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『からくりの君』は、『うしおととら』や『からくりサーカス』で有名な、藤田和日郎による同名短編漫画の映像化作品。2000年にVHSとして発売され、2009年よりDVDもリリースされている。戦国時代のある地方を題材にした、巨大なからくり人形を使用して戦う設定が独特な、時代劇忍術バトル。
忍術バトルにホラーやエロチックな要素も加えて、40分ほどの作品にまとめられている。『からくりサーカス』に大きな影響を与えた作品で、巨大なからくり人形を中心に同じような設定が多く見られる作品である。
ときは戦国時代。ある地方に、領主でありながら急激に力をつけた狩又貞義(中田浩二)という人物がいた。そして貞義の実態を調べるため忍者の一団が派遣された。下忍の弥三郎(若本規夫)らは、貞義の城に忍び込むも見つかってしまい、追っ手の「死なずの忍」に追いかけられる。
なんとか生きのびた弥三郎が一休みしていると、そこに大きな行李(つづら)を背負ったお姫様・蘭菊(矢島晶子)が現れる。そこに死なずの忍が追いついてくるが、弥三郎の危機を救ったのは蘭菊の行李から伸びる鎧武者の手だったのだ。
父親が作った人形の破壊を目的にしている、戦国時代の領主・文渡家唯一の生き残りのお姫様。弥三郎を雇い、背負った行李のなかの、いくつものからくり人形を使い、人形を奪った貞義の城に乗り込む。世間知らずでおっとりした性格のお姫様だが、時折自分のことを顧みない狂気の表情を見せる。
さまざまな任務をこなす白髪頭の下忍。しかし貞義の城の偵察任務で、死なずの忍たちに自分以外の仲間を殺されてしまう。その後、高額な謝礼により蘭菊にボディーガードとして雇われ、一緒に貞義の城に乗り込んだ。軽い雰囲気のお調子者だが、本当は優しくお人好しな性格である。また隠された正体を持つ凄腕忍者。
からくり人形を入手するために、文渡家を滅ぼした人物。その後、からくり人形の原理を明かし、天下を手に入れるために死なずの忍を作成する。
人形作成にとりつかれた、蘭菊の父親。外国の技術を融合させ、自動に動くことができる人形を作り出した。人形作成のためには、実の娘を傷つけることも厭わない人物。
自動に動くことができる人形を率いた狩又家の忍び頭。蘭菊の人形操りに一度は撤退するも、城に攻め込んできた蘭菊たちに対し罠を張り待ち受ける。
『からくりの君』は、『うしおととら』や『からくりサーカス』で有名な藤田和日郎による漫画を原作とするアニメ作品です。藤田作品ならではの、キャラクターの狂気ともいえる心理をリアルに表現しています。
暗い雰囲気のグロい映像もありますが、ギャグやエロチックなシーンも上手く配置され、バランスの良い作品になっています。
少し古めの作品ながらも、バトルシーンの映像も見事で、見ていると引き込まれてしまいます。40分ほどの短い作品ですが、さまざまな要素が楽しめるアニメです。
『からくりの君』は、蘭菊や弥三郎という味方のキャラクターだけでなく、敵側の貞義や蘭菊の父である久重などの個性的なキャラクターたちが登場します。
久重が自分の娘の皮膚の皮を剥いだり、貞義が人形と一体化する異常性は衝撃的です。また可愛い蘭菊が自分の命すら軽く見る行動を目の当たりにすると、悲しい気分になります。
そんななか、蘭菊や弥三郎の心の交流は癒されてしまいます。『からくりの君』は、そんな個性的なキャラクターたちの活躍が見られるアニメです。
『からくりの君』は、2018年にアニメ化された『からくりサーカス』の元になった作品です。時代背景こそ違いますが、巨大なからくり人形を多くの糸を使用して戦う、独特な人形バトルが見られます。
また両作品のヒロインである、蘭菊やしろがねが何かにとらわれてしまっている心理状況も似ています。
『からくりの君』は『からくりサーカス』にも受け継がれた、不思議な力を持つ人形バトルとヒロインたちの心理描写が魅力の作品です。
