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出典:amazon

2017/04/24
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有名な小説家が目の前で食事をする。文豪とアルケミストの食堂に注目!

「文豪とアルケミスト」とはDMM.comより配信されている戦闘シミュレーションゲームのことです。明治から昭和初期にかけて実在した文豪をモデルにしたキャラクターを育成していくのですが、ゲーム内のある機能が話題を呼んでいます。あの有名作家が好んだ料理が出てくる「食堂」を、関係するエピソードと共にご紹介します。

目次

ゲームのあらすじ

近代情緒漂う日本で、小説が黒く染まる怪事件が発生。

黒く染めるだけではなく人々の記憶からも消し去ってしまう事件の原因は、負の感情から生まれる「侵食者」が物語の中にひそんでいたことでした。

それらの現象に対処するため「アルケミスト」が数々の図書を管理する図書館に派遣されます。

アルケミストは近代文学の歴史を作り上げた文豪を再びこの世に転生させる能力を持ち、彼らの持つ力で侵食者と戦うことが仕事です。

攻略に重要な“食堂”

本作品は会派(パーティ)を組む→ステージを選び戦闘→取得したアイテムでキャラクターを強化、が基本的なゲームの進め方。

戦闘では減少する数値が2つあります。

ダメージを受けることで減少する「侵食度」という生存値と、戦闘を行うだけで減少する「満腹度」という行動値。

どちらか一方が極度に減少しているとキャラクターは戦闘が出来ません。

この満腹度を回復することが出来る「食堂」が本作の魅力のひとつになっています。

豊富なメニュー

食堂の献立は曜日と時間帯により変化し、稀にスペシャルメニューが登場。

〇月曜日
昼:オムレツ
夜:ビフテキ
スペシャル:汁粉

〇火曜日
昼:天ぷらそば
夜:若鶏の唐揚げ
スペシャル:牛タンの塩茹で

〇水曜日
昼:牛めし
夜:カレイの煮付け
スペシャル:饅頭

〇木曜日
昼:カツ丼
夜:ライスカレー
スペシャル:カニのコロッケ

〇金曜日
昼:きつねうどん
夜:鰤の照り焼き
スペシャル:あんぱん

〇土曜日
昼:焼き鮭定食
夜:うな重
スペシャル:カツサンド

〇日曜日
昼:ハムサラダ
夜:牛鍋
スペシャル:あんこう鍋

以上の合計21種類があります。

文豪との繋がり

上記の食堂の献立は文豪たちが発表した作品や随筆に登場したものだけでなく、文豪本人が足繁く店に通って食べた料理も登場。

見ているとお腹が空いてしまいそうなこだわりのグラフィックと、作品内での彼らの生活に想像が膨らむ会話もあるので、たとえ知識がなくても見ているだけで楽しめる要素となっています。

ゲーム内に実装されている文豪たちに関係する料理を、それにまつわる有名なエピソードをいくつかピックアップして、下記で紹介します。

作品の中に登場した料理

実際に著作に登場する料理です。それだけでなく文豪たちは自身で好んで食べていました。

オムレツ

出典:

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萩原朔太郎の「閑雅な食慾」という詩で登場した料理。

西洋に憧れていた彼はとても洋食を好んで食べており、その中でも特に好きだったのがオムレツでした。

ビフテキ

出典:

参考画像

夏目漱石の小説「野分(のわき)」で主人公の青年2人がレストランで卒業祝いとして食べるシーンがあります。

ビステキともいわれ、作品のモデルになったレストラン「松本楼」では夏目漱石も実際に食べていました。

ライスカレー

出典:

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国木田独歩と親友の田山花袋の随筆「丘の上の家」に、初めて彼の家に行ったときライスカレーをごちそうになったと記述。

それは大きな皿にのったご飯にカレー粉をまぶしたものでしたが、田山本人は美味しかったと述べています。

文豪が通い求めた料理

彼らが足しげく店に通って食べた料理。

現在でも店舗は残っており、文豪や著作のファンが時々注文しにきます。

天ぷらそば

出典:

参考画像

現在の岩手県花巻市にある「やぶ屋」に、教師だった宮沢賢治は頻繁に友人を誘って来店。

そこでサイダーを飲みながら天ぷら蕎麦を食べていました。

やぶ屋では今でも彼が食べた組み合わせはセットで注文できます。

カツ丼

出典:

参考画像

晩年に千葉県市川市にある「大黒屋」で毎日カツ丼を食べていた永井荷風。

胃がんで亡くなった際、遺体を発見した家政婦曰く、吐いた血にご飯粒が混じっており、死ぬ直前まで食べていたことが伺えます。

文豪が愛した甘味

糖分は脳の栄養と言われますが、脳を働かせて執筆を行った文豪たちには甘味を好む方が多く居ます。

彼らを癒してきた甘味を紹介。

汁粉

出典:

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芥川龍之介が随筆を書くほどの好物。

彼の住んでいた東京にカフェが増えていく中、文中には「西洋人はまだしるこの味を知らないが勧めてみたらきっと彼らも愛するだろう」と記しています。

あんぱん

出典:

参考画像

泉鏡花は好んであんぱんを食べていましたが、手で掴んだ部分は捨てるほど病的な潔癖性だったそうです。

ゲーム内のあんぱんは彼が実際食べ、現在の東京都銀座に店舗がある「木村屋」で実際に購入できます。

まとめ

「文豪とアルケミスト」は基本プレイ無料で、必要なのはDMM会員登録のみ。

近代小説が好きな読書家の人、ゲームと食事が好きで気になる人は始めてみてはいかがでしょうか?

参考元

当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。

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