羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来

太陽が降り注ぐグラウンド、にぎやかな子供たちの声。どこにでもありそうな、ふつうの町のふつうの小学校。だけど、誰もいなくなった夜の校舎では、こっそり隠れていたチビッ子モンスターたちが現れ、彼らだけの秘密の学校生活を送っていた！バンパイアのキュラ、オニのケビ、ゾンビのジィジィ、フランケンシュタインのフランキー、キョンシーのコンコン。絶対に人間に気付かれてはいけないモンスターキッズ。ある日、偶然拾ったスマホがきっかけで、キュラが、好奇心旺盛な人間の少女・ハナに出会ってしまい・・・。

気鋭の中国アニメーション作家、リウ・ジエン監督が人間の欲望を描くブラックコメディ ドライでブラックな映像表現と切れ味鋭いシュールなユーモアセンスで人間の善悪の境目や欲望の代償を描きながら、複数の登場人物が絶妙に絡みあい二転三転する物語は痛快。 今にも雨が降りそうな中国南部の小さな町。犯罪組織の運転手・チャンは、整形手術に失敗した婚約者を韓国へ連れて行き、再手術を受けさせるため、組織の大金が入ったバッグを盗んで逃走する。だが、その情報はすぐに広がり、チャンは町中から狙われることに。

中国の古代小説「封神演義」に登場し、3000年以上前の世界で絶大な権力を持つ一族・東海龍王の息子・三太子に歯向かい死闘を繰り広げ、勝利したほどの強い魔力を持つ7歳の少年神≪ナタ≫。しかし、息子を殺され激怒した東海龍王が「町の百姓たちの命が惜しければ、自らの死で罪を償え」と卑怯な脅しを行い、ナタは百姓たちを守るために自ら命を絶つ。 そして時は流れ、現代。ナタはバイク好きな好青年、李雲祥（リ・ウンショウ）として生まれ変わった。バイクで縦横無尽に駆け回り、仲間と共に充実した日々を送っていたのだが、東海龍王の息子・三太子の生まれ代わりである三公子が、ナタに前世で殺された恨みを晴らそうと雲祥の命を狙い始めたことで、仲間たちも次々と危険にさらされ、市民をも巻き込む決死の戦いに。まだ自分がナタの生まれ変わりであることを気付いていない雲祥だが、三公子と戦うためにはナタの魂を呼び覚まし、覚醒しなければ勝つことは出来ない。大切な仲間や、市民たちを守るために立ち上がった雲祥の戦いが今始まる――。

はちゃめちゃ娘のユーゴと不思議な生き物・ララが贈る、勇気と感動のファンタジー！ 超問題児な主人公ユーゴのはちゃめちゃっぷりと、不思議な生き物・ララと育んでいく友情を楽しめる。人間のいない世界でいろいろな動物が登場するのもおもしろい。 村一番の問題児・ユーゴは、いつもイタズラばかりのわんぱくな女の子。ある日、山で奇妙な生き物を見つけて興味津々。捕まえようと追い回していると、生き物はクジラの中へ消える。それを追うユーゴもクジラに運ばれ、着いたのは動物たちが暮らす楽園だった。

昔、アルテアの地には、人間とエルフ、そして、ビーストやドラゴンも一緒に暮らしていた。しかし、人間達は、ビーストとドラゴンを暗黒の山に追いやってしまう。やがて、人間とエルフの間で領地争いが勃発。人間界に平和の危機が訪れていた。しかし、本当の恐怖は、より大きな勢力となって人間界に忍び寄っていた。暗黒の山で芽生えた闇の力は“ブラックドラゴンに宿り、復活の時を待ちわびていたのだ。異変に気付いたエルフのネルウィン姫は、世界を守るために人間と組む決意をする―。

