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目次
巨匠・深作欣二の記念すべき初監督作にして、アクションスター・千葉真一の初主演作!
後に多くの傑作を残す深作欣二と千葉真一の原点ともいえる痛快アクション。深作、千葉共にデビュー作とは思えないスピーディな演出とキレの良いアクションを見せる。
新日本開発会社の社長がセスナに搭乗中、赤岩岳中腹で墜落死した。会社の依頼を受けた探偵の西園寺五郎は、事故を調査すべく麓の村に訪れる。その村では地元の観光会社・北東観光が、付近一帯の観光事業を独占すべく、強引に牧場の立ち退きを迫っていた。
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キレイゴトの友情物語ではない、心と心がぶつかりあう女の子同士の友情を焼きつける 極限状況で生まれた“女の子同士の本当の友情”、真の友達が命を懸けて教えてくれた“生きる勇気”が胸を打つ。年齢や性別を超えて友達について考えさせられる。 リナは家庭に関心のない父親と過保護な母親のもとで育った女子高生。誰もが羨む完璧なルックスで周囲からもてはやされ、自由奔放に生きていた。ある日、クラブで突然意識を失い、検査入院することになったリナを、小学校の同級生だと言うマキが訪ねてくる。
届くはずもないものでも、祈りをささげるということ。村上たかしの同名コミックを実写化。西田敏行や玉山鉄二、余貴美子、中村獅童など、日本を代表する名優たちが集結。北海道で市役所に勤める青年・奥津京介(玉山鉄二)は、幼いころに両親と祖母を、数年前に祖父(藤竜也)を亡くしていた。そんなある日キャンプ場近くの森の中で、放置されたワゴン車の中に、死後半年ほど経過した身分不詳の中年男性の白骨死体と、数日前に死亡したとみられる秋田犬の遺体が見つかる。奥津は現場で、レシートやリサイクルショップの買取り証を発見し、それらの情報から、東京で出会った少女・有希(川島海荷)とともに、昨年夏の男性の足取りを追いはじめる。明らかになっていったのは、その男性(西田敏行)が、道中のコンビニ店長(中村獅童)やリサイクルショップの主人(温水洋一)らから“おとうさん”と呼ばれていたことと、秋田犬のハッピーと一緒に、ワゴン車で東京から北海道まで旅をしたこと。“おとうさん”を追う旅のなかで奥津は、いつしか自分、有希、そして道中出会った人々の孤独について、考えるようになる。残された人々の思いや星を見つめる犬のあたたかさに触れる、感動の物語。
傷痍軍人が、帰還した。勲章をぶら下げ、軍神となって。妻を殴ったその手も、妻を蹴り上げたその足も、戦地で失い、頭と胴体だけの姿になって。―銃後の妻の鑑たれ。家庭は最後の決戦場なり。口もきけず、耳も聞こえず、身動きのできない体となっても男の性欲は変らなかった。女は毎日、男の上にまたがった。口に粥を流し込み、糞尿の世話をし、男の下半身にまたがり、銃後の妻の日々は過ぎてゆく。食べて、寝て、食べて、寝て、食べて、寝て・・・。稲穂が頭を垂れる秋、そして冬から春へ。敗戦が濃くなっていく中、男の脳裏にフラッシュバックしてきたのは、かつて大陸で犯した女たちの悲鳴、刺し殺した女たちのうつろな目。女たちを焼き尽くす炎。1945年8月15日。男と女に、敗戦の日が訪れた ― 。(C) 2010 若松プロダクション All Rights Reserved.
