毎年宝島社が発表している、その年の「すごいマンガ」ランキング。全マスコミが注目するこのランキングは、各界の漫画大好き人間が選んだ本音のランキングであることで有名です。そんな「すごいマンガ」ランキングの2017年最新版のオンナ編について、ランキングに入賞した作品を一挙紹介します。
このマンガがすごい!2017
毎年宝島社が発表しているその年の「すごいマンガ」ランキング。
全マスコミが注目するこのランキングは、各界の漫画大好き人間が選んだ本音のランキングであることで有名です。
宝島社という中立的な出版社による評価であるため、様々な出版社の作品が入り乱れる、いわゆる「本音」のランキングになることが特徴です。
そんな「すごいマンガ」ランキング、2017年最新版のオンナ編について、ランキングに入賞した作品を一挙紹介します。
【第10位】贄姫と獣の王 (白泉社)
生まれた時から生贄になるために育てられたサリフィと、皆に恐れられる人を喰らう魔族の王の異種族ものの恋愛物語です。
人間と人間以外の交流と恋愛を描く“異種族もの”は、今女子の中でブームになりつつあるジャンルです。
【第9位】思い、思われ、ふり、ふられ (集英社)
ひょんなことから偶然に出会った、全く性格の違う女子ふたりを主人公とする物語です。
恋愛経験から、恋愛に対するスタンスも正反対の朱里と由奈が高校1年生になり、相談し、励ましあいながら、それぞれの恋愛に乗り出していくお話です。
三角ならぬ四角関係からも目が離せません。
【第8位】僕と君の大切な話 (講談社)
同じ学年の東(あずま)くんに片想いする相沢(あいざわ)のぞみとのすれ違いの恋愛を描いた新感覚恋愛ストーリーです。
「となりの怪物くん」を描いた、ろびこの最新作です。
読みながら、思わずニヤニヤが止まらなくなる、すれ違う男女の新感覚のラブコメディーです。
【第7位】昭和元禄落語心中 (講談社)
江戸落語界で昭和後期の名人と弟子の出会いを物語の皮切りに、落語界の盛隆から衰退までを描いた物語です。
同門関係や、色街と男女、疑似的な家族やファンとのかかわりなどがリアルに描かれた作品です。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞も受賞した、雲田はるこの作品です。
【第6位】透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記 (講談社)
母親のすすめで産婦人科院の見習い看護師として働くことになった看護学科の高校3年生の×華の物語です。
子供が苦手で、中絶の現場やその後処置などのリアルな出産現場を目の当たりにして一度は辞めようとします。
しかし、出産の現場に立ち会ったことで、命の生まれる力強さに感動し、仕事を続けていく決意をします。
そんな×華を主人公として、産婦人科のリアルを描いたお話です。
【第5位】椿町ロンリープラネット (集英社)
高校2年生の大野ふみは、父親の借金返済のため住み込み家政婦をすることになります。
その家主は、目つきも態度も悪い小説家の木曳野暁でした。
新しい町での同居生活を描いた物語です。
「ひるなかの流星」の作者である山森三香が描く、一つ屋根の下のラブストーリーです。
【第4位】深夜のダメ恋図鑑 (小学館)
少女マンガ店長が選ぶ「元彼に読ませたい漫画ランキング」堂々の第1位も獲得した作品です。
女性3人が「ダメ男」について夜な夜な論議するという単純な内容ではあるものの、あーそれ分かる!と思わず頷いてしまうこと間違いなしです。
口コミでじわじわと人気が上昇した、女子の本音をズバリ表現した作品です。
【第3位】さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ (イースト・プレス)
28歳で性的経験なし、高校卒業から10年間息苦しさを感じて生きてきた日々。
そんな自分を解き放つために、「レズビアン風俗」で抱きしめられることになった体験談を描いた作品です。
pixivでも話題になった物語です。
【第2位】春の呪い (一迅社)
19歳の妹「春」が死んだ姉の夏美を主人公とする物語です。
妹が己のすべてだった夏美は、春の死後、家の都合で、もともとは春の婚約者であった柊冬吾と付き合うことになります。
妹の婚約者との恋を描いた異色のラブストーリーです。
著者の小西明日翔のデビュー作でありながら、緊急重版された作品です。
【第1位】金の国 水の国 (小学館)
昔むかし、隣り合う仲の悪いふたつの国がありました。
毎日毎日、つまらないことでいがみ合い、とうとう犬のうんこの片づけのような他愛もないことで戦争になってしまいます。
慌てて仲裁に入った神様は2つの国の族長にそれぞれ言いました。
一方の国には、「国で一番美しい娘をもう一方の国に嫁にやりなさい。」
また、もう一方の国には、「国で一番賢い若者を一方の国に婿にやりなさい。」
そんな中、一方の国の姫であるサーラは、もう一方の国の青年と偶然出会います。
神様からの進言がある中で、姫と青年の出会いが国の運命をも動かしていく、ときめきが止まらないおとぎ物語です。
参考元
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