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目次
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累計書籍発行部数260万部を突破した、住野よる原作のベストセラー小説『君の膵臓をたべたい』が待望の映画化。タイトルに隠された本当の意味、そして誰にも予想できない衝撃の結末があなたを待ち受ける。
母校に勤める内気な高校教師の【僕】(小栗旬)は、教師を辞めるべきか思い悩んでいた。そんなある日、教え子の栗山(森下大地)と共に取り壊しが決まった図書館の蔵書整理をすることに。栗山との会話を通し、【僕】はかつてのクラスメイトで同じく図書委員だった桜良(浜辺美波)と過ごした12年前の日々を思い出していく。
他人に興味がなく、孤独を好む【僕】は、明るい性格でクラスの人気者の桜良が抱える“誰にも言えない秘密”を偶然知ってしまう。正反対な性格の2人だったが、“秘密”を共有したことで仲を深めていく。しかし、そんな2人を待ち受けていたのはあまりに儚く残酷な運命で…。
【キャスト・スタッフ】
<正式ver.>
浜辺美波 北村匠海
大友花恋 矢本悠馬 桜田通 森下大地/上地雄輔
北川景子/小栗旬
<ショートver.>
浜辺美波 北村匠海/北川景子 小栗旬
原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社刊)
監督:月川 翔
脚本:吉田智子
主題歌:Mr.children「himawari」(TOY'S FACTORY)
図書委員。いつも本ばかり読んでいる地味な少年。他人に興味が無く、人間関係を築こうとしない。桜良が書いた「共病文庫」を病院で拾ったことから桜良と仲良くなる。
【僕】のクラスメイトで、人気者。膵臓の病気を患っており、余命1年あまり。闘病日記の代わりに「共病文庫」を書いている。天真爛漫で明るく、いつも笑顔を絶やさない。
桜良の親友で【僕】のクラスメイト。桜良と急に仲良くなった【僕】に不信感を抱き、あまりよく思っていない。桜良のことをいつも心配し、大切に思っている。
委員長で【僕】のクラスメイト。桜良と【僕】の関係を疑っており、なにかと桜良のことを気にかける。
【僕】のクラスメイトで、いつもガムを食べている。「ガムいる?」が口癖で、【僕】に何度もガムをくれようとする。
高校の国語教師で母校に勤めている。老朽化した図書館の取り壊しが決まり、教え子で図書委員の栗山と一緒に蔵書整理をすることに。栗山との会話の中で、12年前の出来事を回想していく。
実家の花屋で働いている。もうすぐ結婚予定で、【僕】に結婚式の招待状を送る。桜良が持っていたイヤリングを今でも大切にしている。
恭子の実家の花屋で働く同僚。
【僕】の教え子で図書委員。12年前の【僕】とどこか似た雰囲気を持つ。
衝撃的なタイトルが話題を呼んだ本作ですが、ちょっとグロテスクでホラーっぽいイメージを持たれる方がいるかもしれません。
「君の膵臓をたべたい」という言葉は本作の前半と後半で2回登場します。1回目は桜良が【僕】に対して、2回目は【僕】が桜良に対して。
2回目の【僕】のシーンで、このタイトルが持つ本当の意味が明らかになります。桜良の思いと【僕】の思い、2人の関係のすべてが込められたこの言葉の意味を知ったとき、きっと涙がとまらなくなります。
『君の膵臓をたべたい』というタイトルから、「ありがちな病気ものの恋愛映画か」と思われるかもしれませんが、本作はそんな生ぬるいストーリーではありません! 本編冒頭にチラッと出てくる“ある伏線”が最後に回収され、ラストには恐らく誰にも予想できないような意外な展開を迎えます。
見ながら思わず「え?」と声を出したくなるような展開に動揺してしまいますが、そこではじめてこの映画が本当に伝えたかったことが明らかになります。
誰とも心を通わせようとせず、どこか冷めている【僕】は、明るくて天真爛漫な桜良と一緒に過ごすうちに少しずつ変わっていきます。
「君にとって生きるってなに?」と問われた桜良は、「生きるってのはね、きっと誰かと心を通わせること。(中略)誰かを好きなのに、誰かを嫌いな私、誰かと一緒にいて楽しいのに誰かと一緒にいて鬱陶しいと思う私、そういう人と私の関係が、他の人じゃない、私が生きてるってことだと思う。」と答えます。
ひとりでいれば傷つくことも誰かを傷つけることもないけれど、得られる喜びも小さいと【僕】は気づいていくのです。この他にも、日々を大切に生きようと思わせてくれる名言がたくさん登場します。
とても好きな映画の1つ。
まだあまり知られていなかった頃の渡辺美波ちゃんが良い演技をしていて印象深かった〜大人になった小栗旬くんと北川景子さんが、ピッタリだった!
