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『ティン・トイ』は、『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』で有名な、ピクサー・アニメーション・スタジオが制作した短編アニメーション映画。1988年に公開されたアニメながら、全編をCGによって描いたデジタルアニメの先駆けといえる作品だ。
ブリキの楽隊人形・ティニーと小さな赤ん坊・ビリーをコミカルに描いており、パントマイムのような動きをするキャラクターたちの愉快な姿が楽しむことができる。また『トイ・ストーリー』の原型になっているアニメで、第61回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞している。
あるときブリキの楽隊人形のおもちゃであるティニーは、家のなかで小さな赤ん坊・ビリーと出会う。はじめはビリーの様子を笑顔で見ていたティニーだが、近くのおもちゃを乱暴に扱うビリーに恐怖を覚えた。
ティニーは自分の身を守るため静かに逃げようとするが、身につけている楽器が鳴ってしまい、興味を持ったビリーに追いかけられてしまう。ティニーはビリーから必死に逃げてソファーの下に逃げ込むと、そこには同じく逃げ込んでいた多くのおもちゃたちがいたのだった。
朝から晩までビルを壊して、終わったらゴミ捨て場で寝る…もうこんな生活は嫌だ! 心優しき悪役ゲームキャラクターが自分のゲームから逃亡。別のゲームで出会ったのは友達がいない少女だった。 嫌われ者のふたりが出会い、奇跡を起こすディズニーの大ヒットアドベンチャー映画! 古びたゲームセンターにあるレトロゲームの悪役キャラクター、ラルフは不器用だけれど心優しき大男。 どんなに頑張っても報われない上に仲間外れにされる…そんな日々に嫌気がさしてゲームから逃亡。害虫退治のゲームからお菓子の国のレースゲーム<シュガー・ラッシュ>へたどり着く。 そこで出会ったレーサーの少女ヴァネロペは仲間外れにされ、国を治める大王からもレース出場を禁止されていた。なんとかレースにエントリーできたヴァネロペの後押しをすることにしたラルフ。 レースの日。紛れ込んでいた害虫が大暴れしてお菓子の国は大パニックに! 害虫駆除のためにラルフは命をかけた決断をする。 そして、ヴァネロペのレースを邪魔する大王には重大な秘密が…。
今作は人間が存在せず、車だけが生きている世界を描いたアニメ映画だ。ピクサーの中でも挑戦的な作品で、車たちが独自の文化を築いている不思議な世界が構築された。その一方で、レーサーの挫折や成長を描いており、大人でも共感できるストーリーとなっている。世界中の注目を集めるレーサー・マックィーン(オーウェン・ウィルソン)は、自分に絶対の自信を持っており、新しいスポンサーと契約することを目標としていた。しかし、優勝決定戦の会場へ向かうトレーラー・マック(ジョン・ラッツェンバーガー)の不注意で、マックィーンは田舎町に置き去りにされてしまう。レースに間に合わないと焦るマックィーンだったが、道路を壊したため、町の住人たちから元どおりに補修することを命じられる。そればかりか、レーサーであることを証明するはずだったダートレースで、ドック・ハドソン(ポール・ニューマン)に負けてしまうのだった。課題が見つかったマックィーンは、町に残り、ドックや住人たちと交流していく。充実した生活が続くかに思えたが、マックィーンを探していたマックやマスコミたちが町へやってくるのだった。
リセス(休み時間)が大好きな小学生たちの新学期が始まる 新学期が始まるサードストリートスクール。リセスが大好きなみんなの楽しい学校生活を取り戻す方法を見つけ出すため、そして学校を変えるためTJが立ち上がる。 リセス(休み時間)が大好きな小学校4年生のティー・ジェイ、スピネリ、ビンス、マイキー、グレッチェン、ガスたちが新学期を迎えることに。楽しい学校生活を取り戻すためにはどうすれば良いか、TJことセオドア・ジャスパー・デッドワイラーが立ち上がる。
未来の地球で働くロボットを描いたSFアニメ。感情を持たないはずのロボット・ウォーリーの、恋と冒険を描いていく。人類が宇宙で生活するようになった、はるか未来の世界が舞台であり、進化した人類のビジュアルにも注目だ。人類が宇宙で生活するようになり、残された地球は人間たちが残したゴミであふれていた。そんな荒廃した地球で、唯一稼働を続けているロボットが、廃棄物処理用として生み出されたウォーリー(ベン・バート)だ。ウォーリーは毎日のようにゴミを圧縮し続けていたが、システムエラーにより、感情が芽生えてしまう。ウォーリーは映画から恋愛感情を学び、いつしか「手をつなぐこと」に憧れを持つようになった。そんなある日、地球に巨大な宇宙船がやってくる。中には新型のロボット・イヴ(エリッサ・ナイト)が乗っており、ウォーリーは彼女に恋をする。イヴもまた、ウォーリーの持っていたコレクションを見て、彼に興味を持つのだった。
78歳のおじいさんカールは、亡き妻エリーとの「いつか南米を冒険しよう」という約束を果たすため、一世一代の冒険の旅へ。思い出が詰まった大切な我が家に無数の風船をつけ、家ごと旅立つカール。少年ラッセルら旅の仲間たちとともに、目指すは南米の秘境、伝説の場所、パラダイスの滝!
