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『あの夏のルカ』以来となる、ピクサー映画。レッサーパンダに変身してしまう少女を主人公に、母親との関係や、思春期における葛藤を描いていく。中国にルーツを持つ、ドミー・シーの初監督作品であり、アジア文化や日本アニメの影響を強く受けた作品となった。
トロントに暮らすメイ(ロザリー・チャン)は、厳格な母親・ミン(サンドラ・オー)に育てられ、誰もが認める優等生になっていた。しかし、メイはもう13歳。家族と過ごすよりも、友達と遊ぶ時間のほうが大切で、厳しい母には話せないことが増えていく。
そんなある日、メイが目を覚ますと、なぜか巨大なレッサーパンダに変身していた。メイの家は代々女性だけがレッサーパンダに変身してしまう、特殊な家系だったのだ。レッサーパンダへの変身が感情の高ぶりとリンクしていることを知り、メイは心を落ち着かせ、人間であろうとする。
ミンもレッサーパンダに変身した過去があったが、封印に成功しており、現在は人間として生きていた。ミンは家族と協力し、メイのレッサーパンダも封印しようとする。しかし、メイはレッサーパンダも自分を形成する大事な存在であることに気がつき…。
今作はクラシックアニメの『トムとジェリー』と、実写映像を組み合わせた作品だ。『トムとジェリー』は過去にも実写映画に登場した経験があるが、今作では最新のCG技術を使っており、より違和感なく実写に溶けこませることに成功している。実写の部分では、クロエ・グレース・モレッツやマイケル・ペーニャ、ケン・チョンなどが出演。アニメーションシーンにはトムとジェリー以外にも、ブッチやスパイクなど、おなじみの仲間たちが登場する。現代のニューヨーク。自転車で洋服を運んでいたケイラ(クロエ・グレース・モレッツ)は、いつもどおり追いかけっこをしている、トムとジェリーに衝突する。なんとか洋服を集めたケイラだったが、上司に叱られ、仕事をクビになってしまった。一方、住処を探していたジェリーが、高級ホテル「ロイヤル・ゲート・ホテル」へとやってくる。ホテルにはケイラの姿もあり、臨時スタッフとして雇われることが決まるのだが、またしてもトムとジェリーの喧嘩に巻き込まれてしまうのだった。
朝から晩までビルを壊して、終わったらゴミ捨て場で寝る…もうこんな生活は嫌だ! 心優しき悪役ゲームキャラクターが自分のゲームから逃亡。別のゲームで出会ったのは友達がいない少女だった。 嫌われ者のふたりが出会い、奇跡を起こすディズニーの大ヒットアドベンチャー映画! 古びたゲームセンターにあるレトロゲームの悪役キャラクター、ラルフは不器用だけれど心優しき大男。 どんなに頑張っても報われない上に仲間外れにされる…そんな日々に嫌気がさしてゲームから逃亡。害虫退治のゲームからお菓子の国のレースゲーム<シュガー・ラッシュ>へたどり着く。 そこで出会ったレーサーの少女ヴァネロペは仲間外れにされ、国を治める大王からもレース出場を禁止されていた。なんとかレースにエントリーできたヴァネロペの後押しをすることにしたラルフ。 レースの日。紛れ込んでいた害虫が大暴れしてお菓子の国は大パニックに! 害虫駆除のためにラルフは命をかけた決断をする。 そして、ヴァネロペのレースを邪魔する大王には重大な秘密が…。
78歳のおじいさんカールは、亡き妻エリーとの「いつか南米を冒険しよう」という約束を果たすため、一世一代の冒険の旅へ。思い出が詰まった大切な我が家に無数の風船をつけ、家ごと旅立つカール。少年ラッセルら旅の仲間たちとともに、目指すは南米の秘境、伝説の場所、パラダイスの滝!
醜い怪物・シュレックの活躍を描いたシリーズ第1作目。アニメ映画『アンツ』などを制作していた、ドリームワークスが手掛けており、ディズニーとは異なるブラックユーモアを取り入れた作風が話題となった。人間たちから怖がられている怪物・シュレック(マイク・マイヤーズ)は、汚い沼地でひとり楽しく暮らしていた。ある日、人間たちに捕まりそうになっていたロバのドンキー(エディ・マーフィ)と出会い、慕われるようになる。他人を避けて生活していたシュレックは、しつこいドンキーを追い払うが、なぜかおとぎ話の住人たちが沼地に押しかけてくる。彼らは国王のファークアード卿(ジョン・リスゴー)に追放され、行き場所をなくし、シュレックの沼地に集まってきたのだった。ひとり暮らしの生活に戻るため、シュレックはドンキーを連れて、ファークアード卿の住む王国へと向かう。一方、背が低いことを気にしているファークアード卿は、城に閉じこめられた、フィオナ姫(キャメロン・ディアス)との結婚を決めるのだが…。
全世界合計興行収入が10億ドルを突破した、ディズニーアニメーションの大ヒット作! 偏見や差別に負けず夢を信じて頑張る新米警官ジュディの奮闘を描く、感動のファンタジーアドベンチャー。肉食動物と草食動物がともに暮らす、高度な文明都市ズートピア。そんな動物たちの”楽園”ズートピアで、ウサギとして初の警察官となったジュディ・ホップス。しかし念願の警察官にはなれたものの、小柄な草食動物である彼女は、トラやカバといった屈強な警官たちから半人前の扱いをうけてしまう。自分の能力を正当に評価してもらえず落ち込むジュディだったが、そんな彼女にも「連続行方不明事件」の捜査に参加するチャンスが! ただし、失敗すれば即クビなうえ、与えられたリミットはたったの48時間! ジュディは時間内に事件を解決することができるのか? また、この事件の裏に隠された衝撃の事実とは……?
