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第1回

紛争が続くコチェニア共和国で、ボランティア医師として働くチサン。彼はヴァンパイア・ウイルスVBT-01に感染した両親の間に生まれた純血のヴァンパイアだった。治療薬を開発していた父は、チサンが赤ん坊の頃に医師ジェウクの一味に殺され、その後、チサンは母とひっそり暮らしていた。そんなある日、彼は森の中で野犬の群れに襲われた少女と出会う。彼女を守るために野犬と闘っていたチサンは、ヴァンパイアの本性に目覚めて…。(C)2015 KBS

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  ：42分

第2回

少女を助けたことを母に打ち明けたチサン。そんな中、敵の一味が迫り、ついに母も殺されてしまう。遺されたビデオを見て、彼は自分の血にまつわる重大な秘密を知る。それ以来、VBT-01の謎を追い続けてきたチサン。親友ヒョヌからの連絡でテミンがん病院に手掛かりがあることを知った彼は、戦火のコチェニアから韓国に戻り、外科医として肝胆膵外科の科長に赴任する。そこでテミングループ会長の姪である外科医リタとぶつかり合い…。(C)2015 KBS

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  ：39分

第3回

リタの手術を見かね急遽手術室に入ったチサンは、見事な手腕を見せて、その場にいた医師たちを驚かせる。一方、チサンを追っていたジェウクは、テミンがん病院の院長に就任する。就任式で彼は、この病院を世界最高の病院にするために尽力すると力強くスピーチする。そんな中、チサンは新たな手術に臨むが、患者の血液を目にした途端に動揺し、ヴァンパイアの姿に変身しそうになる。ジェウクはそんなチサンを満足げに見つめていたが…。(C)2015 KBS

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  ：39分

第4回

チサンは血への欲求を抑える抑制剤を服用していたが、薬がすり替えられていたことが判明。それを突き止めたヒョヌは、何者かがチサンの正体を知っていることに強い不安を抱く。そんな中、ジェウクは新薬開発本部を開設し、ヘリなど自分の手下をスタッフとして採用。ホームレスや身寄りのない老人たちが、患者として21A病棟に集められる。副院長のギョンインはそれらを院長が独断で進めることに不信感を抱き、ユ会長に相談するが…。(C)2015 KBS

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  ：43分

第5回

チサンは謎の男たちに襲われ、薬剤を注射されてしまう。それは、チサンを自分の味方に引き入れたいジェウクが計画したことだったが…。病院の前で倒れたチサンを診察したリタは、低すぎる彼の体温に驚く。ヒョヌは、謎の一味がチサンの両親を殺した仲間ではないかと警戒し、その注射液の成分を分析することに。一方、副院長のギョンインはデータ非公開で行われている新薬開発事業に不安を抱き、血腫科の科長ジテに監視を依頼する…。(C)2015 KBS

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  ：42分

第6回

緊急肝移植を必要とする患者がテミンがん病院に移送される。脳死ドナーの肝臓を摘出するため、リタと共に大学病院へ向かったチサン。肝臓を取り出し、テミンがん病院に戻るときにヒョヌからの連絡が入る。ヒョヌは、分析した注射の成分がチサンの母を死に至らしめた薬剤と同じだったことを突き止めていた。それを知ったチサンは、彼を狙っていた2人の男たちを追跡し、彼らとの一騎打ちに臨む。だが、そこにパトカーが駆けつけて…。(C)2015 KBS

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  ：40分

第7回

ヒョヌは、注射の影響で化学物質に対するチサンの抵抗力が高まったことを興奮ぎみに報告。しかし、チサンは自分がますます人間から遠ざかったことを知って落ち込んでしまう。一方、警官を襲った男のニュースを見たリタは、チサンが犯人ではないかと疑うが…。そんな中、21A病棟の開幕式が行われるが、無償病棟とは表の顔で、裏でジェウクはよからぬことを企んでいた。リタは21A病棟の他と違う空気を直観で感じ、ユ会長に伝える…。(C)2015 KBS

