放映終了以後も高い人気を誇るアニメ『コードギアス』。互いの正義がぶつかり、交錯するこの作品では、記憶に残る名シーンや、それらを鮮烈に印象づける数々の名言が登場します。今回はそんな『コードギアス』の名言をランキング形式で15位までご紹介します。
- 15位「我が心に迷い無し!」(黎星刻)
- 14位「恋はパワーなの!」(シャーリー)
- 13位「人は平等ではない」(シャルル)
- 12位「イレブンじゃない!日本人だ!」(カレン)
- 11位「ボロ雑巾のように捨ててやる」(ルルーシュ)
- 10位「オレンジじゃないんです。ゼロォォォォ!」(ジェレミア)
- 9位「私を好きになりなさい!」(ユーフェミア)
- 8位「王の力はお前を孤独にする」(C.C.)
- 7位「さようなら、ユフィ。たぶん、初恋だった」(ルルーシュ)
- 6位「生きろ!」(ルルーシュ)
- 5位「本当に失いたくないものは、遠ざけておくものだ」(C.C.)
- 4位「間違った方法で手に入れた結果に、意味はないと思うから」(スザク)
- 3位「優しい世界でありますように」(ナナリー)
- 2位「それでも俺は明日がほしい!」(ルルーシュ)
- 1位「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」(ルルーシュ)
- 『コードギアス』は一期にもR2にも名言がたくさん!!
10年以上にもわたって多くのファンを魅了する人気アニメ『コードギアス』。
この作品では主人公のルルーシュをはじめとして、数多くの登場人物たちによる印象的な名セリフも大きなみどころのひとつとなっています。
今回は『コードギアス 反逆のルルーシュ』の一期、そして二期となるR2のなかから選び抜かれた「15の名言」をランキング形式でご紹介します。
紹介する名言のなかには、コードギアスをよく知らない方でも、一度は聞いたことがあるセリフがあるかもしれません。
すでにコードギアスを観たことがある方は、ぜひそのシーンを思い浮かべながらご覧になってください。
15位「我が心に迷い無し!」(黎星刻)
出典:amazon15位は中華連邦の黎星刻のセリフから。
かつて幼い天子様と互いの指を絡ませて交わした「永続調和の契り」。
それは宦官の操り人形にされ、城の中に閉じ込められていた天子様の「外の世界を見たい」というささやかな願いを叶える約束でした。
まだ幼かった天子様は、もうあの日の約束など忘れていて、これはただの自己満足でしかないのかもしれない。
そう思いながらも、かつての約束を果たすために、星刻はブリタニアの皇子と天子様の結婚式の妨害に現れます。
そんな星刻に対し、天子様は契りを交わしたときの手を掲げ、そして叫んだのは紛れもない星刻の名前。
その声で迷いを吹っ切った星刻が、天子様のもとへ向かうシーンのドラマティックさが印象に残る名言です。
14位「恋はパワーなの!」(シャーリー)
出典:amazon14位はルルーシュの同級生シャーリーのセリフです。
ブリタニアと中華連邦の宦官の手から救出した天子様を、政治的に利用しようとしたルルーシュに対し、詳しい事情を知らないままに相談を受けたシャーリーが勢いよく放ったのがこのひとこと。
ルルーシュに対する恋心を胸に秘めたシャーリーが、怒涛の勢いで訴える言葉の説得力は、思わず恋に疎いルルーシュの心さえも動かしてしまうほど。
実際にはそのパワーが少し暴走気味なところも、シャーリーのセリフからはうかがえるのですが、年ごろの女の子らしい一生懸命さが微笑ましく、印象に残るシーンでした。
13位「人は平等ではない」(シャルル)
出典:amazon13位はルルーシュの父親であり倒すべき相手でもある、ブリタニア皇帝シャルルの演説から。
ルルーシュによって殺された第三皇子クロヴィスの追悼式典でのこの演説は、皇帝とブリタニアという国の方針や思想が強く表れており、印象的なキーワードが随所にちりばめられています。
「不平等は悪ではない。平等こそが悪なのだ」
競争による発展を讃えるこの言葉は、ブリタニアが武力によって世界を支配しようとする、その行動の根源にある思想といえます。
生まれつき不平等であるからこそ、人は争い、そこから進化が生まれるのです。
ブリタニアの急速な成長と支配の拡大を象徴する演説の内容は、皇帝シャルル自身のインパクトあるビジュアルと相まって、深く記憶に刻まれた方も多いのではないでしょうか。
12位「イレブンじゃない!日本人だ!」(カレン)
12位は黒の騎士団のエースパイロット、紅月カレンのこのセリフです。
ブリタニア人のハーフである彼女は、普段はブリタニアの学生を装っていますが、実は日本人としてブリタニアに対抗するレジスタンスの一員です。
カレンにとって、日本人であることは大切なアイデンティティであると同時に、絶対に譲ることのできない誇りでもありました。
