乗者と合流して救助を待つことにするのだが、その島は巨大な昆虫に支配された島だったのだ!昆虫漫画の鬼才!「ベクター・ケースファイル」の藤見泰高が贈る、心臓炸裂昆虫パニックホラー!織部睦美:M・A・O/成瀬千歳:立花理香/松岡歩美:福圓美里/三浦真美:麻倉もも/神野美鈴:たかはし智秋/甲斐和彦:江口拓也/上條アツシ:駒田航/榎稲穂:井上麻里奈