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  ：41分

第8回

抑制剤を服用しても、血に対する欲求を抑えることができなくなったチサン。感覚や運動能力まで低下するようになったと聞いたヒョヌは、頭を悩ませる。そんな中、21A病棟のアルコール依存患者ドンパルが禁断症状に陥り、病院内で暴れまわる。それを止めようとしたチサンは頬を怪我するが、リタはその傷が一瞬にして塞がるのを目撃してしまう。一方、ジテも、21A病棟の患者たちに施される治療に関して不審な点があることに気づき…。(C)2015 KBS

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第9回

リタと共に済州島のセミナーに参加したチサン。翌日、彼はかつて野犬から少女を救った森に足を延ばすが、偶然、リタと森の中で会う。チサンは、彼女の思い出話から自分が助けた少女チェウンがリタだったことを知り、秘かに心が和む。だが、その夜、リタがチサンに不信感を抱く出来事が起こり…。一方、ジェウクはチサンの信頼を得るために手下の命を犠牲にする。ヴァンパイアの姿になったジェウクを見て、チサンは衝撃を受けるが…。(C)2015 KBS

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  ：41分

第10回

リタが済州島から戻って以来自分を避けていることが気になるチサンは、リタの親友スウンからリタの両親の死因を聞き出す。チサンはリタを呼び出し、彼女が急によそよそしくなった理由を問い質す。一方、ギョンインはユ会長が何かの病気に冒されていることを偶然知るが…。そんな中、チサンの血に対する欲求はますます高まり、手術の出来ない日が続いていた。そんなチサンに、ジェウクは自分が摂取している特殊な血液を勧めるのだった…。(C)2015 KBS

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第11回

チサンは病院を辞めることを決意し、ジェウクに打ち明けるが…。そんな中、悪寒を訴えていた21A病棟の患者ジァボクが大量出血を起こす。ジェウクとヘリは、リタの反対にも耳を貸さずにジァボクを隔離してしまう。リタやジテらは新薬開発本部のやり方を疑問視し、強い危機感を抱く。そして、ジテはチサンに対して辞めないでほしいと懇願する。一方、リタは会長に新薬開発本部に問題があると訴えるが、逆にユ会長に叱責されてしまい…。(C)2015 KBS

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  ：40分

第12回

ジェウクから特殊血液をもらったチサンは、自分は摂取せずにヒョヌにそれを渡す。ヒョヌはすぐに成分の分析に取りかかる。また、チサンはスウンがヴァンパイアの遺骨写真を持っていることを知ると、ジテを疑い、彼らが取り組んでいる研究内容について彼に問い質す。そのときリタから電話が入り、チサンは１人で外に出たジァボクを捜しに急ぐ。そして車に轢かれそうになった彼を超人的な力で救うが、その姿をリタが目撃してしまい…。(C)2015 KBS

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第13回

リタの脳裏からは恐ろしい姿に変身したチサンの姿が離れず、悶々とするばかり。その頃、21A病棟では耳鳴りを訴える患者が急増するなど異常事態が増えていた。そんな中、チサンは医師たちを招集し、パニック障害のためにしばらく手術が担当できないと打ち明ける。一方、リタは、ジテとスウンの研究からヴァンパイアが実在したことを知らされる。病院を早退したリタをチサンが訪ねてくるが、そこで彼から意外な事実を聞かされ…。(C)2015 KBS

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第14回

かつてリタを助けた少年がチサンであったことを彼自身の口から知らされ、リタは幸せを感じる。互いの気持ちが接近した2人だったが、病院内では会議制度が廃止されるなど緊迫した事態に。チサンは、ジテの父チョン博士の記事を見て、自分の両親とジェウクが知り合いだったことに驚く。その頃、感染内科のイ教授が駐車場から転落死したことが周囲に広まる。そんな中、ジテは21A病棟の患者の採血を行い、血液を持ち出そうとするが…。(C)2015 KBS

