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目次
東日本大震災から11年を迎える。世界が脱炭素を加速させる中、日本の電力比率は現在、火力発電が約75%、原子力が約4%、残りの20%を再生可能エネルギーで賄っている。政府が目指すのは2050年の脱炭素社会、カーボンフリー。その実現には更に、新たな再エネの拡大が不可欠となっている。その切り札が「洋上風力」。四方を海に囲まれた日本の新エネルギーとして本命視され、2040年までに約4500基の洋上風力発電を建設する計画だ。最大で原発45基分に相当するという洋上風力の誘致に向けた動きも加速。日本各地で事業者やメーカーが、虎視眈々と受注に向けて動き出している。一方で環境への影響や、天候による発電量の変動などの課題もある中、洋上風力の可能性と最新の技術を取材した。
◎ 電気の地産地消 洋上風力で経済活性化!
美しい海と豊かな自然に恵まれた大小63の島々からなる長崎県・五島市。必要な電力量の56%を、風力や太陽光などを使って発電している。その五島列島の福江島沖にあるのが、洋上風力発電。海中部分を含め全長は約170メートル。この洋上風力、実は海に浮いている「浮体式」だ。水深が深くても支柱を立てずに設置でき、遠浅の海域が少ない日本周辺の海では、浮体式の洋上風力に大きな期待がかかっている。2017年に国内で初めて実用化され、紺碧の海でゆっくりと羽を動かす姿は島民にも親しまれ、浮体が魚礁代わりとなり大量の魚が集まっているという。再生可能エネルギーを利用する電気の地産地消で、島の経済活性化にも繋がっていた。
◎ 洋上風力時代の幕開け 巨大プロジェクトが始動!
政府が脱炭素への切り札として期待を寄せる洋上風力発電プロジェクト。去年、エネルギー業界を揺るがす衝撃が走った。秋田沖2ヵ所、千葉・銚子沖の全てが、三菱商事グループに決定。洋上風力の主役に一気に躍り出た。三菱商事が見据える戦略とは・・・。更に日本各地で誘致合戦も加熱。佐賀県は再生可能エネルギーへの転換を進めようと、唐津市沖およそ140平方キロメートルを候補海域に指定し、洋上風力発電の誘致を検討している。再エネ事業を手掛けるベンチャー企業や大手が現地入りし、事業獲得へと水面下で動き出していた。その海から臨むのは現在、廃炉作業も進む玄海原発。「原発は怖い・・・でも風車がいいとは言えない」と揺れる地元の漁業関係者も。その玄海原発が洋上風力の大きな利点にもなるという・・・一体なぜ。
◎ 普及のカギを握る国産化 3.11への想い
巨大な洋上風力をつくる際に欠かせないのが、清水建設が約500億円をかけ建造している世界最大級のSEP船だ。船体は140メートル以上、黒潮や台風などで海象条件が厳しいとされる太平洋での施工にも対応できるのが特長だ。今後はクレーンなどの艤装や船員居住区の整備などを進め、年内の完成を目指している。一方、東日本大震災から2年半後の2013年、福島沖に巨大な洋上風力が造られた。「ふくしまの未来」を占う道標だったが7年余りで撤去。福島第一原発にも関わってきた地元企業は、震災からの復興に向け、風力発電をはじめ再生可能エネルギーへの事業転換を図っていた。「独自の技術を生かす」と風力発電関連の生産に乗り出したいわき市の企業。先行する欧米企業に、国内生産で対抗しようと洋上風力に未来をかける企業を追った。
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新製品の研究開発、今も記憶に残る社会的事件、日本人の底力を知らしめた巨大プロジェクトなどに焦点を当て、その成功の陰の知られざるドラマを伝えるドキュメンタリー番組
誰もみたことのない地球の素顔を極上の映像で描く、大型自然ドキュメンタリー NHKとBBCが5年の歳月をかけて撮影・製作。神秘と美しさにあふれる生命の星・地球の姿と、動物たちが魅せるダイナミックな決定的瞬間。映像の美しさも秀逸。 【収録内容】シリーズのイントロダクション。驚きに満ちた様々な動植物を紹介する(「第1話:北極から南極へ」)。高山を生き抜く生きものたちの姿を、世界中の大山脈を舞台に描く(「第2話:高山」)。淡水をめぐる生命の物語(「第3話:淡水」)ほか。
一般投稿から選りすぐった心霊エピソードと恐怖映像の数々を紹介するオムニバス 全国から続々と寄せられた一般投稿の心霊映像を紹介する。「ほん呪」製作委員会が選りすぐった心霊エピソードと恐怖映像。 【収録内容】都内で有名な心霊スポット千駄ヶ谷トンネルに取材班が潜入する「千駄ヶ谷トンネル」(#1)、誰もいないはずの方向から女性の声が聞こえる「謎の声」(#2)、害虫駆除のため屋根裏に設置したカメラに謎の物体が映っている「害虫駆除」(#3)ほか。
覆面ストリートアーティスト・バンクシーが初監督を務めたドキュメンタリー アート業界の真実をユニークな切り口で描き、第83回アカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた話題作。スペース・インベーダーら、アーティストが多数出演。 ストリートアートに関するドキュメンタリーを制作していたティエリー・グエッタは、幸運にもバンクシーの取材に成功する。だがティエリーに映像の才能がないと気付いたバンクシーはカメラを奪い、逆にティエリーのドキュメンタリーを自ら監督し始める。
挑戦者たちが過酷なサバイバル生活に挑むシリーズ第2シーズン 今シーズンでは、ベテランのサバイバリスト9人が集結するだけに、見事に乗り切っていくかと思いきや、事態はそう簡単ではない。極限状態により人間の本性も露わに。 エクアドルのアマゾン盆地で40日間のサバイバル生活に挑む。彼らは3つの男女のグループに分かれてスタート。たちまち食糧難や病気などのアクシデントに見舞われていく。さらに、リーダー格のメンバーが脱落し、残ったメンバーは不安にさいなまれる。
世界一危険な仕事といわれるベーリング海のカニ漁をカメラが追う! 前シーズンから続いている船長たちのライバル争いは、ますます過激に。世界でも有数の荒海で漁をすることはまさに命懸けで、今シーズンもハラハラの連続だ。 娘のマンディが最後までやり遂げてくれると信じるシグ船長。ジェイクは機材故障が相次ぐなか、利益を増やそうと奮闘。キースは、サウザン・ウインド号のスティーヴ・ハーレー・ダビッドソン船長と再び対峙。ショーンは家族の忠誠心を試そうとするが…。
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