5月25日発売の「サンデーS」で、名探偵コナン史上初となる公式パロディギャグ漫画が連載されることになり、「なんやこれ絶対おもろいやん」と話題に。 そのほか転生したらヤムチャになるマンガ、中間管理職としてのトネガワを描いた作品など、公式パロディ作品をまとめてみました。
明日発売のサンデーSで"名探偵コナン"パロディ漫画スタート
名探偵コナン 犯人の犯沢さん
5月25日発売の「サンデーS」7月号にて、名探偵コナンに登場する犯人(黒い人)が主人公の漫画が連載スタート!
名探偵コナンは最新映画「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」が放映中ということもあり、各動画配信サービスでの見放題配信や、キャンペーンも行われており、今年もコナンファンは忙しくなりそうです。
「劇場版 名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」大ヒット記念で、dTVとHuluが過去の劇場版名探偵コナンを一挙配信!コナンファンはどっちに登録するのがおすすめか比較してみた!Huluは20作品、dTVは19作品を配信するけど…どちらに登録すればお得?
Twitterなどで流出している早バレ画像は9万リツイートを越え、そのインパクトと期待値の強さが伺えます。
また、「犯沢さん」が連載開始するサンデーSの7月号では、劇場版「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」を阿部ゆたかさん、丸伝次郎さんがコミカライズする新連載もスタート。明日の発売日が待ちきれません!
作者はかんばまゆこさん
今回「犯人の犯沢さん」を描くのは、原作者の青山剛昌さんではなく、「迷宮入り探偵」「錦田警部はどろぼうがお好き」など、ギャグ漫画を多く手掛けるかんばまゆこさん。
原作の「名探偵コナン」とは違ったハイテンションな作風で、「犯人の犯沢さん」がどのように描かれるのか期待です!
キャラ崩壊も公認!?公式パロディギャグマンガをご紹介
ドラゴンボール外伝 転生したらヤムチャだった件
ドラゴンボールに超とんでも外伝が登場!主人公はまさかの…アイツ!!最強を目指し、とてつもない修行にチャレンジする…!?
出典:https://shonenjumpplus.com/episode/13932016480028878408
ドラゴンボール外伝 転生したらヤムチャだった件 あらすじ
「ドラゴンボール外伝 転生したらヤムチャだった件」は、もともとpixivなどで鳥山明風のパロディイラストを投稿していたドラゴン画廊・リーさんによる、少年ジャンプ公式のパロディギャグ漫画です。
タイトル通り、現実世界の主人公が転生してドラゴンボールに登場するキャラクター・ヤムチャになってしまう…というストーリーですが、転生前・転生後で絵柄を変えているのも素晴らしい表現力です。
ドラゴンボールに関するあるあるネタや、主人公が読者視点でツッコんだり、ドラゴンボールの顛末を知っている人間ならではの戦い方をしたりと、ドラゴンボール好きに人気のある作品です。
学園キノ
ライトノベルブームの先駆けともいえる「キノの旅 -the Beautiful World-」が、14年ぶりに再アニメ化されることが決定!
コミカライズ版なども連載開始し、再ブーム間違いなしの作品ですが、過去に原作の時雨沢恵一さんによるセルフパロディ作品が連載されていたのをご存じですか?
原作の「キノの旅」は、主人公の少女キノとモトラド(二輪車)のエルメスが様々な国を旅するダークファンタジー小説でしたが、学園キノは神奈川県にある学校を舞台にしており、原作とは全く異なる学園もの。
キャラクターの設定もほとんど変わっているため、「キノの旅」を知らない人でも楽しめます。
学園キノは現在コミカライズ化もされており、「キノの旅」アニメ化が成功すれば、もしかすると学園キノもアニメ化するかも?
中間管理録トネガワ
帝愛グループの会長・兵藤和尊によって、債務者たちによる「死のゲーム」の企画を命じられた幹部・利根川幸雄!! 早速、黒服たちを招集し企画会議を開く利根川だったが、次第に会議室に暗雲が立ち込み始め・・・・!? 会長と黒服の間を右往左往する利根川幸雄、魂の中間管理録っ!!!
出典:http://yanmaga.jp/contents/chukankannriroku_tonegawa/
中間管理録トネガワ あらすじ
スピンオフでは史上初の「このマンガがすごい!2017」でオトコ編1位を獲得するなど、公式がここまでやってもいいのか?と思えるほどにキレキレのギャグ漫画「中間管理録トネガワ」!!
悪役として様々な「死のゲーム」の企画・開発に打ち込む利根川ですが、中間管理職ならではの苦悩や、部下の扱い方・労い方など、ビジネス書にも勝るとも劣らないライフハックが満載なのも特徴です。
非公式パロディ作家が怒られずに公式作家になることも
#こんなブラック・ジャックはいやだ
原作崩壊!?ゆとりのB.J、良い子なキリコ、パリピなロック達にピノコのツッコミが炸裂する!彗星の如く現れた新人イタコ漫画家、つのがいが天才的画力で描いた神をも恐れぬブラック・ジャックパロディ、ついに単行本化!しかも手塚プロダクション公認!!
出典:https://www.shogakukan.co.jp/books/77803401
#こんなブラック・ジャックはイヤだ あらすじ
もともとTwitterで、紙とスマートフォンを駆使して描いたブラック・ジャックのパロディ漫画を投稿していたつのがいさんですが、公式に怒られるのでは!?と見ているこっちが心配になるようなネタも大量投下していました。
しかしある日、このパロディ漫画がきっかけで手塚プロダクションで公式の作画ブレーンに採用され、手塚プロダクション公認の単行本も発売!
パロディ漫画がきっかけで公式になる、とんでもないシンデレラストーリーですね。
日ポン語ラップの美ー子ちゃん
こちらも、漫画家の服部昇大さんがTwitterに掲載していた、ボールペン習字通信講座「日ペンの美子ちゃん」をパロディ化してヒップホップを紹介する「日ポン語ラップの美ー子ちゃん」がきっかけで、「6代目 日ペンの美子ちゃん」作画担当に抜擢。
非公式パロディが公式になる異例の事態ですが、6代目として採用後も「日ポン語ラップの美ー子ちゃん」は続けています。
パロディと公式の関係性が変わってきた?
はじめの方で紹介した「転生したらヤムチャになった件」のドラゴン画廊・リーさんも、はじめはインターネット上で活動していた非公式パロディ作家(同人作家)です。
これまで、ファンによる非公式のパロディは著作権的に"ほぼ黒に近いグレー"だったこともあり、裁判沙汰になることも多くありましたが、最近は良好な関係を築いているようですね。
参考元
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