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映画『ソウル・サーファー』は2011年にアメリカで公開され、日本では2012年にウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが配給し劇場公開された。不運にもサメに襲われてしまい、片腕を失った天才サーファー、ベサニー・ハミルトンの感動の実話をもとにした作品だ。
『テラビシアにかける橋』のアナソフィア・ロブが主演を務め、『恋愛小説家』のヘレン・ハントや、『エデンより彼方に』のデニス・クエイドなどが共演している。
ハワイのカウアイ島で家族とともに暮らす13歳の少女、ベサニー・ハミルトン(アナソフィア・ロブ)。彼女は美しいハワイの海を愛し、小さなころからプロサーファーを夢に見ていた。
しかし、2003年10月31日に悲劇が起こる。サーフィンの練習中にサメに襲われ、左腕を肩の下から奪われてしまったのだ。奇跡的に一命をとりとめた彼女であったが、片腕を失った身体でサーフィンをすることは容易ではなかった。
復帰して臨んだ大会でも思うような結果が出ず、一度はサーフィンの道を諦めようとする。しかし、ベサニーはどうしてもサーフィンを諦めることができない。もがき苦しみながらもサーフィンと向き合おうとしたとき、思いがけないことがきっかけで彼女の心に変化が起こり…!?
少女はつらい悲劇をどのように乗り越え、競技者として復活を果たしたのか――? そこには彼女の不屈の精神と、彼女を支える家族との絆があった!
ハワイのカウアイ島で家族とともに暮らす少女。ハワイの美しい海を心から愛している。幼少期からサーフィンにのめりこみ、若いながらも大会で優勝しておりスポンサーがついていた。ある日、練習中にサメに襲われてしまい、奇跡的に一命をとりとめるも、左腕を失ってしまう。
ベサニーの父親。サーフィンをしており、ベサニーの夢を応援している。事故に遭ったベサニーに対して、どのように接するべきか悩んでいる。
ベサニーの母親。夫のトムと同様、ベサニーの夢を応援している。時間を見つけてはサーフィンに行く娘のことを「マーメイド」と呼んでいた。
ベサニーの親友であり、よきライバル。ベサニーとともに、プロサーファーになることを夢見て、一緒に練習に励んでいた。ベサニーが事故に遭ったときも、一緒にサーフィンの練習をするために沖に出ていた。
『ソウル・サーファー』はとにかく映像が美しく、映画であることを忘れてしまいそうなくらい魅入ってしまいます。特にサーフィンシーンは迫力があり、水しぶきのひと粒、ひと粒が躍動感あるものとなっています。
サーフィンシーンのスタントは、この物語の主人公であるベサニー・ハミルトン本人が務めており、実際に片腕の状態で大波に挑んでいく姿を見ることができます。息をのむド迫力のサーフィンシーンを楽しむことができます。
そして、本作からはベサニーが愛したハワイの海の魅力を感じることができます。サメに襲われる悲劇に遭ったにも関わらず、彼女の心をつかんで離さないハワイの美しい海の魅力に酔いしれてしまいそうです!
『ソウル・サーファー』に出演しているキャストがとにかく豪華です! 母親のシェリー役は『恋愛小説家』でアカデミー賞の主演女優賞を受賞したヘレン・ハントが務め、父親のトム役は『エデンより彼方に』でゴールデングローブ賞の助演男優賞を受賞したデニス・クエイドが務めています。
また、日本語版の吹き替えを担当している声優には『ロード・オブ・ザ・リング』のアルウェン役で知られる坪井木の実や、ブラッド・ピットやトム・クルーズといった多くのハリウッドスターの声を担当する堀内賢雄など、ベテラン勢が名を連ねています。
豪華キャスト・ベテラン声優陣によって作り出される物語に、引き込まれること間違いなしです!
『ソウル・サーファー』の劇中に流れている曲は、心が落ち着いたり、ワクワクしたりするような素敵なものが多いです。思わずサントラがほしくなってしまいそうな音楽ばかりなので、挿入歌やBGMにも注目しながら観ていただきたいです。
特におすすめなのは、フジロックなどにも出演したことがあるMichael Franti & Spearheadの「The Sound of Sunshine」です。軽快なギターサウンドで太陽の光を感じるような明るいメロディーは、序盤のサーフィンシーンをより一層楽しい雰囲気にしています。
ほかの曲も素晴らしいものばかりなので、ぜひ音楽にも耳を傾けながら作品をお楽しみください!
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2018月9月25日~2020月10月19日
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