たとえブリタニアに支配され「日本」という国を奪われても、自分の信念だけは決して明けわたさないという、苛烈なまでの意志の強さが印象に残るセリフです。
11位「ボロ雑巾のように捨ててやる」(ルルーシュ)
11位は「ボロ雑巾」のインパクトが大きいこのセリフ。
最愛の妹ナナリーに成り代わって、自分を監視していたロロをうまく言いくるめ、仲間に引き入れたルルーシュ。
しかし、ナナリーがいるべき場所を奪ったロロをルルーシュは憎み、「散々使い倒して、ボロ雑巾のように捨ててやる!」と密かに吐き捨てます。
その言葉の通り、表向きは弟思いの兄を演じつつも、ロロを都合よく利用していつかは捨てるつもりでいたルルーシュ。
ところが、すべてを失いかけ自暴自棄となった自分に対しても、あくまで純粋に慕い続け、その命をかけたロロに対し、ルルーシュは最後に優しい嘘をつくことになるのです…。
10位「オレンジじゃないんです。ゼロォォォォ!」(ジェレミア)
出典:amazon10位は名言というよりも迷言といった方がふさわしいかもしれません。
ゼロによる枢木スザク奪還事件をきっかけに、「オレンジ」という不名誉な名前で呼ばれるようになってしまったジェレミア。
もしかすると「ジェレミア」という名前は知らないけれど、「オレンジ」という名前なら知っているという方もいるのではないでしょうか。
ナリタでの戦いの後に、ボロボロになって路上に現れたジェレミアがうわごとのように、しかし切実な表情で訴えたこのセリフは、多くのファンの印象に残っているはずです。
9位「私を好きになりなさい!」(ユーフェミア)
出典:amazon9位は思わずドキッとしてしまうセリフをご紹介します。
一度は受けた騎士という役割を、「自分は相応しくない」からとユーフェミアに返還してしまったスザク。
今でも過去の罪にとらわれ、自分自身がユーフェミアの側にいることを許すことができなかったスザクは、自分という存在をいつもおざなりにしていた部分がありました。
そんなスザクに対して、ユーフェミアがぶつけたこのセリフは、スザクの世界を鮮やかに塗り替えることになります。
これから先の世界をともに歩むパートナーとして、心からスザクのことを想うユーフェミアの言葉だったからこそ、かたくななスザクの心にもまっすぐな想いが届いたのでしょう。
8位「王の力はお前を孤独にする」(C.C.)
8位はC.C.が契約を持ちかけたときのセリフから。
事実、ここからルルーシュが歩んだ道はひどく、険しく、そして孤独なものとなります。
愛する妹ナナリーにも、たったひとりの親友であるスザクにも嘘をつき続け、「ゼロ」という仮面を被って目的のために突き進むルルーシュ。
しかし、R2最終話でのC.C.にはこんなセリフもあります。
「王の力はお前を孤独にする…ふっ、少しだけ違っていたかな。なあ、ルルーシュ?」
実はこのセリフは、劇場版総集編の『皇道』では違うセリフに変えられています。
アニメでのこのセリフは、かつてのルルーシュに対するC.C.のひとりごとのようにも、どこかに今もいるルルーシュへの呼びかけのようにも受け取れます。
最終話のこのシーンは、ファンの間でも様々な議論を呼んだ印象的なシーンとなりました。
それが『皇道』ではどのようなシーンになっているのか。ぜひ、あなた自身の目でお確かめください。
7位「さようなら、ユフィ。たぶん、初恋だった」(ルルーシュ)
7位は切なくて、胸が苦しくなるこのセリフです。
ルルーシュのギアスの暴走により、日本人の虐殺をはじめたユーフェミアを、やむなく自らの手で撃った瞬間にルルーシュがつぶやいたこの言葉。
幼いころ互いに淡い想いを寄せあったルルーシュとユーフェミア。
ルルーシュにとってだけでなく、おそらくユーフェミアにとっても、ルルーシュは初恋の相手だったことをにおわせるセリフがあります。
しかし、優しくて幸せなかつての記憶は、望まぬかたちで赤く塗りつぶされてしまうことになってしまいました。
ルルーシュがまっすぐにユーフェミアを見つめ、銃の引き金を引いた瞬間は、取り返しのつかない過ちに対して、ルルーシュが覚悟を決めた印象的なシーンでもあります。
6位「生きろ!」(ルルーシュ)
6位はルルーシュがスザクにかけた呪いのギアス。
黒の騎士団とブリタニア軍。今は敵対する関係にあるとはいえ、たったひとりの親友であるスザクにはギアスを使いたくないと言っていたルルーシュ。
しかし、ゼロとして完全に追い詰められ、スザクもろともブリタニア軍の手によって葬られそうになったとき、その場を切り抜けるためとっさにギアスをかけてしまいます。
ルルーシュがかけたこのギアスは、スザクにとっては憎むべき呪いとして、その後の展開にも大きな影響を及ぼします。
5位「本当に失いたくないものは、遠ざけておくものだ」(C.C.)
