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あんたも血の匂いがするな―北野武監督の11作品目となる本作は初の時代劇。
これまでの「座頭市シリーズ」とは「盲目の居合抜きの達人」という設定以外は、原作やシリーズ作品とは関連が無いオリジナル作品。
座頭市=勝新太郎のイメージが定着していたが、それを壊して行きたいと北野武自ら監督・主演を務めている。
主人公の凄腕剣客・市が金髪だったり、時代劇でありながらタップダンスのシーンが登場したりと北野ワールド全開のアクション・エンターテイメントとなっている。
市は金髪の頭に朱塗りの杖という出で立ちで、普段は盲目の按摩として生計を立てている。
とある宿場町にやって来たのだが、その町は銀蔵一家というやくざのに支配されており、人々は苦しい生活を余儀なくされていた。
また、腕利きの侍・服部源之助も用心棒の仕事も探しに町にやってきており、市は源之助とたまたま食堂で出会うことになるのだが…。
盲目であり居合の達人で、金髪頭の按摩。目が見えないが聴力がすさまじく、サイコロの音を聞いてその出た目がわかるほどである。人の考えや気持ちも瞬時に把握できる。その優しさ、強さで町の人々の頼れる存在である。
病身の妻を持ち、職を探してさまよう浪人。剣の腕前はすばらしく、その腕を買われて銀蔵一家に雇われることになる。妻の為、お金を稼ごうと何でもする寡黙な用心棒である。
流しの芸者姉妹の姉。妹とともに両親を殺された復讐をするために町から町を転々としている。
流しの芸者姉妹の妹。姉とともに両親を殺された復讐のため旅をしている。とても端正な顔立ちをしていて、幼少期の頃から色々な人に気に入られていた。
服部源之助の妻。重い病を患っている。夫である源之助と旅をしているが、自分の為に危険な用心棒をしていることをとても心配している
博打が大好きな遊び人。市とたまたま賭博場で出会い、それから一緒に行動している。情に流されやすく涙もろい
町を仕切る銀蔵一家の親分。非情で、自分の邪魔するをものは容赦なく排除する。
銀蔵とともに悪事をしている。ライバル店の「井筒屋」の主人を殺害し、店を乗っ取ろうと計画している。
アクション時代劇というものは数あれど、ここまでスタイリッシュな殺陣はないです。
北野武が一番こだわった部分であるというのは納得がいきます。
アクションシーンだけを比べても、そのセンス、迫力、完成度、その差が圧倒的だと分かると思います。
そしてひとりひとりの切られ方、やられ方にも注目です。ひとりとして同じやられ方がなく、計算された美しさがあります。
人以外にも様々な物を切るシーンがありますのでそちらにも注目してもらえればと思います。
やはりただのアクション時代劇に終わらせないのが、さすが北野武だなと思わせてくれます。
随所に笑わせるポイントをちりばめてありますので、気が抜けません。
真面目なシーンなのに少しコントっぽい部分があったり、自虐的な笑いの取り方もします。
目が見えないという設定で本当は笑ってはいけないのかもしれませんが、思わず笑ってしまうのが良いです。
アクション時代劇としても一流ですが、娯楽映画としての完成度も高いといえます。
主人公が目が見えないということもあり、かなり音へのこだわりがあるんだなと思うシーンがあります。
農作業の音や、サイコロの音。刀の音や、大工作業の音など何気ない普段の音同士が組み合わさって偶然、曲のように聞こえてみたりと至る所でとても印象的なシーンがあります。
その中でもやはり最大の見せ場は、タップダンスです。ありふれた時代劇の中でどうお客さんに楽しんでもらえるか、新鮮さを出していくかと考えた北野武の一つの答えです。
時代劇とミュージカルの融合という今までにないようなユニークな作品になっていますので、ぜひご覧ください。
勝新太郎と三船敏郎、二大スターが夢の対決を果たしたチャンバラ時代劇 黒澤明監督の「用心棒」シリーズの三船敏郎がゲスト出演した、勝新太郎の代表作「座頭市」シリーズ最高のヒット作。豪華キャスト演じる多彩なワルの魅力にしびれよう。 盲目の居合の達人・座頭市は、安らぎを求めて蓮華沢の里を3年ぶりに訪れる。しかし、平和だった里はやくざの小仏一家に支配されて荒廃していた。市の来訪を知った小仏の政五郎は、すご腕用心棒の浪人・佐々大作に100両の大金で市を殺すよう依頼する。