激動の時代に生まれた少女の半生と、「幸福」についてを綴る、台湾発の傑作アニメ映画 台湾とアメリカ、2つの国で暮らした少女・チーが歩んできた半生の時代背景と、「幸せとは何か」について考えさせられるストーリーに感情移入すること間違いなし。 台湾で生まれ育ち、今はアメリカに住んでいるチー。ある日、彼女の祖母が亡くなったことをきっかけに、疎遠にしていた故郷・幸福路へと帰ってきた。思い出の景色と今の景色の違いを感じながら、チーは「これまで」と「これから」に想いを馳せる。

コンピューターゲームを楽しんでいたポロロと仲間たち。ある日、ポロロとクロンがウイルスに感染したカセットをゲームに挿入したことから、ゲームの中の人々が四角い姿に変えられてしまう。ポロロたちはエディが開発したプログラムを使ってゲーム王国の人々を助けようと準備するなか、ポロロが住む村にもウイルスが忍び込み、ポビーとクロンも四角い姿に…。ポロロはゲーム王国の人々と仲間を救うため、チーム･ポロロ&チーム･エディに分かれ、ウイルスを退治する作戦をたてる。はたしてポロロたちはウイルスを打ち負かしてゲーム王国の人々と、仲間を救うことができるのでしょうか?

整形大国として知られる韓国。整形とは、コンプレックスやトラウマを克服する手段のひとつである。その一方で、美しさを求めるあまり価値観がルッキズム(＝外見至上主義)に固定される危険も孕んでいる。そんな韓国から飛び出したアニメーション映画『整形水』は、まさにルッキズムに対する批判や、恐怖を描いたホラー作品である。韓国映画といえば、アカデミー作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』などを筆頭に、社会性と娯楽性を高い次元で両立した作風が特徴。今作もスリリングなだけでない、強いメッセージ性のあるアニメーション映画となっている。子どものころから、見た目に強いコンプレックスを抱いてきたイェジ(沢城みゆき)。現在ではタレントのメイクアップアーティストとして活動するイェジだが、その見た目のコンプレックスが原因で不遇な目に遭ってきた。メイクを担当する美人女優のミリ(上坂すみれ)からもいじめられる日々…。そんなある日、イェジの元に「整形水」と呼ばれるものが届く。それは、顔に浸すだけで自身の望む容姿に変わることができるのだという。美しさを求めるイェジは、やがて意を決して整形水を試してみるが…。

ドラゴン王国の王･アーサーは、多くの戦いを共にしてきた仲間に対し傲慢な態度を取っていた。見かねた神様は罰としてアーサーを子供のドラゴンの姿に変え、“ドラゴンハート”という石に王のパワーを閉じ込めてしまう。そんな中、“ドラゴンハート”のパワーを狙う怪しい魔法使いゲドが現れる。一方、誤って“ドラゴンハート”の力を吸ってしまったクロンがジャイアントクロンに変身してしまい、ポロロと仲間たちは危機にさらされます。ポロロとアーサーはゲドと戦うためドラゴン王国に向かうことに…

中国歴代の皇帝によって作られた兵馬俑。 その兵馬俑達は、神から命を授けられ、地下にもう一つの世界が作られていたのだったー。 兵馬俑の雑用係・モンユエンが住む秦陽城は、凶暴な霊獣たちの襲撃に悩まされていた。 その霊獣に拮抗する将軍・シアホウに憧れたモンユエンは精鋭部隊「鋭士」への入隊を希望するが、「霊獣・地吼（ディーホウ）を捕まえる」という条件を出される。 霊獣・地吼を追う旅の途中、モンユエンは謎多き少女シーユイと出会う。 旅の途中で次第に惹かれ合う二人。 モンユエンは、家族を探すシーユイの力になりたいと考えるようになる。 そして、二人はついに、地吼を追い詰めるが・・・。 ■演出：菊田浩巳■翻訳：藤原由希■音響制作：楽音舎 ■日本語吹替版制作統括：ライブ・ビューイング・ジャパン／面白映画■日本語吹替版配給：ライブ・ビューイング・ジャパン／エレファントハウス■提供：Fantawild Animation Inc.／面白映画／Open Culture Entertainment （C）Fantawild Animation Inc.