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第15回

互いの秘密を共有したチサンとリタは、心の距離を縮めていた。そんな中、彼らはガヨンの協力のもと、末期の患者ウシクと娘スヨンのためにささやかなイベントを企画する。だが、イベントの最中にウシクが倒れてしまい…。やがてウシクの妻から、夫を21A病棟に移すと打ち明けられたチサン。ジェウクが秘密裏に進めていることは何なのか、チサンは怒りとともにジェウクに問い質す。するとジェウクの口から意外な計画が明かされ…。(C)2015 KBS

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  ：41分

第16回

ジェウクの話を聞いたチサンはヒョヌと話し合い、何としてもジェウクの目論みを阻止しようと心に誓う。一方、リタは抑制剤の副作用に苦しむチサンを救うため、独自に研究を始める。そんな中、副作用に苦しんでいたジャボクが死亡。死体安置室に運ばれた遺体を潜入調査したヒョヌは、マラリア患者に似た症状に気づき、チサンやリタ、ジテらに報告する。折しもギョンインは21A病棟患者の血液を入手しようとガヨンに協力を求めるが…。(C)2015 KBS

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第17回

ガヨンは患者の血液を入手するものの、あと少しのところで警備員に見破られてしまう。そんなガヨンは、チサンたちには絶対に知られてはならない秘密をジェウクと共有していた…。一方、チョン博士の日記を読んだチサンとヒョヌは、VBT-01の誕生の経緯を知る。チョン博士とは面識がなかったとシラを切り通すジェウクに、チサンは不信感を募らせるのだった。そんな中、リタは、自宅に侵入者の気配を感じてチサンに送ってもらい…。(C)2015 KBS

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第18回

さまざまな問題が山積する中、束の間のデートを楽しむチサンとリタだったが、折しもシスターの容態が急激に悪化。悲しむリタを見たチサンは、自分の血を使えばシスターの寿命を延ばせると話すが、リタはそれを拒否する。何とか助けたいとチサンは手術を決心するが…。一方、姿を消したヘリに代わり、21A病棟の新スタッフとしてイノが就任する。そんな中、チサンの秘密を知るリタにも黒い影が忍び寄り、彼女は何者かに襲われるが…。(C)2015 KBS

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第19回

リタの家に侵入した男は、チサンの母を殺した犯人の一味だった。チサンはリタに自分の秘密をすべて打ち明け、彼女を危険から守るため、しばらく自宅に泊めることにする。ジテもまた、謎の男に襲われ、何か隠し事があるのではないかとチサンを責める。チサンはジテとリタ、スウンにウイルスの研究を中断しようと提案するが…。一方、ジェウクによって病院を追われそうになったギョンインは、過去の秘密を共有するユ会長を脅迫する…。(C)2015 KBS

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第20回

謎の男から、研究を続けたら殺すと言われたジテだったが、彼はひるまなかった。だが、ジテの動向はすぐにジェウクに伝えられ、またも襲われる危機に。そこにチサンが現れ、かろうじてジテを助けるが…。ジェウクを呼び出したチサンは、ジェウクと自分の両親、そしてチョン博士が一緒に写った昔の写真を突き付け、説明を迫る。その頃、リタも40年前の論文の中に同じ写真を発見し、ジェウクがまったく老化していないことに驚いていた。(C)2015 KBS

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第21回

チサンは、ヘリに代わる21A病棟の新任者イノの無礼なふるまいに怒りを露にする。そのヘリが突然姿を消したことにギョンインは疑問を抱き、秘かに調査させるが…。一方、チサンはジテに対して、ジェウクと自分がVBT-01の感染者であることやジェウクの恐ろしい野望を明かす。ジテとチサンの間には深い信頼が芽生え…。そんな中、シスターの容態が急変。悲しみに沈むリタをチサンが慰め、２人の想いはさらに接近していく…。(C)2015 KBS

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第22回

チサンとリタは21A病棟患者の採血を強行する。ジェウクの命令で警備員たちが駆け付け、院内は大騒ぎに。チサンは警備員たちを倒し、さらにイノからの陰険な脅しにもめげず、血液を分析。その結果、想像以上に恐ろしい事実が判明するが…。一方、ガヨンはウシクが別人のように凶暴化していることに疑問を抱き、イノに3次ワクチンについて問い質す。そんな中、束の間のデートを楽しむチサンとリタ。その頃、病院内では恐ろしいことが…。(C)2015 KBS