明るく元気な同級生の女の子と偶然の出会い、秘密を知って限られた時間を二人で過ごした日々と突然の別れ。やっぱり泣ける映画。特にラストが良かった
邦画の最高傑作です、泣けます。
名作
届くはずもないものでも、祈りをささげるということ。村上たかしの同名コミックを実写化。西田敏行や玉山鉄二、余貴美子、中村獅童など、日本を代表する名優たちが集結。北海道で市役所に勤める青年・奥津京介(玉山鉄二)は、幼いころに両親と祖母を、数年前に祖父(藤竜也)を亡くしていた。そんなある日キャンプ場近くの森の中で、放置されたワゴン車の中に、死後半年ほど経過した身分不詳の中年男性の白骨死体と、数日前に死亡したとみられる秋田犬の遺体が見つかる。奥津は現場で、レシートやリサイクルショップの買取り証を発見し、それらの情報から、東京で出会った少女・有希(川島海荷)とともに、昨年夏の男性の足取りを追いはじめる。明らかになっていったのは、その男性(西田敏行)が、道中のコンビニ店長(中村獅童)やリサイクルショップの主人(温水洋一)らから“おとうさん”と呼ばれていたことと、秋田犬のハッピーと一緒に、ワゴン車で東京から北海道まで旅をしたこと。“おとうさん”を追う旅のなかで奥津は、いつしか自分、有希、そして道中出会った人々の孤独について、考えるようになる。残された人々の思いや星を見つめる犬のあたたかさに触れる、感動の物語。
傷痍軍人が、帰還した。勲章をぶら下げ、軍神となって。妻を殴ったその手も、妻を蹴り上げたその足も、戦地で失い、頭と胴体だけの姿になって。―銃後の妻の鑑たれ。家庭は最後の決戦場なり。口もきけず、耳も聞こえず、身動きのできない体となっても男の性欲は変らなかった。女は毎日、男の上にまたがった。口に粥を流し込み、糞尿の世話をし、男の下半身にまたがり、銃後の妻の日々は過ぎてゆく。食べて、寝て、食べて、寝て、食べて、寝て・・・。稲穂が頭を垂れる秋、そして冬から春へ。敗戦が濃くなっていく中、男の脳裏にフラッシュバックしてきたのは、かつて大陸で犯した女たちの悲鳴、刺し殺した女たちのうつろな目。女たちを焼き尽くす炎。1945年8月15日。男と女に、敗戦の日が訪れた ― 。(C) 2010 若松プロダクション All Rights Reserved.
女教師・梨沙のクラスに学生時代、家庭教師をしていた徹が転校してきた。梨沙は過去に徹にカラダを許した事があり、バラされるのを恐れた。しかし案の定、弱味を握っている徹は梨沙に下着を着けずに授業をするよう強要したり、通学電車で待ち伏せし痴漢をしたり、嫌がらせは次第にエスカレートしてゆく…。
1968年に公開され、過去に類をみない莫大な制作費がかけられたスペクタクル巨編。3時間以上の上映時間と、圧倒的なスケールの物語が話題となり、大ヒットを記録している。大量の水を使用した危険なシーンの撮影もおこなわれ、実際に何人かのスタッフとキャストが負傷した。また、今作は当時の日本を代表する名優たちが集結した作品でもある。製作にもかかわっている石原裕次郎や三船敏郎をはじめ、黒澤映画常連の志村喬、『白い巨塔』に出演した滝沢修など、そうそうたるメンバーが集結した。太田垣(滝沢修)率いる関西電力は、大規模な発電所建設の計画を立案する。場所は富山県に位置する黒部川の上流。多額の建設費と大勢の作業員たちを導入し、工事が始まった。掘削工事を担当するのは熊谷組の岩岡(石原裕次郎)で、彼は工事に不安を抱きながらも、危険で困難な掘削作業に身を投じていく。工事が進んでいた1957年。岩岡の不安は的中し、掘削工事による水漏れが発生。しばらく工事が進まない事態に陥ってしまう。
ベストセラー小説『果てしなき渇き』を、実写化した作品。メインキャラクターを演じた小松菜奈は、今作への出演をきっかけにブレイクし、現在の人気につながった。新人とは思えないほど、堂々とした演技に注目だ。そのほかには、役所広司、妻夫木聡、オダギリジョーなどが出演している。あることがきっかけで職と家族を失った元刑事の藤島(役所広司)は、娘の加奈子(小松菜奈)を探していた。藤島が思い描いていた加奈子は、学校の人気者で優等生であるはずだったが、聞き込みを続けるにつれ、不良グループとも面識があったことが判明する。ときはさかのぼり、3年前。ボク(清水尋也)は、学校でいじめを受けていた。しかし、彼氏を亡くしたばかりの加奈子に救われ、ボクに対するいじめはなくなっていく。ボクはそんな加奈子に惹かれていき、亡くなった彼氏の代わりになることを願う。そして現代。娘の行方を追う藤島のなかで、加奈子のイメージが変わりはじめる。さらには、加奈子を追うほかのグループからも、暴行を受けてしまうのだった。藤島は娘を探すことに没頭するあまり、次第に狂気に陥っていく。
