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目次
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『ブレードランナー 2049』など、数多くのSF映画を手掛けてきた、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。突如地球にやってきた不思議な飛行物体と、その中に乗っていた異星人との交流が描かれる。
主演は『魔法にかけられて』に出演した、エイミー・アダムス。共演には『アベンジャーズ』シリーズでホークアイを演じたジェレミー・レナーや、バイプレーヤーとして数々の映画に出演してきたフォレスト・ウィテカーが名を連ねる。
世界中に不思議な形をした飛行物体があらわれる。飛行物体の中には、人間とは異なる姿をしたエイリアン・ヘプタポッドが乗っていた。アメリカ政府は彼らと意思疎通をはかるため、言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)や、イアン(ジェレミー・レナー)を派遣する。
ヘプタポッドたちは非常に複雑な言語を操るため、ルイーズたちによる解読は困難を極めた。世界各国の研究者たちと協力し、徐々に言語を理解していくルイーズだったが、自分とは異なる記憶の存在に悩まされていく。
ヘプタポッドの言語を調査していく言語学者。数々の言語に精通しており、ヘプタポッドの言葉が持つ法則性をもとに、意味を理解していく。子どもはいないが、なぜか娘の夢を見るようになり、存在しない記憶に悩まされる。
ルイーズに協力する物理学者。ルイーズとは専門が違うため、意見が衝突することもあるが、最終的には彼女の意見に同意した。研究に没頭し、成果をあげていくルイーズに惹かれる。ルイーズの夢の中にも登場するが、複雑な関係であることが示唆された。
アメリカ軍人で、ヘプタポッドを調査する任務を統括している。ルイーズとイアンを任務に参加させた張本人で、彼女たちの腕を信頼していた。「ヘプタポッドがなぜ地球にやってきたのか」を聞き出そうとするが、ルイーズにたしなめられた。
CIA捜査官。ヘプタポッドが地球に来た理由を知り、戦闘準備を指示しようとした。
ヘプタポッドに対して、危機感を抱いている軍人。ヘプタポッドの調査を邪魔しようとする。
中国軍の上層部にいる軍人。ヘプタポッドを敵視し、他国との関係を断ってしまう。
地球にやってきたエイリアン。円形の文字を使い、ルイーズたちとコミュニケーションをはかろうとする。
今作は地球にやってきた宇宙人と交流してくSF映画です。そのため宇宙人と交戦したり、地球滅亡の危機に立たされたりといった、SF映画にありがちな展開は用意されていません。
アクションシーンもなく、ひたすら宇宙人とのコミュニケーションが描かれます。文化も言葉も違う知的生命体と、どのようにして意思疎通していくかに注目です。
また、宇宙人がやってきた目的や、地球全体の平和に対する考えなども含まれた、奥深いSF映画となっています。
宇宙人たちが「なぜ地球にやってきたのか」は、映画の終盤まで明かされません。彼らは目的があって地球を訪れており、地球人になにかを伝えようとしています。
今作の持つもうひとつの謎が、言語学者のルイーズの見る夢です。彼女は宇宙人の言葉を習得するにつれて、体験していない記憶に悩まされるようになっていきました。
この記憶の正体が宇宙人の目的ともつながっており、映画のラストには想像だにしない展開が用意されています。
今作でもっとも印象的なのは、宇宙人たちが乗ってきた宇宙船です。流線型のフォルムをしていて、今までのSF映画に登場してきた宇宙船とは、一線を画すデザインになっています。
この宇宙船は日本のお菓子「ばかうけ」に酷似しており、公式のコラボが実現するなど、ネットを中心に大きな話題となりました。
実際のモデルは実在する小惑星ですが、「ばかうけ」を知っている日本人にとっては、より異物感が強い宇宙船に映るでしょう。
難しい作品でした。2回目観たら見えなかったところが見えたり新たな面白さを発見できそう。