ベストセラー小説『果てしなき渇き』を、実写化した作品。メインキャラクターを演じた小松菜奈は、今作への出演をきっかけにブレイクし、現在の人気につながった。新人とは思えないほど、堂々とした演技に注目だ。そのほかには、役所広司、妻夫木聡、オダギリジョーなどが出演している。あることがきっかけで職と家族を失った元刑事の藤島(役所広司)は、娘の加奈子(小松菜奈)を探していた。藤島が思い描いていた加奈子は、学校の人気者で優等生であるはずだったが、聞き込みを続けるにつれ、不良グループとも面識があったことが判明する。ときはさかのぼり、3年前。ボク(清水尋也)は、学校でいじめを受けていた。しかし、彼氏を亡くしたばかりの加奈子に救われ、ボクに対するいじめはなくなっていく。ボクはそんな加奈子に惹かれていき、亡くなった彼氏の代わりになることを願う。そして現代。娘の行方を追う藤島のなかで、加奈子のイメージが変わりはじめる。さらには、加奈子を追うほかのグループからも、暴行を受けてしまうのだった。藤島は娘を探すことに没頭するあまり、次第に狂気に陥っていく。
新吉原の人気女郎が、禁断の恋に身を委ねていく…。『花宵道中』は、2014年11月に公開された日本映画。原作は宮木あや子の短編小説であり、2006年に「女による女のためのR-18文学賞大賞」において大賞と読者賞を受賞。新吉原で懸命に働く花魁に訪れた悲しい純愛を描いている。主演は、1994年にテレビドラマ『家なき子』で一躍スターダムにのし上がった安達祐実。今作ではオールヌードという体当たりの演技を見せている。黒色すみれが歌うエンディングテーマも、ノスタルジックな余韻を感じさせる。舞台は江戸時代末期の新吉原。朝霧(安達祐実)は、遊郭・山田屋に引き取られて以後、心を閉ざしたまま遊女としての仕事に明け暮れて一番人気の女郎へと成長した。その後、遊女らの放火による大火災が吉原を襲い、女郎たちは吉原の外へ出て仮宅での営業をはじめた。はじめて江戸の町を体感する女郎たち。朝霧も妹女郎の八津(小篠恵奈)とともに賑わう町へと足を運ぶ。そこで朝霧は半次郎(淵上泰史)という職人に出会い、生まれてはじめて「純愛」の炎を燃やしていく…。
女教師・梨沙のクラスに学生時代、家庭教師をしていた徹が転校してきた。梨沙は過去に徹にカラダを許した事があり、バラされるのを恐れた。しかし案の定、弱味を握っている徹は梨沙に下着を着けずに授業をするよう強要したり、通学電車で待ち伏せし痴漢をしたり、嫌がらせは次第にエスカレートしてゆく…。
優勝賞金1億円を賭けた、7日間(168時間)一本勝負の麻雀王者決定戦。この前代未門の大会の決戦の地に集った4人の猛者たち。プロ麻雀界のトップに君臨する「日本麻道連盟」代表の上原昭光(58)。全国2百数十名の女性雀士の頂点に立つ女流雀士代表・二木京香(24歳)。“プロ麻雀界の沖田総司”こと「日本プロ麻雀合同会」代表の沖田二郎(19歳)。そして、「日本麻雀連合」代表の鬼島雄吾(36歳)。それぞれの過去や因縁と向き合いながら、己の体力・知力の限界と格闘する世紀の一戦に挑む!!(c)「地獄麻雀」製作委員会
200X年、駿河半島沖で国籍不明の潜水艦が座礁、乗り込んでいた特殊作戦部隊が上陸したことが判明した。その情報が総理官邸に届くまで半日を要し、平和慣れした日本中に戦慄が走った。外敵が侵入すると言う未曽有も事態に政府、自衛隊とも法解釈を巡り混乱をきたした。遂に正体不明の敵の攻撃によって自衛隊員に死傷者が出た。原発への危機を抱え込みながら、一挙に極東から世界への危機へと変わった。古谷一行/杉本哲太/夏八木勲/夏木マリ/多岐川裕美
実際に起きた殺人事件をもとにした、ホラーサスペンス。衝撃的な映画を撮ることで知られる、園子温監督作品のなかでも、今作の過激さは群を抜いている。高い評価を受けた作品でもあるが、グロテスクな描写が多いため、鑑賞するには覚悟が必要だ。そんな今作の主演を務めたのは、数多くの映画やドラマに出演してきた、吹越満。コミカルな役を演じることも多い吹越だが、今作では犯罪に巻き込まれてしまう、気の弱い父親役を演じている。また、でんでんの鬼気迫る演技にも注目だ。熱帯魚店を経営している社本信行(吹越満)は、自身の再婚により、家族の仲が冷え切っていることを実感していた。ある日、娘の美津子(梶原ひかり)がスーパーで万引きをしてしまい、信行が謝りに行くも、スーパーの店主は許してくれない。そこに現れたのは、信行よりも大きな熱帯魚店を経営する村田(でんでん)だった。スーパーの店主と仲が良かった村田の助けで、信行たちは事なきを得る。それ以降、信行は村田と家族ぐるみで付き合いをはじめるが、村田は次第に本性を現していき…。
直木賞候補となった柚月裕子による同名小説が原作。『仁義なき戦い』シリーズを思わせる作風が大きな話題を呼び、日本アカデミー賞で各賞を独占した白石和彌監督作品。2018年5月に公開された。新人刑事・日岡秀一(松坂桃李)は、広島県呉原東署のマル暴担当班に所属し、主任の大上章吾(役所広司)とコンビを組まされる。大上は捜査のためなら手段を選ばず、殺人など黒い噂が絶えない無茶苦茶な刑事であった。しかし実は日岡は県警の監察官・嵯峨大輔(滝藤賢一)の指令を受けて、大上の内偵捜査を進めるために送り込まれていた。そんな中、広島市に地盤を持つ五十子会傘下の加古村組が、呉原の尾谷組を挑発し、戦争を起こしてその地盤を奪おうと画策する。尾谷組に強い影響力を有する大上は、尾谷組を説得して猶予をもらい、加古村組が関与した犯罪の証拠をつかもうと捜査を断行しようとする。日岡は大上に振り回されつつも、マル暴の役割について考えさせられていく…。
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