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目次
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「あなたってさ、結婚に向いてないよね…!」
優柔不断な夫としっかり者の妻。離婚届から始まる、夫婦の物語。
ターニング・ポイントを迎えた中年夫婦の悲喜をユーモラスに描いた快作!
中学教師、宮本陽平は50歳。息子の独り立ちをきっかけに、妻・美代子との二人きりの生活が始まった。
不自然に距離を縮めようとする美代子に陽平は戸惑う。
そんなある日、陽平は書棚の本の中に一枚の離婚届を見つける。そこには妻の署名があった!
気弱な陽平は、妻に理由を問い詰めることも出来ず悶々とした日々を過ごす。
通っている料理教室で五十嵐や門倉に相談するが、「奥さんの不倫しか考えられない」と示唆されて疑心暗鬼になり、妻の携帯をのぞき見する始末。
だが、災難はそれだけで終わらなかった。
担任するクラスの生徒、克也の家庭に問題が生じ、その対処に追われることになったのだ。
オロオロと解決を先送りにするうち、女生徒・明美には「教師に向いていない」とまで言われてしまう…。
岐路を迎えた陽平の結婚生活、仕事、そして人生は果たしてどうなっていくのか?
【キャスト・スタッフ】
阿部寛 天海祐希
菅野美穂 相武紗季 工藤阿須加 早見あかり
奥貫薫 佐藤二朗 /富司純子
入江甚儀 佐津川愛美 浦上晟周 紺野彩夏
豊嶋花 渡辺真起子 関戸将志 柳ゆり菜
監督・脚本:遊川和彦
原作:重松清「ファミレス」上下(角川文庫刊)
音楽:平井真美子
中学で国語を教える教師。優柔不断な性格で、ファミレスのメニューも容易に選ぶことができない。料理教室に通い始め、料理の楽しさに目覚めた矢先、夫婦の危機に直面する。加えて生徒の家庭の問題にも手を焼くあまり、自信を失いかけている。
陽平の妻で、専業主婦。夫とは対照的に、何事にも迷わず即断する性格。陽平とは大学時代に合コンで知り合った。料理にのめり込む陽平を見てどこか寂しげだったが…。
陽平と美代子の一人息子。被災地の取材がしたいと福島の新聞社に就職し、実家を離れている。陽平には「俺以上にのんびりしている」と評されている。
正の妻。いつもは控えめな存在だが、うろたえる陽平に率直な助言をする。
陽平と同じ料理教室に通う女性。大人の雰囲気を持つ反面、身も蓋もない発言をしがち。冷ややかな夫に失望しており、真剣に離婚を考えている。
陽平と同じ料理教室に通う女性。30歳目前にして結婚が決まり、始終のろけている。現実に振り回される陽平や五十嵐と違い、結婚に夢を抱いている。
陽平の生徒。通称ドン。いつも明るいクラスのムードメーカーだが、実は家庭に問題を抱えている。人前ではその悩みを素直に表現できず、おどけて茶化してしまう。
陽平の生徒。通称メイミー。何かと克也の世話を焼きたがる。真っ直ぐ過ぎる性格だが、陽平は好意的に受け止めている。
克也の祖母。事故で入院している克也の母に代わり、孫の面倒を見ている。嫁とは強い確執がある。孫に厳しく接するだけでなく、教師として威厳のない陽平をもたしなめる。
この作品で取り上げているのは、子育てを終えた夫婦の多くが直面するであろう身近な問題です。
急き立てられるように生きてきた人生を、ふと立ち止まり、振り返る年代。
「これから、何を拠り所に生きれば良いのだろう」という不安や、「もしかしたら、自分にも別の人生があったかも」という心残り。
誰しもがそんな悩みに直面するからこそ、熟年離婚が後を絶たないのかも知れません。
映画はそんな重いテーマを、決してジメジメとなり過ぎず、笑いを交えて軽妙に描いてゆきます。
気弱で不器用な主人公・宮本が、困難を乗り切ろうと奔走する中で、明日を生きるヒントを見つけてくれるかも知れません。
原作となった重松清の小説『ファミレス』と同様、本作にはおいしそうな料理が次々と登場します。
それは単に小道具としてではなく、人と人とを繋ぎ合わせる重要なファクターとなっているのです。
登場人物たちは、誰かに思いを伝えるために料理を作ります。家族とは、同じ食卓を囲む存在。
食べること=生きること、というメッセージが伝わってきます。
中には、さながら料理番組のようにレシピが紹介されるシーンもあるので、視聴の前にメモを用意しておくと便利(?)かも。
