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スタジオジブリに、新しいタイプのヒロインが誕生した。
今作の監督を務めたのは、テレビアニメ『山賊の娘ローニャ』などを手掛けた宮崎吾朗。今作はスタジオジブリ初のフル3DCGアニメーションである。
音楽もジブリとしてはめずらしく90年代を彷彿とさせるロックを使い、GLIM SPANKYやMrs. GREEN APPLEのメンバー・髙野清宗、シシド・カフカなどがメンバーとして参加している。
「子どもの家」で、仲良しのカスタード(齋藤優聖)や優しい園長先生(木村有里)などに囲まれて、何不自由なく暮らしている10歳のアーヤ(平澤宏々路)。
そんなある日彼女は、派手な格好の女・ベラ・ヤーガ(寺島しのぶ)と、その同居人である長身の男・マンドレーク(豊川悦司)の家に引き取られてしまう。実は魔女であるベラは呪文をかける仕事が忙しく、手足となって働く子どもが欲しいだけだった。
アーヤが家から出られないように、魔法をかけるベラ。仕事を手伝う代わりに、魔法を教えてほしいとアーヤは頼むがベラは拒否。前向きなアーヤは使い魔のトーマス(濱田岳)と協力して、ある作戦を実行する…。
【キャスト・スタッフ】
寺島しのぶ 豊川悦司 濱田 岳 平澤宏々路
原作 : Diana Wynne Jones 田中薫子 訳 佐竹美保 絵/徳間書店刊
企画 : 宮崎 駿
監督 : 宮崎吾朗
音楽 : 武部聡志
主題歌: シェリナ・ムナフ(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
孤児院「子どもの家」で育った10歳の女の子。周りの人間を気分良くさせて、思いどおりに動かすことが得意。赤ん坊のときに魔女である母親によって預けられ、アヤツルという名前だったが園長によってアーヤと呼ばれている。
「子どもの家」の近所に住んでいる魔女。マンドレークという長身の男と、一緒に暮らしている。呪いやまじないの注文を受けて生計を立てている。忙しくて作業場を片付ける暇もなく、細かい仕事を手伝わせるためにアーヤを引き取ってきた。
ベラ・ヤーガと同居している謎の男。気難しい性格。小さいデーモンたちを操って、好きな料理を瞬時に取ってこさせたりしている。職業は小説家のようだが…。
ベラ・ヤーガの使い魔の黒猫。人間の言葉をしゃべる。ベラのいうことを聞かないと、大嫌いなミミズを食べさせられてしまう。後からやってきたアーヤには、ちょっと上から目線で接してくる。
赤い髪の魔女。12人の魔女に追われているため、赤ん坊だったアーヤを孤児院に預けて逃亡した。何年かかっても迎えにくると書き残し、“EARWIG”と記されたカセットテープを置いていった。
「子どもの家」でアーヤとともに育った、一番仲良しの男の子。慎重で大人しい性格のため、よくアーヤに振り回されている。SF小説が好きで、外の世界に行ってみたいと思っている。
常識的で優しい女性。アヤツルは“操る”みたいで名前としてふさわしくないと、アーヤと名付けた。機転が利きハキハキしているアーヤを気に入っている。
園長先生をサポートする女性。アーヤに甘い園長を冷静に見ていて、彼女の口ぐせである「ナンセンス!」を真似したりする。
スタジオジブリの映画『アーヤと魔女』は、『レッドタートル ある島の物語』以来約5年ぶりの劇場公開作品です。特徴としては、スタジオジブリ史上初の3DCGである点が挙げられます。
実は『アーヤと魔女』は、2020年の年末にNHKのテレビアニメとして放送されており、ほぼ同じ内容となっています。ただNHKで先行放送されたものは、簡易版となっています。
2021年に公開された映画については劇場での鑑賞用に修正が加えられ、より緻密な映像や迫力ある音響が楽しめる作品になっています。
ヒロインのアーヤを演じるのは、オーディションで選ばれた公開当時13歳の平澤宏々路です。子役として活躍してきた彼女は、少女らしい声が役にぴったりハマっています。
宮崎吾朗監督いわく、「彼女のおかげでアーヤが嫌な子にならない、かわいらしさも備えたキャラクターになった」と語っています。またほかにもベラ・ヤーガを演じた寺島しのぶ、マンドレーク役の豊川悦司は、いずれも演技派で知られるベテラン俳優ですが、なんとふたりとも声優初挑戦となりました。