森一生監督によるシリーズ第23作。旅の女がやくざ者に大金を奪われて斬られる。市がかけつけたときには、すでに犯人の影はなく、身重の女は瀕死で、赤ん坊を産みかかっていた。市は、赤ん坊を取り上げるが、女は「野州・塩原の佐太郎に……」とだけ言い残して、こときれる。市は塩原の宿に行くが、佐太郎はおらず、佐太郎の妹・お八重に赤ん坊を渡し、旅に出ている佐太郎の帰りを待つことにした・・・。三國連太郎がまさに悪役といえるやくざの親分を好演し、またその子分役で若き日の石橋蓮司と蟹江敬三が出演している。 (C)1972 東宝
あんたも血の匂いがするな―北野武監督の11作品目となる本作は初の時代劇。 これまでの「座頭市シリーズ」とは「盲目の居合抜きの達人」という設定以外は、原作やシリーズ作品とは関連が無いオリジナル作品。 座頭市=勝新太郎のイメージが定着していたが、それを壊して行きたいと北野武自ら監督・主演を務めている。 主人公の凄腕剣客・市が金髪だったり、時代劇でありながらタップダンスのシーンが登場したりと北野ワールド全開のアクション・エンターテイメントとなっている。 市は金髪の頭に朱塗りの杖という出で立ちで、普段は盲目の按摩として生計を立てている。 とある宿場町にやって来たのだが、その町は銀蔵一家というやくざのに支配されており、人々は苦しい生活を余儀なくされていた。 また、腕利きの侍・服部源之助も用心棒の仕事も探しに町にやってきており、市は源之助とたまたま食堂で出会うことになるのだが…。
盲目の女旅芸人ICHI。彼女には愛が見える。綾瀬はるかが座頭市に挑んだ野心作 勝新太郎、ビートたけしが演じた“座頭市”に綾瀬はるかが挑戦。盲目にして仕込み杖の達人をがどう演じるか、ファンならずとも興味津々。脇の役者陣も豪華充実。 仕込み杖の達人である離れ瞽女・市は剣の抜けない浪人・十馬と知り合う。山賊・万鬼党に狙われている宿場にやってきた2人は、ひょんなことから地廻りのやくざ・白河組の虎次に見こまれ、用心棒を頼まれてしまう。凶悪な敵に対して2人の秘策はあるのか?
黄門様が悠々自適の生活を送っている常陸の国・西山荘。そこに程近い山道を必死に急ぐ二人の武士がいた。その二人を追う黒覆面の武士の一団が突如二人に襲いかかる。必死に応戦する二人は炭焼小屋へ逃げ込むが、火を放たれ、一人は倒れ、残る侍も危機に陥った。だが、間一髪、危ういところを風車の弥七が救う。西山荘にかつぎこまれた若侍は、実は加賀百万石前田家の城代家老・奥村作左衛門の息女・由美であった。由美の話では、加賀百万石は次席家老村井主水の悪企みでお家騒動の渦中にあるという。話を聞いた黄門一行は加賀藩とその領民を救うべく加賀へと向った。越後へさしかかった一行は、とある旅籠に“水戸御老公様御宿”と大書した看板を見つける。何とニセ黄門の逗留だ。敵の目をくらますため、この連中を江戸へ立たせた黄門一行は加賀へと向かう。
運命の恋人は、最強の敵…切なく激しい歌舞伎風アクション時代劇 「陰陽師」の滝田洋二郎監督が、劇団☆新感線の人気演目を映画化。主演は歌舞伎界のサラブレッド・7代目市川染五郎。ケレン味あふれる世界観とせりふ回しが心地よい。 時は文化文政、所は江戸。華やかな町の裏には、人の姿をしながら人を食う鬼がはびこっていた。対抗するは、鬼を見分けて退治するつわもの集団「鬼御門」。そこを5年前に抜けて舞台役者をしている病葉出門は、記憶喪失の渡り巫女・つばきに一目惚れする。
エロス全開、アクション満載!美しきくノ一が敵を斬って斬って斬りまくる!! 『ツングースカ・バタフライ〜 ―サキとマリの物語―』を最後に女優業を引退した亜紗美が主演を務めた時代劇。妖艶なくノ一が魅せる本格アクションはさすがのひと言。 娼婦として大名に近づき暗殺、密書を奪取し逃亡したくノ一・紅丸。過酷な逃亡生活のなか、紅丸は忍び一族として経験した地獄のような修行の日々を回想し、同時に里に残してきたくノ一・桔梗のことを想う。だが追っ手はすぐそこまで迫っていた。
日本が世界に誇る巨匠・黒澤明の記念すべき初監督作! 柔術家を志す青年・姿三四郎が生涯の師と出会い、厳しい修行の中で成長していく姿を描く。映画技法を駆使したラストの対決など、今なお古さを感じさせない痛快娯楽作。 明治15年。柔術家を志して上京した姿三四郎は、修道館の矢野正五郎の柔道に魅せられ弟子入りする。矢野の元で厳しい修行を重ねた三四郎は、「修道館の四天王」と称されるほど強くなるが、慢心による思い上がりから無頼の徒を相手に大乱闘を起こしてしまう。
妖しい魅力を放つ沢田研二が天草四郎を熱演!千葉真一演じる柳生十兵衛と一騎打ち!! 山田風太郎の「忍法魔界転生」を深作欣二監督が映画化。死から蘇った天草四郎率が江戸幕府の転覆を図るため、死者を呼び戻した魔界衆を結成する。真田広之が伊賀の蘭丸役! 島原の乱で命を失ったものの、雷鳴と共に現世に蘇った天草四郎は、自分と同じ不本意な死に追いやられた者たちを復活させ、魔界衆を結成する。時の将軍・家綱への復讐を開始するが、次々に起こる不思議な事件が魔界衆の仕業と突き止めた重兵衛が立ちふさがる。
