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第1章

日本軍がハワイの真珠湾を攻撃した直後、海兵隊軍曹のジョン・バジロンは出航して太平洋のどこかで敵と相見えるべく準備を行っていた。駆け出しのジャーナリスト、ロバート・レッキーも海兵隊に入隊する。ユージーン・スレッジは心雑音のために入隊を許されず、ブートキャンプに出発する親友のシドニー・フィリップスを見送る。真珠湾攻撃からちょうど8カ月後、レッキーとフィリップスが配属された海兵隊第1師団第1連隊は、戦略上重要な飛行場を押さえ、避けられない反撃に備えてガダルカナル島に上陸する。

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  ：52分

第2章

重要な滑走路の防衛を続けするレッキーたちの海兵隊第1師団を増強するため、バジロンたちの第7連隊がガダルカナル島に到着する。バジロンは日本艦隊による夜毎の艦砲射撃で重要な任務を果たすが、恐ろしい痛手も負ってしまう。4カ月に及ぶ連続作戦行動の後、疲弊し病気が蔓延した海兵隊第1師団はガダルカナル島を離脱する。

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  ：50分

第3章

ガダルカナル島での4カ月に及ぶ試練で肉体的にも精神的にも疲弊したレッキー、バジロンと仲間の兵士たち数千人はメルボルンに到着し、市民たちから大歓迎を受け、オーストラリアの救世主とされる。仲間が酒盛りで騒ぐ間、レッキーはオーストラリア人の女性と彼女のギリシャ系移民の一世の家族に深い愛着を覚えるようになる。一方、バジロンは名誉勲章受章者となり、米国戦時国債の販売を手助けするため帰国するよう依頼される。

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  ：56分

第4章

とうとう海兵隊に入隊したスレッジは、キャンプ・エリオットで戦闘訓練を受ける。海兵隊第1師団は、日本が占領したニューブリテン島のグロスター岬に到着する。レッキーたち海兵隊は日本軍と戦うが、より恐ろしい敵はむせ返るジャングルそのものだと気が付く。グロスター岬の戦いを生き抜いて、荒れ果てたパヴヴ島に駐屯したレッキーは、戦闘による肉体的・精神的な症状を見せ始める。そして、精神医学的な所見のため、バニカ近隣の海軍病院に送られる。

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第5章

帰国したバジロンは、戦時国債購入キャンペーンに借り出され、人気が増す。パヴヴ島で海兵隊第1師団第5連隊に配属されたスレッジは、フィリップスやレッキーと簡潔に再会する。その後スレッジは、海兵隊第1師団の一員として、複雑かつ厳重に防備されたサンゴ島のペリリュー島に上陸し、日本軍の猛然たる抵抗にあい、戦争の現実を目の当たりにする。

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  ：49分

第6章

むせ返るような46度の猛暑に加え、きれいな飲み水が不足しているにもかかわらず、スレッジとレッキーの海兵隊がペリリューの滑走路を確保しようとすると、重装備の敵の抵抗にあった。仲間がひどい重傷を負った現場を目撃した後、レッキー自身も負傷して島を離脱する。スレッジは、生きて再び戦うためのやむを得ない事実を知る。

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  ：49分

第7章

ペリリュー島では、スレッジハンマー新兵が加わり、依然戦闘が続いており、敵は最後の1人になるまで戦う決心を固めていた。尊敬するリーダーを失ったこと、また両陣営の想像を絶する野蛮さを目の当たりにしたスレッジは、モラルの崩壊寸前に立ち向かう。目的をやっと果たし、パヴヴ島に戻った海兵隊は、ペリリュー島での経験によりすべてががらりと変わってしまった。

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第8章

戦時国債購入キャンペーンの使命にますます苛立つバジロンは、司令官に直訴し、訓練教官を志願する。その後、キャンプ・ペンドルトンに赴任したバジロンは、最初はその気がなかった女性海兵隊員のレナ・リギと目まぐるしいロマンスを楽しむ。しかし、二人の中は先が短いと分かっていた。バジロンは硫黄島に上陸した海兵隊と合流することになっていた。

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  ：56分

第9章

沖縄戦が始まって1カ月あまりが過ぎ、スレッジたちは陸軍の部隊と交代し、島で最も防衛力が高い日本の陣地を相手に最前線での戦闘に突入する。住民を巻き込んだ戦いによる道徳上のジレンマや絶え間なく降る雨。スレッジ隊員たちのストレスは限界に達していた。

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  ：57分

第10章

（シリーズ最終回） 日本が降伏した後、レッキーの傷も癒え退院して家に戻る。スレッジはアラバマに戻り、家族やシドニー・フィリップスと再会する。一方、戦死したバジロンの妻リーナは、バジロンの実家をおとずれ、初めて両親と対面する。退院したレッキーは地元紙のスポーツ記者に戻り、新しい恋も始まる。しかし、スレッジにとって、自分はなぜ戦争を無傷で生き抜いたのか知れず、生活を立て直すのにまだまだ時間がかかりそうだ。

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  ：61分