長身に甘いマスク。完璧なルックスにも関わらず、なぜかコメディ色の強い作品への起用が多い阿部寛さん。
『テルマエ・ロマエ』シリーズや『海よりもまだ深く』などの是枝裕和監督作品や、最近では『のみとり侍』などが記憶に新しいところです。
その理由は、彼が欠点や問題を抱えた人間の〈弱さ〉を表現出来るからではないでしょうか。
彼がメニューを前にしてパンかライスのどちらにするか悩んだり、コソコソと妻の携帯を盗み見たりするだけで、不思議なおかしみを誘います。
大きな身体だけに、些細な悩みに七転八倒する様子が余計にユーモラスなのです。
阿部寛さんが醸し出すペーソス…笑いの裏にある小さな〈哀しみ〉を、充分に堪能できる作品です。
子供が結婚し夫婦二人の生活が始まり不安を抱えながらも夫婦の在り方を模索する熟年夫婦を阿部寛と天海祐希が面白おかしく演じる。ホッコリさせられる
😇
ほっこりする映画でした(^0^)
キレイゴトの友情物語ではない、心と心がぶつかりあう女の子同士の友情を焼きつける 極限状況で生まれた“女の子同士の本当の友情”、真の友達が命を懸けて教えてくれた“生きる勇気”が胸を打つ。年齢や性別を超えて友達について考えさせられる。 リナは家庭に関心のない父親と過保護な母親のもとで育った女子高生。誰もが羨む完璧なルックスで周囲からもてはやされ、自由奔放に生きていた。ある日、クラブで突然意識を失い、検査入院することになったリナを、小学校の同級生だと言うマキが訪ねてくる。
新吉原の人気女郎が、禁断の恋に身を委ねていく…。『花宵道中』は、2014年11月に公開された日本映画。原作は宮木あや子の短編小説であり、2006年に「女による女のためのR-18文学賞大賞」において大賞と読者賞を受賞。新吉原で懸命に働く花魁に訪れた悲しい純愛を描いている。主演は、1994年にテレビドラマ『家なき子』で一躍スターダムにのし上がった安達祐実。今作ではオールヌードという体当たりの演技を見せている。黒色すみれが歌うエンディングテーマも、ノスタルジックな余韻を感じさせる。舞台は江戸時代末期の新吉原。朝霧(安達祐実)は、遊郭・山田屋に引き取られて以後、心を閉ざしたまま遊女としての仕事に明け暮れて一番人気の女郎へと成長した。その後、遊女らの放火による大火災が吉原を襲い、女郎たちは吉原の外へ出て仮宅での営業をはじめた。はじめて江戸の町を体感する女郎たち。朝霧も妹女郎の八津(小篠恵奈)とともに賑わう町へと足を運ぶ。そこで朝霧は半次郎(淵上泰史)という職人に出会い、生まれてはじめて「純愛」の炎を燃やしていく…。
人が人を殺す戦争の恐ろしさと愚かしさを寺島しのぶ主演で描く衝撃作 監督は『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』のベテラン、若松孝二。戦争に翻弄される1組の夫婦の姿を、怒りを込めた過激な筆致で描き、強烈な印象を残す。 1944年、春。日中戦争に出兵した久蔵は、故郷の村に帰ってきた。両手両足を失い、頭は焼けただれ、耳も聞こえず、口も利けないその姿に村人は驚き恐れるが、勲章を授けられた彼を生ける軍神と奉る。世話を任された妻・シゲ子は献身的に面倒を見るが…。
原作は、塾講師である坪田信貴氏の実話を元にした著書で、2014年度年間ベストセラーランキング総合4位を記録したヒット作『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』通称「ビリギャル」。 清純派女優・有村架純が初めてギャルを演じたのに対し、誠実・実直を演じさせたら右に出る者ナシの伊藤淳史が塾講師役。そして、信じぬく強さを教えてくれる母親役を演じるのは吉田羊。豪華キャストが送る、笑って泣ける、青春コメディ。 私立中学に合格して以来、勉強をせず友人と遊び暮らしていたさやかは成績が学年ビリのギャル。学校からは見放され「人間のクズ」と言われたさやかだが、高2の夏、熱血塾講師との出会いにより、私立の最高峰・慶応義塾大学現役合格を目指すことに。 あまりに現実離れした目標を笑う者や呆れる者…。しかし、そんな状況だからこそ見えてくる真実の信頼関係。まっすぐに前を向くさやかの姿は、やがて周囲の人々や問題だらけだった家庭に変化をもたらす?!