愛する者のために、もう誰も斬らない…もう誰も斬らせない―和月伸宏原作の時代劇漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は1994年~1999年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載され、『るろ剣』の愛称で親しまれ90年代のジャンプ作品を代表するひとつだった。1996年にテレビアニメ化され、1997年12月にはアニメ映画が劇場公開。今作は実写映画化第1作で2012年8月に公開。監督は『ハゲタカ』(2009年)の大友啓史が務め、主演には数多くの映画やドラマに出演する若手実力派俳優の佐藤健。ヒロイン役には武井咲、江口洋介や蒼井優など豪華キャストが揃った。「人斬り抜刀斎」と呼ばれた伝説の男・緋村剣心が明治維新以降、人命を奪うことを悪とし、「不殺(ころさず)の誓い」を立てた。人斬りをしないため逆刃刀を持ち、弱い者を救う流浪人として各地を放浪し続ける姿が描かれている。時代は明治11年。10年前、幕末の京都で「人斬り抜刀斎」と恐れられていた緋村剣心(佐藤健)は、人斬りから足を洗い流浪人として穏やかな生活を送っていた。そんなある日、巷では「阿片の密売」と「”神谷活心流人斬り抜刀斎”による辻斬り」のふたつの事件で騒がれていた。そこへ、刀を所持していた剣心が神谷道場の師範代・神谷薫(武井咲)に世間を賑わせている人斬り抜刀斎だと疑われ…。
中仙道の宿場町を舞台に、明石50万石の藩主を狙う13人の刺客の姿を描いた娯楽時代劇 東映の集団抗争時代劇の代表作。壮絶な斬りあいを描いた監督・工藤栄一は大俳優陣からあふれる魅力を引き出している。主演した片岡千恵蔵の貫禄と輝くオーラが印象的。 弘化元年。明石藩の江戸家老・間宮が、将軍・家慶の弟であり藩主の斉韶の暴君ぶりを訴えて、老中・土井の門前で割腹し、果てた。土井は非常手段として御目付役・島田に斉韶暗殺を命じる。新左衛門は11人の協力者を集め、暗殺計画を極秘に進めるのだが…。
仲代達矢主演、神出鬼没の盗賊と火付盗賊改め方のし烈な闘争を描いたアクション時代劇 仲代達矢、岩下志麻、市川染五郎(現・2代目松本白鸚)ほか、豪華キャストが集結。池波正太郎の原作に脚色を加え、五社英雄監督が盗賊と幕府の攻防戦を娯楽色豊かに描く。 享保7年、江戸。雲霧仁左衛門率いる盗賊団が相次いで豪商を狙う事件が頻発する。幕府の火付盗賊改め方長官・安部式部は、全力で捜査を行うが手掛かりを掴めないでいた。やがて雲霧は最後の仕事に尾張の呉服商を狙い、式部はそれを探知する。
窪塚洋介×佐藤浩市共演。人を超えた肉体と剣技が激突する空前絶後の伝奇アクション! 山田風太郎の原作を、平山秀幸監督がSFXを駆使し、再び映画化。窪塚洋介の妖しさと狂気をはらんだ天草四郎は必見。ラストにある人物が蘇る、オリジナルの展開は衝撃。 島原の乱で死んだ天草四郎は、深き無念と共に復活を遂げる。荒木又右衛門、宮本武蔵といった剣豪たちを秘術「魔界転生」で蘇らせた天草四郎は、幕府転覆に動きだす。柳生十兵衛はそれを阻止すべく、人ならざる力を持った剣豪たちと死闘を繰り広げる。
『GOEMON(ゴエモン)』は、2009年に公開された日本のアクション映画。監督は『CASSHERN(キャシャーン)』で映画監督デビューを果たした紀里谷和明で、紀里谷の得意分野であるCG制作に1年もの歳月を費やして完成させた力作である。ふんだんに盛り込まれたCG技術によって、登場人物たちのアクションシーンはダイナミックで迫力あるものとなっている。ときは戦国時代末期――。本能寺の変により明智光秀(紀里谷和明)に織田信長(中村橋之助)が暗殺され、豊臣秀吉(奥田瑛二)が天下人に上り詰めようとしているときの話である。巷では天下の大泥棒・石川五右衛門(江口洋介)が、金持ちから金銀財宝を盗んでは貧しい人々に分け与えていると噂になっていた。その日も盗みを働く五右衛門。そして、豪商・紀伊国屋文左衛門(六平直政)の家に忍び込み、金や財宝以外に南蛮製の空の箱を盗んだ。五右衛門は価値のないものだと箱を捨てるが、実は歴史の重要な事実が示されていた。そのことを知った五右衛門は、再びその箱を入手するために奔走していくのであった。母を亡くした少年・小平太(深澤嵐)との出会い、五右衛門の宿敵・霧隠才蔵(大沢たかお)との戦い、天下人・豊臣秀吉への復讐など、スケールの大きいストーリーが繰り広げられる! 単なるアクション映画ではなく、人間ドラマも楽しめる作品といえるだろう!