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第1話 雲の如き男

山茶屋に美形の少年剣士・吉祥丸が逃げ込んできた。浪人たちに追いつめられ、危機に陥る吉祥丸だったが、それを見かねた大男・宮本武蔵が浪人たちをあっという間に切り捨ててしまう。

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第2話 天下無双の器

多くの刺客を一瞬で倒してしまう八雲。その強さを見た裏柳生の刺客・柳生兵馬だが、「表」の柳生になるには強き者を倒すしかないのが「裏」の定め。兵馬は自信満々で八雲の前に立ちはだかる。

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第3話 烈風の鎖鎌

藩士たちに追いつめられる詩織。そこへ、鎖鎌の使い手・宍戸梅軒が割って入る。だが、詩織は崖から落下し、川に流されてしまう。詩織が目を覚ますと、そこは朝之助とお梅が住む一軒家だった。

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第4話 再会

武蔵に置いてかれた自称「武蔵の一番弟子」の少年・伊織は、武蔵のことを罵倒する「九鬼無双流」の若侍たちと喧嘩をしていた。そこへ通りかかった八雲は、若侍を軽くいなし、伊織を助けてやる。

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第5話 闇の兵法

雪姫の屋敷に招かれた八雲、詩織、伊織。ごちそうにありついた八雲は満足だったが、八雲に好意を示す雪姫の態度を見せつけられた詩織は、不安になる。そんな詩織を伊織が励ますのだった。

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第6話 三本松の果し合い

九鬼無双流の門弟に拉致される詩織。八雲は「詩織を後見人としてあずかった」と書かれた果し状を受け取る。翌日、指定された場所に姿を見せる八雲は、まず九鬼の長兄・数馬と対することに。

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第7話 戦いを極めし者

雨が落ち、雷鳴が響く中、ついに対決の時を迎えた八雲と武蔵。伊織は武蔵が勝つと、詩織は八雲が勝つと信じ、この戦いを見守る。雷光と同時に豪快に振り下ろされた武蔵の剣をかわす八雲だが…!?

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第8話 天斗と圓

武蔵の養子となり、成長した伊織。武蔵に代わり御前試合に出場する伊織だったが、突然柳生の者の襲撃を受ける。柳生の武士たちを相手にしない伊織。するとそこへ、圓という女が乱入する。

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第9話 その男、梟雄

握り飯をめぐってケンカをする圓と天斗。そこへ、佐助が割って入り、尾張柳生の兵庫助利厳が現れたと告げる。それを聞いた圓は、茶屋の影で待ち伏せするが、茶屋には柳生十兵衛の姿もあった。

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第10話 陸奥を巡る権謀

圓が捕らえられているであろう柳生の屋敷に、佐助は忍び込む。天井裏で、宗矩と十兵衛の会話を盗み聞く佐助。圓がこの屋敷にはいないことを悟る佐助だったが、十兵衛に気づかれてしまう。

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第11話 たぎりおちる滝

御前試合に出場する圓と天斗、そして佐助は、松平家の別邸に案内された。どうやって将軍・家光を暗殺するのかと天斗に聞かれた圓は、試合で全勝した後に、家光の首をとると答える。

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第12話 寛永御前試合

将軍・家光が上覧の座に座り、御前試合が開始されることに。伊織の初戦の相手は、荒木流の荒木又右衛門。二刀を使わず動じようとしない伊織に近づいた又右衛門は、矢継ぎ早に剣を振り下ろす。

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第13話 継ぐもの・・・

控え室で休む圓、天斗、佐助たちのもとへ、次の試合の組み合わせ表が届いた。それによると、圓の次の対戦相手は十兵衛。天斗は「逃げるか？」と尋ねるが、圓は佐助とともに試合場へと向かう。

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第14話 化物（けもの）

家光の首をとって討ち死にするという圓だが、天斗に説得され、倒れた佐助を連れてこの場を去る。群がる徳川家の家臣に道をあけさせるため、将軍・家光を人質にとり、天斗と圓は出口へ向かう。

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第15話 眠れる龍

幕末。アメリカのペリー率いる「黒船」が浦賀沖に出現し、日本は動乱の時代へと突入していた。江戸の土佐藩邸で行われた剣術試合において、坂本龍馬は圧倒的な強さを見せつけ、優勝する。

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第16話 大海の志士

花見に向かう途中、試衛館で沖田総司と出会った出海、龍馬、さな子。出海は沖田と一戦交えることになる。沖田の鋭い「二段突き」をかわす出海。そこへ土方歳三が姿を見せ、この勝負を止めた。

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第17話 新撰組

出海と龍馬が江戸で別れて８年。薩長同盟を成立させることに尽力した龍馬は、京都・池田屋で盟友・三吉慎蔵と酒を酌み交わしていた。そこへ、龍馬を捕らえるべく、幕府の捕方が飛び込んできた。

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第18話 龍の化身

おりょうを伴い、薩摩霧島山温泉へ養生を兼ねた日本初の新婚旅行に出かけた龍馬。出海も同行する。霧島山に登り、神が地面に刺したという天の逆鉾を抜いてしまうなどして一行は余暇を楽しむ。

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第19話 漆黒の海戦

龍馬の活躍もあり、長州軍は北九州の幕府の拠点のいくつかを制圧することに成功。続いて小倉の陥落を狙う長州軍だったが、高杉号が手を焼いているうちに幕軍は大艦隊を小倉港に集結させた。

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第20話 示現流の刺客

幕府の大政奉還に尽力した龍馬。しかし、武力による倒幕を狙っていた薩摩は、そんな龍馬の活躍を面白く思っていなかった。そこで龍馬は、出海を伴って薩摩藩邸に出向くことに。

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第21話 我が友、坂本龍馬

人斬り半次郎を待ち伏せし、対決する出海。半次郎の初太刀をかわした出海は、素早い蹴りを入れた。そしてとどめを刺そうとしたそのとき、龍馬の身に不安を覚えた出海は、近江屋へと引き返す。

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第22話 さらば友よ

新撰組の屯所に乗り込んだ出海。だが土方は、新撰組は龍馬暗殺には関与していないという。それを聞いた出海は、以前龍馬の元に「新撰組には気をつけろ」と忠告しにきた伊東が犯人だと気づく。

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第23話 約束

慶応４年、鳥羽伏見の戦いに参加する新撰組だったが、薩長をはじめとする官軍の近代的装備と戦術には歯が立たず、大苦戦をしていた。同じ頃、出海は海をぼんやり見ながら龍馬を思い出していた。

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第24話 雪の如く

約束どおり、出海は沖田総司の前に現れた。「体は大丈夫か？」と問う出海。本当は歩けないほどに病に蝕まれていた沖田だったが、その返事は「治りました」。そしてふたりは、対決を開始する。

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第25話 北へ

慶応４年８月。土方歳三は新撰組残党をはじめとする少数の剣士隊を率い、砲台・砲兵を持つ新政府軍と会津で戦おうとしていた。土方は、沖田総司が亡くなったことを松本良順に聞かされる。

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最終回 鬼と修羅

馬に乗り、官軍に突っ込んでいく土方歳三は、たったひとりで鉄砲隊を蹴散らしていく。前線を突破し、さらに本陣へ突入して行こうとする土方だったが、その前に出海が現れた。

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