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いまを生きるの作品紹介

いまを生きるのあらすじ

1989年に公開されたヒューマンドラマ。80年代を代表する、青春映画のひとつであり、今もなお影響を与え続けている名作である。常識の壁を破ることを教えてくれる、キーティング先生の言葉に注目したい。

主演は『グッドモーニング,ベトナム』などで知られる、ロビン・ウィリアムズが務めた。また、学校の生徒役のひとりとして、若き日のイーサン・ホークも出演している。

アメリカの片田舎にある名門校。ここでは生徒たちの自由はほとんどなく、教師たちによる絶対的な支配が続いていた。そんな地獄のような学校に、英語教師であるキーティング(ロビン・ウィリアムズ)が赴任してくる。

彼はすぐに生徒たちの現状を把握し、「生きる」ことの大切さを説く。この教えに感銘を受けたニール(ロバート・ショーン・レナード)らは、キーティングを尊敬し、自分の生き方を見つめなおす。

しかしキーティングの破天荒さを知った教師たちは、生徒たちの反抗を恐れ、さまざまな対策を講じていく。

いまを生きるのクレジット(監督・キャスト)

いまを生きるの登場人物・キャスト

  • ジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)

    ウェルトン・アカデミーにやってきた教師。教科書どおりに教えるのではなく、自分のやり方で教育を進めていく。ウェルトン・アカデミー出身であり、学生時代には「デッド・ポエッツ・ソサエティ」というクラブを作っていた。生徒たちからは慕われるも、ほかの先生からは目の敵にされてしまう。

  • ニール・ペリー(ロバート・ショーン・レナード)

    キーティングの教えに感銘を受ける男子生徒。父親に逆らうことができず、自分のやりたいことがいいだせないでいる。キーティングが学生時代に作った「デッド・ポエッツ・ソサエティ」を再結成。仲間たちとともに、活動を続けていた。

  • トッド・アンダーソン(イーサン・ホーク)

    ニールと同じ部屋に住んでいる転校生。当初は周りに心を開いていなかったが、キーティングの指導により、次第にクラスになじめるようになった。ニールがはじめたクラブにも参加しており、仲間たちと関係を深めていく。

  • ノックス・オーバーストリート(ジョシュ・チャールズ)

    ニールの親友で、「デッド・ポエッツ・ソサエティ」にも参加した。クリスという娘に恋をしているが、自分の気持ちを伝えられていない。

  • チャーリー・ダルトン(ゲイル・ハンセン)

    クラブ結成者のひとり。男子しかいない学校に、女子も入れようと提案した。

  • ペリー氏(カートウッド・スミス)

    ニールの父。息子に厳しい教育をしており、舞台役者になりたがるニールを邪魔した。

  • リチャード・キャメロン(ディラン・カスマン)

    「デッド・ポエッツ・ソサエティ」に参加していた生徒のひとり。とある事件が起き、キーティングを告発する。

いまを生きるの見所ポイント

  • 1 『いまを生きる』は進学校を舞台に、破天荒な教師が人生の本質を教える感動大作!

    映画の舞台となるのは、お金持ちの子どもたちが通う、エリート学校です。ここにいる生徒たちは、親や教師のいいなりになっており、自分の人生を生きてはいません。

    そんななかで、学校に赴任してくるのが、キーティング先生です。彼は生徒たちに「いまを生きる」ことを教え、テキストどおりではない教育をしていきます。

    キーティング先生が教えたかったことは、お金の稼ぎ方や、就職の仕方ではなく、「生き方」そのものだったのです。

  • 2 『いまを生きる』には、現代に生きる人たちの心に響く名言が盛りだくさん!

    劇中ではキーティング先生により、数々の名言が生まれました。映画の舞台は50年代から60年代のアメリカですが、どの言葉も的を射ており、現代に生きる私たちの心にも響きます。

    なかでも、生徒たちを机の上に立たせる場面は、今作屈指の名場面です。そこでキーティングが発した言葉が、「世界の見方を変えろ」でした。

    椅子に座り、机に向かったままでは、いつもと同じ景色しか見えません。あえて机の上に立つことで、物事をさまざまな視点から見る大切さを教えているのです。

  • 3 『いまを生きる』は、ロビン・ウィリアムズの圧倒的な演技力から目が離せない!

    ロビン・ウィリアムズといえば、『アラジン』のジーニーなど、コミカルな役を演じることで知られています。彼はコメディアン出身であり、マシンガントークを得意とする俳優でした。

    今作では比較的シリアスな役どころですが、彼の持ち味が存分に発揮されているといえます。それはキーティングという人間が、子どもらしい部分と、大人の部分を持ち合わせたキャラクターだからです。

    キーティングは教師としては変わり者で、大人たちから好かれていません。しかし彼の言葉には説得力があり、生徒たちには慕われています。子どもらしい部分を残した演技こそが、ロビン・ウィリアムズの真骨頂ともいえます。

いまを生きるの評価・感想・レビュー

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 4.8 (3件中)
  • 投稿者名:流れ星
    評価: GOOD 投稿日:2023.11.05/15:40

    面白い
    2023.11.5 視聴

  • 投稿者名:菊千代
    評価: GOOD 投稿日:2019.05.13/00:59

    亡きロビン・ウィリアムズの超代表作若い方に見てほしい

  • 投稿者名:びんせんとぎゃろ
    評価: GOOD 投稿日:2019.02.12/00:41

    人生とは何か、生きるとは何か。
    表現することの大切さ。
    日頃イライラしたり、些細なことで悩んだときにオススメ。

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この記事の執筆者
いけだ
いけだ

ドラマ鑑賞と読書が好きです。ドラマは国内のものをよく観ます。笑って観られるコメディが好きです。あとミステリー小説を読むのにもハマっています。