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盲目の老人から追われる若者たちを描いた、異色のホラー映画。老人は目が見えない代わりに、聴覚が異常に発達しており、わずかな音を察知して若者たちを追跡してくる。息もできないような緊張感が観客にも伝わり、極上の恐怖を味わえる作品だ。
盲目の老人を演じたのは、『アバター』に出演したスティーヴン・ラング。セリフが少ない役ではあるものの、圧倒的な存在感を放っている。
衰退した街・デトロイト。ここに住むロッキー(ジェーン・レヴィ)は、仲間たちと盗みをしながら生活しており、いつかデトロイトの外で暮らすことを夢見ていた。ある日、仲間のひとりであるマネー(ダニエル・ゾヴァット)から、とある老人(スティーヴン・ラング)の話を聞かされる。
その老人は盲目であり、自宅の地下に大金を保管していた。マネーは大金を盗むため、ロッキーに声をかけたのだった。
街全体が寝静まった真夜中。ロッキーとマネー、アレックス(ディラン・ミネット)は、老人の家に侵入する。盲目の老人から金を盗むのは簡単だと3人は考えたが、その老人は聴覚が以上に発達しており…。
視覚障害のある老人。イラク戦争に従軍した経験があり、敵から受けた攻撃により、失明した。現在はデトロイトで平穏に暮らしていたが、ロッキーたちのターゲットにされる。戦争での経験から、目が見えなくても正確に敵を撃ち抜くことができる。
デトロイトに住んでいる強盗。恋人のマネーとともに、老人の家に押し入った。荒れている母親から逃げるため、引っ越し資金を貯めている。歳の離れた妹がおり、一緒にカリフォルニアへ引っ越すことを目標にしている。
ロッキーの強盗仲間。基本的には真面目な性格で、セキュリティに関する知識を持っている。実はロッキーのことが好きで、彼女を守るために行動した。強盗計画には反対の立場だったが、ロッキーとマネーに流されて参加する。
ロッキーの恋人。老人の家に侵入する計画を立てた。身勝手な性格だが、仲間想いな一面も。
ロッキーの年の離れた妹。海に行って波に乗りたいと、ロッキーにお願いする。
今作の敵は、目が見えない老人です。弱そうに思える老人ですが、盲目であることなど微塵も感じさせない動きで、若者たちを追い詰めていきます。
老人の特徴は、その圧倒的な強さです。元軍人であるため、銃をものともせず、目が見えなくても平気で銃を奪い取ります。若者たちが対抗できる手段は、ほとんどありません。
さらに、躊躇なく引き金を引ける人間でもあり、普通の人間にはない「容赦のなさ」も老人の恐ろしさのひとつです。
今作で特に注目したいのが、家の狭さを巧みに使ったホラー演出です。ほとんどのシーンが屋内で撮影されており、狭い家から逃げ出せない恐怖感が演出されています。
老人は目で見ることはできませんが、家の中であれば、音で大体の位置を把握することが可能です。そのため、足音はおろか、呼吸をすることも許されません。
主人公たちが感じている緊張感が、ひしひしと伝わってきて、観客も息を止めてしまいたくなる衝動に駆られます。
盲目の老人を演じているのは、『アバター』への出演などで知られるスティーヴン・ラングです。2021年8月に公開の、続編『ドント・ブリーズ2』への出演も確定しています。
彼のすごさは、その存在感です。セリフは多くありませんが、スクリーンに登場するだけで空気がピリッと張りつめ、観客を恐怖に陥れます。
盲目の老人は世間一般からすると、弱者といえる存在です。しかし、彼の場合は一目見ただけで敵わないと理解できる老人であり、スティーヴン・ラングの説得力のある演技で、映画を盛り上げてくれます。
いかにもB級
面白かったけどなんか思ってたのとは違った
こんな映画に巡り会えたのは初めて✨
観客に心配されるヴィラン、
そして観客に嫌われる主人公、
★★★★
、
シンプルに面白かった〜