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第23回

重病に冒されていることをリタには秘密にしているユ会長。彼は、自分にも早くワクチンを投与してほしいとジェウクに必死に訴えるが、ジェウクは焦らないようにと説得する。そして、イノに対しても、ユ会長にはワクチンを投与しないよう指示を出すが…。一方、リタは偶然、伯父が病気であり、それが遺伝性のものであると知ってしまう。そんな中、ジェウクと２人だけで会ったチサンは、ついに彼の口から重大な告白を聞くことになる…。(C)2015 KBS

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第24回

ジテは、チョン博士を殺したのはジェウクだったことをチサンから打ち明けられ、ジェウクとの全面対決を決意。VBT-01を無力化するワクチン、VTH-16の研究に力を注ぐことを誓う。一方、ユ会長は密かにイノから薬を投与してもらう…。そんな中、チサンはリタが血液検査を受けたことを知り、彼女を慰めながら、人間になって人間の心で愛したいと打ち明ける。さらにチサンは、ヒョヌが危険だという謎のメッセージを受け取るが…。(C)2015 KBS

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第25回

イノの正体を調べていたガヨンは、意外な事実を知って驚く。一方、ジェウクは、イノにユ会長のことを尋ねるが、イノは投薬していないと言い張り…。折しも21A病棟では患者たちが次々と凶暴化していた。ジェウクは、副作用の治療に協力しなければ、患者をこのまま退院させるとチサンを脅す。そんな中、ヘリの行方を追っていたギョンインはジェウクが彼女を殺害したという証拠を彼に突き付けるが、ジェウクは逆に彼女を脅迫し…。(C)2015 KBS

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第26回

感染者を見分けるスプレーに反応し、咳き込んだガヨン。チサンはガヨンがジェウクの一味であることに気づき、衝撃を受ける。その頃、21A病棟ではヴァンパイア化が進んだ患者がついに他の患者の血を吸い始めていた。チサンは全員に抑制剤を投与する。そんな中、ユ会長が倒れ、危篤状態となる。伯父を看病するリタは、幼い頃のことを思い出し、感傷的な気分に。病室を訪れたギョンインは、会長が過去の過ちをほのめかすと、慌てるが…。(C)2015 KBS

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第27回

死を覚悟したユ会長がリタに伝えたかったこと、それは金庫に隠されていたICレコーダーに記録されていた。間もなくユ会長は最期を迎えるが、リタは会長の死とともに、知ってしまった秘密の大きさに愕然とするばかりだった。リタはギョンインにICレコーダーを見せると、実行犯とともに自首してほしいと要求する。一方、ガヨンはリタを殺害するようジェウクに命じられ、激しく動揺する。思わずチサンにリタと一緒にいるよう勧めるが…。(C)2015 KBS

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第28回

窮地に追い込まれたギョンインはジェウクと手を組むことを決意し、院長室を訪れる。一方、チサンらは、前の晩、リタに危険が及んだことを受けて、彼女の飲料水に鎮静剤が混入されていたことを突き止める。チサンは、ガヨンに真相を問い質そうとするが…。そんな中、VTH-16をベースとしてVBT-01の治療薬を研究していたヒョヌは、チサンの血液による驚くべき効果を発見する。だが、そのヒョヌにジェウクの黒い影が迫っていた…。(C)2015 KBS

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第29回

変わり果てたヒョヌの姿を目にしたチサンは、1人でジェウクの家に乗り込む。ジェウクはリタの身に危険が迫っていることをほのめかし、チサンの動きを封じてしまう。一方、ガヨンと話をしたリタは、ギョンインがジェウクと共に自分の殺害を指示したという事実を知る。折しも、チサンは自身の体を犠牲にすれば、VBT-01の治療薬が完成する可能性が高いことを知る。だが、それはリタにとってチサンと死に別れることを意味していた…。(C)2015 KBS

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