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告白(2010年)の評価・感想・レビュー

更新日:

告白(2010年)

提供元:FOD
告白(2010年)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 4.7 (22件中)
  • 投稿者名:名無し
    評価: BAD 投稿日:2023.11.28/17:19

  • 投稿者名:流れ星
    評価: GOOD 投稿日:2022.11.24/21:08

    ストーリーが良く練られてる

  • 投稿者名:流れ星
    評価: GOOD 投稿日:2022.03.04/15:24

    ストーリーが良く練り上げられてる

  • 投稿者名:名無し
    評価: GOOD 投稿日:2022.02.13/04:28

    胸糞悪い

  • 投稿者名:ミウラリョウスケ 🏳️‍🌈 𝐶𝑌𝑈𝑁𝐸 𝑟𝑒𝑐𝑜𝑟𝑑𝑠
    評価: GOOD 投稿日:2022.01.18/19:30

    😇

  • 投稿者名:名無し
    評価: GOOD 投稿日:2021.09.14/21:29

    最後が衝撃的

  • 投稿者名:MIRORRORIM
    評価: GOOD 投稿日:2021.09.04/22:06

    ボリス!

  • 投稿者名:Kanna Chibana
    評価: GOOD 投稿日:2021.08.29/09:36

    ディープな内容が淡々と進んでいく
    リズムが良い。

  • 投稿者名:ずんだもち
    評価: GOOD 投稿日:2020.08.31/18:52

    見た後にいろんな感情に苛まれた。
    画面の配色(?)といい、演技といい、ストーリーといい、ここまで鬱な雰囲気を作れるのすごい。

  • 投稿者名:あっきー
    評価: GOOD 投稿日:2020.06.16/21:41

    『告白』
    担任の先生の、とある話から始まる。その後『告白』として語られる登場人物達の本心によって物語が展開される。主人公(主な語手)を移り変わらせる物語の進め方も素晴らしい!
    
    (主人公の移り変わり)
    ①シンママの担任教師
    ②学級委員の少女
    ③少年A
    
    
    【伏線/設定】
    ・最初の先生の話は、あれが告白だと思わせておいて実は物語の設定の説明。
    
    薬品を使ったルナシー殺人事件、少年AやBの家族構成や、本を出版し世の教師達に影響を与えたエイズの夫などなど。
    
    生徒達が最初は話を聞いていない。だから観客は同情して話を聞くんですよね。終盤には生徒達が話を聞いている事で緊張感を演出する。
    
    
    【ズレた大人達】
    ●熱血の若い男性教師
    ・一見、正しい事を言っているかのように錯覚させる見せ方が面白い!ミズキが正しい事を言うが、それを間違った解釈をした教師は否定する。そのタイミングで少女を悪口のあだ名ミズホ(ミズキのアホ)と呼ぶところも『アホはどっちだ!』と思うし面白い。
    
    ●プールに投げた少年Bの母親
    ・息子に間違った愛を注いでいる。
    息子を殺害する前に家族4人分のお菓子を準備してお茶を注いでいるのが怖いですよね。最後に理想だった家族像と、そこで自分の役割である理想の主婦、妻を演じている。
    
    あ!と日記がまだ途中である事に気がついて台所に続きを書きにいく。包丁を選んで息子の部屋に歩いていく流れが自然な日常感。追い詰められた母親の心境と間違った愛の末路が、犯行前の行動で上手く表現されていました♪
    
    
    【生徒会のミズキ】
    ・彼女の物事を冷静に見極める客観性は、観客の立場とリンクするようになっている。主に観客が思っている事、世間一般的な意見の代弁者としての役割を果たしている。
    
    彼女の存在のおかげで、観客は自身の考え方が一般的である事を再確認出来るし、多少違った考え方の人は、無意識に彼女寄りに軌道修正させられてしまう。
    
    なのでその後の意外な展開や、少年Aが主人公(語手)に移って以降のサイコパス的な考え方を"異常"だと認識できる。物語の展開を作者の意図通りに感じる仕掛けがここにある!
    
    
    【狂人 少年A】
    ・人を殺す事を美としている根っからのサイコパス!しかしその"告白"で全ての原因は母からの愛情不足だと分かる。
    
    また、彼の人間性を疑う描写として使われていた『それでも学校に来ている』は家庭に居場所が無かったからだと分かる。
    
    母親は、結婚により捨てた夢が諦めきれずに家族を捨てる。また、デキ婚だった事が計画性の無さ、責任感の無さを感じさせている。
    
    母から捨てられただけで無く、その心の傷を癒す事無く父親は再婚。家庭に彼の居場所は無い。母も再婚している。(またデキ婚)
    
    もう親達が計画性の無いアホですよね。そんな親達が不幸な子供達を作る。少年Aの台詞を引用すると『無能は無能と結ばれる』ちゃんと育てられないから無能に育つ。その繰り返しです。つまり彼には正しい教育が出来る親が必要。
    
    
    【担任教師 松たか子】
    ・レストランで別の家族にもらったイチゴが担任教師の失った"優しさの象徴"であり、そこで彼女の心に変化があったのでしょう。
    
    最後は少年Aに更生させるチャンスを与える。
    『なーんてね。』あの台詞で幕を閉じるのは美しい!つまり担任教師は復讐の念から構成し、少年Aに取って必要だった親(正しい教育が出来る大人)となった訳です。
    
    
    【まとめ】
    ・少年Bが構成出来るのかは疑問だけど、同じ状況の少年は現実世界にも存在する訳で、その事を示した意味のある作品だと思う。
    
    また、現在では親達を恐れ、生徒に厳しく接する事の無い"業務遂行型"教師がたくさんいるでしょう。(教師達が悪い訳では無い)
    そんな教師であった松たか子が、本当に子供の為になる教育者へと成長した物語でもある。
    
    同時に少年Aは構成のチャンスという、本来親が与えるべき愛が故の厳しい指導を始めて受けた事になる。
    
    家庭の本来あるべき姿を示すと同時に、エイズの正しい知識を教育するなど、現代の教育の場に対するメッセージ性も担っている作品だと思う。

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