この舞台は悲劇か、喜劇か。藤田和日郎の傑作バトルアクション漫画をアニメ化 人形使いたちが懸糸傀儡(マリオネット)を操って戦うアクションシーンは新鮮かつ緊迫感が満載。壮大なストーリーと主人公たちの成長、関係性の変化に泣ける。 父の事故死によって遺産を相続したことで命を狙われている小学5年生の才賀勝。偶然勝と出会い、彼を救おうとする青年・加藤鳴海。懸糸傀儡(マリオネット)を操る銀髪の美少女・しろがね。日本で巡りあった3人の、数奇な戦いの運命が幕を開ける。
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オリジナリティあふれる世界観で彩られた、コミカルなポスト・アポカリプス 『けものフレンズ』で一世を風靡した、たつき監督による斬新なSF設定のオリジナルアニメ。背景やセリフに世界観の謎を紐解く鍵が散りばめられ、一瞬たりとも見逃せない。 荒廃し、紅い霧が蔓延し汚染された世界。そんな「終わりを迎えた世界」で今もなお生活している、りん、りつ、りなと呼ばれる少女たちは、生きるために必要な資源を求めながら日々を過ごし、時に資源を奪う"虫"たちと壮絶な戦いを繰り広げていた。
どんな願望も具現化するアイテム「ケース」を巡る、ヒーローたちの戦いを描いたフル3DCGアニメーション。タツノコプロ55周年記念作品として制作された。2017年10月に放送開始。全12話。アニメーション制作はタツノコプロ、およびデジタル・フロンティア。監督は『バビロン』などを手がけた、鈴木清崇を起用。キャラクターデザインは漫画家の大暮維人と、TIGER & BUNNYで監督経験もあるさとうけいいちのふたりが務めた。シリーズ構成は、アニメやドラマに携わっている脚本家の大野敏哉が担当した。「なんだおまえたちは…ギャラクターの新兵器か?」。ギャラクターに乗っとられた原子力空母を、鷲尾健(関智一 )は追っていた。ガッチャマンに変身して戦うも、いつもと何かが違うことに気がついていた…。ある日、孤独な女子高生・界堂笑(茅野愛衣)は、怪しい光に貫かれ、どこか見覚えのある鉛筆を手に入れる。それを目撃した鎧武士(鈴村健一)は、危険を察知し、笑を連れてその場から去ろうとするが、一筋の光が笑を襲う。武士が飛び込み間一髪で避けるも、笑は突如現れた謎のロボット兵器に狙われてしまう。この絶体絶命の状況に、超戦士ポリマー、ガッチャマン、テッカマン(櫻井孝宏)が現れ、少女は世界の存亡を賭けた戦いに巻き込まれていく…。
『91Days』は2016年7月から放送されたオリジナル・テレビアニメ作品で、マフィア社会を題材にしたハードボイルド・アクション。制作は『デュラララ!!』シリーズや『夏目友人帳』シリーズをブレインズ・ベース時代から手掛け続け独立した朱夏で、今作が初のオリジナル作品となる。ストーリーは、マフィアに家族を惨殺された主人公が復讐を果たしていくというもの。オープニングテーマは「TK from 凛として時雨」の楽曲で、ハードな世界観をストレートに演出している。ある夜、ラグーザ一家にマフィアのヴァネッティ・ファミリーが押し入り、少年だったアンジェロ(朝井彩加)を残し、父・母・弟が殺害された。その後、アンジェロだけがなんとか生き延びて7年後、アヴィリオ・ブルーノ(近藤隆)と名を変え自堕落な生活をしているところへ、家族を殺害した犯人の名が書かれた手紙を受け取る。世は禁酒法の時代であり、酒の供給は密造酒で成り立っていたが、その密造酒を製造している親友のコルテオ(斉藤壮馬)とともに、アヴィリオはヴァネッティファミリーへと近づいていく。そして、ファミリーの中心人物であり、アヴィリオの復讐相手のひとりでもあるネロ(江口拓也)の信頼を勝ち取っていき…。
最強勇士ここに参上!美麗キャラが繰り広げる華麗なる戦国アクション 霜月かいりの同名漫画を原作に、真田幸村の元に集う勇士の戦いを描く時代劇アクション。豪華キャストによる美麗かつ端正な美形キャラのアクロバティックなバトルが熱い! 伊賀忍者の霧隠才蔵は、真田幸村を頼ろうとしていた巫女の伊佐那海が刺客に襲われるところに出くわす。一方、その幸村は乱世の切り札となる十人の勇士を集めようとしていた。そして戦いの中、伊佐那海に秘められた不思議な力が発動し…。
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