実際に起きた殺人事件をもとにした、ホラーサスペンス。衝撃的な映画を撮ることで知られる、園子温監督作品のなかでも、今作の過激さは群を抜いている。高い評価を受けた作品でもあるが、グロテスクな描写が多いため、鑑賞するには覚悟が必要だ。そんな今作の主演を務めたのは、数多くの映画やドラマに出演してきた、吹越満。コミカルな役を演じることも多い吹越だが、今作では犯罪に巻き込まれてしまう、気の弱い父親役を演じている。また、でんでんの鬼気迫る演技にも注目だ。熱帯魚店を経営している社本信行(吹越満)は、自身の再婚により、家族の仲が冷え切っていることを実感していた。ある日、娘の美津子(梶原ひかり)がスーパーで万引きをしてしまい、信行が謝りに行くも、スーパーの店主は許してくれない。そこに現れたのは、信行よりも大きな熱帯魚店を経営する村田(でんでん)だった。スーパーの店主と仲が良かった村田の助けで、信行たちは事なきを得る。それ以降、信行は村田と家族ぐるみで付き合いをはじめるが、村田は次第に本性を現していき…。
東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門作品賞受賞。 主演の安藤サクラが日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ、数々の賞に輝いた話題作。 一子は30歳を過ぎて働きもせず、実家でだらだらと過ごしていた。ある日、出戻りの妹・二三子と大ゲンカした一子は家を飛び出してしまう。 渋々アパートを借り、百円コンビニで働き出す一子は、近所のボクシングジムで見かけるボクサー・狩野のことが気になり始める。 不意に狩野からデートの誘いを受ける一子だが、無口で不器用なふたりの距離はなかなか縮まらない。 しかし、狩野に誘われたボクシングの試合で、彼の闘う姿、試合後に健闘をたたえ合う選手たちの様子に、一子は深い感銘を受ける。 その日から、無気力だった彼女の心境に変化が起こり始めた。引退した狩野の背中を追うように、自らボクシングを始める決意をしたのだ。 ままならない人生。弱みに付け込んでくる人々。そして不甲斐ない自分への怒りをグローブに込めて、一心不乱にパンチを繰り出す一子! 〈負け犬〉は果たして、その手に何をつかむのか…?
届くはずもないものでも、祈りをささげるということ。村上たかしの同名コミックを実写化。西田敏行や玉山鉄二、余貴美子、中村獅童など、日本を代表する名優たちが集結。北海道で市役所に勤める青年・奥津京介(玉山鉄二)は、幼いころに両親と祖母を、数年前に祖父(藤竜也)を亡くしていた。そんなある日キャンプ場近くの森の中で、放置されたワゴン車の中に、死後半年ほど経過した身分不詳の中年男性の白骨死体と、数日前に死亡したとみられる秋田犬の遺体が見つかる。奥津は現場で、レシートやリサイクルショップの買取り証を発見し、それらの情報から、東京で出会った少女・有希(川島海荷)とともに、昨年夏の男性の足取りを追いはじめる。明らかになっていったのは、その男性(西田敏行)が、道中のコンビニ店長(中村獅童)やリサイクルショップの主人(温水洋一)らから“おとうさん”と呼ばれていたことと、秋田犬のハッピーと一緒に、ワゴン車で東京から北海道まで旅をしたこと。“おとうさん”を追う旅のなかで奥津は、いつしか自分、有希、そして道中出会った人々の孤独について、考えるようになる。残された人々の思いや星を見つめる犬のあたたかさに触れる、感動の物語。
ベストセラー小説『果てしなき渇き』を、実写化した作品。メインキャラクターを演じた小松菜奈は、今作への出演をきっかけにブレイクし、現在の人気につながった。新人とは思えないほど、堂々とした演技に注目だ。そのほかには、役所広司、妻夫木聡、オダギリジョーなどが出演している。あることがきっかけで職と家族を失った元刑事の藤島(役所広司)は、娘の加奈子(小松菜奈)を探していた。藤島が思い描いていた加奈子は、学校の人気者で優等生であるはずだったが、聞き込みを続けるにつれ、不良グループとも面識があったことが判明する。ときはさかのぼり、3年前。ボク(清水尋也)は、学校でいじめを受けていた。しかし、彼氏を亡くしたばかりの加奈子に救われ、ボクに対するいじめはなくなっていく。ボクはそんな加奈子に惹かれていき、亡くなった彼氏の代わりになることを願う。そして現代。娘の行方を追う藤島のなかで、加奈子のイメージが変わりはじめる。さらには、加奈子を追うほかのグループからも、暴行を受けてしまうのだった。藤島は娘を探すことに没頭するあまり、次第に狂気に陥っていく。
女教師・梨沙のクラスに学生時代、家庭教師をしていた徹が転校してきた。梨沙は過去に徹にカラダを許した事があり、バラされるのを恐れた。しかし案の定、弱味を握っている徹は梨沙に下着を着けずに授業をするよう強要したり、通学電車で待ち伏せし痴漢をしたり、嫌がらせは次第にエスカレートしてゆく…。
実際に起こった衝撃的な事件を映画化。担任教師を追い詰める中学生の心の闇を描く 2009年に愛知県で起きた事件をベースにした意欲作。ホラーを得意とする内藤瑛亮監督がその手腕を発揮。教師を流産させようと目論む女子中学生の行為がひたすら恐ろしい。 郊外の女子中学で教鞭をとるサワコは、難しい年頃の生徒や、その保護者の扱いに頭を悩ます日々を送っていた。ある日、サワコの妊娠が発覚するが、受け持ちの生徒の一人・ミヅキは、その事実に拒否反応を示す。そして彼女は「先生を流産させる会」を結成し…。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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