古くから親しまれている、おとぎ話を原作とするアニメ映画。ディズニーの第2次黄金期を代表する作品であり、2Dアニメーションのひとつの到達点ともいえるほど、その完成度が高く評価された。公開から約30年経った現在でも、人気は衰えておらず、2020年には東京ディズニーランドに今作をテーマにしたアトラクションが誕生している。変わり者として知られるベル(ペイジ・オハラ)は、大好きな本を読みながら、父のモーリス(レックス・エバーハート)とともに幸せに暮らしていた。そんなある日、モーリスが発明品の大会に出るため、馬車に乗って出かけていく。ひとり留守番していたベルだったが、戻ってきたのは馬だけで、モーリスの姿はなかった。心配になったベルは、モーリスを探すため、森の奥にあった古いお城へと足を踏み入れる。しかしその城は、呪いにより野獣の姿に変えられてしまった王子(ロビー・ベンソン)が住む場所だった。野獣に捕まったベルは、自分を身代わりにして、モーリスを助けようとする。そして、永遠に野獣の城で暮らすことを命じられるが、城のなかには魔法で道具に変えられた召使いたちがいて…。
『アナと雪の女王2』は世界中がその公開を待ち望んでいた『アナの雪の女王』の続編。2014年に日本で公開された前作は空前の大ヒット作となり、子どもから大人まであらゆる世代の人々が主題歌「レット・イット・ゴー」を口ずさむほどの社会現象を巻き起こした。日本での観客動員数は2,000万人を超え、ディズニー長編映画の中では、はじめてゴールデングローブ賞のアニメ映画賞にも輝いた前作の評判を受け、続編である『アナと雪の女王2』は公開当初より観客動員数や興行収入などで数々の記録を打ち出した。本作は、前作から3年後が舞台。温かさと平和を取り戻したアレンデール王国を、仲よく治めながら幸せに暮らすエルサ(松たか子)とアナ(神田沙也加)。そんなある日、エルサは自分を呼ぶ歌声を耳にするが、それはエルサにしか聴こえない「不思議な歌声」であった。エルサはその歌声に導かれるように、アナやクリストフ(原慎一郎)、オラフ(武内駿輔)とともに旅に出る。やがてそれはエルサが持つ力の秘密を探る旅になっていく。しかし、彼女らの行く先にはさまざまな試練が待ち受けていた――!?
今作は名作冒険小説『タンタンの冒険』シリーズを原作とした、3D映画である。監督は『インディ・ジョーンズ』シリーズなど、冒険映画を撮影してきたスティーヴン・スピルバーグ。全編モーションキャプチャーを用いたアドベンチャー映画であり、2011年に公開された。撮影方法は非常に独特で、実写映画と同じように俳優に演技をさせている。そのため、ヌルヌルと動き回る特徴的な映像となっており、アクションシーンも実写さながらの迫力を楽しめる作品だ。子どもでありながら、世界中を冒険しているタンタン(ジェイミー・ベル)は、市場で古い船の模型を目にする。船の名はユニコーン号。その船はかつて金銀財宝を乗せたまま、海に沈んだいわくつきの船だった。そんなユニコーン号に目を付けたサッカリン(ダニエル・クレイグ)が、タンタンが買い取った模型を奪いにやってくる。しかし模型のなかにあった手がかりに気がつくことができず、タンタンはユニコーン号のヒントを手に入れるのだった。
今作は人間が存在せず、車だけが生きている世界を描いたアニメ映画だ。ピクサーの中でも挑戦的な作品で、車たちが独自の文化を築いている不思議な世界が構築された。その一方で、レーサーの挫折や成長を描いており、大人でも共感できるストーリーとなっている。世界中の注目を集めるレーサー・マックィーン(オーウェン・ウィルソン)は、自分に絶対の自信を持っており、新しいスポンサーと契約することを目標としていた。しかし、優勝決定戦の会場へ向かうトレーラー・マック(ジョン・ラッツェンバーガー)の不注意で、マックィーンは田舎町に置き去りにされてしまう。レースに間に合わないと焦るマックィーンだったが、道路を壊したため、町の住人たちから元どおりに補修することを命じられる。そればかりか、レーサーであることを証明するはずだったダートレースで、ドック・ハドソン(ポール・ニューマン)に負けてしまうのだった。課題が見つかったマックィーンは、町に残り、ドックや住人たちと交流していく。充実した生活が続くかに思えたが、マックィーンを探していたマックやマスコミたちが町へやってくるのだった。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』から12年。T・バートン監督の名作! 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』から12年。ティム・バートン監督が再び贈る、ストップモーション・アニメ第2弾! あの世に生まれた究極のファンタジー!! 舞台は19世紀ヨーロッパのとある村。結婚を控えた気弱な若者ビクターが、ふとしたことから死体の花嫁(コープスブライド)に結婚の誓いを立ててしまい、死者の世界へと連れ去られる。