まだ閲覧した作品がありません
作品詳細ページを閲覧すると「閲覧履歴」として残ります。
最近の見た作品が新しい順に最大20作品まで表示されます。
ブルーノ・ガンツ!
マット・ディロン ハンサム
楽園 ボウイ『Fame』グレン・グールド 赤い車
2021年7月15日(木) GYAO!
ネトフリ
無駄に長い。
本作は、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」や「アンチクライスト」などのラース・フォン・トリアーが監督を務めたスリラー映画です😁
殺人に明け暮れるシリアルキラーの12年を描く残酷な内容となっていて、R18指定となっているみたいですね😂
ということで、早速レビューしていきたいと思います😎
・
【レビュー】
この映画を観た感想として一言で言うと、「支離滅裂で観る人を選ぶ難解な作品」という印象です🤔
・
まず、良かったところは白黒映像を使った演出ですね😌
これにより、リアル且つ不気味な空間を作り出せていて良かったと思いました🧐
・
良くなかったのはまず、ストーリーですね😅
今作は特殊な構成で、主人公のこれまでの人生の中で無作為に選んだ5つのストーリーを、紹介形式に繰り広げていくのですが、そのストーリーの中で何が伝えたいのかが全く分からず、支離滅裂でまとまりと抑揚のない展開に途中で観るのをやめたくなるほどでした😂
・
主に描かれるのは殺人中毒と芸術ですが、全く共感できず、苦しみました🤣
恐怖の感情については、殆どが殺人者主観でストーリーが展開する為、あまりなく、気持ち悪さや不気味さだけが残る内容となっていました😰
恐怖の感覚は殺される側のほうにしか生まれないですもんね🤔
残酷さによる恐怖はありましたが、逃げ惑う恐怖はありませんでしたね😥
・
【総評】
総評として、白黒映像を使った演出は好印象でしたが、支離滅裂で抑揚がなく、読み取りづらいメッセージ性の乗ったストーリーに、面白くは感じず、観る人を選ぶ奇妙な作品だと思いました😱
工夫されている作品には思えるので、ただの2点ではなく、意味のわからなさから楽しめなかった2点ですので、理解できる人には楽しめるのかもしれません😥
ライトな映画ファンには非常にオススメできない作品ですので、お気をつけ下さい😂
鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、
強迫観念に駆られた連続殺人鬼を主人公にした戦慄の問題作。
殺人に魅入られた男が語る12年に及ぶ殺人の記録を、
6章仕立ての構成で衝撃的に描き出す。
カンヌで上映され賛否両論を巻き起こし、
100人以上が途中退席にもかかわらず、
上映終了後はスタンディング・オベーションがわき起こった。
冒頭に登場するユマ・サーマン演じる高慢な女性がきっかけに、
ジャックが殺人鬼に目覚めるわけです。
本作は残虐描写のグロさが問題ではなく、
鹿狩りになぞらえた子供の殺し方や、
力ずくで死体をいじるなどの、
その容赦のない悪趣味な描写がカンヌで途中退席者を続出させた原因だと思われる。
殺人鬼が描かれているがコメディ要素もあった。
最初のエピソードでジャックをしつこいくらい侮辱するユマ・サーマンのくだりや、
2つ目のエピソードで、
ジャックが血痕が残ってないか気になって何度も現場に戻るくだり。
ジャック演じるマット・ディロンのシリアル・キラーの怪演もお見事です。
撮影スタイルが俳優たちに自由に動いてもらうために、
手持ちカメラを使っているので手ブレがいただけない。
最後のエピローグで急にファンタジー的な展開になり、
映像自体は見応えあるが意味が分からない。
エンドロールの曲は良かった。
ブルーノ・ガンツは2019年2月15日に大腸がんのために77歳で永眠。
本作が遺作になりました。
ラース・フォン・トリアーの映画は観るのに体力がいる映画が多いイメージだけど、ノーカット版でも割とライトに観れたし遊び心満点で楽しかった!