そんなことはまったく感じさせない、味のある声の演技で作品を盛り上げています。
『アーヤと魔女』の原作者は、スタジオジブリ作品『ハウルの動く城』と同じダイアナ・ウィン・ジョーンズです。
彼女の児童文学に魅せられた宮崎駿が映像化を企画し、フル3DCGアニメーションとの親和性を考えて宮崎吾朗に監督を託したそうです。
しかし原作者のダイアナは『アーヤと魔女』未完のまま、2011年に亡くなってしまいました。今回の作品でも冒頭にチラッと話に出てくる、12人の魔女など謎の部分が残っています。
気になる幼なじみとの関係やいかに…人気TVシリーズの続編は正統派ラブストーリー TVシリーズ「たまこまーけっと」の後日談だが、サブキャラ扱いだったもち蔵と主人公・たまこの恋愛を描く。一級品のラブストーリーになっていて老いも若きにもオススメ。 たまこたちも高校3年生になり進路という問題に直面し始める。思い出作りにフェスティバル参加を決めたたまこたち「バトン部」。目標目指して練習を重ねる彼女はある日、東京の大学に進学を決めたもち蔵から長年の恋心を告白されるのだが…。
“ももへ”とだけ書かれた手紙を遺し、お父さんは天国に旅立ってしまった。仲直りしないまま、母いく子と瀬戸内の島に移り住む。慣れない生活に戸惑うももだったが、不思議な妖怪“見守り組”のイワ、カワ、マメと出会う。食いしん坊でわがまま、でも愛嬌たっぷりの彼らには、実は大切な使命があった…。もものために明るく振舞いながら忙しくする母いく子。そんな中、ちょっとのすれ違いからももといく子はケンカをしてしまい、さらにいく子は病に倒れてしまう。母の本当の想いに気づいたももは大切な想いを伝える奇跡を起こしていく…。(C)2012 『ももへの手紙』製作委員会
狙った獲物は必ず盗む。それが怪盗クイーン。性別・年齢・国籍不明。パートナーのジョーカー、RDと共に飛行船トルバドゥールで世界中をめぐっている。 そんなクイーンが今回狙うのは、呪われた宝石、伝説の『リンデンの薔薇』。 ところが、予期せぬ出来事が……謎のサーカス団に宝石を横取りされてしまった! 催眠術師、軽業師、マジシャン……凄腕のサーカス団員がクイーンに勝負を挑む! 彼らの目的はいったい何!? かくして、宝石を取り返すため、大胆華麗な方法(あるいは、変装技)で勝負を受けて立つクイーン。 クイーンに不可能はない! ■監督:傳 沙織■脚本:國澤真理子■キャラクターデザイン:河島久美子■音楽:日向 萌■音響監督:亀山俊樹■音響制作:ビットグルーヴプロモーション■アニメーション制作:イーストフィッシュスタジオ■製作:「怪盗クイーン」製作委員会■配給:ポニーキャニオン ■原作:はやみねかおる・K2商会(講談社青い鳥文庫『怪盗クイーン』シリーズ) (C)はやみねかおる・K2商会・講談社/「怪盗クイーン」製作委員会
『プロメア』は2019年に公開された、長編アニメ映画である。かつて『天元突破グレンラガン』を制作した、今石洋之監督作品とあって、上映前からアニメファンの期待が高まっていた。今作は興行収入12億円を超えるヒットを記録し、前日譚であるガロ編、リオ編も含めた特別版も劇場公開されている。アニメーションは『キルラキル』、『キズナイーバー』を手がけたTRIGGERが制作した。TRIGGER作品ならではの、カラフルな世界観にも注目だ。また脚本は『劇場版 天元突破グレンラガン』シリーズを執筆した、中島かずきが担当している。炎を操る突然変異体、「バーニッシュ」が誕生して30年。バーニッシュは完全に抑え込まれたものの、世界中で迫害を受けていた。そんなバーニッシュたちが起こす事件を解決するのが、高機動救命消防隊の役目だ。新人隊員のガロ(松山ケンイチ)は、バーニッシュたちが起こしたテロの鎮静化にあたっていた。次々とバーニッシュたちを倒していくガロは、親玉であるリオ(早乙女太一)と対峙するのだが…。