ピクサーが制作した、長編アニメーション映画第2作目。虫たちの世界を舞台としており、バッタとアリの、弱肉強食の関係が描かれた。また、弱者が仲間を集め、強者に立ち向かっていく展開は『七人の侍』から多大な影響を受けている。アリが築き上げた「アント・アイランド」では、働きアリたちがバッタに与える食料を貯えていた。しかし、発明家のフリック(デイヴ・フォーリー)がおこなっていた実験が失敗。集めた食料が犠牲となり、バッタに与えるはずだった分の食料がなくなってしまう。そんなとき、バッタの大群が襲来する。バッタたちのリーダー・ホッパー(ケヴィン・スペイシー)は、さらに多くの食料を集めるよう、アリたちに要求するのだった。フリックはバッタたちを追い出すため、用心棒を探す計画を立てる。アリたちはトラブルメーカーのフリックを追い出す口実ができたと考えるが、当のフリックはやる気満々でアント・アイランドを飛び出していき…。
今作は『モンスターズ・インク』の前日譚となる作品だ。マイクとサリーの大学時代を舞台としており、「怖がらせ屋」になるための修行を積み、「モンスターズ・インク」に入社するまでを描く。大学にはマイクとサリーのほか、前作のヴィランだった、ランドールの姿もある。マイク・ワゾウスキ(ビリー・クリスタル)は、怖くないモンスターだが「怖がらせ屋」に憧れていた。その夢を叶えるため必死で知識をつけ、ついに名門大学「モンスターズ・ユニバーシティ」の「怖がらせ学部」に入学する。そこには天才の血を引くサリー(ジョン・グッドマン)もいたが、マイクは「怖がらせ屋」になるための努力をやめなかった。テストでは良い点を取り続け、教授にも認められるほどに成長する。一方サリーは自身の才能を過信し、勉強をまったくしていない。まったく正反対のふたりは、ことあるごとに争うようになり、ついには学校内でトラブルを起こしてしまう。その言動がハードスクラブル学長(ヘレン・ミレン)の目に留まり、ふたりは「怖がらせ学部」を追放されてしまうのだった。
ディズニーが心をこめて贈る『ティンカー・ベル』4部作から、春の物語の始まりです。季節の移り変わりや自然界の美しい営み、それは特別な“才能”を持った妖精たちの仕事です
『アナと雪の女王2』は世界中がその公開を待ち望んでいた『アナの雪の女王』の続編。2014年に日本で公開された前作は空前の大ヒット作となり、子どもから大人まであらゆる世代の人々が主題歌「レット・イット・ゴー」を口ずさむほどの社会現象を巻き起こした。日本での観客動員数は2,000万人を超え、ディズニー長編映画の中では、はじめてゴールデングローブ賞のアニメ映画賞にも輝いた前作の評判を受け、続編である『アナと雪の女王2』は公開当初より観客動員数や興行収入などで数々の記録を打ち出した。本作は、前作から3年後が舞台。温かさと平和を取り戻したアレンデール王国を、仲よく治めながら幸せに暮らすエルサ(松たか子)とアナ(神田沙也加)。そんなある日、エルサは自分を呼ぶ歌声を耳にするが、それはエルサにしか聴こえない「不思議な歌声」であった。エルサはその歌声に導かれるように、アナやクリストフ(原慎一郎)、オラフ(武内駿輔)とともに旅に出る。やがてそれはエルサが持つ力の秘密を探る旅になっていく。しかし、彼女らの行く先にはさまざまな試練が待ち受けていた――!?
ディズニーによる、マーベル社買収にともなって製作された作品。マーベルの『ビッグ・ヒーロー・シックス』を原作としており、登場するロボット「ベイマックス」は、ディズニーの人気キャラクターのひとつとなった。また、日本のポップカルチャーの影響を強く受けた作品でもある。舞台となる大都会やキャラクター、ガジェットにいたるまで、随所に散りばめられた日本的要素に注目だ。飛び級で大学への入学を決めたヒロ・ハマダ(ライアン・ポッター)は、突如発生した火災で、兄のタダシ(ダニエル・ヘニー)を失ってしまう。ショックから部屋に引きこもるようになったヒロだったが、ダダシが最期に残していったケアロボット・ベイマックス(スコット・アツィット)に救われる。立ち直ったヒロは、偶然にも自分が作り出したマイクロボットが悪用されていることを知る。さらに、タダシの死と奪われたマイクロボットが、何らかの形でつながっていることを疑うのだった。