宇宙人が出てくるのに設定が珍しく面白かったです
お菓子のばかうけに似てると話題になったあの映画
あり得るかもしれない未来だなー
ネタバレを含むレビューです。
未来を知ってなおかつ運命に逆らわない。自分にはできない。
構成が斬新、お見事。
ロシア映画界がハリウッドをしのぐ驚異のビジュアルで放ったSFアクション大作 モンスターアクションと脱出サスペンスを融合したロシア発の傑作エンタメ。ロシア映画ならではの独特な世界観と「想像力の限界」と称されたモンスターの造形に注目だ。 底知れぬ沼が広がる惑星「XT-59」に住む人類は、惑星管理システムの命令どおりに生きなければならない。命令に背いて囚人となった者たちは生存困難な大地に追放される。彼らが生き残る唯一の方法は、300キロ離れた伝説の島に自らの足で移動することだった。
オバマ大統領出現を予言した?! マ〜ベラスな近未来SFコメディ! 「20世紀少年」×「WALL・E」÷2=「26世紀青年」!? 世界が終わろうとしています。“ばかたち”によって……。 “平均のアメリカ人”の典型、兵卒のジョー・バウアーズ。彼は、米国国防総省から、極秘の冬眠プログラムの実験台に選ばれた。忘れられ時は過ぎ、彼は未来の500年後に目が覚める。あまりにレベルが下がった合衆国で、生きている人間のなかで最もインテリな人間になっていたのだ。
数千万人が犠牲となった異星人との戦いにより人類滅亡の危機となった地球。宇宙戦争を終わらせるものとして国際艦隊は若き戦士<エンダー>を選ぶが・・・
タイムトラベル映画は過去に何作も作られてきたが、『LOOPER/ルーパー』ほど奇抜な設定を取り入れた作品は少ない。今作のタイムマシンは「処刑の道具」として使われ、これまでの使い方とは大きく異なる。それでいてシナリオの完成度は高く、新鮮な作品を求めていたSFファンをも虜にした。そんな今作の監督は、のちに『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を撮るライアン・ジョンソン。主演は『インセプション』に出演したジョゼフ・ゴードン=レヴィット。共演はブルース・ウィリス、エミリー・ブラントが務めた。近未来。とある組織の執行人であるジョー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は、未来から「転送」されてくる人間を処刑する仕事をしていた。未来では全人類にチップが埋め込まれており、殺人はすぐに通報されてしまう。そこで組織はタイムマシンを悪用して罪人をチップのない過去に送り、刑を執行していたのだ。ジョーはいつものように仕事をこなそうと、罪人が転送されてくる場所に足を運ぶ。しかし、今回のターゲットは30年後の自分自身だった。
今作はウィル・スミスが主演を務めた、SF映画である。ロボットが一般的に使用されるようになった時代を舞台に、ロボットが起こしたとされる殺人事件を追う刑事の活躍を描く。ロボット開発の是非を問う哲学的なストーリーで、人間そっくりなロボットが不気味に表現された。2035年。ロボットが日常生活に浸透し、人間たちはその恩恵を受けていた。ある日、刑事のスプーナー(ウィル・スミス)は、アルフレッド・ラニング博士(ジェームズ・クロムウェル)の墜落事故を捜査する。ラニング博士は自殺と断定されたが、ロボット嫌いのスプーナーは他殺の可能性を捨てきれないでいた。捜査を進めていくうちに、スプーナーは「サニー(アラン・テュディック)」と名乗る人型ロボットを発見する。サニーは一般的なロボット以上に発達した思考回路を持っていたが、スプーナーの追及を逃れるため、逃亡してしまう。サニーがラニング博士を殺害したと考えるスプーナーだったが、世間は制御されたロボットによる犯罪を認めず…。
この世のどこかにあるという、すべてが可能になる理想の世界「トゥモローランド」。そこに少年時代に訪れたが追放されてしまったフランクは、人類の未来に危険が迫っていることを知る唯一の男であった。今は平凡な生活を送っていたが、ある日、謎のピンバッジに導かれた好奇心旺盛な17歳の少女ケイシーとの出会いが彼を変える。人類の未来を切り開くために、再び「トゥモローランド」への壮大な冒険へと旅立つのであった。はたしてそこには何があるのか…。ジョージ・クルーニー主演、ディズニーが贈るSFアドベンチャー。