「心が、洗われるようなボーイズラブ」のキャッチコピーにふさわしい、美しく繊細なBL(ボーイズラブ)作品『海辺のエトランゼ』がファン待望の映像化。同名の原作漫画は祥伝社の「onBLUE comics」にて不定期連載中の、人気BL漫画・エトランゼシリーズの第1作で、明るく開放的な沖縄の離島でつむがれる、初々しい恋愛模様が描かれている。単行本1冊分を60分に収めるため、セリフの取捨選択がおこなわれた。こだわりぬいた背景美術や音響演出、そして声優たちの繊細な演技によって、非常に濃密な物語ができあがった。橋本駿(村田太志)はわけあって実家を飛び出し、民宿を手伝いながら小説を書いているゲイの青年。駿は優しい民宿のおばちゃん(佐藤はな)や、一緒に働く女性同士のカップル絵理(伊藤かな恵)と鈴(仲谷明香)に見守られ、小説を執筆しながら日々を過ごしている。ある日、若くして両親を亡くした美少年・知花実央(松岡禎丞)を見かけ恋に落ちた駿だったが、実央は島を離れ本島の施設へと引っ越してしまう。ときが経ち、成長して島に戻ってきた実央は、彼の方から駿に好意を伝えてきた。しかし駿はなぜか浮かぬ顔。思いが通じたはずなのにギクシャクするふたりの前に、駿の幼なじみの桜子(嶋村侑)が現れる…。
『ホーホケキョ となりの山田くん』は、1999年7月に劇場公開された長編アニメ映画である。原作は朝日新聞の朝刊に掲載されていた、いしいひさいちによる4コマ漫画『となりのやまだ君』で、制作はスタジオジブリ。『火垂るの墓』や『平成狸合戦ぽんぽこ』など人気作品を手掛けてきた高畑勲が監督を務め、これまで数々のスタジオジブリ作品の製作に携わってきた徳間康快が製作総指揮を務めている。主要登場人物の声優は、女優の朝丘雪路や俳優の益岡徹といったベテラン俳優陣が担当している。とある田舎にある平凡な家族、山田家。母のまつ子(朝丘雪路)、父のたかし(益岡徹)、息子ののぼる(五十畑迅人)、娘ののの子(宇野なおみ)、祖母のしげ(荒木雅子)の家族5人、仲睦まじく生活している。一見普通の家族だが、この家族、どこか変? 山田家の日々の生活をのぞき見すると、クスッと笑ってしまうようなほのぼのエピソードがいっぱい。山田家のみんなが織りなす短編のストーリーが、オムニバス形式で描かれる。なぜ山田家はこんなに平和なのか? 心があたたかくなる山田家の日常から目が離せない!
『ジョゼと虎と魚たち』は、田辺聖子の小説をアニメ化した作品である。2000年代に妻夫木聡、池脇千鶴主演で実写化されており、今作が2度目の映画化となった。原作、実写版ともにエロティック描写に力を入れていたが、アニメ版では全年齢が楽しめるストーリーに変更されている。主演には中川大志と清原果耶のふたりが抜擢された。両者とも若手俳優ではあるが、のびのびとキャラクターを演じている。ジョゼの独特な話し方にも注目だ。留学のための資金を貯めている大学生・恒夫(中川大志)は、アルバイトの帰り道に足の不自由な女性・ジョゼ(清原果耶)と出会う。彼女は誰にも心を許さない性格で、命を助けた恒夫に対しても冷たく接していた。しかし、恒夫はジョゼの世話係として雇われることになり、不本意ながらふたりの生活がスタートする。最初は恒夫を警戒していたジョゼだったが、海に行った日を境に、心に秘めていたわがままをぶつけるようになっていく。
神話を舞台に少年の闘いと成長を描いたヒロイック・ファンタジー。昔、神と人が分たれる以前、地上界を末弟ゼウスが、海を次男ポセイドンが、地底界を長兄ハデスが王として統治し、憎み争っていたティターン一族。ハデスは、まだ幼い甥のアリオンを鍛え、ゼウスを倒そうと企んでいた。たくましい戦士へと成長したアリオンはオリンポスへと向かうが、その旅の途上には過酷な闘いと、美しい少女レスフィーナとの出逢いが待っていた・・・・・・。(c)安彦良和・THMS
「アンパンマン」シリーズのやなせたかし原作、サンリオ制作によるアニメーション 母を殺された子羊と、敵である狼が結んでいく奇妙な絆。復讐のために強くなった羊の苦悩、鍛えている間に生まれた狼の情など、シリアスかつハードな展開から目が離せない。 小さな牧場で生まれ育った羊・チリン。平和で静かな生活を続けていたが、ある日、血に飢えた狼・ウォーに襲われ、母を殺されてしまう。復讐の念と強くならなければならないという気持ちを抱え、チリンは敵であるウォーを探し出し、戦い方を学んでいく。