出典:amazon5位はC.C.がそっとルルーシュに囁いたこのセリフです。
「生き方」として、C.C.がルルーシュに与えたこの助言によって、ルルーシュは自分の戦いから遠ざけるためにギアスでシャーリーの記憶を消します。
ゼロとして黒の騎士団を率いる一方で、以前は生徒会という居場所で学生として穏やかな日々を過ごしてきたルルーシュ。
その居場所を与えてくれたひとりであるシャーリーの平穏を、意図しないこととはいえ奪ってしまったルルーシュは、自分という存在をシャーリーから切り離すことで、その平穏を守ろうと決意しました。
ルルーシュに助言をしたC.C.が、かつてどのように生きてきたのか。そんなC.C.の過去が気になるセリフでもあります。
4位「間違った方法で手に入れた結果に、意味はないと思うから」(スザク)
4位はゼロの誘いを断ったときのスザクのセリフです。
無実の罪を着せられたスザクを救出したゼロは、自分の仲間となるようにスザクを誘います。
しかし、スザクはその誘いをきっぱりと断り、あくまでブリタニアのルールに従うと告げたのです。
スザクは過去に戦争を終わらせたいがために、実の父親を殺すという過ちを犯しています。
それゆえに「間違った方法」で結果を手に入れることの空しさを誰よりも知り、嫌悪していました。
ゼロの誘いを切り捨てた、この決別の瞬間こそが、ゼロとスザクの対立を何よりも強固にしてしまったきっかけだったのかもしれません。
3位「優しい世界でありますように」(ナナリー)
3位はルルーシュにとって最愛にして、唯一の家族であるナナリーが抱いたささやかな願い。
「千羽鶴にどんな願いをかけるのか」というルルーシュの問いに対して、ナナリーはこう答えました。
しかし、ナナリーのために世界を変えようとしたルルーシュの行動は、皮肉なことにナナリーが望む「優しい世界」とはほど遠い、殺伐とした争いへと向かっていってしまいます。
ふたりで過ごす穏やかでなんてことのない日常。本当はそれこそが、ルルーシュとナナリー、ふたりにとっての「優しい世界」だったのかもしれません。
2位「それでも俺は明日がほしい!」(ルルーシュ)
2位はルルーシュの覚悟と強い意志が込められたセリフです。
昨日を求めたブリタニア皇帝、今日を求めた兄シュナイゼルに対して、ルルーシュはこれから続く未来、明日を求めました。
過去や現在だけで終わらせない、その先の未来があるからこそ、人はより良い明日を求めて変わっていくことができるという、希望を信じた名言です。
これまでナナリーにだけ向けられていた戦う理由は、ここで大きく変化を遂げることになります。
ルルーシュが望むのはナナリーだけではない、大切な人たちが明日を迎えることができる世界。
ここから『コードギアス』という物語は、一気にクライマックスへと向かって加速します。
その起点ともいえるこのセリフは、ルルーシュの覚悟を表す印象的な名言です。
1位「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」(ルルーシュ)
堂々の第1位はやはりルルーシュのこのセリフ。
一方的な力を振るうブリタニア軍に対し、ルルーシュが毅然と告げたこのセリフは、1話のなかでも非常に印象的なシーンです。
しかし、実はその解釈はファンの間でも意見が分かれているようです。
作品を象徴する名言のひとつでありながら、この言葉に込められたルルーシュの本当の意図は、作品のなかではっきりと明言されていません。
そのため、ストーリー中のルルーシュの言動から、ファンがそれぞれの解釈で読み取ることができるセリフでもあるのです。
以前にコードギアスを観たことがある人でも、もう一度見返してみたら、当時とはまた違った印象をこのセリフから感じ取れるのかもしれません。
『コードギアス』は一期にもR2にも名言がたくさん!!
今回は『コードギアス 反逆のルルーシュ』の一期、そして二期となるR2のなかから名言を紹介させていただきました。
思わず心を動かされるような名言から、ちょっと笑ってしまうような迷言まで、様々なセリフがありましたが、みなさんのお気に入りのセリフはランクインしていましたでしょうか?
多くの登場人物たちの願いと覚悟が描かれたコードギアス。
複雑な人間ドラマを彩る彼らの名言のなかには、あなたの人生のヒントとなるセリフも見つかるかもしれません。
当社は、本記事に起因して利用者に生じたあらゆる行動・損害について一切の責任を負うものではありません。 本記事を用いて行う行動に関する判断・決定は、利用者本人の責任において行っていただきますようお願いいたします。
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