大ヒットゲームを「バイオハザード」シリーズの制作陣が映画化したホラー第2弾 閉鎖された街「サイレントヒル」の美しい描写と、独特で恐ろしいクリーチャーたちの存在感は見もの。ゲームとは違った展開もあり、比較しながら見るのも面白い。 18歳の誕生日を前にしたヘザー。彼女には幼い頃の記憶がなく、父親のハリーに守られるように各地を転々とし、謎の悪夢にうなされる人生を送っていた。そんなある日、父親が失踪。自宅の壁には「サイレントヒルへ来い」という血文字が残されていた。
トマス・ハリスの原作を映画化した「ハンニバル・レクター」シリーズ第4弾 「羊たちの沈黙」「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」に続く本作では、殺人鬼・レクター博士の原点が明らかに。監督は「真珠の耳飾りの少女」のピーター・ウェーバー。 1952年のリトアニア。戦争で家族と死に別れ、記憶の一部を失ったハンニバル・レクターは、叔父の住むパリへ逃亡。そこで彼は美しい日本人女性と出会うが、ある日、彼女が市場で侮辱されたことを機に、レクターの狂気が目覚めてしまう。
女子寮の電話が鳴るたびに、一人また一人と謎の殺人鬼に襲われていく! ボブ・クラーク監督による、スラッシャー映画の原点といわれる恐怖描写は今見ても恐ろしい。目まぐるしい展開と、恐怖に飲み込まれていく登場人物たちの描写にハラハラ。 クリスマスパーティーで賑わう女子寮に不気味な電話がかかってきた。悪戯だと笑い合うが、その晩、女子学生の一人が何者かに襲われ行方不明になる。それ以降、電話が鳴るたびに誰かが消えていった。ジェスは電話口で聞いた言葉から犯人に当たりをつけるが…。
バチカンに保管されている悪魔払いに関する秘密文書をヒントにしたスリラー 悪魔に取りつかれた女性が起こすさまざまな怪奇現象に戦慄。いわゆるエクソシストものとは一線を画すストーリーで、薄気味悪いラストにあ然とさせられる。 27歳のアンジェラ・ホームズは、ある時から周囲の人々を死に至らしめたり重傷を負わせるなど、破滅的な影響を及ぼすようになる。悪魔に取りつかれた可能性があるということで、悪魔払いの依頼を受けたバチカンはエクソシストを派遣する。
街を突然包み込んだ「霧」が引き起こす、想像を絶する恐怖の顛末とは? 人気ホラー作家、スティーヴン・キングの原作を、「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボン監督が映画化。謎の霧の襲来によってパニックに陥る人々の姿を冷徹に描く。 田舎町で家族と共に暮らすデヴィッドは、ある日息子と共にスーパーマーケットへ出かけるが、街全体が突如濃い霧に包まれ、店内で缶詰め状態に。やがて霧から逃れてきた人々から「霧の向こうに怪物がいる」と聞かされたデヴィッド達は、次第に混乱し始め…。
サスペンスホラー映画『仄暗い水の底から』のハリウッド・リメイク版 ジメジメとした湿っぽさと薄暗さはオリジナルのテイストを受け継いでいて、違和感なく入り込める。ラストの主人公の決心は、母親ならではの愛と切なさに満ちている。 シングルマザーとなったダリアは娘・セシリアを連れて、ルーズベルト島の古いアパートに引っ越してくる。そこはどことなく薄気味悪い部屋で、やがて奇妙なことが起こり始める。セシリアは、ナターシャという想像上の友達としゃべるようになり…。
生きたままゾンビへと変わっていく女性の悲劇を綴ったサスペンスホラー 徐々にゾンビ化していく過程が描かれるのはなかなか新鮮。身体は腐りながらも理性はある主人公の奔走ぶり、周囲を巻き込んだ思わぬ展開やドラマ性は見応えがある。 美しい女性・サマンサは、女しか愛せないレズビアン。ある日、恋人の冷たい態度に悩んでいた彼女は見知らぬ男と関係を持ってしまう。その翌朝、彼女の身体に異変が起こり始めた。髪は抜け落ち、身体が腐り始める。サマンサは症状を抑えようと苦慮するが…。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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