実験中に起きた事故で、ハエと融合してしまった男を描いたホラー映画。『スキャナーズ』で知られる、デイビッド・クローネンバーグが監督を務めており、グロテスクなモンスターの造形や、不気味なストーリーに注目したい。そんな今作の主演を務めているのは、後に『ジュラシック・パーク』シリーズに出演するジェフ・ゴールドブラム。徐々にハエに近い姿へと変貌していく、天才科学者を演じた。科学者のセス(ジェフ・ゴールドブラム)は、テレポートを可能にする装置「テレポッド」の実験を繰り返していた。しかし、どうしても有機物のテレポートができず、行き詰まってしまう。そんなある日、記者のヴェロニカ(ジーナ・デイビス)の言葉にヒントを見いだし、ついに有機物のテレポートが成功する。セスは自身を実験体として、テレポッドを稼働させる。人間のテレポートは無事に成功したかに思えたが、セスが気がつかない間に、装置の片方にハエが混入していた。細胞がハエと融合してしまったセスは、次第にハエのような言動を取りはじめ、姿が変化していく…。
デンゼル・ワシントンVSゲイリー・オールドマン、名優が激突する新世紀サスペンス 崩壊した世界を舞台に、「ボーン・アルティメイタム」のスタント・コーディネーターによる激しいアクションが炸裂。「マトリックス」三部作のジョエル・シルヴァー製作。 大規模な戦争により、文明が崩壊した世界を西へと歩き続ける男イーライ。「ウォーカー」と呼ばれる彼は30年間、世界でたった1冊だけ残る本を運んでいた。そんな彼の前に、世界を支配するためにその本を手に入れたい独裁者カーネギーが立ちはだかる。
タイムトラベル映画は数多く存在しているが、『タイム・トラップ』ほど奇想天外な設定を用いた映画は少ない。今作では「時間の流れが遅くなる」洞窟が登場し、過去・現在・未来が入り乱れるスト-リーが展開する。原始人が登場したかと思えば、次の瞬間にはるか未来からやってきた人類が登場したりと、時代の振り幅が大きいのも特徴である。若返りの泉を探すべく、ホッパー教授(アンドリュー・ウィルソン)はある洞窟にたどり着く。この洞窟ではすでに行方不明者が出ており、ホッパー教授も注意して洞窟内部へと入っていく。それから2日後。ホッパーの帰りが遅いことを心配した生徒たちは、捜索隊を結成。ホッパーの足取りをたどり、洞窟へと入っていくのだが、途中でロープが切れてしまい外に出られなくなってしまう。一方、洞窟から出ていたホッパーは、乗ってきた車がボロボロになっているのを発見。となりには生徒たちが乗ってきたであろう車もあり、こちらも同じように劣化していた。洞窟の中と外では、時間の流れが違うことに気がついたホッパーは、生徒たちを探すため、ふたたび洞窟に入っていくのだが…。
ピエール・ブールの小説を映画化した、シリーズ第1作目。人間と猿の関係が逆転している惑星を舞台に、不時着した宇宙飛行士と、猿の科学者の活躍が描かれる。今作に登場する猿は特殊メイクをした俳優が演じており、20世紀後半を代表するアイコンのひとつになった。宇宙を旅していた宇宙飛行士のテイラー(チャールトン・ヘストン)は、地球への帰還に備えるため、睡眠装置に入る。しかし宇宙船に不具合が生じ、謎の惑星に墜落してしまう。なんとか脱出に成功したテイラーたち3人の乗組員は、衝撃的な光景を目にする。そこには裸で生活している人間と、人間を追いかける猿たちの姿があった。この星では人間は単なる動物に過ぎず、猿が絶対的な支配者として君臨していたのだ。乗組員たちは猿に追いかけまわされた挙句、テイラーは重傷を負ってしまう。テイラーが目を覚ますと、そこには猿の医師・ジーラ(キム・ハンター)の姿があった。ジーラは人間を研究しており、野生の人間たちとは異なるテイラーに興味を抱いたのだが…。
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2018月9月25日~2020月10月19日
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