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『シン・ゴジラ』を手掛けた特撮映画の巨匠・樋口真嗣と、『新世紀エヴァンゲリオン』の生みの親・庵野秀明が再タッグを組んだ作品。『ウルトラマン』の物語を現代風にアレンジしており、劇中に登場するウルトラマンはCGによって作られた。
正体不明の巨大生物・禍威獣が出現し、人々が混乱している日本。禍威獣を退治するために創設された「禍特対」のメンバーたちは、電気をエサにするネロンガと戦っていた。そんなとき、謎の巨人が地球にやってくる。巨人はネロンガを消滅させ、自身もどこかへ飛び去ってしまう。
日本政府は人間の味方をした巨人を「ウルトラマン」と名付け、禍特対に調査を依頼する。禍特対は総力をあげてウルトラマンを捜索するが、次なる禍威獣・ガボラが出現してしまう。
ガボラはウランを食べる禍威獣で、放射能をまき散らしながら、核廃棄施設に進行していた。やむをえず禍特対は米国から購入した兵器を使うが、ガボラには効力がない。万策尽きたそのとき、ウルトラマンがあらわれ…。
【キャスト】
斎藤 工 長澤まさみ 有岡大貴 早見あかり
田中哲司/西島秀俊
山本耕史 岩松 了 嶋田久作 益岡 徹
長塚圭史 山崎 一 和田聰宏
企画・脚本:庵野秀明
監督:樋口真嗣
准監督:尾上克郎
副監督:轟木一騎
監督補:摩 砂 雪
音楽:鷺巣詩郎
禍特対に所属する男。警視庁の出身で、情報戦に優れている。作戦の最中に子どもを発見し、保護しようとしたところ、ウルトラマンの着陸に巻きこまれてしまう。その後は外星人と人間の中間の存在となり、人類を守っていく。
地球外からやってきた巨人。ベータカプセルによって、神永新二が変身した姿である。人類を守るため禍威獣と戦うが、日本政府からは問題視されてしまう。重力を操作して空を飛ぶなど、巨大な身体を持ちながら、優雅に立ちまわる。
ウルトラマンの調査のため、禍特対にやってきたアナリスト。神永とバディを組むことになり、ウルトラマンの正体を知る。間近で見たウルトラマンを「綺麗」と評した。神永の単独行動を注意するが、自身も禍特対とは別行動を取るようになる。
禍特対の班長。メンバーに的確な指示を出し、禍威獣を追い詰めていく。
物理学者。禍威獣の生態について考察する。人類を凌駕する外星人の科学力に絶望してしまう。
生物学者。ストレスに弱いタイプで、追い詰められるとお菓子を大量に食べる。
外星人第0号。紳士的な性格で、とある技術を日本に提供しようとする。
外星人。別の姿に変身ができる。存在しているだけで、電子機器に障害が発生してしまう。
今作はウルトラマンという存在をより現実的に描いています。ウルトラマンは正義の味方ですが、初めて遭遇する人間にとっては、敵か味方かもわかりません。
味方だと判明して以降も、政府によって利用されそうになったりと、現代らしいストーリーが展開します。政治家を多く登場させ、主人公たちの葛藤を描くことで、ドラマ性を持たせているのです。
しかし、あくまでも娯楽作になっており、『シン・ゴジラ』よりも政治色は控えめといえます。
劇中にはネロンガやガボラなど、ウルトラマンと戦う禍威獣たちが登場しました。どちらも『ウルトラマン』に登場した怪獣をもとにしており、デザインも過去作を踏襲しています。
しかし、今作に登場する禍威獣はこれだけではありません。映画公開前には公表されていなかった、サプライズキャラクターが何人も用意されており、ファンにとってはたまらない作品です。
キャラクターやストーリーに関するネタバレを読まずに、まっさらな状態で映画を楽しみましょう。
今作は前知識なしでも楽しめる作品ですが、過去作へのオマージュも魅力のひとつです。今作自体は1966年から放送されていた、初代『ウルトラマン』の影響をもっとも強く受けています。
劇中に登場するウルトラマンは、着ぐるみではなく、CGで作られました。しかし、アクションやポージングはあえて特撮を意識しており、ハリウッドのアクション映画とは大きく異なります。
細かいネタを楽しむためにも、初代『ウルトラマン』を予習してからの鑑賞がおすすめです!
単なる怪獣との戦いではなく宇宙人達との駆け引きや人類の存在意義や存亡をかけた闘いが描かれ結構奥深い内容。シン・ゴジラとは一味違い楽しめる作品
面白い
個人的にはシンゴジのほうが好きだったけど面白かった!要素は盛ったんだなーとは思った!
“シン・ゴジラ”と同様に、
庵野秀明と樋口真嗣監督のコンビで映画化する“シン”シリーズ。
本作は、
初代と呼ばれる特撮テレビドラマ“ウルトラマン”の映画化。
テレビドラマ版と異なるのが“カラータイマー”がないこと。
やっぱり気になるのが、
どの怪獣や星人が登場するのかということであるが、
僕が好きな怪獣や星人は登場しなかった。
登場する星人は予告編でも分かるように、
第18話「遊星から来た兄弟」に登場した“ザラブ星人”、
第33話「禁じられた言葉」に登場した“メフィラス星人”だが、
外交を描くのに向いているから選ばれたのかな?
ストーリーはオリジナル部分と、
全39話ある“ウルトラマン”のエピソードの中から選ばれている。
テレビドラマ版の1話から最終話までをまとめた感じだった。
オリジナルのチープな所も再現されており、
懐かしさを感じられる部分は良かった。
前半は怪獣対ウルトラマンというフォーマットで楽しめたが、
終盤は盛り上がりにかけた気がする。
もっと怪獣と戦って欲しかった。
尻つぼみ感が否めない。
満足。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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