キレイゴトの友情物語ではない、心と心がぶつかりあう女の子同士の友情を焼きつける 極限状況で生まれた“女の子同士の本当の友情”、真の友達が命を懸けて教えてくれた“生きる勇気”が胸を打つ。年齢や性別を超えて友達について考えさせられる。 リナは家庭に関心のない父親と過保護な母親のもとで育った女子高生。誰もが羨む完璧なルックスで周囲からもてはやされ、自由奔放に生きていた。ある日、クラブで突然意識を失い、検査入院することになったリナを、小学校の同級生だと言うマキが訪ねてくる。
新吉原の人気女郎が、禁断の恋に身を委ねていく…。『花宵道中』は、2014年11月に公開された日本映画。原作は宮木あや子の短編小説であり、2006年に「女による女のためのR-18文学賞大賞」において大賞と読者賞を受賞。新吉原で懸命に働く花魁に訪れた悲しい純愛を描いている。主演は、1994年にテレビドラマ『家なき子』で一躍スターダムにのし上がった安達祐実。今作ではオールヌードという体当たりの演技を見せている。黒色すみれが歌うエンディングテーマも、ノスタルジックな余韻を感じさせる。舞台は江戸時代末期の新吉原。朝霧(安達祐実)は、遊郭・山田屋に引き取られて以後、心を閉ざしたまま遊女としての仕事に明け暮れて一番人気の女郎へと成長した。その後、遊女らの放火による大火災が吉原を襲い、女郎たちは吉原の外へ出て仮宅での営業をはじめた。はじめて江戸の町を体感する女郎たち。朝霧も妹女郎の八津(小篠恵奈)とともに賑わう町へと足を運ぶ。そこで朝霧は半次郎(淵上泰史)という職人に出会い、生まれてはじめて「純愛」の炎を燃やしていく…。
結婚間もない若妻・椎原奈緒子(長澤あずさ)は、専業主婦として誰もが羨む新婚生活を送っていた。両親からは早く孫の顔を…と望まれているが…夫・宏一郎(柳之内たくま)の両親が残した邸宅、優しい夫…奈緒子は幸福を実感していた。一方近所に住むバツ一主婦・栗林怜子(奈月かなえ)は、友人たちを募り、配当の良い投資話を勧めている。奈緒子もまた、夫には内緒で投資していた。その奈緒子にはある不安が…OL時代の同僚・加藤(青原健太)の執拗なストーカ行為…それは常軌を逸し、遂には奈緒子をレイプするまでに…しかし、その裏には恐ろしい陰謀が!! そして夫から告げられる衝撃の事実!奈緒子が感じていた幸福が音を立てて崩れていく…
世界各国の映画祭で数々の賞を受賞した、近年の日本映画を代表する名作。死者が次の世界に旅立つ手助けをする、納棺師の仕事が描かれており、日本人が持つ死生観や宗教的な側面などが作品の中に反映されている。チェロ奏者の大悟(本木雅弘)は、参加していたオーケストラが解散してしまい、途方に暮れていた。大悟は妻の美香(広末涼子)のためにも音楽の道を諦め、故郷の山形県へ帰ることを決める。ある日、再就職先を探していた大悟の目に、「経験不問」で「高収入」を銘打ったNKエージェントなる会社名が飛び込んでくる。仕事内容をよく確認しないまま、事務所へと向かう大悟だったが、NKエージェントは死者の旅立ちを手助けする、つまりは納棺をおこなう会社だった。死体を見たこともない大悟は戸惑うが、好待遇に惹かれ、仕事を引き受けてしまう。社長の佐々木(山﨑努)に振り回されながらも、徐々に仕事を覚えていった大悟は、納棺の仕事に誇りを持つようになっていく。
連続放火事件、グラフィティアート、そして遺伝子暗号。 それらが全て繋がったとき、24年前の事件が明らかになる…。 伊坂幸太郎原作。 第1回本屋大賞ノミネート作に選ばれるなど、多くのミステリーファンをうならせた名作の映画化。 大学で遺伝子研究をしている奥野泉水。弟の春は街の壁などに描かれたグラフィティアート(落書き)を消す仕事をしていた。 数年前に他界した母の命日のため、実家に帰った泉水は春と連続放火のニュースを耳にする。 その現場が春が消した落書きの近くだということを知った二人は、春の発した一言から犯人捜しを始めることにする。 ある日二人は、父が癌を患っていることを知らされる。病気と闘う父と心配する息子たち。 どこからどう見ても仲がよく、病気のことを除けば平和に見える家族。 しかし、一家は悲しい過去を抱えていた…。 一方で引き続き放火犯を追っていた泉水と春は、町の落書きに遺伝子暗号が関係していることに気づく。 犯人解明に近づきつつあるふたりだったが、放火事件の謎は24年前から続く家族の謎とリンクしていくのだった…。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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