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#1 私はひとりじゃない?

天気の予知や記憶力に優れる高機能自閉症という障害を持つ繭子は、弟の潤の助けを借りて気象予報のホームページを開設している。そんな彼女はある雨の日、散歩の最中にかつて精神科医だった慎一と出会う。

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#2 あなたの心がわかりたい

繭子は自分が高機能自閉症と知り、社会に適応する能力を身につけようと考え始める。慎一は、そんな彼女に引かれるものを感じていた。だが、過去を忘れたい慎一と、感情を読むのが苦手な繭子との間にずれが生じる。

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#3 あなたのために笑いたい

繭子はある気象予報会社の入社試験を受けようと決意する。彼女は嬉しさを隠し切れず慎一に報告。しかし、繭子の決意をよそに、父・洋平が建設会社の下請け工場での仕事の話を彼女に持ってきた。

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#4 最初の一歩

気象予報会社「ウェザーワールド」でアルバイトをすることが決まった繭子。嬉しくてたまらない彼女は真っ先に慎一に報告する。彼も自分のことのように嬉しく「空はいつでも君の味方」と言って、新しい門出を祝う。

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#5 先生が嘘をついた

気象予報会社で働き始めた矢先、週刊誌に繭子の記事が掲載され、彼女は周囲に自閉症であることが知られてしまう。記事を読んだ同僚たちの態度はぎこちなく、圭子は1度に3つもの仕事を命じ、繭子を混乱させる。

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#6 恋人になりたい

慎一は精神科医として繭子をカウンセリングする。恋人の死以来、医者を辞めていた慎一だが、繭子のために医者に戻ることを決意した。彼は相手の目を見て話すこと、表情から人の気持ちを察することを繭子に教える。

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#7 ふたつの涙

繭子は会社の同僚にホテルに連れ込まれるが、慎一に助けられる。帰り道、彼女の軽率な行動にいら立ちを抑えられない慎一は、つい繭子に当たってしまう。一方、潤は「ずっと側にいる」と姉・繭子を励ますのだった。

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#8 抱きしめられたい

慎一は心の痛みを知った繭子を見て、3年ぶりに涙を流す。そして、思わず彼女を抱き寄せるが、繭子は抱き締められる意味が分からない。母・亜希子からその意味を聞き、潤に頼んで抱き締められる練習を始めるが…。

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#9 私に嘘をついて･･･

慎一と出会ったことで「愛おしい」という感情を覚えた繭子だが、自分の患者を愛した過去を持つ彼に、周囲は嫌悪感を抱く。中でも、亜希子の態度は一変。繭子のカウンセリングにも同行し、慎一にあることを伝える。

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#10 あなたを忘れられない

心労が重なった洋平は、脳梗塞で倒れた。一命は取り留めたが、麻痺と言語障害が残る。潤は家族を守ろうと決意するが、繭子は父が倒れた原因は自分にある、と落胆。慎一と話したいが、会わないと約束した彼女は…。

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#11 君を愛している

水島と深く関わった幼児期の記憶を取り戻した繭子は、慎一に助けを求める。だが、怯える理由は話さない。また、彼女は家族には内緒で慎一の家に置いてもらうことになった。一方、リナは水島の過去を調べ始める。

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#12 君はひとりじゃない

「君のままでいい」と慎一から言われた繭子は、その意味を考える。また、慎一主催の自閉症のゼミに繭子が飛び入り参加し、学生たちに自分の気持ちを話す。慎一は成長した繭子に喜びを感じるが…。

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